rlmdi.
| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

d-information

991 [2017/07/31]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

[このメールは登録者に無料で配布しています]
[解除はこちらから http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]


◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2918 . Oliver Fröhlich / Die Psi-Verheißung / プシの約束
2919 . Wim Vandemaan / Die Enklaven von Wanderer / ワンダラーの飛び地
2920 . Leo Lukas / Die besseren Terraner / 良い方のテラナー
2921 . Michael Marcus Thurner / Die Gewitterschmiede / 雷雨の鍛冶場
2922 . Uwe Anton / Die Nacht der 1000 / 千人の夜
2923 . Michelle Stern / Angriff auf den Spross / 若芽への攻撃
2924 . Michelle Stern / Das Rätsel des Sprosses / 若芽の謎
2925 . Michael Marcus Thurner / Der Tryzom-Mann / トリツォム・マン
2926 . Kai Hirdt / Schwarzes Feuer / 黒火
2927 . Leo Lukas / Vorstoß des Multimutanten / マルチミュータントの進撃

□ Perry Rhodan-Heft 2918話「プシの約束」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2918-die-psi-verheissung.html ]

 (承前)

 1551年6月、銀河系イーストサイド、惑星クリンン――

「成長した巨船から~」
「ゲメンなる異星人のバル=司令官のアインベリドが~」
「呼びかけて曰く」
「――この若芽《シナエ》をもってして~」
「――銀河系に第2のパキシュ根茎を植えるのです」
「――贈り物といっては何ですが~」
「――ワレこそは、と証を立てるコトができる方々には~」
「――プシ注入装置で、超能力をさしあげます」
「――興味ある方は、どうそおいでください」
「――大歓迎です」
「……」
「これに対して~」
「〈新タマニウム〉の首長=タマロンであるヴェトリス=モラウドは~」
「命じて曰く」
「――異船に入るコトは許さぬっ」
「――全住民は、すぐに惑星クリンンを退去せよっ」

 今は住む者のないブルー人ハン族の都市アオウン=コウム――

「テフローダーにまぎれて暮らしてきた~」
「レジナルド・ブル」
「もとテフローダー超能力者部隊の一員、トイオ・ジンドヘルさん」
「若芽を最初に発見した~」
「ふたりの娘、シナエ・ブル=ジンドヘルちゃん7歳」
「テフローダーから隠れて暮らしてきた~」
「ハルト人、イホ・トロト」
「いずれも~」
「ヴェトリス=モラウドに所在が知られるのは、よろしくない」
「――ひとまず、都市アオウン=コウムの修道院跡へ」
「そこには~」
「〈全所の都市〉ファ・ガシャパルの〈ブラヴィア門〉があります」
「とはいえ」
「現在はシナエちゃん+2名までしか入場を許されません」

 ゲメンのシルドリンド――

「ゲメンのピコド=探査役であるシルドリンドは~」
「――そーっと」
「都市アオウン=コウムに接近」
「――シナエちゃん7歳と話したいのだ」
「でも」
「都市アオウン=コウムの周囲には~」
「管理人ムトルのゾンデが遊弋」
「――近くの森で待ってみるのだ」

 都市アオウン=コウムの近くの森――

「通りかかった~」
「レジナルド・ブル+トイオ・ジンドヘルさんは~」
「ゲメンのピコド=探査役であるシルドリンドと遭遇」
「――当方のバル=司令官であるアインベリドが~」
「――シナエちゃん7歳と話したいのです」
「難色を示す両名に~」
「――12時間後に、返事をください」
「……」
「ちなみに」
「トイオ・ジンドヘルさんによれば~」
「――超能力で探ったのだけれども~」
「――アノヒトの生命オーラが読めないわ」
「太い枝というか、高次元というかを経由して~」
「若芽と結びついているみたいな感じ」
「とかいう」
「――いうなら……生命オーラでなくて、生命影ね」

