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934 [2016/06/27]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2861 . Leo Lukas / Der Flug der BRITOMARTIS / 《ブリトマルティス》の航行
2862 . Michelle Stern / Das Geschenk des Odysseus / オデュッセウスの贈り物
2863 . Michael Marcus Thurner / Die Finale Stadt: Unten / 終末都市・底
2864 . Michelle Stern / Die Finale Stadt: Oben / 終末都市・表
2865 . Oliver Fröhlich / Die Finale Stadt: Hof / 終末都市・廷
2866 . Michael Marcus Thurner / Die Finale Stadt: Turm / 終末都市・楼
2867 . Michelle Stern / Zeitsturm / 時嵐

□ Perry Rhodan-Heft 2861話「《ブリトマルティス》の航行」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2861-der-flug-der-britomartis.html ]

 (承前)

 新銀河暦1518年9月、銀河系――

「自由テラナー連盟の《ブリトマルティス》は~」
「直径800mのアポロ級の戦艦」
「パラトロンバリアを装備」
「トランスフォーム砲を何門か装備」
「超光速版のMVH砲――多種切替超兵器システム――を何門か装備」
「亜光速版のMVH砲も何門か装備」
「銀河全域の諸種族・諸文化の寄り合い所帯のような乗員たち」
「一同を束ねる司令官は~」
「オクストーン人のテムビンコシ・ジョン大佐、50歳」
「通称コッシー」
「見たところ、ありふれた戦艦ですが~」
「すばらしい秘密がありました」
「――うまーいっ」
「船内食が超美味なのです」
「というのも」
「司令官コッシー大佐は、料理が趣味」
「周囲をかためる士官たち」
「テラナーの火器管制将校レーヴァ・ントニ」
「アラスのズィル」
「ポスビのプラドゥタレス」
「この3名も、料理が趣味」
「誰が呼んだか《ブリトマルティス》シェフ4人衆」
「豪華絢爛にしつらえたキッチンで~」
「4名は交替で熱く腕をふるう」
「――料理して~」
「――堪能して~」
「――満腹っ」
「食後にはいくぶん哲学的に~」
「人生と人生の幸せを噛みしめるのでした」

 9月28日、星系ソル、巨艦《ラス・ツバイ》――

「ペリー・ローダンは~」
「――先般の事件で~」
「――太陽系政庁の計算脳〈ラオツェ〉や~」
「――計算脳〈アザーワイズ〉が~」
「――ティウフォル人のハイパーなナノマシン的な兵器~」
「――インドクトリネーターに~」
「――やられてしまったかも?」
「疑惑を払拭するため~」
「テフローダー国家〈新タマニウム〉の首長ヴェトリス=モラウドに~」
「――ポジトロニクスを読み取れる超能力者ディーンバケルの~」
「――手を借りたいのだが?」
「ダメモトで頼んでみたところ~」
「ヴェトリス=モラウドは~」
「――貴君にご足労いただけるならば、よろこんで」
「ペリー・ローダンは~」
「――ぐぬぬ」
「歯噛みしながら~」
「〈新タマニウム〉の首惑星テファまで行くコトに」
「……」
「とはいえ」
「――出発の前に~」
「――ティウフォル人に対する次の手を打っておかねばっ」
「ペリー・ローダンは~」
「作戦会議を急遽開催」
「星系ソル首相カイ・チェンさん」
「超能力を有するネズミビーバーのグッキー」
「アトル人の科学者シク・ドルクスタイゲルさん」
「TLD長官アッティラ・レッコル」
「といった面々が、これに参加」
「アッティラ・レッコルは~」
「――先般の事件で~」
「――ワタシの副官シブランド・ヘルツォグが~」
「――脳に謎の金属片を埋めこまれて、第五列になったわけですが~」
「――ワタシの能力で~」
「――シブランド・ヘルツォグを読み取って~」
「――テンプレートを作ったトコロ~」
「――経緯がわかりました」
「アッティラ・レッコルは~」
「変形能力者コーダ・アラティール種族の出自」
「この種族の能力は~」
「対象をまるごと読み取って~」
「心の中にテンプレートを作って~」
「――どろん」
「ソレになる」
「という段階を踏んで、対象に変身します」
「このテンプレートを作る過程で~」
「対象の知識を手に入れるコトができるのです」
「――ティウフォル人のひとりが~」
「――戦死してから、遺体を敵に解剖させるという~」
「――文字どおり決死の作戦により~」
「――自分の意識をおさめた小片を~」
「――インドクトリネーターで支配した医療ロボットによって~」
「――シブランド・ヘルツォグの脳に移植させる機会を得ました」
「――こうして、意識を上書きしたのです」
「そうまでして~」
「ティウフォル人たちは~」
「対インドクトリネーター兵器の秘密を探り出そうとしていたわけで」
「アッティラ・レッコルは~」
「作戦を提案」
「――パラフラクトバリアよりショぼいニセモノ新兵器のデータを~」
「――盗ませよう、と思うのです」
「――銀河系の種族はやはりチョロい獲物、と思わせるのです」
「――細工は、このアッティラ・レッコルにおまかせあれ」

