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981 [2017/05/22]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2908 . Kai Hirdt / Das Gesetz der Gemeni / ゲメンの法
2909 . Wim Vandemaan / Adam von Aures / アウレスのアダム
2910 . Uwe Anton / Im Reich der Soprassiden / スプラッス人の国にて
2911 . Robert Corvus / Riss im Lügennetz / 嘘の網のほつれ
2912 . Robert Corvus / Der letzte Galakt-Transferer / 最後のギャラクト・トランスファーラー
2913 . Michael Marcus Thurner / Das neue Imperium / 新帝国
2914 . Michelle Stern / Im Bann des Pulsars / パルサーの呪縛の中で
2915 . Verena Themsen / In Arkons Schatten / アルコンの影の中

□ Perry Rhodan-Heft 2908話「ゲメンの法」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2908-das-gesetz-der-gemeni.html ]

 (承前)

 新銀河暦1551年、銀河系、惑星テラ――

「先般――」
「首都テラニアで~」
「イェト・カレル少年が拾った謎の種ぽいモノが~」
「若芽《イェト》なる、巨大な宇宙船ぽいモノに成長」
「当局は、とりいそぎソレをアルデバラン宙港にて管理」
「と」
「そこから~」
「ゲメンなる種族が~」
「あらわれたりして」
「――ワレワレは、〈ゲショド〉の委託により~」
「――超知性体〈それ〉のかつての〈力の球形体〉を覆う防衛圏を~」
「――建設したいのです」
「――星系ソルに、最初のパキシェ根茎を植えるのです」
「とか」
「――若芽《イェト》は~」
「――超知性体ゲショドの〈時限衛兵〉の庇護下にある~」
「――サシュパヌ銀河のゲモショム文化の産なのです」
「だけでなく」
「――細胞活性装置1000個を、希望者にさしあげます」
「そのうちひとつは~」
「イェト・カレルくんに授与したい、とか言いだしたのです」

 7月12日、首都テラニア――

「情報機関TLDの長官マウリッツ・ヴィンガーデンは~」
「情報保安特務部隊KISの4名からなる小部隊を~」
「情報収集のため、若芽《イェト》に派遣」
「隊長は~」
「最近、艦隊から秘密情報局に移ってきた~」
「オクストーン人女性マイウェン・パリッラウドさん」
「弱いながらも超能力があります」
「まずは~」
「生き物に、とにかくなつかれる」
「飼いオクリルのククルも、べったりです」
「他には~」
「少し前に誰かが超能力をつかった痕跡を感知できたり」
「そうしたマイウェン・パリッラウドさんの指揮下にあるのは~」
「ペギー・バーンズ」
「――ハッカーをやっています」
「ポジトロニクスとロボット工学の専門家、ボンティン・ホイッスラー」
「――有名なホイッスラー一族と親戚ではありません」
「ジョナサン・ボライェッタ」
「――異星生物学者をやっています」

 4名は、若芽《イェト》へ――

「――ようこそっ」
「――細胞活性装置を申請するみなさんは~」
「――割り当ての船室へどうぞ」
「4名は~」
「細胞活性装置を求める申請者たちに混じって~」
「いろいろ仕込んだ荷物をかかえたまま~」
「オクリルのククルをつれたまま~」
「若芽《イェト》に無事に潜入」
「――技術施設が見当たりませんね」
「――内壁に、ハイパーエネルギー活性のある物質が混じっていて~」
「――神経回路みたいなモノを作っているみたいな?」
「――若芽《イェト》自体が~」
「――申請者たちが吐いた二酸化炭素を吸収して~」
「――酸素を出しているみたいな?」
「駆動系とかのコトは~」
「立入禁止区域に入らないとわからなそう」
「……」
「そうこうするうちに~」
「マイウェン・パリッラウドさんは~」
「オクリルのククルの眼によって~」
「ヒトの眼に映らない現象をとらえました」
「――ククル?」
「――ゲメンが壁から出てきたの?」
「……」
「そうこうするうちに~」
「ペギー・バーンズとボンティン・ホイッスラーは~」
「――申請者が何人も、姿を消した?」
「噂を聞いて~」
「――どこへ行ったんだ?」
「サエンカリス=世話役のゲメンに尋ねてみますが~」
「――組織液です」
「よくわからない回答なのでした」

 若芽《イェト》で、細胞活性装置申請者の選抜がはじまる――

「潜入部隊の4名は~」
「いろいろわかってきました」
「――細胞活性装置をかけた自己アピールとか~」
「――採血とかで~」
「――ゲメンたちは~」
「――けっこう大量の情報を集めてる?」
「――けっこう緻密に試験してる?」
「ゲメンたちの側は~」
「――パキシュ根茎は~」
「――エイリス真空におけるギャラクティカーの守りになるのです」
「あいかわらずの情報しか開示しないのでした」

 若芽《イェト》――

「潜入部隊は~」
「――二手にわかれましょう」
「マイウェン・パリッラウドさんは~」
「ジョナサン・ボライェッタをともなって~」
「――若芽《イェト》のバル=司令官であるハッドフニスに、接近よ」
「なかなか巧くいきません」
「そうしながらも~」
「ジョナサン・ボライェッタは~」
「――(こっそり細胞活性装置を探したいなあ)」
「思っていたり」

