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946 [2016/09/19]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2873 . Uwe Anton / Das Atopische Fanal / アトプののろし
2874 . Wim Vandemaan & Christian Montillon / Thez / テズ
2875 . Christian Montillon / Die vereiste Galaxis / 氷結した銀河
2876 . Leo Lukas / Der Zeitgast / 時の客
2877 . Michael Marcus Thurner / Der verheerte Planet / 蹂躙された惑星
2878 . Uwe Anton / Aufbruch nach Orpleyd / オルプレイドに出発
2879 . Uwe Anton / Die Staubtaucher / 塵ダイバー

□ Perry Rhodan-Heft 2873話「アトプののろし」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2873-das-atopische-fanal.html ]

 (承前)

 新銀河暦1519年1月、銀河系――

「ティウフォル人の〈星塁〉艦隊は~」
「各所を襲って~」
「銀河系諸種族の損失は、いまや甚大」
「一方」
「〈時割れ〉の入口のひとつは~」
「星系ソルをめがけて~」
「恒星ソルに眠る精神存在タファラの遺体をめがけて~」
「まっしぐら」

 星系バーグ、すなわち、かつての星系アルコン――

「ここは~」
「目下のところ~」
「GA=ヨマード、すなわち、銀河系における~」
「アトピック法廷の根拠地」
「ココには~」
「〈時の彼方の国〉につながる〈共時性の通路〉の入口である~」
「〈導体〉があって~」
「裁判官マタン・アダル・ジャバリムの在所である~」
「衛星ルナがあります」
「……」
「裁判官マタン・アダルは~」
「――目下のGA=ヨマードの状況を何とかするには~」
「――〈時の彼方の国〉の力が要る」
「思うのですが~」
「マタン・アダルの専属操縦士アンガッククは~」
「先般に語られたように~」
「ポリポート駅網がらみで、ややこしい数奇な最期を遂げました」
「というコトで~」
「マタン・アダルの裁判官船《233コルプコル》には~」
「操縦士がいないのです」
「で」
「マタン・アダル・ジャバリムは~」
「衛星ルナの計算脳ネーサンの娘〈イラ〉さんを~」
「操縦士にスカウト」
「――発進っ」
「――ごごごごっ」
「――ごーん」
「裁判官船《233コルプコル》は~」
「まさかの接触事故」
「新米操縦士〈イラ〉さんの運転では~」
「星系バーグの〈導体〉を抜けるコトができません」
「――ポリポート駅網は、もうないから~」
「――〈n次元性の横道〉もつかえないし」
「とはいえ」
「マタン・アダルは~」
「マタン・アダルなりに~」
「GAヨマード=銀河系の未来を憂えているのです」
「――エクピュロシス=〈銀河系の劫火〉を阻止したい」
「でも」
「――恒星ソルに眠る精神存在タファラの遺体のおかげで~」
「――エクピュロシス=〈銀河系の劫火〉とは何であるのか~」
「――計測できないのだ」
「だから、容疑者3名を拘束するしかなかったのです」
「とはいえ」
「目下の事態を放置すれば~」
「星系ソルがなくなってしまいます」
「――このマタン・アダルには夢があるっ」
「――恒星ソルからタファラの遺体を抜き出して~」
「――星系ソルも救って~」
「――エクピュロシス=〈銀河系の劫火〉も阻止したい」
「――行くのだっ」
「――星系ソルへっ」
「で」
「裁判官船《233コルプコル》は~」
「――発進っ」
「――ごごごごっ」
「――ひゅーん」
「通常の航行は、問題なさそうです」

 星系ソル、惑星テラ――

「避難は進んでいるのですが~」
「人類も~」
「異種族も~」
「困ったヒトはいるもので」
「……」
「たとえば」
「ブルー人のニュキュルミュン一行は~」
「無人のパリでエッフェル塔を見物」
「――ブルー人は見上げるのがつらいのだ」
「――うぐっ」
「とかやっているトコロを~」
「避難担当の自由テラナー連盟全権委員マト・カードウィールに~」
「保護されたりして」
「……」
「マト・カードウィールは~」
「――星系ヴェガへ向かう最後の脱出船は順調か?」
「――〈裏門〉転送機で星系アイスラートの惑星センダに行く組は?」
「気にかけながら~」
「ヨーロッパの大都市をめぐって~」
「ルールの都市の古堀のほとりに立つ~」
「ハルト人をかたどった~」
「高さ35mのドラン襲撃の記念碑を見上げたり」
「――貴重な文化遺産も、脱出させたい」
「――木彫りのクレストIIIの模型も~」
「――ミュンヘンの伝説のサッカー競技場も~」
「――ロンドン塔も~」
「――もちろん、パリのエッフェル塔も……」
「とはいえ」
「〈時割れ〉の入口は~」
「星系ソルの間近まで迫っています」
「マト・カードウィールも~」
「今の仕事を終え次第~」
「待たせている子供ふたりといっしょに、惑星テラを脱出する手筈」

