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925 [2016/04/25]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2852 . Leo Lukas / Spaykels Rache / スパイケルの復讐
2853 . Oliver Fröhlich / Im falschen Babylon / 偽りのバビロンにて
2854 . Oliver Fröhlich / Der letzte Mensch / 最後の人類
2855 . Michelle Stern / Der Linearraum-Dieb / リニア空間泥棒
2856 . Verena Themsen / Spiegeljunge / 鏡の少年
2857 . Michael Marcus Thurner / Die Hyperfrost-Taucher / ハイパー氷潜行隊
2858 . Christian Montillon / Hüter der Stahlquelle / 鋼の泉の守護者
2859 . Uwe Anton / Die ParaFrakt-Konferenz / 時割れ会議

□ Perry Rhodan-Heft 2852話「スパイケルの復讐」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2852-spaykels-rache.html ]

 (承前)

 〈時の彼方の国〉の〈此在の島〉のひとつ、ヴェステ・タウ――

「アトランは~」
「記憶私掠者スパイケルと~」
「あれこれ面倒なコトに、なってしまいました」
「フォーゲル・ツィールロスは、救い出したものの~」
「ルア・ヴィルタネンさんは、遺体になって戻されたり」
「ところが」
「ペレグリノロジストのロトフルドによれば~」
「――死者のU”BSEF定数は~」
「――〈此在の島〉ヴェステ・タウの時空膜にはねかえって~」
「――もどってくるですじゃ」
「――身体が完全に破壊されないかぎり~」
「――死後62時間のうちに、操り人形師が〈回想〉すれば~」
「――蘇らせるコトが可能ですじゃ」
「期限が過ぎれば~」
「死者のU”BSEF定数は~」
「〈此在の島〉ヴェステ・タウの外の熱的平衡に~」
「呑まれて消えてしまうという」
「――最寄りの適任者は~」
「――ノイ=ノイオン区の都市ントイ在住の~」
「――女操り人形師シンシリ・クェーブドさんですじゃ」
「フォーゲル・ツィールロスの解放に、時間がかかったので~」
「期限まで残り48時間」
「――最短経路を通らないと、間に合わない?」
「アトラン一行は~」
「熱的平衡へと流れこむ闇の川の~」
「ボンティエング浅瀬を、渡ることに」
「ここをつかさどるキダング関税長は~」
「――料金は、競技規則で支払ってください」
「アトランは~」
「――アルコン人の伝統競技ガラボの規則はどうであろう?」
「打診しますが、すでに習得済みらしい」
「――キブ=トラケのあいだで大流行したクレソテンハツは?」
「受領してくれました」
「こうして」
「アトラン一行は~」
「浅瀬を渡河」
「――遺体が、闇の川に引かれていくうううっ」
「――オーエスっ」
「とかいう危機も乗りきって~」
「渡りきって~」
「そこからは、空中船で先を急ぐ」
「船内で~」
「ペレグリノロジストのロトフルドは、曰く」
「――操り人形師は、みなスガンスハン人ですのじゃ」
「――ノイ=ノイオン区の都市ントイ在住の~」
「――女操り人形師シンシリ・クェーブドさんの他には~」
「――いくらかが~」
「――アダル館の直下にある~」
「――〈此在の島〉ヴェステ・タウの存在の核〈小胞〉に~」
「――暮らしているですじゃ」