 その夜――

「レジナルド・ブルが気づいてみると~」
「――娘がいない?」
「トイオ・ジンドヘルさんは~」
「シナエちゃんの生命オーラを追跡」
「すると」
「森の中で~」
「動物の一群の中で眠っていたりして」
「シナエちゃんのかたわらに~」
「――雪玉みたいな何か?」
「その隣に~」
「――笛みたいな何か?」
「そうこうするうちに~」
「シナエちゃんが目覚めて~」
「――夢で、魔法使いに呼ばれたの」
「――長い首と手みたいな鼻をした脚の短い大きい生き物が~」
「――そこにあるヴァヌデとテデレをくれたの」
「いわれて見れば~」
「――雪玉みたいな何かの中に?」
「――そうした形の生き物が見えるような?」

 翌日――

「レジナルド・ブル+トイオ・ジンドヘルさんは~」
「シナエちゃんを連れて~」
「あらためて森へ」
「シルドリンドによれば~」
「――アレとアレは、森の中に置いたままにしておいてください」
「魔術師の声というのも~」
「ゲメンのバル=司令官のアインベリドの仕込みだったらしい」
「シルドリンドによれば~」
「――シナエちゃんに影響を与えたわけではありません(きっぱり)」
「とのコトではあるのですが」
「……」
「さて」
「シナエちゃん本人は~」
「――行きたいの」
「若芽の訪問にやぶさかでない様子」
「もちろん、両親もイホ・トロトも同伴で構わないのですが~」
「大人たちは、なおもためらったりする」
「と」
「その時――」
「――ごごごっ」
「直径100mのペクトル級のテフローダー球形艦3隻が~」
「森の縁に着陸」
「何百というテフローダー兵が山狩りをはじめたり」
「……」
「かくして」
「レジナルド・ブル一家+イホ・トロトは~」
「夜、森にあらわれた~」
「機械というより植物みたいなゲメン製転送機を抜けて~」
「――ひゅん」
「若芽《シナエ》へ」

 若芽《シナエ》――

「ゲメンのバル=司令官のアインベリドは~」
「――ようこそっ」
「一同を……というかシナエちゃんを熱烈歓迎」
「――いますぐプシ注入装置を使えますよっ」
「母トイオ・ジンドヘルさんは~」
「――超能力が使えるようになるのよねっ」
「賛成」
「父レジナルド・ブルは~」
「――原理もわからない機械にかけるなんてっ」
「猛反対」
「……」
「とかやっているうちに~」
「テフローダーのひとりが~」
「若芽《シナエ》に連絡してきました」
「――ファリノル=トレストといいます」
「――首長=タマロンであるヴェトリス=モラウドから~」
「――許可が出たのです」
「――さしあたり500名、乗船してよろしいでしょうか?」

 若芽《シナエ》――

「やってきたテフローダー500名は~」
「ロケット砲を抱えて、戦闘ロボットを引き連れた~」
「兵士たちでした」
「――どどーん」
「――ばーん」
「乗船するやいなや、攻撃開始」
「損傷した若芽《シナエ》も、反撃」
「――むにょん」
「ロボットを押しつぶしたり~」
「――ずずずっ」
「兵士を何名か吸収したり」
「でもなお~」
「テフローダー部隊は果敢に戦う」
「――プシ注入装置なるモノを、強奪するのだっ」
「……」
「レジナルド・ブル一家+イホ・トロトは~」
「ゲメン製転送機で、若芽《シナエ》から逃げ出そうとするトコロを~」
「――どどーん」
「――ばーん」
「撤退するテフローダー部隊に遭遇」
「テフローダー兵士たちは~」
「――プシ注入装置がダメなら~」
「――ここにある転送機らしきモノを、強奪するのだっ」
「くわえて」
「――キサマらも、来るのだっ」
「レジナルド・ブル+トイオ・ジンドヘルさんを捕らえて連行」
「ゲメンのバル=司令官のアインベリドと~」
「シナエちゃんは~」
「イホ・トロトの戦闘服のデフレクターに隠れて無事」

