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973 [2017/03/27]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2900 . Verena Themsen / Das kosmische Erbe / 宇宙遺産
2901 . Michael Marcus Thurner / Das Goldene Reich / 黄金の国
2902 . Oliver Fröhlich / Im Sternenkerker / 星の牢獄
2903 . Kai Hirdt / Der Bund der Schutzgeister / 守護霊の同盟
2904 . Leo Lukas / Gerichtstag des Gondus / ゴンドゥ人の裁判所
2905 . Michelle Stern / Das verlorene Volk / 失われた種族
2906 . Michael Marcus Thurner / Das gestohlene Raumschiff / 盗まれた宇宙船
2907 . Susan Schwartz / Der Spross YETO / 若芽の《イェト》

□ Perry Rhodan-Heft 2900話「宇宙遺産」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2900-das-kosmische-erbe.html ]

 新銀河暦1551年5月、銀河系――

「アトピック法廷が~」
「――ペリー・ローダン」
「――アルコン帝国皇帝ボスティク1世」
「――アダウレスト(まだ生まれていない)」
「――以上の3名は主犯格として~」
「――〈GAヨマードのエクピュロシス〉=〈銀河系の劫火〉をひきおこすっ」
「――だから事前に逮捕して拘束だっ」
「――コレにて〈銀河系の劫火〉を未然に阻止するのだっ」
「とか裁判しにきて、撤退した~」
「あの事件から30余年」
「宇宙の終焉のテズにつながる時間線からそれた、この時間線に~」
「ポリポート駅網は、もうありません」
「超知性体〈それ〉は、もういません」
「銀河系では~」
「自由テラナー連盟が~」
「自由ギャラクティカー連盟と名を変えて~」
「フェロン人ヘケネル・シャロウンのもと~」
「いくらか発展を遂げていたりして」
「……」
「かつて~」
「新銀河暦1514年――」
「ペリー・ローダンと~」
「ボスティクは~」
「銀河系の星系サンで会談して~」
「――銀河系やアンドロメダ銀河やアンスレスタ銀河で~」
「――安保条約みたいなモノを結べたなら」
「とか構想を練ったコトがありました」
「ポリポート駅網の崩壊で~」
「アンスレスタ銀河との連絡は絶えましたが~」
「アトピック法廷の一件で~」
「ラール人が住むラルハトーン銀河と~」
「星門転送機5基を経て往来する可能性が出てきたりして」
「――銀河系やアンドロメダ銀河やラルハトーン銀河で~」
「――安保条約みたいなモノを結べたなら」
「サン計画は~」
「形を変えて~」
「――自由ギャラクティカー連盟の~」
「――サン計画担当・連盟全権委員に就任した~」
「――このペリー・ローダンが~」
「――鋭意推進する所存」
「ペリー・ローダンは~」
「アンドロメダ銀河と~」
「交渉を進めたり~」
「ラルハトーン銀河と銀河系をつなぐ星門転送機の~」
「先般の事件で壊れたトコロを修繕したり」
「ラール人カドホノル=ロムが~」
「初の大使として銀河系に着任するコトになったり」