 星系ソル――

「エメラ・トレスモリノスさんは~」
「昔~」
「ワリンジャーアカデミーのハイパー物理理論研究所で~」
「講師をしていました」
「今は~」
「自前の研究所を開いて~」
「――最新のハイパー物理学にもとづく健康と長寿の助言をアナタにっ」
「いかにもな商売をしていたりしますが~」
「頭脳は優秀」
「TLD長官アッティラ・レッコルは~」
「ここを訪ねて~」
「――どろん」
「――じつはワタシは~」
「――変形能力者なのだ」
「――ティウフォル人の意識をおさめた小片の複製を~」
「――手伝ってほしいのだ」
「助言のおかげで~」
「自分の体組織から~」
「――どろん」
「小片を複製するのに成功」
「で」
「小片の複製を作る過程で~」
「小片〈ティウクイ=フォイル〉のコトが、いくらかわかりました」
「――ティウフォル人にとって~」
「――こうした作戦はよくあるコト?」
「……」
「無事に複製はできたので~」
「本物の小片は、しかるべきトコロで厳重に保管」

 《ブリトマルティス》――

「まったりとぷっくらとした平穏は~」
「コッシー大佐に親展メールが届いて終わりました」
「――《ブリトマルティス》は超特急で特攻隊になられたし?」
「大きく深呼吸して~」
「コッシー大佐は、最大の問題に立ち向かう決意を固めました」
「――改装したばかりのキッチンを、どうしたものか」

 星系ソル――

「アトル人の科学者シク・ドルクスタイゲルさんは~」
「自分上最速記録で~」
「――できたわっ」
「――高エネルギー過負荷バリア・インパルス歪曲システムっ」
「――略してHU"SIVシステムっ」
「HU"バリアに機能を加えて~」
「インドクトリネーターの侵入を一時的に阻止する兵器」
「とはいえ」
「パラフラクトバリアと違って~」
「インドクトリネーターの破壊までには至らないのです」

 TLD長官アッティラ・レッコル――

「変形能力者アッティラ・レッコルは~」
「――どろん」
「副官シブランド・ヘルツォグ+小片に化けました」
「すなわち」
「小片がおさめたティウフォル人カマジ・テゾロトの意識が操る~」
「テラナーのシブランド・ヘルツォグに化けたわけです」
「で」
「ヘルツォグ(テゾロト(アッティラ・レッコル))は~」
「ヘルツォグ(テゾロト)が、先般に用意したワキヤン・ドローンに~」
「高エネルギー過負荷バリア・インパルス歪曲システムの設計書類を詰めて~」
「小脇にかかえると~」
「小型コルヴェットで、星系ソルから脱出」
「――ごごごっ」
「……」
「興味深いというか、困ったコトに~」
「小片は、アッティラ・レッコルが作った複製であるにもかかわらず~」
「ティウフォル人カマジ・テゾロトの意識をもって~」
「ヘルツォグ(アッティラ・レッコル)の意識に影響してきたりする」

