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940 [2016/08/08]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2867 . Michelle Stern / Zeitsturm / 時嵐
2868 . Christian Montillon / Der Fall Janus / ヤヌス計画
2869 . Uwe Anton / Angakkuq / アンガックク
2870 . Leo Lukas / Die Eiris-Kehre / エイリス=カーブ
2871 . Verena Themsen / Die Sextadim-Späher / 6次元斥候
2872 . Michael Marcus Thurner / Leccores Wandlungen / レッコルの変化
2873 . Uwe Anton / Das Atopische Fanal / アトプののろし
2874 . Wim Vandemaan & Christian Montillon / Thez / テズ
2875 . Christian Montillon / Die vereiste Galaxis / 氷結した銀河

□ Perry Rhodan-Heft 2867話「時嵐」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2867-zeitsturm.html ]

 (承前)

 新銀河暦1518年、銀河系――

「昨年末に~」
「銀河系に〈時割れ〉が開きました」
「――ぱっくり」
「〈時割れ〉の開口部を抜けて~」
「2010万年前からティウフォル人の艦隊が攻めてきました」
「今年7月に~」
「もとアルコン帝国皇帝ボスティク1世は~」
「シヴァ裂爆弾爆弾で〈時割れ〉の入口を攻撃」
「――ばーん」
「でも」
「〈時割れ〉は、崩れたり埋まったりしませんでした」
「莫大なエネルギーは〈時割れ〉の入口に吸収されて~」
「新しいエネルギー形態に変わったとかいう」
「〈時割れ〉の入口ふたつは~」
「――びゅーん」
「――びゅーん」
「超光速で、あらぬ方向にすっとんでいきました」
「向かう先のひとつは~」
「銀河系の中央ブラックホール〈デンゲジャー・ウヴェソ〉」
「向かう先のもうひとつは~」
「6次元的な封印〈デュズヌルグ〉が施されて~」
「精神存在タファラの遺体がある~」
「恒星ソル」

 9月――

「ハルト人科学者アトノ・テヴェルは~」
「――銀河系の中央ブラックホール〈デンゲジャー・ウヴェソ〉に向かう~」
「――〈時割れ〉の入口が~」
「――進路を変えた?」
「向かう先は~」
「――ジャンスキーの星?」
「――到着は……1週間後?」
「そこには~」
「オプラル連合に属するレジャー惑星ノヴァ・ケレスが、巡っています」
「推測するに~」
「――〈時割れ〉の入口は~」
「――ジャンスキーの星の近くの~」
「――ハイパー嵐ヴァユIIIに、引き寄せられているとか?」

 ジャンスキーの星から37光年――

「ここには~」
「100Megをこえて、さらに激しくなる~」
「ハイパー嵐ヴァユIIIがありました」
「……」
「ノヴァ・ケレス生まれの~」
「嵐調査官モエ・ザンゴンゴさんは~」
「ハイパー嵐ヴァユIIIを観測」
「――ごごごごごっ」
「荒れ狂う中に~」
「――ずずずずずっ」
「すべてを呑みこむ〈トリョルタン喉〉が、ひとつ見られたり」
「――もしかして?」
「――ハイパー嵐ヴァユIIIは?」
「――ジャンスキーの星を直撃するコース?」
「そこへ~」
「悪いニュースが届きます」
「――〈時割れ〉の入口ふたつのうちの?」
「――銀河系の中央ブラックホールに向かっていた方が?」
「――進路を変えて?」
「――ハイパー嵐ヴァユIIIに、引き寄せられている?」
「どちらかひとつでも、危険なのです」
「両方が合わさったら、何がおきるかわかりません」
「――惑星ノヴァ・ケレスの住民を避難させなくちゃ」

 惑星ノヴァ・ケレス――

「オプラル連合政府の長ベネディクト・マルターラーと~」
「ジャンスキーの星の星系の長エールマー・コクランは~」
「――惑星全土に避難指示をっ」
「――1億人をなんとか脱出させないとっ」
「指示を出します」
「が」
「当地の住民は、おおむねテラナー」
「それも、頑固なテラナーが多い」
「――故郷を離れるなんて、ごめんだっ」
「とりわけ~」
「移民第一陣の生き証人として知られるプリニウス・メラの信奉者たちは~」
「――先住種族が遺した大地下都市群に、逃げこむんだっ」
「……」
「ハイパー嵐の研究者アレイ・ペレスとカルラ・ペレスさんは~」
「――ハルト人科学者アトノ・テヴェルの研究成果を使えば~」
「――何かできるかも」
「奮闘するのですが」

