rlmdi.
| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

d-information

985 [2017/06/19]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

[このメールは登録者に無料で配布しています]
[解除はこちらから http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]


◆目次
◇クルト・ラスヴィッツ賞 2017
◇ペリー・ローダン近況


◆クルト・ラスヴィッツ賞 2017

 本年の Kurd Laßwitz Preis の受賞作は、以下のとおり。
 授与式は11月4日にドレスデンの PentaCon にて。

□ Bester deutschsprachiger SF-Roman 国内長篇部門

 Andreas Brandhorst / Omni / オムニ
 ――Piper 社

□ Beste deutschsprachige SF-Erzählung 国内短篇部門

 Gabriele Behrend / Suicide Rooms / 自殺部屋
 ――『Exodus』35号に収録

□ Bestes ausländisches Werk zur SF 海外作品部門

 Cixin Liu / Die drei Sonnen [三体] / The Three-Body / 三太陽
 ―― Heyne 社

□ Beste Übersetzung zur SF ins Deutsche 翻訳部門

 Martina Hasse
 ――Cixin Liu 著 Die drei Sonnen [三体] / The Three-Body / 三太陽 (Heyne 社)の翻訳に対して

□ Beste Graphik zur SF アート部門

 Greg Ruth
 ――Nnedi Dkorafor 著 Lagune / ラグーン (Cross Cult 社)の装丁画に対して

□ Bestes deutschsprachiges SF-Hörspiel ラジオドラマ部門

 該当作なし。

□ Sonderpreis für einmalige herausragende Leistungen im Bereich der deutschsprachigen SF
特別賞・短期優秀活動部門

 Ralf Boldt, Sylvana Freyberg und das Team vom MediKonOne
 ――MediKonOne の開催とこれにともなうSFと医学の革新的共演に対して

□ Sonderpreis für langjährige herausragende Leistungen im Bereich der deutschsprachigen SF
特別賞・長期優秀活動部門

 Herbert W. Franke
 ――生涯の作品に対して

【関連サイト】
・Kurd Laßwitz Preis のサイト
[ http://www.kurd-lasswitz-preis.de/ ]


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2912 . Robert Corvus / Der letzte Galakt-Transferer / 最後の銀河間転移船
2913 . Michael Marcus Thurner / Das neue Imperium / 新帝国
2914 . Michelle Stern / Im Bann des Pulsars / パルサーの呪縛の中で
2915 . Verena Themsen / In Arkons Schatten / アルコンの影の中
2916 . Kai Hirdt / Gestohlenes Leben / 盗まれた生命
2917 . Hubert Haensel / Reginald Bulls Rückkehr / レジナルド・ブルの帰還
2918 . Oliver Fröhlich / Die Psi-Verheißung / プシの約束
2919 . Wim Vandemaan / Die Enklaven von Wanderer / ワンダラーの飛び地

□ Perry Rhodan-Heft 2912話「最後の銀河間転移船」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2912-der-letzte-galakt-transferer.html ]

 (承前)

 新銀河暦1551年10月、NGC4622銀河――

「自由ギャラクティカー連盟の~」
「サン計画担当・連盟全権委員であるペリー・ローダンは~」
「招かれて~」
「巨艦《ラス・ツバイ》で~」
「遠いセヴコオリス銀河=NGC4622銀河の~」
「トオゴンドゥ種族のゴンドゥナート=〈黄金の国〉を訪問」
「――ペネローペ・アシッド」
「――ディーン・タンブリッジ」
「――バロン・ダンフーザー」
「随員3名と共に~」
「なりゆきと好奇心に身を委ねて~」
「――ソプラッス人オッスプラトとロロックン」
「――ヴァンテノイル種族のエア=エアヴェンド」
「反体制勢力の面々と共に~」
「ヴァンテノイル種族の《アン=アナヴェウド》へ向けて~」
「――転送っ」
「この時~」
「ペリー・ローダンを追ってきた~」
「トオゴンドゥ種族の配下、ゲオンのギ・バルも~」
「――逃がすかっ」
「パラ転移転送機の転送場に、飛びこんだのでした」