 10月1日――

「ヘルツォグ(テゾロト(アッティラ・レッコル))の小型コルヴェットは~」
「ティウフォル人の小型戦闘艇〈星駒〉とランデヴー」
「――オレは~」
「――テラナーのTLD副官シブランド・ヘルツォグ」
「――でも、中身は~」
「――ティウフォル人カマジ・テゾロトなのだっ」
「ティウフォル人にとって~」
「こうした作戦はよくあるコトなので~」
「簡単に受け入れてくれました」
「ヘルツォグ(テゾロト(アッティラ・レッコル))が~」
「――足跡をなぞる……(しまったっ)」
「とかいうテラナー特有の言い回しを使っても~」
「特に問い詰めるコトもない」
「とはいえ」
「警戒が完全に解かれたのでもない様子」

 《ブリトマルティス》――

「シェルター級テンダー《スネーク&ドラゴン》で~」
「《ブリトマルティス》は~」
「シク・ドルクスタイゲルさんの指揮のもと~」
「高エネルギー過負荷バリアインパルス歪曲システムを装備」
「加えて」
「少人数で操縦できるように、艦の大半を自動化」
「――高エネルギー過負荷バリアインパルス歪曲システムは~」
「――動かす時、すごい放射を出すのよっ」
「作戦は乗員4名でおこなうのだとか」
「一方」
「コッシー大佐の指揮のもと~」
「豪華絢爛にしつらえたキッチンの解体作業も進みます」

 出撃前夜――

「《ブリトマルティス》シェフ4人衆は~」
「シェルター級テンダー《スネーク&ドラゴン》に移設した~」
「豪華絢爛なキッチンで~」
「乗員一同にディナーをふるまったり」
「――料理して~」
「――堪能して~」
「――満腹っ」
「……」
「ちなみに、作戦は~」
「司令官コッシー大佐」
「テラナーの火器管制将校レーヴァ・ントニ」
「アラスのズィル」
「ポスビのプラドゥタレス」
「シェフ4人衆だけが~」
「《ブリトマルティス》に乗るのです」
「――パルサー・ミアボルドのあたりで~」
「――テラナー最後の希望である~」
「――対インドクトリネーター兵器である~」
「――高エネルギー過負荷バリアインパルス歪曲システムの~」
「――実地試験をするのだっ」
「――と、みせかけるのだっ」
「その上で」
「《ブリトマルティス》はティウフォル人に、わざと拿捕されて~」
「4名は~」
「貴重な新兵器を残して~」
「搭載艇で逃げ出して~」
「搭載艇が撃たれる前に、転送機で~」
「恒星バイを探知遮蔽に利用して待機する《スネーク&ドラゴン》へ」
「ひゅん……と逃げる」
「という筋書きです」

 ティウフォル人の星塁《キッパコントナル》――

「ヘルツォグ(テゾロト(アッティラ・レッコル))は~」
「カマジ・テゾロトが所属する~」
「星塁《キッパコントナル》に帰到」
「……」
「ちなみに」
「ティウフォル人の〈星塁〉は~」
「各1基の〈6次元呪旗〉を装備します」
「殺戮した敵のU"BSEF定数は~」
「〈6次元呪旗〉に集められて~」
「望まずして〈艦賢者〉として艦載脳の役割をはたすのです
「また」
「戦死したティウフォル人のU"BSEF定数も~」
「同様に集められるのですが~」
「ティウフォル人たちは、そこをカティウファトと呼んで~」
「迎えられるコトを栄誉に感じていたり」
「……」
「星塁《キッパコントナル》に帰到した~」
「ヘルツォグ(テゾロト(アッティラ・レッコル))には~」
「世話係の若いティウフォル人がつきました」
「〈艦賢者〉の侍従パカル・タズマプです」
「さて」
「パカル・タズマプは~」
「まず最初に~」
「――ばさささっ」
「ユシック=テラのオウムのような鳥を1羽つれてきました」
「――(カマジ・テゾロトの……ペット?)」
「――(名前は……?)」
「アッティラ・レッコルは~」
「この場を乗りきるため、一時的に~」
「小片のカマジ・テゾロトの意識に、身をゆだねました」
「――モンゼイっ」
「これにより~」
「ユシックのモンゼイは~」
「ヘルツォグ(テゾロト(アッティラ・レッコル))を~」
「飼い主と認めたのでした」

