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1048 [2018/09/03]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2975 . Kai Hirdt / Der Herr der Zukunft / 未来の支配者
2976 . Michael Marcus Thurner / Hyperlicht / ハイパー光
2977 . Michelle Stern / Die Kokon-Direktive / 繭指令
2978 . Michelle Stern / Der Spiegelteleporter / 鏡テレポーター
2979 . Uwe Anton / Das Despina-Mysterium / デスピナ=ミステリウム
2980 . Christian Montillon / Die Eisigen Gefilde / 氷野
2981 . Verena Themsen / Im Bann der Erkenntnis / 認識の呪い
2982 . Kai Hirdt / Die Vernichtungsvariable / 破壊変数
2983 . Christian Montillon / Kants letztes Kunstwerk / カント最後の作品

□ Perry Rhodan-Heft 2975話「未来の支配者」
[ http://perry-rhodan.net/produkte/erstauflage ]

 (承前)

 新銀河暦1552年4月、銀河系、星系ソル――

「先般――」
「〈時の彼方の国〉のテズとのアレコレで~」
「超知性体〈それ〉が消えまして」
「その〈力の球形体〉に属した局部銀河群は~」
「現在――」
「イロイロと中途半端」
「その局部銀河群の銀河系の、自由ギャラクティカー連盟では~」
「――コスモクラートとか、超知性体にふりまわされるのは~」
「――もうイヤだっ」
「とかいう主張を、ふりかざすのが~」
「流行みたいで」
「自由ギャラクティカー連盟の首星系ソルでは~」
「テクノ・マハディなる思想結社が革命したり」
「惑星アウレス出身のナノマシンをあやつるアダムなる怪人が暗躍したり」
「もとアルコン帝国皇帝ボスティクが暴走したり」
「もと超知性体〈それ〉の使者ロト・ケレーテがコソコソしたり」
「誰もが」
「――いまこそ創世の時だっ」
「とかいう理想を、ふりかざしながらも~」
「それぞれ、めざす方向はけっこう違う」
「……」
「運動の中心あたりにいる~」
「アウレスのアダムは~」
「テクノ・マハディの科学者たちを、言葉巧みに誘導して~」
「超知性体〈それ〉のかつての拠点=人工惑星ワンダラーで拾ってきた~」
「異なる時間線のペリー・ローダンを、巧く操って~」
「超知性体〈それ〉の遺産をまるっと利用して~」
「超知性体〈それ〉の〈力の球形体〉だったトコロを~」
「自分の思うとおりにしたい……みたいなかんじ」
「でも」
「つれてこられたペリー・ローダン(異時間線産)は~」
「――アルコン帝国も、太陽系帝国も、超知性体も~」
「――何それおいしいの? ……て感じなんですけれども」
「――オレがもといたトコロでは~」
「――アルコン探査船てのは、エンケラドゥスの海に沈んでるんですけれども」
「――オレ、その調査してただけ、なんですけれども」
「――正直、ココの創世とか、どうでも良いんですけれども」
「……」
「で」
「目下――」
「星系ソルは~」
「テクノ・マハディの工作で~」
「行政が、権威をなくして~」
「テラノヴァバリアが、星系外との交通を遮断して~」
「おおむね、アウレスのアダムの筋書きに沿って動いていたり」
「こうした中、先般――」
「もとアルコン帝国皇帝ボスティクは~」
「――新時代のためにっ」
「――超知性体〈それ〉の遺物なんて壊してやるっ」
「指揮する《ゴス・テュサンII》を駆って~」
「海王星にある人工惑星ワンダラーを攻撃」
「――どどーん」
「が」
「目的を果たせぬどころか~」
「自分が撃ったテスリム砲弾の余波を、自分でくらって~」
「――ばーん」
「《ゴス・テュサンII》大爆発」