 一方――

「ボンティン・ホイッスラーと~」
「ペギー・バーンズは~」
「デフレクターで姿を消して、立入禁止区域へ」
「船壁のふくらみのひとつで~」
「――ゲメンがひとり?」
「――水やりをしてる?」
「さらに様子をうかがっていると~」
「――むくくくっ」
「芽吹いて、茎が伸びて、実ができるかんじで~」
「短時間で、ゲメンひとりが生長したりして」
「――ぽろん」
「ひとりだちして、歩いていってしまったり」
「ペギー・バーンズは~」
「残った枯れた茎から、試料を採取」
「さらに」
「別の芽を見てみると~」
「――細胞活性装置の実が、ついている?」
「ボンティン・ホイッスラーは~」
「――(コレを持ってかえれば……)」
「思わず摘みとろうとしますが~」
「ペギー・バーンズが~」
「――ちょっと待て」
「止めに入ったりして」
「……」
「居室に戻ってから~」
「持ち帰った茎の試料を分析してみると~」
「――やっぱり、見た目どおり植物の組織だよなあ」

 細胞活性装置申請者の選抜は、次なる段階へ――

「ゲメンたちによれば~」
「――先般~」
「――申請者のみなさんに~」
「――自己アピールしてもらって~」
「――互いにふさわしい方を推薦しあってもらって決めよう、としましたが~」
「――どうも、うまくいきません」
「――そこで~」
「――第二段階として~」
「――自薦を認めます」
「――ただし、細胞活性装置にふさわしい方を選ぶのはゲメンです」
「――恨みっこなしです」
「――血の誓約をしてもらいます」
「――落選したら、すぐに下船してもらいます」
「……」
「マイウェン・パリッラウドさん」
「ジョナサン・ボライェッタ」
「両名は~」
「とある申請者が~」
「――血の誓約なんてしないぞっ」
「暴れて~」
「――ぐっさり」
「船の壁を、ひどく傷つけたところが~」
「――もこもこもこっ……ぱっくり」
「傷ついた壁は~」
「問題の申請者を吸収」
「――ごっくん」
「――ぴったり」
「壁の傷は閉じて、もとどおりに」
「ゲメンたちは~」
「――傷を負わせた者は、それを癒やさねばならないのです」
「――ゲメンの法なのです」
「とか説明したりする」

 7月18日――

「ゲメンたちは~」
「イェト・カレル少年と両親に~」
「細胞活性装置3基を授与」
「……」
「マイウェン・パリッラウドさんは~」
「ボンティン・ホイッスラーとペギー・バーンズが~」
「若芽《イェト》のバル=司令官であるハッドフニスに話しかけよう~」
「とするところから~」
「注意をそらそうとして~」
「――ゲメンが嘘をついている件についてっ」
「ゲメンたちを批難して詰め寄ったりしたのです」
「トコロが~」
「どうしたコトか~」
「――すばらしいっ」
「――アナタに細胞活性装置を差し上げましょう」
「予期せぬコトになったりして」
「……」
「異星生物学者のジョナサン・ボライェッタは~」
「自分の学術成果を、ことさら価値あるモノのように語ったりして~」
「――アナタにも細胞活性装置を差し上げましょう」
「……」
「ボンティン・ホイッスラーにも~」
「ペギー・バーンズにも~」
「運命の時が訪れます」
「その場には~」
「サエンカリス=世話役のゲメンが、大勢いあわせたり」
「――ゲメンたちは、選別手順を監視するようにいわれている、とか?」
「マイウェン・パリッラウドさんは~」
「――ゲメンたちから何か出ている?」
「少し前に誰かが超能力をつかった痕跡を感知する能力を発揮」
「――もしかしたら?」
「――若芽《イェト》の中に?」
「――人工的に作られたプシ源がある……?」
「マイウェン・パリッラウドさんは~」
「ここで意識を失ったり」

 7時間後――

「――はっ」
「意識をとりもどした~」
「マイウェン・パリッラウドさんは~」
「サエンカリスから聞かされたり」
「――ペギー・バーンズも?」
「――細胞活性装置をもらえる?」
「――悪ぶってみせたボンティン・ホイッスラーも?」
「――細胞活性装置をもらえる?」
「ちなみに」
「この時~」
「ゲメンから知らされたのが~」
「――ゲメンたちの細胞活性装置は、譲渡できない?」
「というか」
「――ゲメンは、譲渡を認めない?」
「ボンティン・ホイッスラーは~」
「――(オレ、がんばったんだけれどもなあ)」
「――(不治の病の女房に細胞活性装置をやりたかったんだけれどもなあ)」
「がっかりだった、とかいう」

 惑星テラの衛星ルナ――

「衛星ルナの巨大計算脳ネーサンは~」
「潜入部隊からの報告を分析」
「――若芽《イェト》は~」
「――テレキネシスで浮かんで、テレポートで飛ぶのでしょう」
「――サエンカリスは~」
「――通常エネルギーを吸収して~」
「――ハイパーエネルギーに変えて若芽《イェト》に渡すのでしょう」
「――遅くとも明日には~」
「――発進に充分なエネルギーが溜まるはずです」

 惑星テラ――

「分析結果をうけて~」
「星系ソル首相のカイ・チェンさんは~」
「――市民のみなさんは、若芽《イェト》から退去してください」
「呼びかけたりして」
「……」
「一方――」
「ゲメンたちは~」
「――ワレワレ、星系ソルを出るコトにします」
「申請者のいくらかが退去したところで~」
「若芽《イェト》は、入口を閉鎖」

 7月19日、夜――

「若芽《イェト》は~」
「20万名を閉じこめたまま~」
「――すすす」
「離陸」
「水星に進路をとるようです」
「《ガルブレイス・デイトンVII》他3隻が追跡」
「――どどーん」
「警告射撃とかをするのですが~」
「若芽《イェト》は~」
「――ふっ」
「テレポートして消えたという」

 以下次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 5月もそろそろ終わりです。


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