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979 [2017/05/08]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2906 . Michael Marcus Thurner / Das gestohlene Raumschiff / 盗まれた宇宙船
2907 . Susan Schwartz / Der Spross YETO / 若芽《イェト》
2908 . Kai Hirdt / Das Gesetz der Gemeni / ゲメンの法
2909 . Wim Vandemaan / Adam von Aures / アウレスのアダム
2910 . Uwe Anton / Im Reich der Soprassiden / スプラッス人の国にて
2911 . Robert Corvus / Riss im Lügennetz / 嘘の網のほつれ
2912 . Robert Corvus / Der letzte Galakt-Transferer / 最後のギャラクト・トランスファーラー
2913 . Michael Marcus Thurner / Das neue Imperium / 新帝国
2914 . Michelle Stern / Im Bann des Pulsars / パルサーの呪縛の中で
2915 . Verena Themsen / In Arkons Schatten / アルコンの影の中

□ Perry Rhodan-Heft 2906話「盗まれた宇宙船」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2906-das-gestohlene-raumschiff.html ]

 (承前)

 新銀河暦1551年、銀河系、惑星テラ――

「自由ギャラクティカー連盟の首都テラニアに暮らす~」
「カレル一家は~」
「――奥様のミラルドさん」
「――旦那様のペンド」
「――一人息子のイェトくん7歳」
「の3人家族」
「イェト・カレルくんは~」
「――ウチの子、エンパスなんじゃないの?」
「と両親が思うほど~」
「人が感じるコトを感じとる、天賦の才がありました」
「でも」
「健康ではありません」
「――!」
「難病の間欠性筋弛緩症(IMA)に苦しんでいたのです」
「……」
「ちなみに」
「惑星テラの衛星ルナでは~」
「間欠性筋弛緩症のテラナー系の患者の7割が、都市イアカラに集中」
「都市イアカラといえば~」
「オンリョン人の都市」
「ゆえに、人々は~」
「――IMAって、アトピック法廷がもちこんだ病気じゃね?」
「ささやきあっていた、とかいう」
「……」
「ともあれ」
「イェト・カレルくんは~」
「――!」
「くりかえし重い発作に襲われたり」
「看護ロボットのネストルは~」
「――(!)」
「発作のたびに、ナノロボットで症状を緩和」
「でも」
「治る見こみはないのです」
「いつ死ぬコトになってもおかしくない」

 6月19日――

「母ミラルド・カレルさんは~」
「果物・野菜のトップデザイナー」
「その庭で~」
「イェト・カレルくんは~」
「――種?」
「とっても小さな暗青色の何かを発見」
「――育ててみようっ」
「部屋に持ちかえって~」
「翌朝――」
「――一晩で、倍に育った?」
「不思議な種のコトを、両親に話してみたり」
「――なるほど」
「――すごいわねー」
「聞き流されてしまいます」

 数日後――

「イェト・カレルくんは~」
「テラニアにそこそこの料理店を経営する~」
「オンリョン人ロックタル・ヴェトシェネルに~」
「――トモダチだから、こっそり教えてあげる」
「不思議な種のコトを、話してみたり」
「……」
「不思議といえば~」
「イェト・カレルくんを診察した~」
「主治医のアラスブヌルによれば~」
「――かつてないほど体調が良いようですな」

 6月27日――

「不思議なコトに~」
「この1週間、発作はありません」
「絶好調のイェト・カレルくんのもとへ~」
「アヤシゲな男が訪ねてきました」
「――医療ネットワーク〈ソル/インターン〉の依頼で取材しております」
「――ジャーナリストのゾマーと申します」
「――ぼっちゃんがお持ちの、育つ〈オモチャ〉の話を耳にしまして~」
「――見せてくれないかなあ?」
「父ペンド・カレルが~」
「ゾマーを家からつまみだしたり」
「が」
「その晩――」
「ゾマーはカレル家に侵入
「――そーっと」
「〈オモチャ〉を盗んで逃げました」