 ネオ=ガニメデ建設現場の〈姿なき友人の会〉秘密基地〈城〉――

「〈姿なき友人の会〉代表、ホーマー・G・アダムズ」
「アトラン」
「レジナルド・ブル」
「テフローダー超能力者にしてブルの嫁、トイオ・ジンドヘルさん」
「ハルト人、イホ・トロト」
「超能力を有するネズミビーバー、グッキー」
「以上の面々は~」
「かつて〈時の彼方の国〉のテズが送ってきたアトプの裁判官が~」
「裁こうとしていた未来の災厄〈銀河系の劫火〉について考える」
「この事件の容疑者は~」
「ペリー・ローダン」
「もとアルコン帝国皇帝ボスティク」
「アダウレスト=アウレスのアダム」
「の3名」
「――星系ソルに、容疑者3名が揃えば?」
「――いつ〈銀河系の劫火〉がおきても不思議はない?」
「――とすれば」
「――アウレスのアダムと?」
「――もとアルコン帝国皇帝ボスティクを?」
「――引き離せば良い?」
「――というか、現在進行中の事件を何とかしないとっ」
「レジナルド・ブルが~」
「――星系ソルを封鎖するテラノヴァバリアは、オレが解く」
「というので~」
「アトラン」
「グッキー」
「トイオ・ジンドヘルさん」
「3名は~」
「――ボスティクを救助した《フローレンス・ラマー》を、追跡だ」
「《マルコム・S・デーリアン》を借りうけて、発進」

 科学者たちが乗り組む実験船《マルコム・S・デーリアン》――

「ヴァイタル・テレパスであるトイオ・ジンドヘルさんは~」
「超能力を発揮」
「――!」
「細胞活性装置を感じとってみたりして」
「――ボスティクの細胞活性装置?」
「――と?」
「――もうひとつの細胞活性装置?」

 しばらく前――

「アウレスのアダムが、人工惑星ワンダラーから連れかえった~」
「ペリー・ローダン(異時間線産)は、もう50歳」
「細胞活性装置をもっていません」
「で」
「アウレスのアダムは~」
「惑星ラスト・ホープで入手した播生素2パックのうち1パックを~」
「――ぶはっ」
「ペリー・ローダン(異時間線産)の延命に用いたりして」
「その後――」
「もと超知性体〈それ〉の使者、ロト・ケレーテが~」
「かつてロナルド・テケナーが身につけていた細胞活性装置を~」
「ペリー・ローダン(異時間線産)に与えたりして」

 ロト・ケレーテの船《フローレンス・ラマー》――

「アウレスのアダムの出身地、惑星アウレスは~」
「かつてデロリアン・ローダンが募った一同が拠点にしたトコロ」
「もろもろのツテとかコネとかの関係から~」
「アウレスのアダムは~」
「イロイロと知っているらしい」
「――ボスティクの攻撃のおかげで~」
「――人工惑星ワンダラーの状態が悪くなってしまったのだ」
「――時空安定化エネルギー=エイリスで安定化するのだ」
「――播生素の2パック目は、このために使うのだ」
「――人工惑星ワンダラーは~」
「――播生素を増幅できるのだが~」
「――プロセスを開始できるのは~」
「――権限者ペリー・ローダンだけなのだ」
「ペリー・ローダン(異時間線産)にしてみれば~」
「――オレがもといた時間線は~」
「――人工惑星ワンダラーの中にあって~」
「――そこのエンケラドゥスには、まだ部下たちがいるんですけれども」
「人工惑星ワンダラーを救う動機は、充分」
「ムイルド人の何名かと共に~」
「人工惑星ワンダラーのバリアの前へ」
「――オープンしてくださいっ」
「人工惑星ワンダラーは~」
「バリアをあけて、播生素を吸いこんで~」
「バリアの中で、複製をはじめたという」

 実験船《マルコム・S・デーリアン》――

「乗り組んでいる5次元・6次元現象の専門家~」
「コリーナ・フェトシさんと、ヴェルーナ・フェトシさんの姉妹は~」
「――人工惑星ワンダラーで?」
「――播生素で、何かしてる?」
「――銀河系で、播生素……ていうと?」
「――惑星ラスト・ホープで増産実験をしていた~」
「――ヌスコギヌス製の播生素?」
「アトランは~」
「両名から話を聞いて~」
「――創世計画というのは?」
「――播生素を増やすとか、エイリスに転換するとか……そういうコトか?」
「思ってみたり」