 5月14日、星系ソル第一惑星・水星――

「ラール人大使カドホノル=ロムの歓迎に沸く~」
「惑星テラを抜け出して~」
「ペリー・ローダンは~」
「自由ギャラクティカー連盟艦隊の巨艦《ラス・ツバイ》で~」
「宇宙陸戦隊を指揮する~」
「孫娘ファリエ・セフェロア中佐と共に~」
「水星へ」
「と、いうのも」
「この少し前――」
「水星の採鉱都市カラド・タウンの近くで~」
「地下資源の探査をしたトコロ~」
「古代レムール人の遺跡が見つかったのだとか」
「……」
「発掘責任者の考古学博士フェデル・ロッツィさんと~」
「副責任者のデジオ・ガッタイは~」
「――洞窟の中に、等身大の兵士の彫像が……1万2000体?」
「――秦の始皇帝の兵馬俑みたいねえ」
「立体カメラで撮影した映像を早送りして、わかったのですが~」
「――彫像が少しずつ動いている?」
「――遺跡に外気が入ったからかしら?」
「というか」
「――全部の彫像が、天井の向こうを見上げようとしている?」
「彫像の赤くほのかに光る素材を、調べてみると~」
「――ほとんどがレムール合金?」
「――それと微量のドロカルナム=PEW金属?」
「――それともっと微量の何か凄い作用物質?」
「この作用物質をハイパーアーゲンスXと命名」
「――長いわね」
「――略してHAXにしましょう」
「彫像の素材をHAX=レムール合金と命名」
「――長いわね」
「――略してハレムにしましょう」
「彫像群はハレム軍と呼ばれるコトになったり」
「さて」
「このハレム軍」
「見るからに、5万5000年くらい前のレムール時代のモノ」
「でも、年代測定をしてみると~」
「――3万5000年前?」
「イロイロ謎が多いので~」
「――こういうのに造詣が深い年寄りを呼びましょう」
「……」
「かくして」
「ペリー・ローダンは~」
「水星の遺跡へ」
「見て回って~」
「解説などを聞いたりする」
「と」
「ふと気づくと~」
「――!」
「――彫像の動きが……目に見えて早くなっている?」
「――かすかに緑に輝きはじめた=PEW金属が活性になった?」

 惑星テラ、首都テラニア――

「ペリー・ローダンは~」
「ファリエ・セフェロアさんを、護衛としてともなって~」
「いったん惑星テラに戻ると~」
「ラール人大使カドホノル=ロムの歓迎式典に出席」
「……」
「じつは~」
「30年余前――」
「ラール人政府との交渉にあたるため~」
「ラルハトーン銀河に残った~」
「《ファンカン・タイクII》の~」
「レジナルド・ブルとか~」
「イホ・トロトとか~」
「《ファンカン・タイク》ごと~」
「行方不明」
「その後――」
「一同の捜索のため~」
「ラルハトーン銀河に派遣された~」
「エクスプローラー船《オヴァロン》も~
「音信途絶」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「ラール人カドホノル=ロムに~」
「2隻と乗員一同の消息を調べてほしい、と頼んだりして」
「と」
「そこへ」
「――水星に戻ってほしい?」
「向かおうとしたトコロで~」
「――行く前に、TLDタワーに寄って話をきいてほしい?」

 自由ギャラクティカー連盟の情報機関の本拠、TLDタワー――

「情報機関TLDの長官マウリッツ・ヴィンガーデンは~」
「――2時間前~」
「――〈裏門〉転送機で水星に到着した旅客の中に~」
「――不審な男がいたのです」
「人類、30歳、わかっているのは乗客名簿の名前だけ」
「――アウレスのアダムというのです」
「……」
「アウレスとは~」
「ペリー・ローダンの息子デロリアンが~」
「私兵の基地に用いたと伝え聞く~」
「惑星サンハバの知性ある都市の名だったり」
「……」
「――アウレスの出身というコトか?」
「マウリッツ・ヴィンガーデンは~」
「――直感なのです」
「――Adam von Aures という名は~」
「――am von を抜いて、最後に t を加えると~」
「――Adaurest になるのです」
「本当にアダウレストなら~」
「〈銀河系の劫火〉を阻止するために~」
「〈銀河系の劫火〉の情報を得るために~」
「本人の意志にかかわりなく、是非とも協力を得たいトコロ」
「なので」
「――ウチの工作員に追跡させたのですが~」
「――逃げられてしまったのです」
「と」
「そこへ再度」
「――大至急、水星に戻ってほしい?」