 500光年離れたパルサー、オト=オトッヌの周回軌道――

「銀河間転移船《アン=アナヴェウド》は~」
「環状部がついた直径2100mの球形宇宙船」
「……」
「到着と同時に~」
「ゲオンのギ・バルは~」
「神経連結したペドゴンダイト戦闘服に仕込んだ武器の数々で~」
「――ずぎゅーん」
「――ばきゅーん」
「ペリー・ローダンと一同を襲う」
「が」
「――!」
「ゲオンのギ・バルは~」
「――妙な空間次元の歪みが?」
「――やむを得ん、撤退だっ」
「大事をとって、船内のどこかに身を潜めたり」
「……」
「ペリー・ローダン一行が~」
「聞いたトコロによれば~」
「――パルサーのエネルギー放射とのからみで~」
「――当船の宇宙船のハイパーボーラル駆動が不安定になって~」
「――こういうハイパーエネルギー効果がおきるのです」
「さらに聞いたトコロによれば~」
「――《アン=アナヴェウド》は~」
「――ヴァンテノイル種族が〈黄金の国〉ゴンドゥナートから逃れるための~」
「――銀河間転移船3隻のうちの1隻なのです」
「――1隻目は、トオゴンドゥ種族に破壊されたのです」
「――2隻目は、200年このかた行方不明なのです」
「――3隻目である《アン=アナヴェウド》は~」
「――当時、転移に失敗して~」
「――以来、ずっと~」
「――パルサー、オト=オトッヌの周回軌道にあるのです」
「――ハイパーボラール駆動のスイッチが切れないのです」
「――なので、四六時中、障害前線が発生するのです」
「――なので、乗員はもう慣れっこなのです」
「ペリー・ローダンは~」
「推測して、曰く」
「――新銀河暦1331年のハイパー物理学的抵抗の増大が~」
「――事故につながったのか?」
「問題は~」
「――事故のあと?」
「――《アン=アナヴェウド》の計算脳の古いデータがアヤシクなった?」
「せっかく来たのに、昔のコトはわからないという」

 《アン=アナヴェウド》船内――

「当船の司令官コス=コッセルドは~」
「――ゲオンとか連れてきて、困った連中だ」
「憮然とする」
「一方」
「エア=エアヴェンドが~」
「――惑星ポラッスへの核攻撃を余儀なくさせたのは~」
「――ワタシではないっ」
「――トオゴンドゥ種族だ」
「とか言い張るのをうけて~」
「ペリー・ローダンは~」
「――ヴァンテノイル種族てのも、信頼ならないかも」
「両者のあいだに溝ができたり」
「とはいえ」
「ソレはソレ、コレはコレ」
「ペリー・ローダンは~」
「――ゲメンのギ・バルの捜索に、助力しよう」

 《アン=アナヴェウド》船内――

「ゲメンのギ・バルは~」
「ヴァンテノイル種族のロボットのプログラムをイジって~」
「爆発物を盗んで~」
「ハイパーボーラル駆動の区画で、破壊工作」
「――どかーん」
「駆動系のシールドが破れたので~」
「――!!」
「障害前線はいっそう強くなったりする」
「……」
「ペネローペ・アシッドは~」
「――どかーん」
「破壊工作の近所で~」
「司令官の姉妹イナ=イナタを救ったりして」
「イナ=イナタの話によれば~」
「――ヴァンテノイル種族は?」
「――何千年も前から?」
「――最大の敵トオゴンドゥ種族の故郷=銀河系に興味をもっていた?」
「――紀元前22121年から20700年の頃?」
「――トオゴンドゥ種族は?」
「――ヴァンテノイル種族とリィユメと夜布告の星間帝国と戦った?」
「――今から27043年前、戦争がもっとも激しかった頃?」
「――銀河間転移船団が銀河系に出向いた?」
「――トオゴンドゥ種族の弱点が見つかるかな、と思ったけれども?」
「――トオゴンドゥ種族の痕跡すら見あたらなかった?」
「――ヴァンテノイル種族は?」
「――〈放浪者〉に仕える人工生命体〈名無し〉と会ったけれども?」
「――〈放浪者〉には会えなかった?」
「ペリー・ローダンは~」
「――〈名無し〉てのは……もしかしたら、ホムンクのコトか?」

