rlmdi.
| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

d-information

952 [2016/10/31]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

[このメールは登録者に無料で配布しています]
[解除はこちらから http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]


◆目次
◇ドイツ・ファンタスティーク大賞 2016
◇ペリー・ローダン近況


◆ドイツ・ファンタスティーク大賞 2016

 Deutscher Phantastik Preis の本年の受賞作は、以下のとおり。

□ Bester deutschsprachiger Roman 国内長篇部門

・Susanne Pavlovic / Die Rückkehr der Kriegerin / 女戦士の帰還
 ――Feuerjäger「炎魔討伐隊」第1巻、Amrun 社

□ Bestes deutschsprachiges Romandebüt 国内長篇新人部門

・Faye Hell / Keine Menschenseele / 誰もいない
 ――Amrun 社

□ Bester internationaler Roman 海外長篇部門

・Terry Pratchett / Die Krone des Schäfers / The Shepherd's Crown / 羊飼いの栄冠
 ――ディスクワールド・シリーズ41巻。Regina Rawlinson 訳、Manhattan 社

□ Beste deutschsprachige Kurzgeschichte 短篇部門

・Oliver Plaschka / Das öde Land / 荒野
 ――短篇集 Das öde Land und andere Geschichten vom Ende der Welt『荒野、およびその他の世界の終わりの歴史書』に収録、Low 社

□ Beste Original-Anthologie/Kurzgeschichten-Sammlung 短篇集部門

・Die dunkelbunten Farben des Steampunk / 暗く色鮮やかなスチームパンク
 ――Art Skript Phantastik 社

□ Beste Serie シリーズ部門

・Nicole Böhm / Die Chroniken der Seelenwächter / 魂の監視人の年代記
 ――Greenlight Press 社

□ Bester Grafiker / アート部門

・Alexander Kopainski

□ Bestes Sekundärwerk 二次創作部門

・Alex Jahnke & Clara Lina Wirz / Das große Steampanoptikum / 大スチーム蝋人形館
 ――Edition Roter Drache 刊

【関連サイト】
・ドイツ・ファンタスティーク大賞については
[ http://www.deutscher-phantastik-preis.de/ ]


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Trivid

Prolog . Christian Montillon & Oliver Fröhlich / プロローグ
1 . Christian Montillon & Oliver Fröhlich / Kontakt / 接触
2 . Christian Montillon & Oliver Fröhlich / Klinik / 医院
3 . Christian Montillon & Oliver Fröhlich / Labor / 実験室
4 . Christian Montillon & Oliver Fröhlich / Heimkehr / 帰郷
5 . Christian Montillon & Oliver Fröhlich / Experiment / 実験
6 . Christian Montillon & Oliver Fröhlich / Zusammenhalt / 結合

 モンティロンとフレーリヒによる電子書籍限定の企画。
 10月開始。プロローグも数えて全7冊。

「惑星テラ、都市テラニアのアッパーウェスト・ガルナル通り746の~」
「旧ガルキド大使館=現ペリー・ローダン邸」
「ペリー・ローダンが~」
「ニュース番組を見ようとして~」
「Trivid =立体テレビをつけると~」
「――拘束された女性の映像?」
「電話が鳴りました」
「――この謎をオマエひとりで解け?」

 少なくともはじまりはサスペンス仕立てのようです。

□ Perry Rhodan-Heft

2879 . Uwe Anton / Die Staubtaucher / 塵ダイバー
2880 . Michelle Stern / Tod im Aggregat / 〈集合体〉に死す
2881 . Verena Themsen / Angriff der Gyanli / ギャンリの攻撃
2882 . Hubert Haensel / Die letzte Transition / 最後の遷移
2883 . Leo Lukas / Der Mechanische Orden / 機械化騎士団
2884 . Robert Corvus / Unter allem Grund / いかなる理由をもってしても
2885 . Robert Corvus / Der Leidbringer / 悲しみもたらすもの
2886 . Michael Marcus Thurner / Der Schwarze Sternensturm / 暗黒星嵐
2887 . Susan Schwartz / Tagebuch des Widerstands / 抵抗日誌

□ Perry Rhodan-Heft 2879話「塵ダイバー」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2879-die-staubtaucher.html ]