 5月15日、水星――

「ペリー・ローダンと~」
「ファリエ・セフェロアさんは~」
「――ハレム軍が、妨害波みたいな何かを出しはじめた?」
「レムール遺跡へ」
「同行したTLD工作員オピテル・キントは~」
「見た目はテラナーのようですが~」
「エルトルス人の遺伝素質をもっていて~」
「身体能力が半端ない」
「――小型のロボットがコロコロ転がって移動している?」
「――壁から湧いたり、壁に潜ったりしている?」
「小型ロボットは、長さ5mmの梁3本が中央で交差した形」
「《ラス・ツバイ》から~」
「ファリエ・セフェロアさんの部下である~」
「宇宙陸戦隊の猛者たち10名と~」
「TARA=VIII=Uh戦闘ロボット10体が、到着」
「――小型ロボットを拘束場で捕らえるんだっ」
「捕獲して、研究施設で調べていると~」
「――同型の大型ロボット10体ほど湧いて出た?」
「大きいモノで2m」
「重武装です」
「――ずぎゅーん」
「いきなり戦闘」
「どうにか撃退」
「が」
「研究施設に湧いて出た1mのロボットは~」
「捕獲した小型ロボットを道連れに~」
「――ばーん」
「内破して消滅」
「たいした情報は得られませんでした」

 水星、採鉱都市カラド・タウン――

「夕食をとるペリー・ローダンたち」
「そこで」
「TLD工作員オピテル・キントは~」
「――街のヒトたちはみんなワクワクして何か待っている……みたいな?」
「夕食後――」
「――明るく輝く光点が3つ並んで見えるっ」
「――ケンタウルス座の方角に並んで見えるっ」
「群衆が騒ぎはじめたり」
「でも」
「TLD工作員オピテル・キントは~」
「――空にはっきりしない光点が見える……みたいな?」
「ペリー・ローダンは~」
「――キミもそう見えるか?」
「メンタル安定化手術をうけた一部のヒトたちには~」
「この程度にしか、受け取れないのでした」

 翌日、惑星テラ――

「ペリー・ローダンがうけた報告によれば~」
「――3つの光点は~」
「――金星でも~」
「――惑星テラでも~」
「――火星でも~」
「――見えています」
「――ハレム軍の彫像が顔を向けた方角に見えるようです」
「――一般の人々は~」
「――シアワセな気持ちになって~」
「――3つの光点が見えるトコロへ行きたくなるのです」
「日常生活はすでに崩壊しはじめていたり」
「ペリー・ローダンは~」
「超能力を有するネズミビーバーのグッキーに~」
「水星の遺跡の調査を任せると~」
「――問題の方角に、恒星はないか?」
「恒星タルターンは~」
「距離1万2000光年」
「オテルマの星が~」
「距離2万7000光年――ほとんど銀河系の縁にあるとか」
「――オステルマの星は?」
「――5000年前にヘリウム燃焼をはじめているが?」
「――ノヴァぽくなるのには、まだ何百万年前もかかるはずだった?」
「――ソレが、警邏中の巡洋艦の報告によれば?」
「――ノヴァみたいになっている?」
「ならば」
「――恒星タルターンは?」
「――惑星に生命が暮らすのに適した主系列星?」
「――第2惑星マンダームの原住種族を観察する基地が置かれている?」
「――でも……応答がない?」
「ペリー・ローダンは~」
「巨艦《ラス・ツバイ》で~」
「――急ぐのだ、星系タルターンへ」
「緊急発進」
「……」
「星系ソルは~」
「クリスタルバリアを展開」

 星系タルターン――

「巨艦《ラス・ツバイ》が~」
「到着してみると~」
「恒星タルターンは、爆発寸前」
「第2惑星マンダームは、滅亡寸前」
「原住種族は、宇宙航行以前の文明水準」
「自力では、逃げ出せません」
「《ラス・ツバイ》は~」
「惑星マンダームをパラトロン・バリアでかばいながら~」
「――総出で救い出すのだっ」
「《ラス・ツバイ》操縦士アンドリス・カントヴァイネンまで~」
「スペースジェットで現地に出向いたりして」

