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928 [2016/05/16]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ PERRY RHODAN-Jupiter

「PERRY RHODAN-Arkon に続く~」
「ペリー・ローダンの新しい小ヘフト・シリーズ」
「7月8日開始予定、全12冊」
「2011年に刊行されたペーパーバック版 PERRY RHODAN-Jupiter を~」
「増補改訂してあらためてお届け……するらしい」

□ Perry Rhodan-Heft

2855 . Michelle Stern / Der Linearraum-Dieb / リニア空間泥棒
2856 . Verena Themsen / Spiegeljunge / 鏡の少年
2857 . Michael Marcus Thurner / Die Hyperfrost-Taucher / ハイパー氷潜行隊
2858 . Christian Montillon / Hüter der Stahlquelle / 鋼の泉の守護者
2859 . Uwe Anton / Die ParaFrakt-Konferenz / 時割れ会議
2860 . Uwe Anton / Der tote Attentäter / 死せる暗殺者
2861 . Leo Lukas / Der Flug der BRITOMARTIS / 《ブリトマルティス》の航行
2862 . Michelle Stern / Das Geschenk des Odysseus / オデュッセウスの贈り物
2863 . Michael Marcus Thurner / Die Finale Stadt: Unten / 終末都市・底

□ Perry Rhodan-Heft 2855話「リニア空間泥棒」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2855-der-linearraum-dieb.html ]

 (承前)

 新銀河暦1518年、銀河系――

「TLD長官アッティラ・レッコルは~」
「変形能力を有するコーダ・アラティール種族の出」
「いろいろ化けながら~」
「プレアデス星団の星系ヨグルの第七惑星マハラニへと潜入」
「そもそもは~」
「アトピック法廷の銀河系実効支配を打破するために~」
「アトピック法廷の弱点を探ろうと~」
「アトピック法廷が当地に据えた〈オルドの碑〉の異変を調査にきたのです」
「ところが」
「2010万年前から来た、ティウフォル人が~」
「星系ヨグルに襲来」
「アトピック法廷に仕えるオンリョン人の艦隊が、人道支援を申し出ます」
「――住民の避難を手伝いましょう」
「というのも」
「オンリョン人は~」
「2010万年前、ラヨン人といいました」
「2010万年前、銀河系のサウスサイドに住んでいました」
「2010万年前、ティウフォル人に滅ぼされかけました」
「――放っておけないのです」
「かくして」
「混沌とした惑星マハラニで~」
「テラナーのオヴィド・ペンデルガストに化けた、アッティラ・レッコルは~」
「オンリョン人の一行が~」
「ティウフォル人の降下部隊に襲われたところを助けて~」
「名誉の負傷」
「――うっ」
「このオンリョン人の一行には~」
「当星系に駐留するオンリョン人の艦隊を指揮する~」
「シェクヴァル・ゲネリクがいました」
「――キミは生命の恩人だっ」
「負傷したアッティラ・レッコルは~」
「シェクヴァル・ゲネリクの旗艦《ホートリ》に収容されて~」
「手篤い看護をうけたりして」
「そのまま~」
「《ホートリ》はオンリョン人の最大拠点へ」
「そこは~」
「半空間の巨大な胞〈オン=ヴァクオレ〉のひとつ~」
「半空間居住域〈オン=エクメネ〉の中の~」
「プレテリアル植民地〈オン=ヴェンバック〉」
「……」
「ちなみに」
「〈オン〉というのは~」
「ラヨン人=オンリョン人の言葉で半空間のコト」
「すなわち」
「オンリョン人とは〈半空間のラヨン人〉の意、であるらしい」