 《アン=アナヴェウド》船内――

「ペリー・ローダン一行は~」
「――ゲオンのギ・バルの居所を探知しましたっ」
「追跡しますが~」
「ギ・バルの方も~」
「待ちかまえていて徹底応戦」
「――ずぎゅーん」
「――どかーん」
「……」
「ゲオンのギ・バルの使命は~」
「あくまでも、ペリー・ローダンをプオショオルのもとに連れかえるコト」
「同行者一同のコトは、どうでも良いはず」
「でも」
「――おっと、あぶない」
「テラナーたちの生命を奪わないように、気を遣ったりする」
「そうするうちに~」
「ゲオンのギ・バルは~」
「――ずぎゅーん」
「ペドゴンダイト戦闘服の要所に損傷をこうむったので~」
「――!!」
「――やむを得ん、撤退だっ」
「行き掛けの駄賃に~」
「ローダンの随員のひとりバロン・ダンフーザーを~」
「――がしっ」
「捕らえようとしましたが~」
「バロン・ダンフーザーは、オクストーン人」
「――むんっ」
「途方もない戦闘力を発揮して、自由になって~」
「ゲオンのギ・バルの戦闘ヘルメットのヴァイザーを~」
「――べりっ」
「はぎとったり」
「――?」
「ゲオンのギ・バルは~」
「あわてて逃走」
「……」
「バロン・ダンフーザーは~」
「ペリー・ローダンと仲間たちに報告」
「――あの顔は、明らかにテラナーでした」
「――戦闘服にも、インターコスモで指令を出していました」
「ペネローペ・アシッドは~」
「思うに」
「――ゲオンて~」
「――ギリシア神話の地神ゲーアに由来するのかも?」
「と」
「そこへ」
「ゲオンのギ・バルが~」
「プログラムしたロボット1台を送ってよこして~」
「コレを介して、ペリー・ローダンと話したいという」
「で」
「ペリー・ローダンが~」
「――キミは、テラナーなのか?」
「尋ねてみると~」
「――自分は第二太陽系帝国の中佐である」
「――太陽系執政官の命により〈黄金の国〉の保証人をつとめている」
「さらに語るトコロによれば~」
「――第二太陽系帝国は~」
「――セヴコオリス銀河のテラナー国家であり~」
「――〈黄金の国〉の同盟者である」
「ペリー・ローダンは~」
「随員3名に向かって~」
「――本件は、しばらくヴァンテノイル種族に内緒にしておこう」

 《アン=アナヴェウド》船内――

「ペリー・ローダンは~」
「ひとりゲオンのギ・バルのもとに出向いて~」
「囮役をつとめたり」
「話を聞いてみると~」
「――第二太陽系帝国の建国には?」
「――旧暦35世紀中盤の〈大群〉の襲来が関係している?」
「ギ・バルは~」
「ペリー・ローダンを批難して曰く」
「――アナタは、超知性体〈それ〉に不死をもらって買収されたのだ」
「――おかげで人類はいつもいつも危険な目にあったのだ」
「――超知性体〈それ〉は~」
「――〈大群〉の接近を警告しなかった」
「――自分の利益になる時にしか、テラナーを助けなかった」
「ペリー・ローダンとしては~」
「――む、むう(否定できないなあ)」
「ゲオンのギ・バルは~」
「ペリー・ローダンをつれて~」
「転送機で《アン=アナヴェウド》を脱出しよう、とします」
「が」
「そこで~」
「ペリー・ローダンは~」
「隠し持った防御バリア発生装置のスイッチをカチリ」
「――ぶーん」
「周囲に潜んだ随員3名が、姿をあらわして~」
「――投降せよっ」
「ゲオンのギ・バルは~」
「――投降するくらいなら、死を選ぶっ」
「あえて、銃火の中に身を投げたりして」
「が」
「バロン・ダンフーザーが~」
「銃火の中に飛びこんで~」
「――がしっ」
「――げしっ」
「ペリー・ローダンと力をあわせて~」
「ゲオンのギ・バルを行動不能にしたりする」

 《アン=アナヴェウド》の独房――

「ペリー・ローダンは~」
「拘束したゲオンのギ・バルのもとを訪ねて~」
「――第二太陽系帝国のコトを、もっと話してはもらえまいか?」
「ゲオンのギ・バルとしても」
「――歴史程度なら」
「語りはじめるのでした」

 以下次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 「ローダンNEO」について雑考を記してみました。
[ http://www.rlmdi.org/rlmdi/neo/etc.html ]


d-information ◆ 985 [不定期刊] 2017/06/19
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]

 このメールマガジンは Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りしています。

【ご注意】記事の性格上、伝聞・広告・ひろい読みにもとづく不確かな情報が多くふくまれます。より正確な情報を望まれる方は、紹介する関連サイトなどをかならずご自身でご確認ください。


このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。[http://www.mag2.com/ ]