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975 [2017/04/10]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇クルト・ラスヴィッツ賞 2017
◇ペリー・ローダン近況


◆クルト・ラスヴィッツ賞 2017

 本年の Kurd Laßwitz Preis の長篇部門、短篇部門のノミネート作品を。
 授与式は、11月4日、ドレスデンの PentaCon にて。

□ Bester deutschsprachiger SF-Roman 国内長篇部門ノミネート作品

・Arne Ahlert / Moonatics / ムーナティクス

「近未来――」
「地球の諸国に行き飽きた~」
「ウェブデザイナーのダリアン・カーティスは~」
「初の月世界旅行=人生最大のクレイジーな冒険へ」

 ――Heyne 社

・Andreas Brandhorst / Omni / オムニ
 ――ドイツSF大賞でもノミネート

・Christopher Ecker / Der Bahnhof von Plön / プレーンの駅
 ――ドイツSF大賞でもノミネート

・Marc Elsberg / Helix / 螺旋
 ――ドイツSF大賞でもノミネート

・Horst Evers / Alles außer irdisch / 地球以外の全宇宙

「ベルリン・ブランデンブルク空港は~」
「開港してわずか7.34秒で~」
「侵略者の巨大宇宙船が降下してきて、ぺしゃんこに」
「――地球の危機っ」
「ゴイコ・シュルツ36歳」
「自転車便の姐さん」
「ロシア人時間旅行研究家」
「3名は、惑星間消費者裁判所に向かう」

 ――Rowohlt 社

・Matthias Falke / Sternentor / 星の門
 ――巨大船で宇宙を行く『エンテュメシス』第5部3巻。Begedia 社

・Frank Hebben / Im Nebel kein Wort / 霧の中、言葉なく

「第一次大戦の西部戦線における~」
「ドストラと少女リリャの物語」

 ――Begedia 社

・Jo Koren / Vektor / ベクター
 ――ドイツSF大賞でもノミネート

・Karsten Kruschel / Das Universum nach Landau / ランダウに向かう宇宙
 ――Vilm『ヴィルム』世界を描く新作、Wurdack 社

・Jens Lubbadeh / Unsterblich / 不死

「バーチャルリアリティ・インプラントのおかげで~」
「人を完全に複製して生かすコトが可能な未来世界」
「――スター、マレーネ・ディートリッヒの復活です」
「お祝いムードの中~」
「――マレーネが消えた?」
「捜索にあたる保険代理店のエージェント、ベンジャミン・カリは~」
「連続殺人事件に巻きこまれたり」

 ――Heyne 社

・Gabriele Nolte / Blumen vom Mars / 火星の花

「2047年――」
「厳格なイスラム文化と西洋文化のあいだにくすぶっていた対立がもとで~」
「第三次世界大戦、勃発」
「混乱の中~」
「アラン・クレヴィルは~」
「ここ何年も西側諸国の火星計画を妨害してきた犯人を探す」

 ――CreateSpace

・Karla Schmidt / Ein neuer Himmel für Kana / カナに新たな空を
 ――D9E - Die neunte Expansion『第九次拡張』シリーズの11巻目、Wurdack 社

・Thomas Thiemeyer / Babylon / バビロン

「億万長者ノーマン・ストロンバーグは~」
「考古学者ハンナ・ペータースと、その夫ジョン・エバンスを~」
「古代文明の地メソポタミア=目下の紛争地に派遣」
「調査隊は~」
「地底につらなる細い螺旋状の穴にねじこまれた~」
「ピラミッド状構造物を発見」
「最深部の小部屋で目覚めたモノは~」
「先史時代のメカニズムというか~」
「人類の終焉を告げる復讐の神だったり」

 ――Knaur 社

□ Beste deutschsprachige SF-Erzählung 国内短篇部門ノミネート作品

・Dirk Alt / Die Stadt der XY / XYの都市
 ――ドイツSF大賞でもノミネート

・Gabriele Behrend / Suicide Rooms / 自殺部屋
 ――ドイツSF大賞でもノミネート

・Andreas Eschbach / Acapulco! Acapulco! / アカプルコ! アカプルコ!
 ――ドイツSF大賞でもノミネート

・Marcus Hammerschmitt / Vor dem Fest oder Brief an Mathilde / 祭の前、または、マチルデに宛てた手紙
 ――ドイツSF大賞でもノミネート

