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997 [2017/09/11]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2924 . Michelle Stern / Das Rätsel des Sprosses / 若芽の謎
2925 . Michael Marcus Thurner / Der Tryzom-Mann / トリツォム・マン
2926 . Kai Hirdt / Schwarzes Feuer / 黒火
2927 . Leo Lukas / Vorstoß des Multimutanten / マルチミュータントの進撃
2928 . Michelle Stern / Welt des Todes / 死の世界
2929 . Michelle Stern / Welt der Pilze / キノコの世界
2930 . Hubert Haensel / Die Sterne warten / 星々が待つ
2931 . Verena Themsen / Kampf um Quinto-Center / キント・センターの戦い

□ Perry Rhodan-Heft 2924話「若芽の謎」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2924-das-raetsel-des-sprosses.html ]

 (承前)

 新銀河暦1551年8月、銀河系――

「いろいろあって~」
「レジナルド・ブルは~」
「自由ギャラクティカー連盟の~」
「ポスト・エイリス現象担当の連盟全権委員に就任」
「サターン級艦《リバルド・コレッロ》で~」
「ゲメンの若芽《イェト》があらわれたという惑星ダモナへ」

 星系ヴィンドンヌス、惑星ダモナ――

「惑星ダモナには、原住民ガトラズ人がいます」
「赤眼で有毛、姿形は惑星テラのキツネザルを思わせます」
「これまで~」
「ガトラズ人は、入植してきたテラナーたちとの接触を避けてきました」
「が」
「先般――」
「突然に惑星ダモナにあらわれた~」
「若芽《イェト》の~」
「バル=司令官であるハッドフニスは~」
「公募して曰く」
「――細胞活性装置250基を、希望者にさしあげます」
「これを聞いて~」
「ガトラズ人の半分は、若芽《イェト》へ」
「残る半分は、これに反対」
「――同胞の危機だっ」
「ガトラズ人ペレゼルは~」
「藁にもすがる思いで、ひとりテラナー植民者たちのもとへ」
「すると」
「――ようこそっ」
「ガトラズ人の専門家とかいう科学者2名が出迎えてくれたり」
「……」
「じつは」
「つい先ほど――」
「《イェト》のバル=司令官であるハッドフニスは~」
「――ガトラズ人のみなさんにだけ、あと1日だけ乗船期限を猶予します」
「と公示していたのでした」
「そんなトコロへ~」
「――テラナーに協力する気があるガトラズ人がひとり来ている?」
「惑星ダモナの執政官バロティア・ファムブロウさんは~」
「――このガトラズ人を使えば~」
「――《イェト》に乗りこんだきり音信不通のレジナルド・ブルに~」
「――連絡をとれるかも」
「すぐに出迎えて~」
「ガトラズ人ペレゼルに、データ媒体を託したり」
「同時に」
「ハルト人イホ・トロトは~」
「高次観測装置〈カンター型セクスタント〉1台を3分割して~」
「ガトラズ人ペレゼルに、パーツの1個目を託しました」
「すると」
「《イェト》のゲメンたちも~」
「ガトラズ人の私物までは疑うコトなく」
「データ媒体もパーツも、あっさり持ちこみできたという」