 翌朝――

「母ミラルド・カレルさんは、警察に通報したり」
「――なるほど」
「――大変ですねー」
「聞き流されてしまいます」

 しばらくして――

「――!」
「イェト・カレルくんは~」
「またもや発作がぶりかえすようになって入院」
「見舞いにおとずれた~」
「トモダチのオンリョン人ロックタル・ヴェトシェネルは~」
「――種から育ったモノが盗まれた?」
「――もしやイェトくんの健康と関係が?」
「思いついて~」
「情報機関TLDに出向きました」
「……」
「門前払いかと思いきや~」
「TLDの長官マウリッツ・ヴィンガーデンは~」
「――?」
「なにやらピンときたようです」

 調査開始――

「TLD工作員パラケル・フィッツジェラルド」
「TLD工作員オナ・ユタイテさん」
「両名は~」
「ゾマーの住居で手掛かりを発見」
「――同調遺伝子技術者アリエル・ブテナント?」
「――テクノ・マハディとかかわりがありそう?」
「――ゾマーとは、反体制的な思想を共有する仲?」
「ともあれ」
「TLD工作員両名は~」
「アリエル・ブテナントに圧力をかけて~」
「――話のわかる不動産屋を介した?」
「手掛かりをたぐって~」
「ゾマーの居所を特定」

 ゾマーの隠れ家――

「TLD工作員両名は~」
「強襲してゾマーを拘束」
「隠れ家の広間には~」
「さしわたし33メートルに育った謎の物体がありました」
「卵形で一部は透明」
「――宇宙船?」
「――みたいに見えるわねえ」
「……」
「科学者たちは~」
「謎の物体を調査しますが~」
「――内部に入れない?」
「――測定のたびに値が変わる?」
「なかなか進まず」
「異星技術分析者のフィリップ・メジレスは~」
「――物体には~」
「――ハイパーエネルギーのイライラさせる場があって~」
「――探知を妨害したり~」
「――至近距離ではエネルギーバリアも無効にしたりするのかも」
「搬送ビームも効かないので~」
「純粋に機械的な手段で~」
「――うぃーん、がっちょん」
「――ぶろろろろっ」
「物体を、アルデバラン宙港に搬送」

 7月11日――

「――物体の成長が止まった?」
「最終的に~」
「長さは4960m」
「幅は3530m」

 翌日――

「物体は~」
「全方位にインターコスモで発信」
「――ゲメンは~」
「――平和的意図をもって来たのです」
「――〈ゲショド〉の委託で~」
「――超知性体〈それ〉のかつての〈力の球形体〉を覆う防衛圏を~」
「――建設したいのです」
「――星系ソルに、最初のパキシェ根茎を植えるのです」
「自由ギャラクティカー連盟を代表するヘケネル・シャロウンは~」
「――貴殿には、退去を求めるっ」
「――当方は、支援を要しないっ」
「と」
「バル・ハッドフニなる存在が姿をみせました」
「おおまかにはヒューマノイドの姿形をしていますが~」
「部分的には植物で~」
「部分的には機械のような」
「曰く」
「――異なコトをおっしゃいますね」
「――でも~」
「――退去をお求め、というのは理解しました」
「――そちらの宙港にある〈ゲショド〉若芽は~」
「――飛行可能になるまで、数日かかります」
「――それまで、住民のみなさんに公開しましょう」
「バル・ハッドフニによれば~」
「――ゲメンは贈り物を持ってきたのです」
「贈り物のひとつを~」
「イェト・カレルくんに授けよう、とかいう」
「……」
「同じ頃――」
「イェト・カレルくんは~」
「終末期病棟に入院中」
「――!!」
「発作がつづいて、ついに危篤」
「こんな状態の7歳の子供に~」
「ゲメンは何を授けようというのでしょうか?」
「……」
「――この少年は、若芽〈イェト〉の監督者にふさわしいです」
「――ゆえに1000個の細胞活性装置の第1号を授けるのです」

 以下次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
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◆今回のひとこと

 単数は der Gemen 複数が die Gemeni とか。


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