・Michael K. Iwoleit / Das Netz der Geächteten / 追放された者たちの網
 ――ドイツSF大賞でもノミネート

・Hubert Katzmarz / Thuban / トゥバン
 ――ホラー雑誌 Michael Schmidt 編『Zwielicht Classic』10号に収録、vss社

・Niklas Peinecke / Emukalypse / 模倣示録
 ――短篇集 Andre' Skora、Armin Rößler、Frank Hebben 編 Gamer『ゲーマー』に収録、Begedia 社

【関連サイト】
・Kurd Laßwitz Preis のサイト
[ http://www.kurd-lasswitz-preis.de/ ]


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2902 . Oliver Fröhlich / Im Sternenkerker / 星の牢獄
2903 . Kai Hirdt / Der Bund der Schutzgeister / 守護霊の同盟
2904 . Leo Lukas / Gerichtstag des Gondus / ゴンドゥ人の裁判所
2905 . Michelle Stern / Das verlorene Volk / 失われた種族
2906 . Michael Marcus Thurner / Das gestohlene Raumschiff / 盗まれた宇宙船
2907 . Susan Schwartz / Der Spross YETO / 若芽の《イェト》

□ Perry Rhodan-Heft 2902話「星の牢獄」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2902-im-sternenkerker.html ]

 (承前)

 新銀河暦1551年9月、NGC4622銀河――

「ペリー・ローダンは~」
「巨艦《ラス・ツバイ》で~」
「トオゴンドゥ種族のゴンドゥナート=〈黄金の国〉の~」
「惑星トオアロンへ」
「ところが」
「――宇宙心理学者ベン・ジェロと?」
「――フォーゲル・ツィールロスが?」
「――トオゴンドゥ種族1名を殺害した?」
「さらに」
「――グッキーと?」
「――ルア・ヴィルタネンさんが?」
「――2名を脱獄させようとして逮捕された?」
「囚人4名は~」
「トオゴンドゥ船《オオノム》で~」
「宇宙刑務所へ護送されるコトに」

 マーズ級巡洋戦艦《ブジョ・ブレイスコル》――

「ペリー・ローダンの孫娘ファリエ・セフェロアさんの指揮のもと~」
「《ラス・ツバイ》の搭載艦の1隻《ブジョ・ブレイスコル》は~」
「《オオノム》が、休み休み進むのを~」
「気づかれないまま、難なく追跡」
「――追ってきてくれ、といわんばかりねえ」

 9月30日、宇宙刑務所《オリヴァル》――

「惑星トオアロンから距離5050光年」
「白色矮星をめぐる小惑星帯の、ど真ん中」
「差し渡し30kmの、でこぼこの天体に~」
「諸種族からなる50万名が収監されていますが~」
「はっきりわかる看守はいません」
「秘密情報局の〈間者〉がまぎれこんでいて~」
「囚人たちの徒党〈密会〉をたがいに争わせて~」
「脱獄する暇がないようにしているのだとか」
「……」
「囚人4名のうち~」
「超能力を有するネズミビーバーのグッキーは~」
「それなりの施設で隔離、拘束」
「残る3名は~」
「別の区画で~」
「牢名主に身ぐるみ剥がれて~」
「さんざんな目に遭って~」
「――次の闘技会で勝ち残るんだよっ」
「一方的に申し渡されたり」
「……」
「囚人のひとり、トオゴンドゥ種族のラアグヌルは~」
「見慣れない新入り3名のコトを知って~」
「――コイツら〈間者〉かもしれない」
「疑うのでした」