 若芽《イェト》の心臓部=秤動穹窿――

「レジナルド・ブルは~」
「もとテフローダー超能力者部隊の一員にして妻、トイオ・ジンドヘルさん」
「宇宙心理学者にして自分の監視役、コリン・アンデルライさん」
「《リバルド・コレッロ》の宇宙陸戦隊の指揮官、ガイ・トッセル」
「以上の面々と共に~」
「《イェト》のバル=司令官であるハッドフニスと~」
「交渉に臨む」
「……」
「招かれた秤動穹窿には~」
「漏斗ふたつを細い側で合わせて縦につなげたみたいな~」
「いうならメジャーカップみたいな形の~」
「荘厳な構造物ひとつが鎮座していて~」
「その内側に曰く言い難い何かが渦巻く様子が透けてみえたり」
「トイオ・ジンドヘルさんが超能力で感じとったトコロによれば~」
「――秤動穹窿それ自体が?」
「――何ともいいようのない危険な生き物、みたいな?」
「――コレの生命オーラは恩恵……でも貪欲、みたいな?」
「――ワタシの超能力に舌なめずりしている、みたいな?」
「――高次元に根を降ろした存在、みたいな?」
「――物質としてあらわれていない上下をたどると……」
「――下の方は、星系ソルとつながっている、みたいな?」
「――上の方は……???」
「――だめね……ワタシの認識の限界を超えてるわ」
「それはさておき」
「レジナルド・ブルは~」
「《イェト》のバル=司令官であるハッドフニスに~」
「――〈混沌の勢力〉カオタークのメモリングで再調整した~」
「――オレの細胞活性装置と~」
「――ゲメンの細胞活性装置5基を~」
「――交換してほしい」
「5基というのは、すなわち~」
「レジナルド・ブル」
「トイオ・ジンドヘルさん」
「ふたりの娘のシナエちゃん」
「以上の家族3名分+現在同行する2名の分、という含みです」
「このふっかけに~」
「ハッドフニスは~」
「値切って曰く」
「――ゲメンの細胞活性装置3基でいかがでしょう?」
「……」
「ちなみに」
「ハッドフニス自身は~」
「〈混沌の勢力〉カオタークが何者あるいは何物か、までは知らないとのコト」
「――超知性体より上位の存在のコトはわかりかねます」
「――当方の細胞活性装置は~」
「――超知性体ゲショドのパキシュ・パレットに属するモノですし」
「ちなみに語るトコロを信じるならば~」
「――ゲメンの細胞活性装置の所持者は誰も~」
「――若芽《イェト》を自由に出入りできます」
「――実際、細胞活性装置所持者のいくらかは下船していますし」
「とはいえ」
「具体的なトコロまでは語ろうとしない」
「そこで」
「レジナルド・ブルは~」
「――ひとまず1基、預からせてもらって~」
「――機能を確認したいのだが?」
「ハッドフニスとしては~」
「しばし検討の時間が欲しい、とのコト」

 若芽《イェト》船内――

「返事を待つあいだ~」
「レジナルド・ブル+トイオ・ジンドヘルさんは~」
「――若芽《イェト》を発見したイェト・カレルくんの一家とか~」
「――惑星テラで潜入したKIS部隊の面々とかを~」
「――探してみよう」
「すると、早速」
「トイオ・ジンドヘルさんが~」
「――!」
「KIS部隊の指揮官=オクストーン人のマイウェン・パリッラウドさんと~」
「飼いオクリルのククルの~」
「生命オーラを感知」
「――立入禁止区域にいるみたい」
「レジナルド・ブル+トイオ・ジンドヘルさんは~」
「選に漏れた申請者に八つ当たりされたゲメンを助けて~」
「立入禁止区域まで案内してもらったり」

 若芽《イェト》船内――

「先般に、細胞活性装置の申請者として若芽《イェト》に潜入した~」
「KIS部隊」
「指揮官であるオクストーン人、マイウェン・パリッラウドさん」
「ペギー・バーンズ」
「――ハッカーをやっています」
「ポジトロニクスとロボット工学の専門家、ボンティン・ホイッスラー」
「――有名なホイッスラー一族と親戚ではありません」
「ジョナサン・ボライェッタ」
「――異星生物学者をやっています」
「以上4名は~」
「ゲメンの細胞活性装置をもらいうけましたが~」
「ボンティン・ホイッスラーひとりは~」
「影響されるリスクを避けようと、コレを返却」
「……」
「ともあれ」
「KIS部隊4名は~」
「若芽《イェト》に留まって~」
「イェト・カレルくん一家を探してみたのですが~」
「――星系ヴィンドンヌスに到着する前に、下船した?」
「――他にも何名も、下船してる?」
「つかめた情報は、わずかにコレだけ」
「……」
「そして今――」
「KIS部隊4名は~」
「レジナルド・ブルと合流」