 5月19日――

「原住種族の疎開完了」
「恒星タルターンは、もう恒星の体を成していません」
「《ラス・ツバイ》は~」
「後続の《ミル・ヴァタリ》に~」
「あとを任せて、惑星テラへ」

 帰路の《ラス・ツバイ》にて――

「先般にペリー・ローダンと婚姻関係を結んだ、とかいう~」
「アトル人の科学者シク・ドルクスタイゲルさんは~」
「――恒星タルターンの重力が減っていくのを観測しました」
「――放射圧と重力の釣り合いがとれなくなってノヴァ化したのです」
「――たとえば、反重力場が生じた、とか」
「――たとえば、重力定数が小さくなった、とか」
「誰かの意図的な操作のようでもありますが~」
「シク・ドルクスタイゲルさんの見立てによれば~」
「――オテルマの星のノヴァ化、と違って~」
「――恒星タルターンは破壊されてしまった、という感じです」
「――オテルマの星のノヴァ化の余波かもしれません」

 惑星テラ――

「ペリー・ローダンは~」
「フェロン人ヘケネル・シャロウンに迎えられて~」
「現状を聞かされたり」
「とりわけ」
「〈永劫の暗き被造物の深き目〉について」
「このギャラクティカムの銀河最大の観測装置大規模な観測装置を~」
「テラナーたちは面倒がって~」
「――〈ディープ・ダーク・アイ〉」
「と、略して呼ぶのですが」
「ともあれ、この銀河最大の観測装置を扱う~」
「ブルー人の科学者ユスリュユンからの報告によれば~」
「――高次元周波帯で微弱な信号を感知しました」
「――恒星ソルとオテルマの星をむすんだ線をのばした先の~」
「――銀河間の虚空で~」
「――恒星ソルから5000万光年のトコロでひとつ」
「――その先5500光年のトコロでひとつ」
「――恒星2つがノヴァ化したようです」
「この線をさらにのばずと~」
「――2億光年先の、NGC4622銀河ですね」

 水星――

「ペリー・ローダンは~」
「グッキーに迎えられて~」
「現状を聞かされたり」
「――星系ソルの浮かれ騒ぎの原因は~」
「――ハレム軍のパラ暗示的感化力だね」
「それから」
「――夜空に見えた光の点は~」
「――何者かが散布したナノ粒子の効果みたい」
「とか、話していると~」
「科学者ひとりが近寄ってきて~」
「――ペリー・ローダン……その……伝言を預かっているのですが」
「――水星のハレム軍のトコロに来てほしい……と」
「誰からの伝言でしょうか」
「――えと、その……ハレム軍から、なんです」

 水星、レムール遺跡――

「ペリー・ローダンは~」
「グッキーをともない~」
「ハレム軍のもとへ」
「で」
「ココロを開いて~」
「彫像たちの知らせを受けとめてみると~」
「――放浪者はその力の球形体を去った」
「――力の球形体の星間種族たちはふたたび自由だ」
「――だが、放浪者が去ったコトで~」
「――また別の暗く破壊的な力たちが欲望に目覚めた」
「――ワレら〈追われし種族〉種族が、キミらに庇護を提供しよう」
「――ワレらは、放浪者の後継者に同盟を申し出る」
「――灯火にしたがい〈黄金の国〉に来るのだ」

 6月10日――

「巨艦《ラス・ツバイ》は~」
「さまざまな人材を乗せて~」
「ハレム軍の彫像2体を積みこんで~」
「ペリー・ローダン指揮のもと~」
「――発進っ」

 余談――

「アトランは、戻っていないらしい」
「ボスティクとか~」
「ヴェトリス=モラウドとか~」
「何をしているか、さっぱりわからず」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 これにて Genesis サイクル開始。


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