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949 [2016/10/10]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2876 . Leo Lukas / Der Zeitgast / 時の客
2877 . Michael Marcus Thurner / Der verheerte Planet / 蹂躙された惑星
2878 . Uwe Anton / Aufbruch nach Orpleyd / オルプレイドに出発
2879 . Uwe Anton / Die Staubtaucher / 塵ダイバー
2880 . Michelle Stern / Tod im Aggregat / 〈集合〉における死
2881 . Verena Themsen / Angriff der Gyanli / ギャンリの攻撃
2882 . Hubert Haensel / Die letzte Transition / 最後の遷移
2883 . Leo Lukas / Der Mechanische Orden / 機械化騎士団

□ Perry Rhodan-Heft 2876話「時の客」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2876-der-zeitgast.html ]

 (承前)

 ティウフォル人の〈星塁〉艦隊は、オルプレイド銀河外縁に到着――

「2010万年前から来た〈星塁〉《キッパコトナル》の~」
「カラドックであるマザル・ゾッモトは~」
「――オルプレイド銀河が、オカシイかも?」
「――2000万年間に動くはずの距離のほんの一部しか、動いていない?」
「あるべき場所から3000光年もズレていて~」
「回転も遅かったりする」

 〈星塁〉《キッパコトナル》――

「そもそも」
「2010万年前から来たティウフォル人たちは~」
「現代ティウフォル人と称する〈星塁〉《シェッゼルクド》の連中を~」
「胡散臭く思っています」
「……」
「ティウフォル人の若者クットラ・ヤスは~」
「懐疑的です」
「――そもそも、どーしてオマエらが指揮をとるんだ?」
「――〈召喚〉てのもウソなんじゃね?」
「同時に~」
「若者には野心がある」
「――オレだって〈艦賢者〉の侍従くらいなれるんじゃね?」
「パカル・タズマプが〈艦賢者〉に昇進して空席になった~」
「〈艦賢者〉の侍従の地位に昇りたい、と思いついて応募」
「すると」
「――合格?」
「――オレみたいな若造を〈艦賢者〉の侍従に選んだ?」
「――パカル・タズマプって、オカシイんじゃね?」
「――てゆーか、アヤシイんじゃね?」
「懐疑的なのです」
「……」
「じつのところ~」
「〈艦賢者〉パカル・タズマプは~」
「TLD長官アッティラ・レッコルが、化けているわけで~」
「アヤシイのは当然」
「しかも」
「クットラ・ヤスに与えた最初の仕事が~」
「――カティウファトにいる精神成分を~」
「――この世界に取り出す可能性を研究するのだ」
「アヤシイにもほどがある」
「その上」
「クットラ・ヤスは~」
「偶然にも、見つけてしまったのです」
「――てゆーか……」
「――コレ、本物の異人の遺体じゃね?」
「ペリー・ローダン」
「ペイ・ケアンさん」
「両名の遺体を発見してしまったり」
「でも」
「パカル・タズマプ(アッティラ・レッコル)は~」
「あわてず騒がず~」
「――おめでとう、合格だ」
「とか、誤魔化しました」
「こんな感じに、ウソぶいたのでした」
「――カティウファトは、いま危機なのだ」
「――不穏な精神成分を摘出しなければなのだ」
「――キミはその栄誉をになうのだ」
「――もちろん、誰にも内緒でな」

 カティウファトの中――

「ペリー・ローダンのU"BSEF定数は~」
「――昔のティウフォル人の思ったコトや感じたコトを、つかむために~」
「――第5環状体に潜入したいっ」
「深い層へ向かいます」
「……」
「ペリー・ローダンのU"BSEF定数が~」
「雪山をスキーで滑走するイメージで急いでいると~」
「――!」
「第2環状体の〈恵み多き者〉たちが、通せんぼ」
「ペリー・ローダンのU"BSEF定数は~」
「バイエルンの若き日の思い出という錘を捨てて~」
「先を急いだり」
「……」
「ペリー・ローダンのU"BSEF定数が~」
「グライダーで滑空するイメージで急いでいると~」
「――!」
「攻撃をくらって、墜落」
「――あーっ」
「墜落の衝撃をやわらげてくれたのは~」
「話す巨木のようなモノ……に見える何者か」
「――ワタシは弁護士です」
「――アナタには~」
「――ある古い文書の名残が認識できます」
「――アナタは~」
「――正しいヒトです」
「――助けましょう」
「弁護士は~」
「ペリー・ローダンのU"BSEF定数を~」
「カティウファトの第5環状体につれていって~」
「ティウフォル人がまだ惑星に住んでいた時代を旅させたり」

 〈星塁〉《キッパコトナル》――

「〈艦賢者〉の侍従クットラ・ヤスには~」
「野心がある」
「――この異人の遺体の肩のトコロに埋めてあるのって~」
「――生命延長の装置なんじゃね?」
「えぐりだして、ガメようとしました」
「が」
「パカル・タズマプ(アッティラ・レッコル)に~」
「――こらこらこら」
「とめられました」