 新銀河暦1522年8月、オルプレイド銀河――

「巨艦《ラス・ツバイ》は~」
「――ペリー・ローダンは、まだ生きているっ」
「――助けに行くんだっ」
「銀河系から1億3100万光年離れた~」
「オルプレイド銀河まで、やってきました」
「で」
「超能力を有するネズミビーバー、グッキーは~」
「ペリー・ローダンの孫娘ファリエ・セフェロアさん」
「フォーゲル・ツィールロス」
「ルア・ヴィルタネンさん」
「3名を連れて~」
「対探知能力にすぐれたローリン型スペースジェット《ハーヴェイ》で~」
「――塵の帯を調べてみようっ」
「でも」
「――航行が難しい?」
「――頭が痛くて、テレパシーが使えないっ」
「断念して戻る途中で~」
「ギャンリの宇宙船に追われて撃たれた小型宇宙船を発見」
「――テレポートっ」
「現地種族3名を、こっそり救出」

 スペース・ジェット《ハーヴェイ》――

「グッキーは~」
「――はろー」
「フレンドリーに話しかけますが~」
「救った3体は、警戒を解きません」
「――ホガルティ種族?」
「くらいしか、わかりません」

 巨艦《ラス・ツバイ》――

「――当艦は見つからない方がよかろう」
「――マーズ級巡洋戦艦《サミー・ゴルトシュタイン》が出向いて~」
「――《ハーヴェイ》を収容してくるのだ」
「……」
「収容してきて~」
「塵の帯で集めた情報を解析したところ~」
「――濃かったり薄かったりだけれども、ティアウジン粒子がある?」
「――これにハイパー水晶が混じっていて?」
「――グッキーのテレパシーを妨げる放射を出している?」
「ホガルティ種族とも、少し話が進みました」
「――ギャンリは、敵?」
「――ティウフォル人は、友にして同盟者?」
「理論時間学者アイカトウ・ザカラさんの~」
「――オルプレイド銀河の時間の構造は、オカシイわよね?」
「――2000万年間に動くはずの距離のほんの一部しか、動いていないし」
「――あるべき場所から3000光年もズレているし」
「――銀河の回転に明らかに制動がかかっているし」
「という疑念は~」
「――そうですね」
「肯定されたりする」
「そうこうするうちに~」
「ルア・ヴィルタネンさんが~」
「――ワタシなら、塵の帯の中でも航行指示できるかも」
「とかウソぶくのが、ホガルティ種族の耳に入りました」
「――できるモノなら、やってみてください」
「ルア・ヴィルタネンさんは~」
「高度な計算脳技術者であるゲニフェルにして~」
「髪に〈全能性・技術性=前駆細胞〉を仕こんでいたりする関係で~」
「ティアウジンの放射のパターンをとらえられるとか」
「――やってみましょう」
「ルア・ヴィルタネンさんの航行指示のもと~」
「ファリエ・セフェロアさんが操縦してみると~」
「――ごごごっ」
「艦は塵の帯に何光年か入って、支障なく出てこられました」
「この様子をみた~」
「ホガルティ種族は~」
「――こういうヒトがギャンリの配下だとしたら~」
「――とっくに《集合体》は攻撃されているはずですから」
「ギャンリと無縁であるコトについては、納得したようです」
「《集合体》とは何か、と問いかけると~」
「――塵ダイバーの本拠です」
「――諸種族がギャンリから逃げて駆けこむ避難所です」
「――案内しましょう」
「……」
「スペース・ジェット《ハーヴェイ》で~」
「グッキー」
「ファリエ・セフェロアさん」
「ルア・ヴィルタネンさん」
「フォーゲル・ツィールロス」
「アイカトウ・ザカラさん」
「以上の面々が、行くことになりました」
「――発進っ」

 塵の帯の中、スペース・ジェット《ハーヴェイ》――

「ファリエ・セフェロアさんは~」
「本領発揮」
「とはいえ、塵の帯のどこに《集合体》があるのでしょうか」
「ホガルティ種族は~」
「――案内人を呼ぶのです」
「矢の形をした宇宙船が、到来して~」
「航海士トア=アヌム=ケが~」
「《ハーヴェイ》に移乗してきました」
「……」
「トア=アヌム=ケは~」
「黄土色の尖った葉をしげらせた松の盆栽みたいな植物」
「アリみたいなアイカタの腹部の上のヘコミに根をはって~」
「共生しているのだとか」
「――航海士トア=アヌム=ケは~」
「――塵の帯を水先案内できる稀少なひとりなのです」
「――細胞で~」
「――塵の帯の航宙図を記憶しているのです」
「――ココから《集合体》まで7000光年です」

 8月17日、スペース・ジェット《ハーヴェイ》は《集合体》に到着――

「《集合体》は~」
「何百もの船にくわえて岩とかまでつなげた巨大な塊」
「おおまかなには、十字架の形」
「交差する部分は、さしわたし25km」
「突き出す部分は、長さ21kmから43km、厚さ最大14km」