 1月17日、惑星テラ、ソラー・ハウス――

「ペリー・ローダン」
「星系ソル首相カイ・チェンさん」
「フェロン人のヘケナー・シャロウン」
「理論時間学者アイカトウ・ザカラさん」
「アトル人の科学者シク・ドルクスタイゲルさん」
「以上の面々は、会議」
「良いニュースがあります」
「――〈星塁〉のバリアに〈6次元呪旗〉が作る小さな穴に~」
「――トランスフォーム砲弾を送りこむ仕掛けを~」
「――ジュピター級5隻に搭載して~」
「――同盟諸国にも情報公開しました」
「悪いニュースはひっきりなしです」
「銀河系の諸種族は~」
「ここまで総計で数十万隻と、多数の造船所を~」
「インドクトリネーターの攻撃で失った、とか」
「しかも」
「――ティウフォル人の〈星塁〉2万隻が?」
「――星系ソルを覆うテラノヴァ・バリアの外にいる?」
「――どんどん増えている?」
「これに対して」
「星系ソルの防衛にあたるのは~」
「テラナー」
「アルコン人」
「ポスビ」
「ハルト人」
「合計11万3100隻」
「とはいえ」
「パラフラクト・バリアを装備したのは、半数未満」
「で」
「この連合防衛艦隊の最高司令官に、任命されたのが~」
「ペリー・ローダン」
「すると」
「そこへ~」
「――マタン・アダル・ジャバリムが?」
「――星系ソル防衛用のテラノヴァ・バリアに入りたがっている?」
「……」
「アトプの裁判官マタン・アダル・ジャバリムは~」
「思うトコロを説明して曰く」
「――恒星ソルからタファラの遺体を抜き出して~」
「――〈時割れ〉の入口の星系ソルへの衝突を阻止したいのである」
「――もしかしたら〈時割れ〉を閉じることもできるかもしれぬ」
「ちなみに」
「アトプの裁判官マタン・アダル・ジャバリムは~」
「そもそも~」
「ペリー・ローダン」
「もとアルコン帝国皇帝ボスティク1世」
「目下のところ素性不明のアダウレストなる存在」
「3名を~」
「未来におきるエクピュロシス=〈銀河系の劫火〉の犯人であると~」
「決めつけてきた立場、なのですが~」
「――3名が自首するなら~」
「――刑を重くするコトはしないっ」
「ペリー・ローダンは~」
「――〈時割れ〉の入口の進行を止めて~」
「――ティウフォル人を追いはらっていただけるなら~」
「――テラノヴァ・バリアに入るコトを許可してもよいっ」
「怒ったマタン・アダル・ジャバリムは~」
「裁判官船《233コルプコル》を~」
「テラノヴァ・バリアに突入させると~」
「――!」
「何やらわからない方法で~」
「強引に突破したりして」
「ペリー・ローダンは~」
「巨艦《ラス・ツバイ》に~」
「――迎え撃つのだっ」
「指示しますが~」
「裁判官船《233コルプコル》は~」
「巨艦《ラス・ツバイ》の斉射をはねのけて~」
「恒星ソルを目指したり」

 恒星ソル――

「オンリョン人の調査船《ザートロ》に同乗する~」
「シガ人のコンタクト歴史学者ケーラ・フィオフィーさんは~」
「裁判官船《233コルプコル》の様子を見て~」
「――もしかしたら?」
「――〈6次元の台座〉デュズヌルグもろとも~」
「――精神存在タファラの遺体を、摘出しようとしているの?」
「……」
「裁判官船《233コルプコル》は~」
「――うみょみょみょみょんっ」
「精神存在タファラの遺体を、恒星ソルから引き出しはじめました」

 星系ソル――

「惑星テラでは~」
「ペリー・ローダンらが~」
「――?」
「あっけにとられて、恒星ソルの様子を見ていたり」
「……」
「巨艦《ラス・ツバイ》では~」
「超能力を有するネズミビーバー、グッキーが~」
「――誰か、ためいきをついたみたいな……?」
「精神存在タファラが、ついたのでしょうか」
「……」
「しばらくして」
「ペリー・ローダンは~」
「――はっ」
「われにかえって~」
「――裁判官船《233コルプコル》を~」
「――砲撃するのだっ」
「ところが」
「裁判官船《233コルプコル》から通信が入りました」
「相手は……マタン・アダル・ジャバリムではありません」
「――ネーサンのトコロの……?」
「ネーサンの娘〈イラ〉さんは~」
「――いま《233コルプコル》を破壊すると~」
「――恒星も星系もヤバイのですよ」
「教えられて~」
「ペリー・ローダンは~」
「――砲撃は、やっぱりやめだっ」
「……」
「さて」
「精神存在タファラの遺体を無理矢理とりだしのですから~」
「星系ソルの周辺が、無事に済むはずもありません」
「5次元・6次元の衝撃波が、星系ソルを走り抜けて~」
「――ごーっ」
「ハイパー機器は停止」
「――ごごーっ」
「〈裏門〉転送機も停止」
「――ごごごーっ」
「テラノヴァ・バリアも崩壊」
「――ごごごごーっ」

