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920 [2016/03/21]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2847 . Michelle Stern / Planet der Phantome / 亡霊の惑星
2848 . Uwe Anton / Paraschock / パラショック
2849 . Uwe Anton / Das Chronoduplikat / 時間複製
2850 . Wim Vandemaan & Christian Montillon / Die Jenzeitigen Lande / 時の彼方の国
2851 . Christian Montillon / Die Mnemo-Korsaren / 記憶私掠者たち
2852 . Leo Lukas / Spaykels Rache / スパイケルの復讐
2853 . Oliver Fröhlich / Im falschen Babylon / 偽りのバビロンにて
2854 . Oliver Fröhlich / Der letzte Mensch / 最後の人類
2855 . Michelle Stern / Der Linearraum-Dieb / リニア空間泥棒

□ Perry Rhodan-Heft 2847話「亡霊の惑星」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2847-planet-der-phantome.html ]

 (承前)

 可能性の未来=新銀河暦2577年の銀河系――

「裁判官船《アトランク》は~」
「新銀河暦1517年の銀河系から~」
「――ごごごっ」
「〈時の彼方の国〉へと向かう途中に~」
「〈共時性の通路〉に仕掛けられた罠にかかって~」
「新銀河暦2577年の銀河系=可能性の未来で、座礁」
「そこは、テフローダーが覇権を握った世界」
「銀河系を統べる新生・星間国家タマニウムでは~」
「こんな歴史が教えられていたり」
「――ペリー・ローダンが乗る《ラス・ツバイ》は~」
「――2010万年前から~」
「――光速に近い速度で飛びつづけて~」
「――現実時に帰還したところで~」
「――会合予定の恒星灯台ハイペロン銀南で~」
「――アルコンのロボット艦隊の攻撃をうけて破壊されました」
「――この時、ペリー・ローダンも亡くなったのです」
「裁判官船《アトランク》の乗員一同は~」
「超知性体〈それ〉にゆかりの小型宇宙艇《母》に、助けられたりして~」
「交換部品を手に入れました」
「裁判官船《アトランク》は、修理・発進」
「ふたたび〈共時性の通路〉へ」
「――ごごごっ」
「あらためて〈時の彼方の国〉に向かう」
「そこで」
「外観は人類そっくりのポスビ、ジャウナ・トゴヤさん」
「クスリをキメると超能力を発揮する少年ゲルモ・ジョブスト」
「両名は~」
「――ハイペロン銀南で待機して~」
「――ペリー・ローダンの死を阻止してみます」
「小型宇宙艇《母》で、裁判官船《アトランク》から発進」
「〈共時性の通路〉にあけた穴から~」
「――!」
「飛び出たのでした」

 新銀河暦1517年の銀河系――

「ジャウナ・トゴヤさん」
「ゲルモ・ジョブスト」
「両名が乗る小型宇宙艇《母》は~」
「恒星灯台・ハイペロン銀南へ」
「が」
「《ラス・ツバイ》は、影も形もありません」
「ジャウナ・トゴヤさんは~」
「――《ラス・ツバイ》は、まだ航行中なのかも」
「〈共時性の通路〉にあいた穴は、あとしばらく残っています」
「――戻って、やりなおすのよっ」
「《母》は穴から〈共時性の通路〉に戻りますが~」
「――!」
「裁判官船ならぬ《母》に~」
「〈共時性の通路〉の中を、まともに航行できるはずもなく」
「――!」
「吐き出されました」

 新銀河暦968年の銀河系――

「小型宇宙艇《母》は~」
「モノスが銀河系を封鎖していた時代に出ました」
「周囲の様子を探ってみると~」
「――姿を隠したオンリョン人の船団が?」
「――銀河系内をウロウロしてる?」
「少年ゲルモ・ジョブストは~」
「クスリをキメると超能力を発揮できるのです」
「――ソコの惑星から、精神インパルスが出ているかも?」
「行ってみるコトにしました」