 プレテリアル植民地〈オン=ヴェンバック〉――

「都市モーディオン近郊の治療所で~」
「オヴィド・ペンデルガスト=アッティラ・レッコルは~」
「傷を癒やしながら~」
「――隠密活動の再開にあたっては~」
「――どんな性格・体型に化けようか……」
「周囲のオンリョン人を観察しては~」
「化ける雛形を、自分のうちに溜めこんだり」
「……」
「傷が癒えると~」
「アッティラ・レッコルは~」
「看護人の姿に化けて~」
「オンリョン人社会の情報を、集めはじめました」
「――オンリョン人ティファン・オッポロシュさんは?」
「――当地のリョタル=政府長官の母にして、戦術顧問で?」
「――秘密計画〈旋風機〉の事情に通じるひとり?」
「首都トノロウトの地下深くの~」
「研究都市ドゥヌグで~」
「ティウフォル人の超兵器インドクトリネーターを制する~」
「対抗兵器〈旋風機〉の開発が進んでいるのだとか」
「……」
「じつは」
「〈旋風機〉開発計画は~」
「2010万年前からあった、とかいう」
「ラヨン人の惑星が~」
「時間と空間を越えて、暗黒惑星になって~」
「ティウフォル人の脅威から逃れたコトで~」
「計画は凍結されたのですが~」
「ティウフォル人が現在の銀河系に来たことで~」
「〈旋風機〉開発計画は再開の運びとなった、とかいう」
「……」
「アッティラ・レッコルとしては~」
「――〈旋風機〉の青写真を、ぜひ手に入れたいっ」

 プレテリアル植民地〈オン=ヴェンバック〉――

「アッティラ・レッコルは~」
「オンリョン人の若者ダッネクハル・トックホイに化けて~」
「生命を賭けたレースに2位入賞を果たしました」
「上位3名は~」
「〈旋風機〉開発計画でアルバイトできるのだとか」

 地下研究都市ドゥヌグ――

「3名を出迎えたのは~」
「開発計画を指揮する科学者タッス・シャイカナル」
「その右腕、科学者ケッスナド・アッソイ」
「レクチャーによれば~」
「――〈旋風機〉開発計画は、アトプにも秘密?」
「〈旋風機〉が~」
「ティウフォル人の超兵器インドクトリネーターを~」
「どのようにして制するのか、というと~」
「――インドクトリネーターが自艦のバリアに接触したところを?」
「――〈オン走査機〉でとらえて?」
「――関係する場の領域に?」
「――〈5次元旋風〉をおこして?」
「――インドクトリネーターを破壊する?」
「ところが」
「〈旋風機〉は生き物に有害な副次効果を示す、とかいう」
「――キミらの先輩のモルモッ……被験者5名は~」
「――〈次元妄想〉にやられて亡くなったのである」
「とかいう」
「さらに」
「ダッネクハル・トックホイ=アッティラ・レッコルは~」
「小耳にはさむのです」
「――〈旋風機〉の設計図は?」
「――ティファン・オッポロシュさんと?」
「――タッス・シャイカナル?」
「――両名が揃って、ようやく見ることができる?」
「アッティラ・レッコルは~」
「タッス・シャイカナルに化けようと、と考えますが~」
「――タッス・シャイカナルは、目が不自由?」
「――それだと、化ける雛形がうまく作れないっ」