 ノイ=ノイオン区の都市ントイ――

「記憶私掠者スパイケルは~」
「――アトランめっ」
「――相棒のヴァルクズの仇をとるのだっ」
「復讐に執念を燃やしていました」
「アトラン一行に先んじて、当地に到着」
「……」
「さて、じつはかつて~」
「記憶私掠者スパイケルは~」
「スガンスハン人ティンデル・ザクオクオから~」
「エクスヴィーの〈ヴェール〉を勝ち得て~」
「自分の装備に加えていたりする」
「……」
「ちなみに」
「エクスヴィーというのは~」
「いわゆるアトプの〈皮〉のコト」
「実質プシ・エネルギーからなります」
「〈ヴェール〉というのは~」
「先般にマタン・アダル・ジャバリムが再生した時のアマリモノ」
「とはいえ」
「パラ能力が残っていたりする優れモノでもあるのです」
「……」
「さて、そんなこんなで~」
「スガンスハン人ティンデル・ザクオクオは~」
「記憶私掠者スパイケルのコトが~」
「――気に入りません」
「でも」
「同じスガンスハン人で女操り人形師のシンシリ・クェーブドさんにも~」
「――遺恨があるのです」
「けっきょく」
「――アトランが憎いっ」
「――シンシリが憎いっ」
「このあたりが噛み合って~」
「記憶私掠者スパイケルと~」
「スガンスハン人ティンデル・ザクオクオは~」
「手を結ぶコトに」
「……」
「目下」
「都市ントイでは~」
「いくつか〈回想〉の儀式が予定されていたり」
「記憶私掠者スパイケルは~」
「――こうやって襲ってやろうか?」
「――それとも……」
「あれこれ作戦を練りながら、アトランの到来を待ちわびるのでした」

 都市ントイ――

「アトランが~」
「女操り人形師のシンシリ・クェーブドさんを訪ねてきました」
「すなわち」
「記憶私掠者スパイケル一味は、作戦開始」
「アトプの〈皮〉=エクスヴィーが~」
「――ぱーん」
「破裂して~」
「いあわせた者たちを麻痺させる」
「アトランが雇ったデャドン種族の女傭兵カダロウ・ヴァドヒュルドさんは~」
「――うっ」
「ここにて敢えなく死亡」
「スガンスハン人ティンデル・ザクオクオは~」
「――この遺恨おぼえたかっ」
「女操り人形師のシンシリ・クェーブドさんを~」
「――がこっ」
「記憶私掠者スパイケルは~」
「女操り人形師のシンシリ・クェーブドさんを~」
「――ずぎゅーん」
「罪のない多数の者たちも~」
「――ずぎゅーん」
「ペレグリノロジストのロトフルドは~」
「アトプの〈皮〉=エクスヴィーの〈ヴェール〉に、つかのま操られて~」
「アトランを襲ったり」
「――!」
「〈急げ急げ〉の7ルンカスは~」
「――逃げるのですっ」
「アトラン一行の面々を~」
「適宜に安全なところに誘導」

 都市ントイ――

「ルア・ヴィルタネンさんの〈回想〉は絶望的です」
「――操り人形師は、死んだっ」
「――もう期限までに間に合わないっ」
「ところが」
「ペレグリノロジストのロトフルドによれば~」
「――マタンは~」
「――ワームホールの原理にもとづく~」
「――〈拡張通路〉という遠距離移動システムを~」
「――この〈此在の島〉ヴェステ・タウに設置したですじゃ」
「アトランは、希望を抱きます」
「――それを使えば?」
「――〈此在の島〉ヴェステ・タウの存在の核〈小胞〉の?」
「――操り人形師アウブヒス・アンヴのもとへ?」
「――期限までに行けるかも?」
「とはいえ」
「――〈拡張通路〉は~」
「――マタン本人と~」
「――アトプの〈皮〉=エクスヴィーにしか~」
「――使えないですじゃ」
「けっきょく絶望的なのは変わりなし」
「ところが」
「今度はアトランが~」
「希望的観測も甚だしいコトを、言い出しました」
「――そういえば~」
「――先般の襲撃の時に感じたのであるが~」
「――このアトランは~」
「――アトプの〈皮〉=エクスヴィーの〈ヴェール〉と~」
「――ココロとココロで響きあうトコロがあったような気が……」

 都市ントイ――

「アトランは~」
「無線回線をオープンにして~」
「記憶私掠者スパイケルを、おびきよせます」
「――!」
「襲われたところで~」
「アトランは~」
「――響くっ」
「――やはりココロに響くぞっ」
「相手側、アトプの〈皮〉=エクスヴィーの〈ヴェール〉は~」
「――?」
「攻撃をやめて~」
「記憶私掠者スパイケルを、裏切って~」
「――!」
「アトランの肩に、移ったのでした」
「そこへ」
「フォーゲル・ツィールロスが~」
「デフレクターで姿を隠して~」
「記憶私掠者スパイケルを~」
「――がこっ」
「スガンスハン人ティンデル・ザクオクオも~」
「――がこっ」
「……」
「かくして」
「アトプの〈皮〉=エクスヴィーの〈ヴェール〉は~」
「――!」
「〈拡張通路〉で~」
「アトラン一行を〈此在の島〉ヴェステ・タウの存在の核〈小胞〉へ」