 若芽《イェト》船内――

「けっきょく」
「《イェト》のバル=司令官であるハッドフニスは~」
「レジナルド・ブルに~」
「お試し用の細胞活性装置1基を預けるコトに」
「――ただし、若芽《イェト》から持ち出さないように」
「早速、調べてみるに~」
「――完璧に機能するみたいだな」
「……」
「そうこうするうちに~」
「ガトラズ人ペレゼルが~」
「若芽《イェト》に乗船」
「データ媒体と~」
「高次観測装置〈カンター型セクスタント〉の3分の1を~」
「レジナルド・ブルのもとまで運んできたり」
「で」
「早速」
「ジョナサン・ボライェッタ+ペギー・バーンズ両名が~」
「若芽《イェト》を出て~」
「高次観測装置〈カンター型セクスタント〉のパーツの残りを取ってきたり」
「ガトラズ人ペレゼルは~」
「船内のレジナルド・ブルと~」
「船外のイホ・トロトのあいだを~」
「伝言をかかえて往復したり」
「かくして」
「レジナルド・ブルが~」
「組み立てた高次観測装置〈カンター型セクスタント〉で計測して~」
「イホ・トロトが~」
「考察したトコロによれば~」
「――若芽《イェト》は有機的に育った、のではなさそうです」
「――部分部分は~」
「――ダッカル空間の貯蔵庫に~」
「――実体あるデータの集まりとして~」
「――非物質化した形で格納してあったのです」
「――惑星テラでイェト・カレルくんが見つけた種というのは~」
「――〈プシ源〉すなわち秤動穹窿のメジャーカップであって~」
「――コレが再集装置として機能して~」
「――実体あるデータをダッカル貯蔵庫から呼び出して~」
「――若芽《イェト》になったのです」
「レジナルド・ブルは~」
「コレを聞いて、思うに」
「――もしかして?」
「――カンター型セクスタントを改造して?」
「――ダッカルインパルスを反射してやったら?」
「――再集装置とダッカル貯蔵庫のむすびつきを阻害できるかも?」
「イホ・トロトは~」
「コレを聞くなり~」
「テラニア技術研究所が開発したダッカルカム実験機を~」
「科学者マロウス・テッモさんと共に~」
「ローリン型スペースジェットに積みこんで~」
「――ならば、試してみるとしましょう」

 8月6日――

「惑星ダモナ周回軌道上のローリン型スペースジェットで~」
「イホ・トロト+マロウス・テッモさんは~」
「――実験……攻撃開始っ」
「――ぶぶぶぶんっ」
「と」
「地上の若芽《イェト》では~」
「トイオ・ジンドヘルさんが~」
「――若芽《イェト》の生命オーラも?」
「――ゲメンの細胞活性装置の所持者の生命オーラも?」
「――すべてが輝きをなくして薄まった、みたいな?」
「と」
「地上にいた若芽《イェト》は~」
「――!」
「突然、惑星周回軌道にテレポート」
「超兵器ハイパーファウストで~」
「――げしっ」
「――ばーん」
「ローリン型スペースジェットを破壊」
「そうして」
「――!」
「すぐさま、地上に帰還」
「……」
「イホ・トロトとマロウス・テッモさんは~」
「なんとか脱出しましたが~」
「マロウス・テッモさんは重傷です」
「……」
「そうこうするうちに~」
「ボンティン・ホイッスラーの助言にしたがって~」
「ガトラズ人ペレゼルは~」
「同胞たちを下船させたり」
「と」
「そうこうするうちに~」
「レジナルド・ブルのもとに、報告が届きました」
「――もとアルコン帝国皇帝ボスティクが?」
「――M13球状星団で?」
「――若芽《キリディン》を攻撃した?」

 以下次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 涼しかったり暑かったりで、体調が……。


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