 暗黒惑星メデューサ――

「2010万年前に~」
「ティウフォル人とやりあって~」
「インドクトリネーターにやられた~」
「巨艦《ラス・ツバイ》は~」
「格納庫に収容した《母》という名の小型宇宙艇に助けられて~」
「ハイパー氷で自分を凍結」
「暗黒惑星メデューサで、氷ついたまま歳月を重ねました」
「……」
「さて、先般――」
「富豪ヴィコル・ブガシドウというか~」
「自由テラナー連盟というか~」
「オンリョン人というか~」
「こうした一同が~」
「奇蹟というか~」
「必然というか~」
「《ラス・ツバイ》を発見して~」
「調査して~」
「救い出す方策を、探しました」
「そうするうちに~」
「――これまで存在しなかったはずの洞窟に?」
「――《母》という名の小型宇宙艇を発見した?」
「これは~」
「時間複製というか~」
「因果律にさからう時空可塑性の産物というか~」
「当時間に迷って出た《母》とかいう」
「艇内には~」
「超高齢で死亡してミイラ化した乗客がひとり」
「迷って出た《母》本人の説明するところによれば~」
「――この迷って出た《母》は~」
「――350年前、新銀河暦1170年の頃~」
「――この洞窟に保管されたのです」
「――当時は2名が乗船していたのですが~」
「――1名はすぐに去りました」
「――もう1名はとどまって200年後に自然死しました」
「司令室には~」
「手描きの絵画が何枚もあって~」
「ケロウト人を描いた風景画もあれば~」
「ミイラの少年時代から年老いるまでの諸段階を描いた画もある」
「ともあれ」
「巨艦《ラス・ツバイ》の中の凍結した《母》と~」
「よその洞窟に迷って出た《母》は~」
「たがいに協力して~」
「ハイパー氷に〈直径ゼロの針穴〉とでもいうべき経路を開いて~」
「《ラス・ツバイ》の生存者3万5000名を、すべて転送」
「艦外に救出」
「が」
「そうするうちに~」
「迷って出た方の《母》は~」
「存在する力をなくして~」
「――さらさらー」
「崩れて、青い塵になりました」
「自由テラナー連盟の~」
「ジュピーター級多目的空母《トマソン》の搭載艇である~」
「コルヴェット《トム=VII=23》が~」
「――コレ、何かに使えるんですかねえ?」
「青い塵をかきあつめて保管」
「……」
「《ラス・ツバイ》の中の《母》に乗っていた~」
「ゲルモ・ジョブストは~」
「3万5000名と共に救い出されたのですが~」
「《トマソン》で、コトの経緯を聞いて~」
「――時間複製の方のボクは?」
「――年老いて死んだ?」
「尋常ならざる思いを抱えるコトになりました」
「いっしょに《ラス・ツバイ》の中の《母》に乗っていた~」
「ポスビのジャウナ・トゴヤさんは~」
「次から次へと会議に追われていましたが」
「――だいじょうぶよっ」
「――アナタは本物の生命体よっ」
「支えようとしたりする」

 〈時割れ〉付近――

「ティウフォル人が2010万年前から到来するの使った~」
「〈時割れ〉の入口ふたつは~」
「先般のシヴァ裂爆弾による攻撃のおかげで~」
「――びゅーん」
「――びゅーん」
「反撥しあうみたいに~」
「超光速であらぬ方向にすっとんでいきました」
「向かう先のひとつは~」
「銀河系の中央ブラックホール〈デンゲジャー・ウヴェソ〉」
「向かう先のもうひとつは~」
「星系ソル」
「……」
「かくして」
「星系ソル首相カイ・チェンさんは~」
「星系全域に、避難命令を発令」

 7月9日――

「ティウフォル人が~」
「活発に動きはじめました」
「――アールスの〈虫〉5基が破壊された?」
「――アールス数千体が誘拐された?」

 暗黒惑星メデューサ――

「突然の警報」
「――リニア空間魚雷1発が、惑星メデューサを目指している?」

 プレテリアル植民地〈オン=ヴェンバック〉――

「地下研究都市ドゥヌグには~」
「〈旋風機〉の扱いをめぐって、派閥があるようです」
「共有派は~」
「――〈旋風機〉を銀河系の諸種族にも使ってもらうべきだっ」
「孤高派は~」
「――そんなコト、反対だっ」
「孤高派の方が多数派らしい」
「……」
「ともあれ」
「〈旋風機〉試験の1回目――」
「――!」
「モルモット……被験者3名は〈次元妄想〉に耐えました」
「……」
「つづいて」
「〈旋風機〉試験の2回目――」
「――今度はエネルギーを高くするぞっ」
「――!」
「〈次元妄想〉の苦痛は耐えがたく~」
「――うぎゃああああ」
「モルモット……被験者3名は、昏倒」
「医療ステーション送り」

 地下研究都市ドゥヌグ――

「ダッネクハル・トックホイの同僚2名は~」
「〈次元妄想〉に苦しみつづけて~」
「目覚めるコトは、もうなさそう」
「が」
「ダッネクハル・トックホイ=アッティラ・レッコルは~」
「変形能力者なので~」
「あの瞬間」
「――!」
「脳を変化させて〈次元妄想〉から守りました」
「……」
「ダッネクハル・トックホイ=アッティラ・レッコルは~」
「――はっ」
「やがて覚醒」
「さまざまな姿に化けて~」
「――こっそり」
「地下研究都市ドゥヌグをウロつきました」
「そうした中~」
「科学者ケッスナド・アッソイが思いを寄せる~」
「医療ステーションの看護婦さんに化けて~」
「近づいてみたのですが~」
「――!」
「ニオイで気づかれてしまいました」