 惑星テラ――

「知らせをうけた~」
「理論時間学者アイカトウ・ザカラさんは~」
「――〈時割れ〉の入口が惑星と接触したら~」
「――時間構造の変化がおきるかも」
「――モノや生き物の不安定な時間複製が、多発するかも」
「あれこれと思い巡らすのです」
「惑星ノヴァ・ケレスは、やはりとっても危機的なのです」
「が、何はともあれ~」
「はじめての事例なわけで」
「――星系ソルを救うのに役立ちそうなデータを、集めるのよっ」
「パラフラクトバリアを装備した~」
「プルート級調査船《ヴォルフガング・パウリ》で~」
「惑星ノヴァ・ケレスに向けて発進」

 調査船《ヴォルフガング・パウリ》――

「ハイパー嵐ヴァユIIIに到着したところで~」
「救難信号を聞きつけました」
「――嵐潜りの潜航艇が遭難した?」
「……」
「嵐潜り2名は~」
「スカラベ級重装甲小型艦の装備を削って小型軽量化した潜航艇に乗って~」
「――〈時空のかけら〉を探すんだ」
「――新しい検知技術で~」
「――ハイパー嵐が震動水晶に似た何かを吐き出すのを、確認したんだ」
「――誰も〈時空のかけら〉の正確な特性を知らないから~」
「――とっても高値で売れるんだ」
「とかいって、ハイパー嵐ヴァユIIIに突入したのだとか」
「が」
「ハイパー嵐ヴァユIIIには~」
「〈時割れ〉の入口が、接近中」
「並のハイパー嵐ではなかったのでした」
「……」
「嵐潜りたちの母船《スサノオ》はどうか、といえば~」
「そうした特殊な環境に突入するには、装備が足りないのだとか」
「けっきょく」
「《ヴォルフガング・パウリ》が~」
「救助に向かい~」
「――ひとり救助っ」
「が……」

 9月26日――

「〈時割れ〉の入口が~」
「――びゅーん」
「ハイパー嵐ヴァユIIIに衝突」
「〈時割れ〉の入口は~」
「ハイパー嵐ヴァユIIIをまとって~」
「――ごごごごごっ」
「〈トリョルタン喉〉もひきずって~」
「――ずずずずずっ」
「ひとつながりにまとまって~」
「ジャンスキーの星に向かったり」

 調査船《ヴォルフガング・パウリ》――

「――嵐潜りのふたりめは……もうダメだっ」
「断念せざるを得ませんでした」
「……」
「その後――」
「《ヴォルフガング・パウリ》は~」
「〈時割れ〉の入口+ハイパー嵐ヴァユIIIを観測」
「――〈時割れ〉の向こう側が、見える?」
「――ティウフォル人の宇宙要塞〈星塁〉数千隻が?」
「――こちらに進撃しようと待機している?」
「とはいえ」
「ティウフォル人も~」
「〈時割れ〉の異変には、とまどっている模様」
「ティウフォル人の〈星塁〉《モッゼクト》が~」
「こちらに強引に突破してきて~」
「――ごごごごごっ」
「――ぐちゃっ」
「ハイパー嵐によって挽かれてしまったり」

 調査船《ヴォルフガング・パウリ》は、惑星ノヴァ・ケレスへ――

「理論時間学者アイカトウ・ザカラさんは~」
「先住種族が遺した大地下都市群のひとつにある~」
「ハイパー嵐と惑星の相互作用を研究するための施設へ」
「――ここで災厄をやりすごしてみるとしましょうか」

 惑星ノヴァ・ケレス――

「住民の避難は遅々として進まず」
「迫る災厄を前に~」
「いたるところで~」
「――まだウチの子がっ」
「――ママーっ」
「みたいなパニック映画でおなじみの光景がみられたり」
「……」
「一方」
「政府機関は~」
「――〈時割れ〉の入口と?」
「――ハイパー嵐ヴァユIIIが合わさって?」
「――足が鈍った?」
「――コレで、全住民を避難させられるかもっ」
「でも、しばらくして~」
「――また加速した?」
「――コレで、全住民の避難は絶望的だっ」
「一喜一憂」
「というより~」
「――避難船にも技術的障害?」
「とか、憂うコトの方が多い」
「……」
「一方」
「当地の〈オルドの碑〉は~」
「ディス=クロン・ドリフトにやられながらも~」
「オンリョン人に、住民の救援を要請」
「で」
「オンリョン船50隻が到着して~」
「住民の救出に尽力するコトになりました」
「多くは自由意志で惑星にとどまり~」
「多くはもう間に合わない」
「想定される犠牲者は、総計30万名」