 ティウフォル人の星塁《キッパコントナル》――

「文字どおり決死の作戦を経て、帰還した~」
「ティウフォル人の戦士カマジ・テゾロトには~」
「〈6次元呪旗〉の前で死を迎える栄誉が与えられます」
「シブランド・ヘルツォグの脳の中の小片は~」
「そこで摘出されます」
「こうするコトで~」
「戦士カマジ・テゾロトの意識はあらためて死んで~」
「カティウファトに入るコトになるのです」
「が」
「アッティラ・レッコルとしては~」
「――このままではオレが死んでしまう」
「意識を脳内の小片に移しました」
「小片は~」
「摘出された後で~」
「小さなモイゼンに変身」
「――ばさささっ」
「シブランド・ヘルツォグの肉体とふたたび合わさりました」
「――はっ」
「即座に起床」
「――!」
「とかいう怪奇現象を目の当たりにして~」
「衝撃をうけた〈艦賢者〉の侍従パカル・タズマプは~」
「――うっ……がっくり」
「ショック死」
「で」
「アッティラ・レッコルは~」
「目撃者がいなかったのを幸いに~」
「事件の痕跡をすべて拭って~」
「――どろん」
「〈艦賢者〉の侍従パカル・タズマプに、とって変わったのでした」

 10月3日、パルサー・ミアボルド近辺――

「銀河系のティウフォル艦隊を束ねるトムッカ=カラドックである~」
「アッコシャイの星塁《クソイナティウ》と~」
「星塁《キッパコントナル》と~」
「他3隻の〈星塁〉は~」
「パルサー・ミアボルドへ」
「――ここいらで~」
「――テラナーどもが~」
「――対インドクトリネーター兵器の~」
「――実地試験をするはずなのだっ」
「――いたぞっ」
「……」
「《ブリトマルティス》+シェフ4人衆は~」
「作戦どおり、ティウフォル人にやられてボコボコに」
「シェフ4人衆は~」
「作戦どおり、搭載艇で脱出するはずが~」
「――格納庫の前を〈星塁〉に塞がれた?」
「オロオロするうちに~」
「――どどーん」
「――ばーん」
「搭載艇が撃たれました」
「搭載艇の中に用意した、脱出用の転送機も~」
「――ばーん」
「ティウフォル人たちが突入してきて~」
「――ずぎゅーん」
「――ばーん」
「ポスビのプラドゥタレスが~」
「まず戦死」
「アラスのズィルが~」
「続いて戦死」
「テラナーのレーヴァ・ントニと~」
「コッシー大佐は~」
「捕らわれました」

 星塁《キッパコントナル》――

「捕らわれた両名は、尋問されます」
「コッシー大佐は~」
「高エネルギー過負荷バリアインパルス歪曲システムの~」
「秘密をいくらか、漏らしたりして~」
「――かわりに食事待遇の改善を要求するっ」
「残念ながら~」
「香辛料の希望は通らなかったとかいう」
「……」
「〈艦賢者〉の侍従パカル・タズマプ(アッティラ・レッコル)は~」
「星塁《キッパコントナル》のカラドックであるマザル・ゾッモトに頼んで~」
「尋問に参加」
「ふと思いついたフリで、提案して曰く」
「――このテラナーの艦が~」
「――対インドクトリネーター兵器の実地試験に成功した~」
「――かのように、思わせてはどうでしょう?」
「――さすれば~」
「――テラナーどもは~」
「――連中の生産設備を~」
「――できそこないの兵器の製造に浪費するコトになるです」
「カラドックのマザル・ゾッモトは~」
「――すばらしいっ」
「天才的着想に感激したとか」

 ちなみに――

「目下の見積りによれば~」
「〈時割れ〉の入口ふたつのうちのひとつが~」
「星系ソルに到達するのは~」
「来年=新銀河暦1519年の1月らしい」

 以下次号――

【関連サイト】
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◆今回のひとこと

 ルーカスですから。


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