 〈此在の島〉ヴェステ・タウの存在の核〈小胞〉――

「操り人形師アウブヒス・アンヴは~」
「〈回想〉開始」
「ルア・ヴィルタネンさんは、無事に蘇りました」
「とはいえ」
「――〈時の彼方の国〉からは出られない?」
「――出たら、永続的な生命エネルギーの補給が必要になる?」
「――細胞活性装置とか?」
「――細胞シャワーとか?」
「制限はありますが~」
「ともかく蘇ったのですから、良しとしましょう」
「……」
「さて」
「操り人形師アウブヒス・アンヴは~」
「謝礼を要求して、曰く」
「――マタンの情報を集めてください」
「かくして」
「アトラン一行は~」
「――!」
「〈拡張通路〉で、アダル館へ」

 アダル館――

「じつは、その姿形は~」
「惑星テラの衛星ルナと同一です」
「テクノクラストで覆われた衛星ルナが~」
「50から100kmの上空に浮かんでいるのでした」

 以下次号――

□ Perry Rhodan-Arkon
[ http://perry-rhodan.net/arkon.html ]

7 . Björn Berenz / Welt der Mediker / 医師たちの惑星
8 . Michael Marcus Thurner / Die Stunde des Smilers / スマイラーの時間
9 . Kai Hirdt / Flotte der Verräter / 裏切り者の艦隊

以下、未詳

 1月22日開始の、小ヘフト・シリーズ。隔週刊。全12冊。
 草案は Marc A. Herren。

□ Perry Rhodan-Arkon 7話「医師たちの惑星」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-7-welt-der-mediker.html ]

 (承前)

 新銀河暦1402年6月、銀河系――

「球状星団M13すなわちアルコン名〈タントゥル=ロク〉のご近所から~」
「――かっ」
「超強力なハイパー・インパルス〈アルカイック・インパルス〉が出ました」
「で」
「このインパルスの影響で~」
「アルコン人の付帯脳が~」
「アルコン人の本来の人格を、圧して~」
「肉体の支配権を、握って~」
「有力者を、操りはじめたのです」

 M13球状星団、星系ワルトクの惑星アリガ――

「付帯脳に操られたアトランは~」
「付帯脳に操られたアルコン帝国皇帝ボスティク1世の指揮下に入り~」
「――惑星アリガの反乱を、芽のうちに摘むのだ」
「とかいう仕事を遂行中」
「……」
「アトラン指揮下の《ゴス・ミルタン》は~」
「――どどーん」
「惑星アリガの防衛隊を、瞬殺」
「この暴挙をみて~」
「《ゴス・ミルタン》艦内のココロある者たちが~」
「――アトラン、何をするんですかっ」
「――アナタ、そんなキャラじゃないでしょうっ」
「――ごきっ」
「とかいう事件がおきたりして」
「ほんのわずかな時間ですが~」
「アトランの本来の人格が、肉体を制御」
「捕らえていた~」
「ペリー・ローダン」
「グッキー」
「サヒラさん」
「以上の面々を~」
「《アトランティス》で逃がしてみたり」
「とはいえ」
「――はっ」
「すぐに付帯脳は、肉体の制御を取り戻して~」
「アトランは~」
「――逃がすなっ」
「――撃てっ」
「――どどーん」
「《アトランティス》は、なんとかリニア空間に逃げこみますが~」
「乗員全員が意識を失ってしまうのです」