 9月30日――

「〈時割れ〉の入口+ハイパー嵐ヴァユIIIは~」
「――びゅーん」
「――ごごごごごっ」
「――ずずずずずっ」
「星系に到達」
「惑星ノヴァ・ケレスでは~」
「アイカトウ・ザカラさんが予想したように~」
「――時空が、安定をなくした?」
「時空が、こまかく切り刻まれて~」
「切り刻まれた断片が~」
「違った経過順に置かれている、みたいな」
「もちろん~」
「惑星ノヴァ・ケレスには~」
「――ひーっ」
「混乱がおきました」
「――ばーん」
「破壊もおきました」
「ついには~」
「――惑星まるごとの時間複製?」
「惑星ノヴァ・ケレスは~」
「崩壊をはじめて~」
「星系内にとどまっていた宇宙船も~」
「犠牲になったとか」
「……」
「そうした中~」
「アイカトウ・ザカラさんは~」
「特に頑丈なヘリコプターで~」
「先住種族が遺した大地下都市群のひとつから~」
「脱出しよう、としたのです、が」
「――ひーっ」
「アイカトウ・ザカラさんは~」
「死を覚悟しました」

 救世主登場――

「《モッキンバード》のジュリアン・ティフラーは~」
「沈着冷静に~」
「まずは~」
「アイカトウ・ザカラさんを~」
「《モッキンバード》に救い上げたり」
「……」
「《モッキンバード》の操縦士〈計量官〉は~」
「トロケストたちと連携したおかげで~」
「切り刻まれた時空のただなかを、あぶなげなく操船」
「……」
「理論時間学者アイカトウ・ザカラさんは~」
「救いあげられて~」
「――何?」
「――何なのよ、この超技術?」
「加えて~」
「――え?」
「――ジュリアン・ティフラーってアトプなの?」
「さて」
「ジュリアン・ティフラーは~」
「――星系ソルを救うのに役立ちそうなデータを、集めにきたのだっ」
「コレを聞いて~」
「アイカトウ・ザカラさんは~」
「――つまり?」
「――星系ソルを救うために?」
「――惑星ノヴァ・ケレスを救うのはあきらめた、ということ?」
「さしものジュリアン・ティフラーも~」
「さかのぼって~」
「惑星ノヴァ・ケレスの破壊を阻止するコトはできない模様」
「ここで」
「アイカトウ・ザカラさんは~」
「思いつきました」
「――もしかしたら~」
「――〈GAヨマードのエクピュロシス〉=〈銀河系の劫火〉というのは~」
「――〈時割れ〉のこと?」
「ジュリアン・ティフラーは~」
「追認も否認もしません」
「とはいえ、どうやら違う雰囲気」
「ここで」
「アイカトウ・ザカラさんは~」
「さらに思いつきました」
「――アナタは~」
「――もしかして〈時割れ〉を~」
「――〈GAヨマードのエクピュロシス〉=〈銀河系の劫火〉に~」
「――投入するつもりなの?」
「ジュリアン・ティフラーは~」
「この可能性も否定しません」
「ジュリアン・ティフラーが語るところによれば~」
「――ワタシは~」
「――〈GAヨマードのエクピュロシス〉=〈銀河系の劫火〉の~」
「――結果は知っているのだが~」
「――ソレが何であるかは知らないのだ」
「……」
「ともあれ」
「ジュリアン・ティフラーは~」
「裁判官船《モッキンバード》の操縦士〈計量官〉に命じて~」
「――生存者を拾い上げるのだ」
「〈計量官〉はパラ能力〈動機注入能力〉を用いて~」
「惑星ノヴァ・ケレスでまだ生きているテラナー数百万人に~」
「――ぶっすり、ちゅううっ」
「テレポートの可能性を注入」
「一同は~」
「――テレポートっ」
「裁判官船《モッキンバード》に至ったとかいう」
「……」
「理論時間学者アイカトウ・ザカラさんは~」
「ジュリアン・ティフラーがいれたお茶をふるまわれて~」
「――どうして?」
「――どうして紅茶の温度まで完璧なの?」
「些細なトコロにも驚愕したとかいう」
「……」
「この日――」
「惑星ノヴァ・ケレスでは、多くの人命が失われました」
「ジャンスキーの星の星系の長エールマー・コクランも~」
「死亡者名簿に名をつらねていたという」

 10月1日――

「〈時割れ〉の入口+ハイパー嵐ヴァユIIIは~」
「――びゅーん」
「――ごごごごごっ」
「――ずずずずずっ」
「ジャンスキーの星に衝突」
「――ばーん」
「恒星は超新星みたいになって消滅」
「あとにはガス雲しかのこらない」

 裁判官船《モッキンバード》――

「ジュリアン・ティフラーは~」
「――〈時の彼方の国〉に戻って~」
「――入手したデータにもとづいて~」
「――《モッキンバード》をもっと最適化してくるつもりだ」
「――それでも~」
「――災厄を阻止できるかは保証できないのだが」
「アイカトウ・ザカラさんや~」
「他の救った一同を~」
「星系エイガナ惑星タウレトへ運んでから~」
「――じゅわっ」
「〈時の彼方の国〉に帰っていったという」

 星系ソル――

「ジュリアン・ティフラーは~」
「星系ソル首相カイ・チェンさんに~」
「伝言を残していました」
「――星系ソルの避難は進めておいてください」

 以下次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 もう少しねじ巻いてくれると良いのですが。


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