 ロト・ケレーテの船《フローレンス・ラマー》――

「グッキーは~」
「アトランとトイオ・ジンドヘルさんをつれて~」
「――テレポートっ」
「《フローレンス・ラマー》のボスティクのもとへ」
「……」
「ボスティクは~」
「混ざってしまったハルト人の遺伝子のせいで~」
「もう人類というよりハルト人に近い」
「――はっ……はっ……はっ……」
「見たところ~」
「まともに話せないくらい体調が悪そうです」
「――例のハルト人の疫病?」
「――では、なさそう?」
「ヴァイタル・テレパスであるトイオ・ジンドヘルさんによれば~」
「――例のハルト人の疫病なら~」
「――考えるのも、動くのも、鈍くなるはずなのに……」
「――むしろ、ビュンビュン加速していくみたいな?」
「グッキーによれば~」
「――シミュレーションをくりかえして?」
「――〈戦争の千年紀〉を回避する方策を、探している?」
「――アルコン=ハルト帝国を建国して?」
「――新ギャラクティカムを育てて?」
「――酸素を呼吸する生物も、水素を呼吸する生物も、人工の生物も?」
「――尊厳をもって暮らせる平和な社会を、つくる?」
「――局部銀河群の銀河を、束ねて?」
「――何千年もの未来を、展望して?」
「――このボスティクが未来の支配者になるのだ……って?」
「でも」
「ヴァイタル・テレパスであるトイオ・ジンドヘルさんによれば~」
「――早すぎるかも?」
「――細胞活性装置が、燃えつきちゃうかも?」
「細胞活性装置が追いつけないくらい、生き急いでいるらしい」
「――とりあえず《マルコム・S・デーリアン》の医局へっ」
「――テレポートっ」
「……」
「そうこうするうちに~」
「アウレスのアダムが~」
「アトランを見つけてしまったりして」
「アウレスのアダムは、自分の主張を語って曰く」
「――銀河系は~」
「――高次勢力にいいように使われてきたのだ」
「――超知性体〈それ〉が消えた今は、チャンスなのだ」
「――局部銀河群の全域を~」
「――超知性体おことわりな状態にするのだ」
「とか」
「――あのペリー・ローダン(異時間線産)が使えなければ~」
「――われらの計画は実現不能であったろうが……云々」
「……」
「この会話を漏れ聞いた~」
「ペリー・ローダン(異時間線産)は~」
「――なんだかコイツ、あいかわらずオレを道具扱いだよなあ」
「――逃げちゃおうかなあ」
「思ったりして」
「……」
「そうするうちに、語り終えて~」
「アウレスのアダムは~」
「アトランに、手を組もう、ともちかけたり」
「――断るっ」
「そんなアトランを、ハルト人たちが拘束しようとしますが~」
「グッキーがやってきて~」
「アウレスのアダムがつかみかかるのをすりぬけて~」
「――テレポートっ」

 実験船《マルコム・S・デーリアン》――

「グッキーの毛皮の~」
「アウレスのアダムがつかみかかって触れたトコロは~」
「――ぺっとり」
「黒い塊がついていました」
「――とれないよー」
「仕方なく」
「――じょりじょりっ」
「毛ごと剃り落としたりして」
「分析してみると~」
「――ナノマシン?」
「……」
「以後、しばらく~」
「グッキーは~」
「どうしたコトか、色とりどりの羊毛のスカーフを巻いているという」

 4月25日――

「人工惑星ワンダラーは~」
「バリアの中で~」
「128×10の27乗パック分の播生素を生成したとか」

 実験船《マルコム・S・デーリアン》――

「――ナノマシンが?」
「――ボスティクの身体に侵入して?」
「殺してしまいました」
「――うっ……ぐったり」
「……」
「憶えて、いるでしょうか?」
「1599話でバージョンアップした細胞活性装置は~」
「左肩の肩甲骨の下に埋めこむチップの形」
「装着者が死亡すると~」
「装着したあたりから、渦状銀河の映像があらわれて~」
「――ぶわーっ」
「どんどん空中に広がって、大きくなって~」
「――ぶわーーっ」
「消えていく」
「で」
「埋めこんであったチップも消える」
「消えたチップは超知性体〈それ〉のもとにもどる」
「とかいうコトがおきるのです」
「……」
「さて、今回も――」
「ボスティクの肩のあたりに、渦状銀河の映像があらわれて~」
「――ぶわーっ」
「どんどん空中に広がって、大きくなって~」
「さて、今回は――」
「ある程度のトコロで拡大は止まって~」
「――びゅーん」
「渦状銀河の映像は~」
「人工惑星ワンダラーへ」
「バリアの中へ」
「で」
「――じゅるじゅるじゅるっ」
「生成された播生素を、吸収」
「それから~」
「――ぶわーーっ」
「さらに大きくなっていったり」
「……」
「観察する側からすれば~」
「――?」
「前代未聞で摩訶不思議な現象」
「アトランは~」
「――〈銀河系の劫火〉がはじまったのかも?」
「根拠もなく、思ってみたりする」

 以下次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 9月ですね。


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