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1009 [2017/12/04]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2936 . Wim Vandemaan / Das Geheimnis von Thoo / トオの秘密
2937 . Wim Vandemaan / Das Zerwürfnis / 不和
2938 . Leo Lukas / Die Union der Zehn / 十者の連合
2939 . Michelle Stern / Mnemo-Schock / 記憶ショック
2940 . Uwe Anton / Der Putsch / 暴動
2941 . Kai Hirdt / TEIRESIAS spricht / テイレシアスは語る
2942 . Hubert Haensel / Geschwisterkampf / 骨肉の争い
2943 . Michael Marcus Thurner / Monkey und der Savant / モンキーと学者

□ Perry Rhodan-Heft 2936話「トオの秘密」
[ http://perry-rhodan.net/produkte/erstauflage ]

 (承前)

 新銀河暦1551年11月――

「超知性体〈それ〉の遺産の管理人エルンスト・エラートと~」
「TLD工作員オピテル・キント」
「理論時間学者アイカトウ・ザカラさん」
「加えて~」
「USO工作員その1、テラナー女性マーナズ・ウィンターさん」
「USO工作員その2、オンリョン人テッスネル・ヴェッルデリド」
「USO工作員その3、ザウという名のカエル顔の小男」
「以上の面々は~」
「星系ヴェガにあらわれた人工惑星ワンダラーで~」
「ホムンクの身体を――遺憾ながら両手足を欠いた状態で――収容」
「その示唆するトコロにしたがって~」
「ドラン《ジェイソン》に乗りこんで~」
「〈それ〉の遺産があるとかいう~」
「惑星トオへ」

 おおいぬ座矮小銀河、星系マドゥラント――

「赤い恒星マドゥラント、カタログ番号CM=SVII=125.127」
「これを巡る惑星7個のうちのひとつが~」
「惑星トオ」
「惑星テラに似てみえますが~」
「衛星は、ありません」
「かわりに、岩の欠片からなる環が巡っていたり」
「……」
「なにぶんにも未探査の星系です」
「自由ギャラクティカー連盟は、別途~」
「火力重視の小艦隊を派遣して~」
「数光週ほど離れたあたりに、待機させたり」

 11月8日、ドラン《ジェイソン》で惑星トオに着陸――

「――進化レベルの高い生命体の痕跡も、住居の痕跡もありませんね」
「でも」
「ホムンクは、得体の知れない嫌悪とか恐怖とか、感じたりして」
「――ぞくぞく」
「ザウは、気配を察知」
「――あちらこちらに、思考の断片があるみたいな」
「とか、言っていると~」
「――!」
「亀の甲羅をした大きな獣の襲撃」
「――ふしゅっ」
「――ふしゅっ」
「骨質の毒矢を撃ってきます」
「この時――」
「ザウは、感じとったりして」
「――トラッコド?」
「――この獣の呼び名……なのかな?」

 一同は、ゾンデを飛ばして地表を探査――

「――草木に埋もれて、ハルト人の宇宙船の残骸がある?」
「ポジトロニクスは、再起動できたのですが~」
「――データバンクに使えそうな情報はないですねえ」
「機関室で死後5000年と目されるハルト人1名の骨を発見」
「死因を推測するに~」
「――トラッコドに不意打ちをくらった……のかな?」

 11月10日、獣たちがよってたかって《ジェイソン》を襲撃――

「――トラッコドたちが、ホムンクにたかってくるぞっ」
「さすがにたまらず~」
「――発進して逃げようっ」
「――ごごごっ」
「ザウが思うに」
「――ホムンクが思考断片を惹きつけた……みたいな?」
「他にも、ザウは感じとったり」
「――トオゴンドゥ?」
「――ソレって?」
「――半年前にペリー・ローダンが同盟をもちかけられて?」
「――出向いたとかいう?」
「――〈黄金の国〉と関係がある……のかな?」
「……」
「ともあれ」
「――思考断片の正体を、探らないとっ」
「マーナズ・ウィンターさんは~」
「ザウに、一種の興奮剤を投与」
「――きたきたきたっ」
「ザウが感じとった場所に行ってみると~」
「――高さ4mの、合金製の柱?」
「――はじめて見る種類のハイパー水晶が無数に合金に埋まっていて~」
「――きらきら光って見える……のかな?」
「計測してみると~」
「――最大でPEW金属をはるかに凌ぐ放射が出ている?」
「――5000年以上、古いモノ?」
「――ハイパー水晶の性能は~」
「――ハイパー物理学的抵抗の増大によって損なわれていない……みたいな?」
「――縁の方から、何千という超細かい欠片が割れてはがれだしている?」
「またしても、ザウは感じとったり」
「――ホオリス?」
「――この水晶の呼び名……なのかな?」
「ザウが柱に触れてみると~」
「思考断片の総体と、精神的な連絡がとれたりして」
「――ワタシは、〈監視装置〉です」
「――惑星トオを見張っているのです」
「――アナタを見こんで、お教えしましょう」
「……」
「惑星トオを巡る岩の欠片からなる環に仕込んであった~」
「立体映写装置が~」
「――ぴかーっ」
「惑星トオの地表に~」
「旧ゴンドゥナートの首惑星の名所を投影」
「ザウの意識に、観光案内みたいなモノが流れたりして」
「で」
「一同は~」
「――とりあえず、首都へ行ってみようっ」