 M13球状星団、星系ケスナルの惑星アラロン――

「ここは~」
「銀河医師族アラスの根拠地」
「……」
「アラス医師ゴロシルは~」
「とあるアイディアにとりつかれていました」
「――超能力者を人為的に作りたいっ」
「ゴロシルは~」
「上司のカントリパルとその研究班の計6名を~」
「実験室に誘いこんで~」
「モルモットに」
「――5次元インパルス照射っ」
「――かっ」
「遺憾ながら~」
「――超能力は芽生えなかった?」
「かわりに~」
「6名は~」
「――きーっ」
「――ぎぇーっ」
「――ぎょーっ」
「攻撃衝動を抑えがたいらしく」
「――たがいに殺し合ってる?」
「ゴロシルはコワくなって~」
「――もう研究船でトンズラするしかないっ」
「と」
「そんなトコロに~」
「アラスの高名な医師アスパルタミンが~」
「協力を求めてきたのです」
「――キミの実験室+装備が必要なのです」
「ゴロシルは~」
「――うまくやれば、イロイロごまかす好機かも」
「ほくそ笑むのでした」

 《アトランティス》――

「――はっ」
「乗員一同が、意識を取りもどすと~」
「――《アトランティス》の制御がロックされている?」
「――《アトランティス》はどこかの誰かの指示で航行中?」
「ペリー・ローダンが、確認してみると~」
「――ここは、星系ケスナル?」
「でも、停船はしていません」
「――どこかに向かおうとしている?」
「くわえて、どうしたわけか~」
「――乗員が1名たりない?」
「――サヒラさんが……いない?」
「……」
「やがて」
「《アトランティス》の行き先がわかりました」
「――星系アルコンから8光年の宙域に?」
「――何千隻も、集まっている?」
「――大艦隊になっている?」
「《アトランティス》も~」
「この艦隊に組み入れられたり」
「と」
「――《ゴス・ミルタン》が何やら生放送している?」
「映像の中~」
「アトランの隣に立つのは、ペリー・ローダン(偽物)」
「――法的に正統な統治者である、ゴノツァル家のアトランが~」
「――アルコンをとりもどすのである」
「《アトランティス》にいるペリー・ローダン(本物)としては~」
「――ぐぬぬ」
「……」
「そうこうするうちに~」
「レカ型円盤艇1隻が《アトランティス》へ」
「接収部隊が、突入してきます」
「――断固抵抗だっ」
「そこへ」
「レカ型円盤艇もう1隻が《アトランティス》へ」
「こちらに乗っていたのは~」
「――ロナルド・テケナー?」
「力強い味方です」

 星系ケスナルの惑星アラロン――

「アラス医師ゴロシルは~」
「――高名な医師アスパルタミンが来るまでに~」
「――遺体と、失敗の記録を片づけるのだっ」
「高名な医師アスパルタミンは~」
「――キミの実験室+装備を使わせてほしいのです」
「アルコン人の兵士たちが~」
「意識をなくした娘をひとり、つれてきました」
「アスパルタミンは~」
「実験室で、娘の診察をはじめます」
「……」
「ゴロシルは~」
「診察の様子を見ていました」
「――患者の名前は?」
「――サヒラ?」
「頭飾りにしていた特殊感知器を、こっそり使ったり~」
「実験室の感知器を、こっそり使ったりして~」
「探りを入れてみると~」
「――(この娘は……超能力者?)」
「――(理想の被検体じゃないかっ)」
「で」
「ゴロシルは~」
「高名な医師アスパルタミンを~」
「――ごきっ」
「片づけると~」
「――この患者だけでも救いたいのだっ」
「とかウソぶきながら~」
「サヒラさんを、自分の研究船に運びこむ」

 星系ケスナル――

「アルコン帝国皇帝ボスティク1世が指揮する御座艦隊が~」
「星系ケスナルに出現」
「幸運にも~」
「アラス医師ゴロシルの研究船は~」
「巧い具合に、星系を離脱できました」
「……」
「ゴロシルは~」
「――被検体には眠っていてもらおう」
「麻酔をかけようとしました」
「が」
「サヒラさんは~」
「――かっ」
「覚醒して~」
「超能力で、ゴロシルを圧倒」
「――さあっ」
「――星系アルコンに行くのよっ」

 次回は2週間後――

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 Veste Tau ……ドイツ語風に発音すれば Feste Tau みたいに聞こえます。
 Feste Tau とすれば〈露ノ砦〉とか〈露ノ天〉くらいの意味にとれます。


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