 恒星ソル近傍――

「裁判官船は~」
「タファラの遺体を引っ張って~」
「引き伸ばされて~」
「――うみょみょみょみょん……ぶちっ」
「何度も爆発」
「――ばーん」
「でも」
「そのたびに~」
「――再生っ」
「――《234コルプコル》っ」
「形が変わって新しくなって~」
「――《235コルプコル》っ」
「状況に対応していくようです」
「――《236コルプコル》っ」

 星系ソル――

「――ごごごごごーっ」
「激痛にもだえて~」
「――うぎゃああっ」
「気絶する人、多数」
「……」
「――ごごごごごごーっ」
「星系外縁のティウフォル人の〈星塁〉艦隊も~」
「いろいろやられて動けません」

 惑星テラ近傍――

「避難担当の自由テラナー連盟全権委員マト・カードウィールは~」
「子供たちを連れて~」
「とある博物館から持ち出した~」
「もっぱらローテクなヴァストラル宇宙ヨットで~」
「惑星テラを離脱したところを~」
「――ごごごごごごごーっ」
「ハイパー機器は、停止」
「マト・カードウィール一家は、気絶」
「……」
「ハイパー機器が機能をとりもどして~」
「マト・カードウィール一家が意識をとりもどした時~」
「宇宙ヨットは~」
「――!」
「――うわわわっ」
「恒星ソルのプロミネンスによって~」
「焼かれそうになっていたという」

 巨艦《ラス・ツバイ》――

「ペリー・ローダン」
「アトル人の科学者シク・ドルクスタイゲルさん」
「両名は~」
「いそいで《ラス・ツバイ》に移りました」
「まず考えないといけないのが~」
「――テラノヴァ・バリアが崩壊して~」
「――星系ソルは丸裸だっ」
「――ティウフォル人の〈星塁〉艦隊から防衛しないとっ」
「つづいて考えないといけないのが~」
「――裁判官船は~」
「――何だか、どんどん爆発しているみたいだが?」
「――大丈夫なのか?」
「議論していると~」
「裁判官船《236コルプコル》の〈イラ〉さんから~」
「連絡が入りました」
「映像を見ると~」
「昔みたいに映像がチラついていません」
「〈イラ〉さんも、何らか変化したようです」
「――裁判官船は精神存在タファラの遺体と一体になっているの」
「――勝手にやらせてほしいの」
「ペリー・ローダンは~」
「――(もしかして?)」
「――(裁判官船は、弱っているのかも?)」
「――(攻撃の好機かも?)」
「思わないではないのですが~」
「そうこうするうちにも~」
「裁判官船《236コルプコル》+精神存在タファラは~」
「マト・カードウィールの宇宙ヨットを救助して~」
「安全なところに運んだりする」
「で」
「ペリー・ローダンとしては~」
「――(コレを攻撃したら、さすがにマズイよな?)」
「――砲撃は、やっぱりやめだっ」

 巨艦《ラス・ツバイ》――

「星系ソル首相カイ・チェンさんは~」
「――テラノヴァ・バリアを再展開するまで~」
「――12時間かかるらしいの」
「――避難も終わったコトだし」
「――星系ソルは、もうティウフォル人の自由にさせて良いかも」
「でも」
「ペリー・ローダンは~」
「――ティウフォル人を今ここで阻止したいっ」
「――ここで決着をつけるのだっ」
「……」
「そうこうするうちに~」
「恐ろしい報告が届きました」
「――タファラの遺体を外に出したから?」
「――〈時割れ〉の入口が、速度を増した?」
「――明日、星系ソルに到達する?」

 翌日、1月18日――

「〈時割れ〉の入口も~」
「ティウフォル人の〈星塁〉艦隊も~」
「けっきょく、星系ソルを通り過ぎていってしまいました」

 〈星塁〉《シェッゼルクド》――

「コレに乗るのは~」
「2010万年前からやってきたのではない~」
「現在のティウフォル人たちです」
「で」
「カラドックのパッドカヴ・ユッロク以下、一同は~」
「星系ソルの混沌を観測して、びっくり仰天」
「――あのハイパーエネルギーの混沌は、いったい……?」
「調べてわかったのが~」
「――恒星から摘出された超知性体の遺体に?」
「――生命がふきこまれて……?」
「カラドックのパッドカヴ・ユッロクは~」
「――コレは、ぜひカティウファトに統合せねばっ」
「とか思って~」
「集結の呼びかけを発するコトにしたのでした」

 以下次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 残るは1冊。


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