 テフローダー艦隊――

「テフローダー兵士たちは~」
「技術者のロルン=ロータル(レジナルド・ブル)と~」
「セラピストのサンジャ・ボグル(トイオ・ジンドヘルさん)を~」
「尋問」
「――なにゆえ、若芽にキサマらの娘の名がついたのだ?」
「――なにゆえ、謎のハルト人がキサマらの自宅の前で死んだのだ?」
「そのうち~」
「トイオ・ジンドヘルさんの正体がバレました」
「――!」
「両名は~」
「ヴェトリス=モラウドのもとへと連行されたり」

 テフローダー艦隊旗艦《ヴォーラタ》――

「ヴェトリス=モラウドのかたわらには~」
「太っちょのアンティ、エレッシドと~」
「ポスビのガヌドがひかえていたり」
「御前に引き出されて~」
「もとテフローダー超能力者部隊の一員、トイオ・ジンドヘルさんは~」
「――作戦中に負傷して~」
「――テラナーに捕らわれて投獄されて~」
「――連中の信頼を得ようとアレコレして~」
「――ようやく脱出がかなったのです」
「とか釈明」
「ヴェトリス・モラウドは~」
「釈明を信じて~」
「――よくぞ戻ったっ」
「――これからも余のために力を尽くしてくれっ」
「さしあたっては~」
「――ゲメンなる連中との交渉をまかせるっ」
「――余の呼びかけに応じないなら、破壊する……と脅してくるのだっ」
「で」
「トイオ・ジンドヘルさんは~」
「――若芽《シナエ》に乗りこむのに~」
「――強奪したゲメン製転送機を使ってよいですか?」
「……」
「テフローダー科学者たちは~」
「ゲメン製転送機を扱いかねていたのですが~」
「トイオ・ジンドヘルさんは~」
「利用経験があるわけで」
「というか」
「すでに機械に利用資格が登録されているわけで」
「――ひゅうううん」
「ゲメン製転送機は、難なく作動」
「――では、行ってまいります」
「トイオ・ジンドヘルさんは~」
「技術者のロルン=ロータル(まだ正体はバレていない)を連れて~」
「――ひゅん」
「もちろん」
「コレがつながる相手局は、若芽《シナエ》ではありません」

 都市アオウン=コウムの近くの森のはずれ――

「着陸したペクトル級のテフローダー球形艦の1隻《マカナ》は~」
「森にあったゲメン製転送機を収容したばかり」
「そこへ」
「――ひゅん」
「レジナルド・ブル+トイオ・ジンドヘルさんが~」
「到着」
「――旗艦《ヴォーラタ》の科学者であるっ」
「――秘密作戦中であるっ」
「とか、ごまかして~」
「――秘密作戦にハルト人協力者の手を借りるのであるっ」
「とか、話をでっちあげて~」
「ハルト人イホ・トロトと~」
「イデンター――〈全所の都市〉由来の姿を変える技術――で変装した~」
「シナエちゃんを呼びよせて~」
「――さてと」
「乗員の大半が山狩りに出ている《マカナ》を~」
「難なく制圧」
「レジナルド・ブルは~」
「テラナーの基地と、こっそり連絡をつけたりして」

 7月21日――

「レジナルド・ブル一家+イホ・トロトは~」
「ゲメン製転送機を携えて~」
「――ひゅん」
「普通の転送機で~」
「テラナーのエクスプローラー船《マニラ》へ」
「で」
「ゲメン製転送機を~」
「研究惑星〈オッカムの星〉に運んだという」

 以下次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 影が薄い、というコトでしょうか。


d-information ◆ 991 [不定期刊] 2017/07/31
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]

 このメールマガジンは Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りしています。

【ご注意】記事の性格上、伝聞・広告・ひろい読みにもとづく不確かな情報が多くふくまれます。より正確な情報を望まれる方は、紹介する関連サイトなどをかならずご自身でご確認ください。


このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。[http://www.mag2.com/ ]