rlmdi.
| rlmdi.について |

rlmdi.表記 | rlmdi.について

rlmdi.独自のウムラウト等の表記について、説明します。

rlmdi. は、ドイツ語固有の文字(ウムラウト Ä Ü Ö ä ü ö、エスツェット ß )をウェブサイトやメールマガジンで表記するのに、長く独自のやり方をしてきました。
どうして始めたのか、どうして続けるのか……ここに経緯をまとめます。

1970年代
rlmdi.以前……当時は、いろいろ工夫しながら本のようなものを作っていた。
1980年代前半
rlmdi.として、オフセット印刷して本を作るようになる。版下は、基本、紙とペンで、すべて手書きで作っていた。
1980年代後半
24ドットのワープロ専用機で印字したものを切り貼りして版下を作るようになった。
*日本のワープロはウムラウトを扱えないため、A U O a u o を印字して、文字の上に点2個を手で描いた。エスツェットは B で代用した(当初は B の左肩をホワイトでならしたが、印刷が滲むと大差ない見た目なので、すぐにやめた)。
やがてワープロ専用機からパソコンに移行したが、MS-DOS(Shift-JISベース)上のワープロで、ウムラウトとエスツェットを印字まで含めて理想的な形で扱えるものは無かった。試行錯誤の上 Z'sWord をしばらく使った。
1990年代前半
Windows のバージョンが上がり、レーザープリンタが廉価になり、ようやく日本語用フォントと欧文フォント(ウムラウトや、エスツェットを表現できる)をひとつの画面上に並べて表示し、その通りに印字できるようになった。印刷物の版下作成には、試行錯誤の上 PageMaker を使った(後に InDesign に移行)。
たが、原稿のやりとりに使うパソコン通信は JIS(Shift-JIS)コードベースだった。そのため、ウムラウトとエスツェットを視覚的にそれらしく見える形で送り合うために、以下の表記を編み出した。
これを、便宜上 rlmdi.表記と呼ぶようになった。

A" a" : Aウムラウト(Ä ä)
O" o : Oウムラウト(Ö ö)
U" u" : Uウムラウト(Ü ü)
B" : エスツェット(ß)

1990年代後半
ウェブサイトをはじめた。
当時、HTML は JIS コードが標準だった。ウムラウトとエスツェットを表示する仕組み(ä と書いて ä と表示させる)はすでにあったが、ヘッダで使えない、検索しにくい……という難点があり、試行錯誤の上 rlmdi.表記を用いた(変換作業の間違いと手間を回避したかった、という理由も、もちろんある)。
また、しばらくしてメールマガジンをはじめた。
電子メールは JIS コードが標準なので、ウムラウトとエスツェットは rlmdi.表記することにした。
2000年代
Windows とウェブサイトの Unicode 化が進んだ。フォントのことを難しく意識しないでも、日本語とウムラウト、エスツェットを扱えるようになった。
すなわち、日本語とドイツ語が混じった本を安心してデジタル入稿できる時代になったのだが、この頃から活動の軸足はインターネットに移っていた(けっきょく、rlmdi. がデジタル入稿した本は『氷惑星』だけ)。
ウェブサイトでは、RSS をはじめた(当初は Movable Typeを導入)。結果的に、トップページをユニコード(UTF-8)化したことになった。
だが、既存コンテンツの UTF-8 化は、既存の仕掛け(JIS または Shift-JIS コードを前提とした CGI など)と手間の関係から、なかなか進まなかった。
2010年代
ウェブサイト内のコンテンツを、ようやく全面的に UTF-8 化した。
rlmdi.表記は、メールマガジン(JIS コード)に生き残った。
現在に至る。
この調子でいくと、rlmdi.表記がこの世から消えるのは、どうやら、当会が廃れるか、メールマガジンが廃れるか、いずれかの時になりそうです。

2014/2/1 rlmdi.