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| ペリー・ローダン |

Kugelshiff

NGZ1169-1174 Die Linguiden / リング人 1500-1599


 新銀河暦1169年10月15日、〈それ〉の求めによりローダンたちは細胞活性装置を返却。余命は細胞シャワーによる62年間。
 新銀河暦1170年、ギャラクティカム、LFTによるワンダラー捜索計画が開始。ネーサンの記録を探索する〈メタライザー〉、カンターロの制御通信網を改造した銀河探知システム(GALORS)を用いた〈UBI ES〉が実施される。ローダンは、テクマ星系に出現したワンダラーに到達するが、そこは1万1000前のワンダラーの虚像。続いて、惑星エフレム、ツヴォタートラハトにも虚像は出現する。さらに、ワンダラーを起源とする構造物の出現。すなわち、ツヴォタートラハトのホムンク、セトラン系の〈メンタル・マシーン〉、惑星ゾルバトのアルコン爆弾、惑星パルピュロンの〈願望成就リサイクラー〉、惑星クサマンドールのコルト・ピースメーカー・・・・テラナーのマイルズ・カンターは一連の事件のデータと独自の測量によって、新銀河暦1171年12月18日、銀河系イーストサイドで真のワンダラーを補足。しかし、ローダンたちは用意された虚像にのみ着陸を許され、真のワンダラーはリング人に細胞活性装置を貸与して消える。
 新銀河暦1172年、M83銀河におもむいたローダンはタウレクから〈それ〉の窮状を知らされる。タウレクは帰郷のために〈それ〉を物質の泉に進化させようとした。だが、タウレクによるドリフェルの操作とドリフェル・ショックが重複し、ワンダラーに大量の負のプシクスが堆積し、〈それ〉が変調をきたすという結果をもたらした。また、新銀河暦1173年12月、ヴォルタゴの勧めでドリフェルにおもむいたローダンは、〈それ〉が物質の沼に進化する可能性を知る。同時に、独自のワンダラー探索計画〈ペンタスコーピア〉によりワンダラーをめざしたナックたちは、ワンダラーが危険な状態にあることを証明した。新銀河暦1174年3月7日、ソル系冥王星軌道にワンダラーが出現。〈それ〉が物質の沼に進化する直前、細胞活性装置14基とナックたちの犠牲によって、最悪の事態は回避された。
 新銀河暦1174年5月、〈それ〉の使者、エラートがテラに出現し、ローダンたちはワンダラーで13基の装置を貸与される。

リング人

 銀河系イーストサイド・テシャール星系リンゴラのヒューマノイド種族。超空間を知覚する能力があり、能力を活用することで卓越した折衝能力を発揮する小数の調停者を輩出する。
 BC6200年、アルコン人はテシャール星系(アルコン名ハエモン)で第二のシンクロン三惑星系建設を企画していた。そこに、島の王たちに対抗するために永遠の生命の星を求めるテフローダーが出現し、対立が生じた。リング人は、テシャール系で発生したアルコン人とテフローダーの衝突において、事故により特殊能力を獲得した者たちの子孫であり、余剰の超空間エネルギーを放出するためにおのおの生まれながらに1本のキーマの木との共生関係にある。生態上、大量の超空間エネルギーと関ることは恒久的な肉体的、精神的損傷を意味するため、超空間遷移、転送機の利用は不可能とされている。
 モノスから銀河系が解放されて後、リング人は調停者を正面に立てて銀河政局に登場し、星間紛争調停の代償として惑星を要求することで勢力を伸長。しかし、新銀河暦1171年、細胞活性装置を貸与されたアラムス・シェノールらの14人の調停者は、装置の超空間インパルスにより精神の安定を失い、数々の暴挙におよぶ。新銀河暦1173年、唯一、危険を感じて装置の携行を中止したドリナ・ヴァッサーの申告により、ローダンたちは調停者の細胞活性装置をすべて回収。ドリナはリング人指導者として銀河政局からの引退を宣言する。

細胞活性装置

 〈それ〉は〈力の球形体〉の指導者とみなす種族に不死技術を貸与する。細胞シャワー:ポルライター技術資産で62年単位の延命処置をほどこす。細胞活性装置:移植、携行の形態で無期限に不死を保証する。
 太古、コスモクラートは対象個体を調整した装置2基を〈それ〉に送った。装置に適合する知性体アトランとローダンは、コスモクラートの目的に沿って機能した。
 5万年前、〈それ〉は胸部に移植するタイプの細胞活性装置14基をテフローダーに貸与。装置は2406年、〈島の王たち〉の滅亡と3460年、ゲルクスヴィラのエルミゴアの死とともに失われた。
 BC7985年、〈それ〉は卵型の携行型装置をアトランに貸与。アルコン人を力の球形体の指導者とみなした。
 〈それ〉はアルコン人の次の指導者にテラナーを選ぶ。ワンダラーに到達したローダンに2万年間の期限をあたえ、細胞シャワーの利用を許可した。2103年、ローダンはカーディフとの対決の結果として、卵型の携行装置を入手。2326年3月のワンダラー消滅で放出された装置は25基。テラナーと協力種族は21基を利用した。
 1169年、ドリフェル・ショックとタウレクの操作による変調から、〈それ〉は2万年が経過した信じ、ローダンたちに装置の返却を要求。14基をリング人にあたえた。新銀河暦1174年5月、回収された14基は〈それ〉正常化のために犠牲となる。
 新銀河暦1174年5月、〈それ〉はテラナーと協力種族に肩に移植するタイプの装置16基を再貸与した。

ナック

 ハンガイ銀河の惑星ナンサルのナメクジ型知性種族。5万年前、エスタルトゥがナンサル周回軌道においたマイクロブラックホールが、ナックに超空間を知覚する能力をあたえた。サイボーグ化した不死のナックがブルーナック。ナックの2つの使命:ヘクサメロンと対立するエスタルトゥの救援を〈それ〉に要請する。ドリフェル・ショックから〈物質の沼〉移行の危機におちいる〈それ〉を救援する。
 ナックは《ナルガ・サント》で標準宇宙に到達。超空間エンジニアとして重用された:〈力の球形体〉エスタルトゥの〈奇蹟〉。モノス時代の銀河系のブラックホール回廊。
 モノス時代、ナックの急進派〈黄金卵の安息地〉は、手掛りとしてデイトン、ワリンジャー、イルミナ、タイロンらの細胞活性装置を強奪。新銀河暦1174年5月、銀河系のナックは大半は〈それ〉救済のために生命を犠牲にした。


1999 y.w rlmdi.