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1035 [2018/06/04]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2962 . Kai Hirdt / Sextadim-Treibgut / 6次元漂流物
2963 . Kai Hirdt / Der Münchhausen-Roboter / ミュンヒハウゼン・ロボット
2964 . Uwe Anton / Späher im Dakkarraum / ダッカル空間の斥候
2965 . Christian Montillon / Der Sternenring / 星環
2966 . Michelle Stern / Sektor X / X域
2967 . Michael Marcus Thurner / Das zweite Terra / ふたつめのテラ
2968 . Michael Marcus Thurner / Die Schweigsamen Werften / 沈黙の工廠
2969 . Susan Schwartz / Tag des Grimms / 無惨の日
2970 . Oliver Fröhlich / Der Gondu und die Neue Gilde / ゴンドゥと新ギルド
2971 . Oliver Fröhlich / Das Gondische Privileg / ゴンドゥ特権

□ Perry Rhodan-Heft 2962話「6次元漂流物」
[ http://perry-rhodan.net/produkte/erstauflage ]

 (承前)

 新銀河暦1551年、サシュパヌ銀河――

「アトラン」
「メネスのフィッツジェラルド・クレム」
「メネスのジャス・ポウルソン」
「3名は~」
「ゲショドの若芽《ロリナ》に乗りこむと~」
「若芽の司令官をつとめるゲメンのタルクを、無力化」
「アトランは~」
「司令官の服を着こむと~」
「船内のショド鏡を~」
「故郷=銀河系にいる若芽《イェト》のショド鏡に、接続」
「3名は~」
「ショド鏡に飛びこんだのです」
「が」
「……」
「3名が転げ出たのは~」
「――《イェト》……ではない?」
「どこにいるとも知れない老朽船の中」
「と、いきなり~」
「トンザー―― 羽根つき6本脚の昆虫みたいな種族――2体に~」
「――がしがし」
「噛まれて、つかまってしまいました」
「――やったわよ、キュチャル」
「――やったわね、マドヤル」
「――ステキな漂流物3つもゲットよっ」
「――ハオドさまたちに、誉めてもらえるわっ」
「でも」
「トンザーの首長=巣父さまは~」
「アトランが着ている服を見るなり、平伏」
「――申し訳ございませんっ」
「期待して駆けつけたハオド=ゲメンのストライメルさまも~」
「――こんな漂流物は要らないよ」
「気分を害してしまったり」
「――申し訳ございませんっ」
「巣父さま=トンザーの首長は~」
「重ねて平伏」
「……」
「トンザーたちの話からすると~」
「――ココは、ショドです」
「それは何かとたずねてみると~」
「――ダッカル空間のコトか?」

 ショド=ダッカル空間の中――

「トンザーたちの語るトコロによれば~」
「――この船も、似たような他の船も、みんな~」
「――サイコロが組み合わさったみたいな巨大宇宙ステーションと~」
「――癒合してるのです」
「ステーションの内部は~」
「ゲショドの若芽を思わせる、有機的な雰囲気らしい」
「ステーションの中枢パスライムは~」
「立入禁止らしい」
「ステーション+船が何隻も癒合した集塊を~」
「ゲメンたちは、ゲショドロムと呼ぶらしい」
「……」
「トンザーのキュチャルとマドヤルによれば~」
「ハオド=ゲメンたちは~」
「まず、ヨチヨチ歩きの小人みたいなパスライモン人を救助」
「助けられたパスライモン人は~」
「はじめて船団を、ステーションに癒合させて~」
「やがて、他の種族が助けられて、船を癒合させて~」
「今ある形になったのだとか」
「――うちらの祖先は~」
「――事故で、4世紀前にダッカル空間に来たのよ」
「種族と種族が喧嘩すると~」
「パスライモン人が仲裁したりする」
「――ハオドさまたちのお話だと~」
「――ショドの外には何もないんだって」
「このあたりの経緯や図式は~」
「サシュパヌ銀河のメネスとガウクの関係を、思わせたり」
「……」
「さらに話を聞いてみると~」
「時々~」
「ハオド=ゲメンが喜ぶ漂流物が、流れつくらしい」
「――ハオドさまたちは~」
「――自分で釣ったり~」
「――釣った者と取り引きしたり~」
「――とにかく、集めているんだよ」
「漂流というのは~」
「――空間的に、だけでなく?」
「――時間的にも?」
「――そういう時は、時風を感じる?」
「もっと聞いてみると~」
「――オレたちが来た時にも、時風を感じた?」
「――もしかして、もう銀河系では何百年も何百万年もたっている、とか?」
「――いやいや……」
「――まさか、だよな?」
「何にしても、脱出を急いだ方がよさそうです」
「ちなみに」
「ハオド=ゲショドたちは~」
「自分たちの服の力で、ショドの中を自在に往来できるらしい」
「だけでなく」
「――ゲショドロムのあちらこちらに?」
「――ショド鏡がある?」
「――うまくすれば、ソレを使って脱出できるかも?」