 地下研究都市ドゥヌグ――

「科学者ケッスナド・アッソイに正体を悟られて~」
「アッティラ・レッコルは~」
「――(コイツは共有派だ)」
「――(ここは、誠実なフリで攻めるとしよう……)」
「もくろんで~」
「――じつはワタシは~」
「――テラナー超能力者オヴィド・ペンデルガストだっ」
「――銀河系の諸種族に~」
「――〈旋風機〉の設計図を公開したいのだ」
「切々と訴えてみたりする」
「ケッスナド・アッソイは~」
「良いヒトでした」
「――協力しましょう」
「――ところで」
「――当局がアナタを追っているのは、ご存知ですか?」
「アッティラ・レッコルは~」
「ケッスナド・アッソイに化けて~」
「秘密警察の長ポイダ・クドックに、近づくと~」
「――!」
「軟禁して、とってかわる」

 地下研究都市ドゥヌグ――

「ポイダ・クドック=アッティラ・レッコルは~」
「秘密警察の長として~」
「リョタル=政府長官」
「リョタルの母にして戦術顧問ティファン・オッポロシュさん」
「科学者タッス・シャイカナル」
「プレテリアル植民地〈オン=ヴェンバック〉の保安隊長」
「一同を召集」
「ポイダ・クドック=アッティラ・レッコルは~」
「フラスコ一杯の薬物グラスフロストを示して~」
「――テラナーに寝返った、変形能力者ジャジュひとりが~」
「――テラナーのオヴィド・ペンデルガストとして潜入して~」
「――〈旋風機〉の設計図を盗んで~」
「――惑星メデューサに送るつもりだっ」
「事実も、いくらか織りこんだりして」
「聞き手は、まんまと騙されました」
「――提案があるのだっ」
「――設計図を惑星オン=リョに移送するところで~」
「――くだんのジャジュを罠にかけるのだっ」
「――輸送用に仕立てた宇宙艦には、ニセモノを運ぶのだっ」
「――リニア空間魚雷1本に、ホンモノを積むのだっ」
「……」
「かくして」
「ケッスナド・アッソイは~」
「ニセモノを積むと称して~」
「リニア空間魚雷をおおっぴらに輸送船に仕立てました」
「で」
「ポイダ・クドックに化けたアッティラ・レッコル」
「ケッスナド・アッソイ」
「両名は~」
「リニア空間魚雷に乗りこむと、発進」
「――ばひゅーん」
「……」
「そうこうするうちに~」
「ポイダ・クドック(本物)が、拘束を解いて~」
「――連中を、逃がすなああっ」
「オンリョン人たちは~」
「リニア空間魚雷が飛び去ろうとするところを、砲撃」
「――どどーん」
「が」
「――取り逃がしましたっ」
「……」
「リニア空間魚雷に乗った両名は~」
「なんとか逃げのびました」
「とはいえ」
「――損傷が随分とひどい?」
「――通信施設がやられた?」
「惑星メデューサに到着しても~」
「自由テラナー連盟の船に連絡する手段がありません」

 暗黒惑星メデューサ――

「――リニア空間魚雷1発が、あらわれた?」
「突っこんでくる気配はなさそうです」
「――不発弾?」
「――念のため、撃って破壊してしまいましょう」
「……」
「ちなみに」
「ゲルモ・ジョブストは~」
「クスリを使って超能力を発揮できます」
「――むんっ」
「こうして、いくばくか感じとったのです」
「――待つんだっ」
「――撃っちゃだめだっ」
「――グッキーに調べてもらおうよっ」
「超能力を有するネズミビーバー、グッキーは~」
「――誰かふたり、魚雷の中にいるみたいだ」
「――ひとりは……アッティラ・レッコル?」
「……」
「救出されたアッティラ・レッコルは~」
「《トマソン》で~」
「ペリー・ローダンに、会いました」
「――これが〈旋風機〉……超空間インパルス破壊機の設計図です」
「これから惑星テラへ向かうという」
「同行してきた~」
「オンリョン人ケッスナド・アッソイは~」
「《トマソン》にとどまるようです」

 以下次号――

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 あと19冊。


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