 《集合体》――

「当地では~」
「芋虫とか~」
「鳥類とか~」
「寓話に出てきそうなのとか~」
「ティウフォル人も含めて幾多の種族が~」
「平和共存」
「当地の調整役にして~」
「ギャンリに対する抵抗運動の最高指導者である~」
「アイッセルのペドコスは~」
「ロボットの身体に~」
「生体要素すなわち脳と感覚器官と消化器官が入っていたりする」
「……」
「ペドコスとしては~」
「――歓迎しますっ(とりあえず様子見かなあ)」
「――いくつか重要な情報を教えましょう(適当にお茶をにごしておこう)」
「――ギャンリは〈流体〉という物質に依存しているのです」
「――流体池に浸かって共同夢をみないと~」
「――眠っても休養にならないのです」
「――ギャンリとは~」
「――使命感に燃えたオレサマな権力の亡者なのです」
「――オルプレイド銀河の究極の支配者にして、抑圧者なのです」
「――《集合体》の住人たちは誰も、ギャンリを敵とみています」
「……」
「グッキーは~」
「《集合体》の科学者たちから、聞き出しました」
「――オルプレイド銀河は、2000万年のあいだ時間が凍っていた?」
「――ティウフォル人が逃げ出してから2000年しかたっていない?」
「というコトは~」
「――(こうしているあいだに、銀河系では何世紀も過ぎているかも?)」
「心配になりましたが~」
「――大丈夫?」
「――ときとして銀河の中と外で時間の流れが同期する?」
「――今はちょうどそうした相にある?」
「そもそも何が原因でこんなコトになっているのか、というと~」
「ペドコスは~」
「――知らないのです」
「誰もが~」
「――知らないのです」
「科学者たちは~」
「――ギャンリの大計画オペランドゥムと関係あるかもですが」

 《集合体》――

「ルア・ヴィルタネンさん」
「フォーゲル・ツィールロス」
「両名は~」
「トア=アヌム=ケと共に~」
「《集合体》のあちらこちらへ」
「そうするうちに~」
「先般にグッキーが助けたホガルティ種族の1体が~」
「――恩返ししたいのです」
「――ステキな情報を差し上げます」
「話を聞いてみると~」
「――《集合体》に人類がいる?」
「――まさか、トランステラナー?」
「――それとも、アトランとか?」
「――行ってみようっ」
「両名は、何の備えもなしに噂の区画へ」
「と」
「――ずぎゅーん」
「撃たれました」
「――ギャンリ?」
「じつは」
「何をどうしたものやら~」
「ギャンリ4体が《集合体》に潜入していたのです」
「噂を流して~」
「ルア・ヴィルタネンさん」
「フォーゲル・ツィールロス」
「両名をおびきよせて~」
「同行するトア=アヌム=ケをおびきよせて~」
「DNAレベルで細胞に記録した塵の帯の情報が欲しかったのです」
「これに対して」
「トア=アヌム=ケは~」
「松の盆栽のような身体から~」
「――ぷしゅっ」
「――ぷしゅっ」
「毒針を発射」
「――うっ……がっくり」
「――うっ……がっくり」
「ギャンリ2名、死亡」
「残る2名は、それでも攻撃」
「――ずぎゅーん」
「――うっ……がっくり」
「トア=アヌム=ケ、死亡」
「……」
「ギャンリたちは~」
「トア=アヌム=ケの遺体をもって逃げました」

 一方、《集合体》の別の場所――

「テレパシーが使えないグッキーは~」
「まったく事件に気づいていません」
「――(けっきょくオルプレイド銀河で何がおきているんだ?)」
「――(どうしてペドコスはいつも大事なトコロで話をそらすんだ?)」
「あれこれ考えたりして」
「そうするうちに~」
「グッキー」
「ファリエ・セフェロアさん」
「アイカトウ・ザカラさん」
「一同は~」
「保安体制万全の実験室に案内されたりして」
「――!」
「――捕らえたギャンリを使って……生体実験してる?」
「――ココのヒトたちは?」
「――ギャンリという種族を、本気でまるごと滅ぼすつもり?」

 以下次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 日本の amazon で普通に買えてしまうというのが何とも。


d-information ◆ 952 [不定期刊] 2016/10/31
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]

 このメールマガジンは Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りしています。

【ご注意】記事の性格上、伝聞・広告・ひろい読みにもとづく不確かな情報が多くふくまれます。より正確な情報を望まれる方は、紹介する関連サイトなどをかならずご自身でご確認ください。


このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。[http://www.mag2.com/ ]