 大昔、オルプレイド銀河二重恒星系リフィファネの惑星ティウ――

「ペリー・ローダンのU"BSEF定数は~」
「とあるティウフォル人の身体の中にいる感じで~」
「昔の出来事を、体験」
「……」
「ティウフォル人の発祥惑星ティウは~」
「毒とか放射能とかもある廃棄物の捨て場でした」
「今日も今日とて~」
「紡錘型の全長1300mの船1隻が~」
「屑鉄を捨てにきました」
「――ぽいっ」
「――がらんがらん……っ」
「下にいた、ティウフォル人の一団は~」
「――うわーっ」
「逃げまどいます」
「――きゃああーっ」
「逃げそこねた幼女アスティッラちゃん、生命の危機」
「通りすがりのティウフォル人(ペリー・ローダン)は~」
「アスティッラちゃんを助けて~」
「――アナタは孫娘の生命の恩人ですじゃ」
「賢者ゼルヴァン・アス=カッロクから~」
「昔話を聞くのでした」
「……」
「大昔のさらに150年前――」
「ティウフォル人は~」
「超光速航行を、開発」
「オルプレド銀河を支配するギャンリと、ファーストコンタクト」
「さて」
「ギャンリというのは~」
「身長2mを超す、淡い青色の皮膚をした、両生類のヒューマノイド」
「ギャンリ国家〈団結〉は~」
「宇宙航行する惑星を統べるのです」
「諸惑星の統治のために送りこんだギャン・オペレータという総督が~」
「知識と技術を管理するのです」
「あらゆる種族の科学者と知識人は~」
「統制のもとにおくか、抹殺なのです」
「で」
「惑星ティウに赴任したギャン・オペレータ、コイコノルは~」
「これまたひときわ嗜虐的」
「近頃やってきたギャンリの上司オンギャンドも~」
「いわずもがな、という」
「……」
「ゴミ山と化した惑星ティウで~」
「おちぶれたティウフォル人たちは~」
「――ファトに行けたらなあ」
「それは、あの世にあるユートピア」
「ティウフォル人の大半が、オトギバナシと思っています」
「それでも、心の救いなのです」
「ここ何十年来――」
「ティウフォル人のあいだで、ひとつの伝説が広まっていました」
「――シャーマンさまたちのお助けをもって~」
「――死後もココロは、別格な空間の構造にすがって~」
「――どこかの精神の平面で、生きつづける~」
「――とかいうのじゃ」
「――いつか召喚者さまがあらわれて、ソコに導いてくださるのじゃ」

 ある日――

「召喚者ジム・ミアキッロクがあらわれました」
「――さあ、いっしょにファトをめざすのです」
「ペリー・ローダンが居候する一団は~」
「導かれて、首都トンフォンへ」
「そこには~」
「――老賢者プファウニュク・トムッカと」
「――天性の才に恵まれた科学者カトッコル・トゥットズ」
「――種族に救いをもたらす、両名がいるのです」

 首都トンフォン――

「ペリー・ローダンが居候する一団は~」
「ギャンリ2名の待ち伏せに遭いました」
「――!」
「両名は~」
「刺して苦痛をもたらす拷問具オーソドックス・オペレーターで~」
「召喚者ジム・ミアキッロクを~」
「――ぐっさり……」
「――うぎゃあああ」
「――ティウフォル人の救世主とかいう~」
「――2名の居場所を吐くのだっ」
「ここで」
「ティウフォル人(ペリー・ローダン)は~」
「ダゴルの技で~」
「――!」
「ギャンリ2名を始末して~」
「――アナタは種族の未来だっ」
「――ぱちぱちぱち」
「賞賛されたり」
「……」
「と、ココで~」
「弁護士が~」
「――またすぐ続きを見せてあげるから」
「ペリー・ローダンのU"BSEF定数を~」
「もといたあたりに戻したという」

 新銀河暦1522年7月27日、カティウファトの中――

「ペリー・ローダンのU"BSEF定数と~」
「アッティラ・レッコルのU"BSEF定数は~」
「わかったコトを、たがいに報告」
「アッティラ・レッコルは~」
「オルプレイド銀河の減速について~」
「――〈副時間的な休止〉とかいう言葉を小耳にはさみました」
「とかいう」
「ペイ・ケアンさんのU"BSEF定数は~」
「身体に戻されて、経過は順調」
「そして、思わぬコトに~」
「――クットラ・ヤスが、メロメロです」
「……」
「ペリー・ローダンの精神も~」
「今すぐ身体に戻せるのですが~」
「――一度、自分の身体に戻ったら~」
「――また死なないと~」
「――今と同じようにカティウファトで活動できないであろう?」
「――ならば、あと少しっ」
「――ワタシはもっと過去を知りたいっ」

 以下次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 柿の季節になりました。


d-information ◆ 949 [不定期刊] 2016/10/10
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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