 《ラス・ツバイ》の搭載艦《ブジョ・ブレイスコル》――

「ファリエ・セフェロアさんは~」
「――搭載コルベット1隻で、ためしに攻撃よっ」
「無人操縦のスペースジェット10機を費やして~」
「宇宙刑務所《オリヴァル》の防衛システムを見切ったりして」
「――簡単すぎるわねえ」
「こんな印象も口にしたり」
「――〈黄金の国〉以外の何か勢力が動いているのかも」

 10月1日――

「ファリエ・セフェロアさん+5名の宇宙陸戦隊は~」
「対探知性能にすぐれたローリン型スペースジェットで~」
「宇宙刑務所《オリヴァル》に潜入」
「万能宇宙服の偽装機能で、トオゴンドゥ種族に変装」
「早速、遭遇したのが~」
「――囚人どおしの喧嘩騒ぎ?」
「――あ、決着がついた」
「宇宙陸戦隊のドン・ヤラドゥアは~」
「メタボリスト=生き物の生物化学的プロセスを操る超能力者」
「喧嘩に負けた男バシイルを手当てしたり」
「で」
「宇宙陸戦隊一同は~」
「コレを手づるに~」
「囚人誰もが一目おいているというシャッソナルトなる男のもとへ」
「ファリエ・セフェロアさんは~」
「――アナタを脱獄させてあげるから~」
「――新入り4名のコトを教えてくださいな」
「――じつは、雇い主がアイツらをじきじきに始末したいと言っているの」
「適当に素性を偽って、情報収集しようとします」
「が」
「シャッソナルトは、さすが囚人たちに一目おかれる男」
「――刑務所とは、あるべくしてあるのです」
「――ワシは家族を殺して、いるべくしてココにいるのです」
「でも」
「新入り4名のコトはいくらか教えてくれたり」

 10月3日、闘技会――

「ファリエ・セフェロアさん配下の宇宙陸戦隊員が見守る中~」
「囚人フォーゲル・ツィールロスは~」
「アトランから伝授されたダゴルの技で~」
「――勝ったぞぉっ」
「そこへ」
「――!」
「トオゴンドゥ種族のひとりが、いきなり襲いかかったりして」
「――!!」
「私闘は周囲をまきこんで大乱闘に」
「……」
「囚人バシイルは~」
「じつは〈間者〉のひとり」
「――この大乱闘に乗じて~」
「――目の上のコブのシャッソナルトを殺ってしまおう」
「――ぐっさり」
「さらに」
「同僚の〈間者〉と連絡をとりあって~」
「――オレを救ったのは、超能力者だ」
「――排除しないとっ」
「狩りたてはじめたり」
「……」
「そうこうするうちに~」
「ファリエ・セフェロアさんは~」
「超能力を有するネズミビーバーのグッキーを救出」
「で」
「グッキーと~」
「ドン・ヤラドゥアは~」
「瀕死のシャッソナルトを調べて~」
「――脳にイジった跡がある?」
「ドン・ヤラドゥアが~」
「脳を治療してみると~」
「――ワシは……家族を殺して、いないのです」
「――どうして刑務所にいるのか……わからないのです」
「――がっくり」

 かくして――

「ファリエ・セフェロアさん率いる宇宙陸戦隊は~」
「対探知性能にすぐれたローリン型スペースジェットで~」
「あっさり脱出」
「……」
「一方」
「混乱に乗じて~」
「グッキー」
「ルア・ヴィルタネンさん」
「フォーゲル・ツィールロス」
「宇宙心理学者ベン・ジェロ」
「自由に動けるようになった4名は~」
「――ボクたちは、自力で脱獄するんですよー」
「という素振りで、脱出を図る」
「と、そこへ」
「バシイルが~」
「――逃がすかっ」
「――ずぎゅーん」
「宇宙心理学者ベン・ジェロは、致命傷」
「それでも~」
「4名は~」
「スペースジェットに逃げこんで、姿を消したり」
「……」
「ところで」
「囚人のひとり、ラアグヌルは~」
「こうした様子を見て~」
「――アイツこそ〈間者〉だっ」
「バシイルを、アジトまで尾行して、殺害」
「アジトにあった転送機を使って、その先におもむくのでした」

 以下次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 毎年ノミネートに春を感じるってのはどうかと。


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