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| シリーズ/作家 |

ミュトール

Die Mythe MYTHORs

ストーリー | タイトルリスト |

MYTHOR

 ドイツ発(たぶん)日本未紹介のファンタジー・シリーズである。
 このページは、日本の、この種の話に興味がある人に、ただただ MYTHOR を紹介することを目的としている。
 MYTHOR 「ミュトール」は1980年4月開始のファンタジー・ヘフト。発行元は Pabel-Moewig 社。原案はウィリアム・フォルツとエルンスト・ヴルチェク。刊行当初は週刊。だが、部数は伸び悩み、89話(1982年1月)以降は隔週刊。
 執筆は、草案にもとづくチーム制。初期の草案はフォルツによる。やがて、フォルツの仕事の中心が Perry Rhodan-Heft に移るとともに、草案はヴルチェクに引き継がれた。1984年のフォルツの病死により、翌年、ヴルチェクは Perry Rhodan-Heft の草案作家に就任。MYTHOR の進む先は、ハンス・クナイフェルを経て、ヴェルナー・クルト・ギーザにゆだねられる。
 しかし、Pabel-Moewig 社の主席編集員 Müller-Reymann の交通事故死をきっかけに、Dämonenkiller-Heft とともに赤字シリーズ MYTHOR の打切りが決まる。最終話は、192話(1985年12月)。

 MYTHOR ―― Perry Rhodan-Heft をはじめて手にとったころ、「〈新世界の夜明け〉サイクル開始! 140話 『はじまりは渾沌』 」の広告を目にした。以来、ずっと気になっていた。長いこと、ドイツで古本屋めぐりでもしなければ手にできないだろう、幻のヘフトだった――ドイツの書籍通販 TRANSGALAXIS 社のチラシの片隅に、「MYTHOR 全冊揃・古本パッケージ」の広告を見つけるまでは。
 本冊子には、ヘフト・シリーズ MYTHOR の概略をまとめた。埋めこまれた象徴、語りきれない伏線などについては、また機会があれば紹介したい。

草案作家
1-20ウィリアム・フォルツ
21-181エルンスト・ヴルチェク
182-183ハンス・クナイフェル
184-192ヴェルナー・クルト・ギーザ

* ヘフト : ドイツの娯楽小説の出版形態、軽装版の定期刊行物
* サイクル : ストーリーのまとまりをいう。


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