 ショド=ダッカル空間の中、ゲショドロム――

「トンザーのキュチャルとマドヤルにも~」
「さしせまった事情がありました」
「――ハオドのストライメルさまのご機嫌をなおさないと~」
「――巣父さまから、ヒドイ罰をうけてしまうのよっ」
「なので、使えるモノは何でも使う」
「アトランたちを脅して、手伝わせるコトにしました」
「――じつは、最初につかまえた時に~」
「――アナタたちを噛んで、身体に毒を注入したのよっ」
「――定期的に噛んで中和しないと、死ぬわよっ」

 ショド=ダッカル空間の中、ゲショドロム――

「アトランたちは~」
「ちょっかいを出してくる異種族の連中から~」
「トンザー両名を護衛したりする」
「――!」
「いきなり、戦闘勃発」
「と」
「そこへ~」
「ゲメンのガトゥ=狩人であるシャパンドが、割りこんできたりして」
「騒ぎはおさまりました」
「アトランとしては~」
「サシュパヌ銀河で若芽《ロリナ》のガトゥに狩られた経緯を、思い返して~」
「――また、狩られるのか?」
「不安に駆られたり」
「と」
「そこへ~」
「パスライモン人のモリコルドが、割りこんできたりして」
「話を聞いてみると~」
「パスライモン人は~」
「ショド=ダッカル空間の影響からゲショドロムを守るのに~」
「必要な才能を有しているのだとか」
「そのパスライモン人のモリコルドが~」
「――このヒトたちと話をしたいのです」
「ゲメンのガトゥ=狩人であるシャパンドとしても~」
「引き下がるしかなかったり」

 ショド=ダッカル空間の中、ゲショドロム――

「パスライモン人のモリコルドによれば~」
「――ショド=ダッカル空間が、ソレに反応するようなのです」
「ソレというのは~」
「フィッツジェラルド・クレムが首からさげた~」
「護符=細胞活性装置に類似の装置」
「で」
「モリコルドは~」
「――ソレをくれるなら~」
「――ステーションの中枢パスライムまで連れていってあげましょう」
「フィッツジェラルド・クレムとしては~」
「――断るっ」
「しかありません」

 ショド=ダッカル空間の中、ゲショドロム――

「パスライモン人のモリコルドが、いなくなったので~」
「――ゲメンのガトゥ=狩人であるシャパンドが~」
「――狩りにくるかも」
「で」
「アトランたち3名+トンザーのキュチャルとマドヤルは~」
「シャパンドを捲くために~」
「ゲショドロムを守る膜を抜けて~」
「一時的に、ショド=ダッカル空間に出てみたり」
「――!」
「フィッツジェラルド・クレムは~」
「護符のおかげで無事に進めましたが~」
「他の全員は~」
「――うわぁぁぁぁっ」
「知覚が混乱して、右も左もわからない」

 ショド=ダッカル空間の中、ゲショドロム――

「――あー死ぬかと思ったっ」
「極限状態で~」
「トンザーのキュチャルとマドヤルの嘘がバレました」
「――そうよっ」
「――アナタたちを噛んで毒を注入したというのは、でまかせよっ」
「そこへ~」
「ハオド=ゲメンのストライメルが、やってきたり」
「――ソレが出す信号に惹かれてきたのだ」
「示したのは~」
「フィッツジェラルド・クレムが首からさげた~」
「護符=細胞活性装置に類似の装置」
「ストライメルは~」
「――いっしょにショドに出て~」
「――貴重な漂流物の回収を、手伝ってほしい」
「――成功したら~」
「――ステーションの中枢パスライムまで連れていってやろう」

 ショド=ダッカル空間の中――

「一同は~」
「ショド=ダッカル空間へ」
「フィッツジェラルド・クレムは~」
「護符に護られて、方向感覚も問題なし」
「他の者たちは~」
「――うわぁぁぁぁっ」
「フィッツジェラルド・クレムは~」
「アトランを救助」
「ジャス・ポウルソンは~」
「――うわぁぁぁぁっ」
「ダッカル空間のどこかに吹き飛ばされてしまったり」
「……」
「ともあれ残った一同は~」
「ショド=ダッカル空間の中に分け入って~」
「――!」
「とりわけ大きな漂流物に到着」

 氷の海に浮かぶ都市あるいはステーションにみえる漂流物――

「漂流物の内部を探索しながら~」
「フィッツジェラルド・クレムは~」
「――(ジャス・ポウルソンの仇をとってやるっ)」
「自分の護符にはゲメンを無力化する効果がある~」
「と知っているので~」
「――そーっと」
「ストライメルに押しつけようとしたり」
「――ぱしっ」
「ストライメルは払いのけたり」
「と」
「はじきとばされた、護符は~」
「床に転がる未知の異星人の遺体の上へ」
「すると」
「――むっくり」
「遺体が目覚めて~」
「フィッツジェラルド・クレムを襲ったり」
「ストライメルは~」
「――この隙にっ」
「護符を拾って逃げようとしますが~」
「――いかーんっ」
「アトランが、コレを阻止して~」
「ストライメルは、すごすご逃走」
「――待てっ」
「叫んではみましたが~」
「ストライメルを追うより先に~」
「フィッツジェラルド・クレムを助けないといけません」
「が」
「その時――」
「異星人の遺体が、爆発」
「――ばーん」
「何がおきたのかというと~」
「――ゲメンのガトゥのシャパンドが、追ってきた?」
「――やはり、オレたちを狩りにきたのか?」

 以下次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 6月ですね。


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