 首都トオディド――

「ココは~」
「トオゴンドゥ種族の国家ゴンドゥナートの統治者ゴンドゥが~」
「かつておわしたトコロ」
「ゴンドゥナートは~」
「おおいぬ座矮小銀河を統治して~」
「銀河系の大部分まで統治」
「――その後のいつだか?」
「――〈宿〉なるトコロを援助するために?」
「――ゴンドゥはアウスカなる土地に座を移した?」
「……」
「そうこうするうちに~」
「わかってきました」
「――《ジェイソン》を襲った獣たちは?」
「――ホオリス水晶のキャリア?」
「トラッコドたちは~」
「高さ4mの柱をぺろぺろ舐めて~」
「ホオリス水晶からはがれた欠片を取りこんでいる模様」
「――ホオリス水晶は〈監視装置〉思考断片のキャリアとして機能して?」
「――〈監視装置〉は、コレを介して獣たちを操作して~」
「――侵入してきたハルト人とかを狩りたてた?」
「オピテル・キントが思うに」
「――〈監視装置〉は~」
「――かつてのトオゴンドゥ種族の~」
「――ひとりだか多数だかの意識断片から、なるのかも?」
「……」
「そうこうするうちに~」
「ホムンクが言いだしました」
「――立体映像をもとに~」
「――昔に〈放浪者〉が途中休憩した〈中継施設〉の位置を割り出しました」
「――〈中継施設〉を手中におさめたなら~」
「――〈不和の記録〉にアクセスして~」
「――なにゆえ超知性体〈それ〉がトオゴンドゥ種族を追放したか~」
「――わかるでしょう」
「ちなみに」
「先般にキャリアの獣たちがホムンクを襲ったのは~」
「ホムンク自身がわざとヘイトを集めたかららしい」
「そうして、結果的に~」
「ザウを巻きこむためであったらしい」
「――ホオリス水晶の柱に呼びかけるのは~」
「――エルンスト・エラートにもできたのですが~」
「――その場合、かなり時間を要したでしょうから」
「〈中継施設〉は~」
「トオゴンドゥ種族が随分と地下深くに埋めてしまったみたい、なので~」
「オピテル・キントは~」
「自由ギャラクティカー連盟の艦隊に、連絡」
「――発掘に手を貸してください」

 発掘開始――

「ところが」
「――?」
「〈監視装置〉は~」
「〈中継施設〉の発掘が、お気に召さない様子」
「惑星トオを巡る岩の欠片からなる環に仕込んであった~」
「立体映写装置で~」
「――ぴかーっ」
「虚像を投影して、作業を妨害」
「混乱の結果、スペースジェット2隻が墜落」
「死者と負傷者がでたりして」
「で」
「艦隊は~」
「――どどーん」
「立体映写装置を破壊」

 11月13日――

「発掘の結果~」
「地下21kmで~」
「3万年以上前のモノと目される門を発見」
「で」
「オピテル・キント」
「マーナズ・ウィンターさん」
「エルンスト・エラート」
「ザウ」
「4名+TARA=IX=INSIDE4基は~」
「門を抜けて、その先に続くトンネルを下る」
「……」
「深さ37kmで~」
「トンネルは水平になって、大広間へ」

 地下の大広間――

「今般に出現したエルンスト・エラートは~」
「三角形の護符を首からさげているわけですが~」
「この大広間には~」
「エラートの護符と同形の高さ222.7mの構造物があったり」
「――護符が構造物に引かれる、みたいな?」
「護符が構造物に触れると~」
「どうやら、鍵として機能したらしい」
「広間の壁に、通路が開きました」
「――TARA=IX=INSIDEは通れないですね」
「4名は~」
「通路を抜けて、その先へ」

 通路の向こう=5平方kmの牧歌的な公園――

「4名は~」
「見事に彫刻してある木製のアーチ門の前へ」
「エルンスト・エラートは~」
「――ココに〈不和の記録〉があるのです」
「エラートの護符が展開して~」
「アーチ門と溶け合ったりして」
「どうやら、またもや鍵として機能したらしい」
「エルンスト・エラートによれば~」
「――ココを通れるのは、ワタシの他2名です」
「指名されたのは~」
「まず、オピテル・キント」
「ふたりめは、ザウ」

 以下次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 高次なヒトの考えって……。


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