 新銀河暦971年、星系コルヴィンックの惑星ソイヌル――

「赤い矮星コルヴィンックを~」
「惑星がひとつだけ周回しています」
「オンリョン人は~」
「この惑星をソイヌルと呼びます」
「何千年も前に大戦争があって、生存者はなし」
「他に2個あった惑星も小惑星帯に変わっていたり」
「……」
「目下――」
「アトプの裁判官マタン・アダル・ダノエルの指示により~」
「首開拓者ライル・ゲネリクの指揮のもと~」
「オンリョン人は~」
「惑星ソイヌルに~」
「初のプレテリアル植民地を建設しようとしていました」
「――ソイヌルをはじめとして、諸惑星に~」
「――銀河系生まれ第一世代のオンリョン人たちが、礎を築くのだっ」
「こうした惑星ソイヌルに~」
「アトプの査察官を務める女がひとり~」
「――首開拓者ライル・ゲネリクの仕事ぶりを、見せてもらいに来たわっ」
「訪ねてきました」
「……」
「この時――」
「じつは」
「当地のオンリョン人たちは、問題を抱えていました」
「――〈亡霊〉が、また出ただよっ」
「〈亡霊〉とは~」
「身長4m」
「顔はありません」
「両腕のかわりに燃える翼が生えています」
「エネルギービームは、効果なし」
「防護バリアも、効果なし」
「〈亡霊〉があらわれると~」
「――!」
「――ひぃぃぃっ」
「オンリョン人たちは~」
「名状しがたい恐怖にとらわれて、パニックに」
「〈亡霊〉に触れてしまうと~」
「――う……がっくり」
「意識を喪失」
「生存者は~」
「目覚めて昏睡している、みたいな様子で~」
「――憶えていろよーっ」
「とか言い続けるのでした」
「……」
「首開拓者ライル・ゲネリクは~」
「――〈亡霊〉の本拠と思われるトコロに~」
「――総攻撃を仕掛けるのだっ」
「これに対して~」
「首科学者コフ・ジャンダッリさん――ライルの別れた妻――は~」
「――リスクが大きすぎるわっ」
「――逃げ出すべきよっ」
「結果~」
「〈亡霊〉の本拠と思ったトコロは、マトはずれ」
「反対に~」
「――〈亡霊〉が、大挙して出ただよっ」
「オンリョン人の都市クロイックは襲い返されて~」
「首開拓者ライル・ゲネリクと部下たちは~」
「〈亡霊〉に包囲されてしまう」

 テラナーの巨艦《ラス・ツバイ》――

「ペリー・ローダンが乗る《ラス・ツバイ》は~」
「乗員をサスペンド・アルコーヴでサスペンドして~」
「2010万年前から~」
「光速に近い速度で飛びつづけて~」
「――ごごっ」
「新銀河暦1517年の現実時を、目指していました~」
「ところが」
「《ラス・ツバイ》は~」
「2010万年前に~」
「ティウフォル人のナノマシン兵器インドクトリネーターに~」
「侵食されていたのです」
「航行中、艦内が端からやられていくのです」
「で」
「《ラス・ツバイ》は~」
「紀元前8050年のメタン戦争の時代の銀河系に、途中停止」
「超知性体〈それ〉の〈沈黙の使者〉に~」
「助けを求めたトコロ~」
「ハイパー氷発生装置をさずけられました」
「――インドクトリネーターにやられた箇所を、凍結するとよいっ」
「この応急処置により~」
「《ラス・ツバイ》は、ともあれ使えるようになったのですが」
「――ハイパー氷発生装置を使うと?」
「――サスペンド・アルコーヴが使えない?」
「《ラス・ツバイ》は~」
「――発進っ」
「――ごごっ」
「乗員たちが目覚めたままで~」
「新銀河暦1517年の現実時を、目指すのです」

 新銀河暦971年、銀河系――

「《ラス・ツバイ》の艦載脳〈アナンシ〉は~」
「いきなり減速を指示」
「――一定周期で繰り返す無線信号を、受け取ったのです」
「厳密にいうと~」
「普通の無線ではありません」
「何をどうすれば可能なのか、わかりませんでしたが~」
「手先の器用なケロスカー、ゴルドロディンの~」
「フィクティヴ転送機クレーンが~」
「――ぶーん」
「ハイパー無線の共鳴板として、使われたのだとか」
「……」
「受け取った内容は~」
「――座標と?」
「――《ラス・ツバイ》のIDと?」
「――ジャウナ・トゴヤさんの個人ID?」
「新銀河暦971年に、こうしたIDがあるというコトは~」
「――未来から来た者がいる、というコトか?」
「《ラス・ツバイ》は~」
「指定座標、すなわち、惑星ソイヌルへ~」
「行ってみるコトにしました」

 惑星ソイヌル――

「《ラス・ツバイ》から~」
「アトル人の科学者シク・ドルクスタイゲルさん率いる調査隊が~」
「惑星ソイヌルに降下」
「――無線信号の発信源を、突きとめるのよっ」
「が」
「〈亡霊〉出現」
「――!」
「――ひぃぃぃっ」
「兵士1名が~」
「名状しがたい恐怖にとらわれて、パニックに」
「――ずぎゅーん」
「――ずぎゅーん」
「あたりかまわず撃ちはじめました」
「そんな中~」
「シク・ドルクスタイゲルさんは~」
「精神安定化処置のおかげで〈亡霊〉にやられずに済みました」
「――がしっ」
「犠牲者を出す前に、とりおさえたのです」
「で」
「こういうのに慣れっこの~」
「ペリー・ローダンと~」
「超能力を有するネズミビーバー、グッキーが~」
「調査隊に加わるコトになりました」

 惑星ソイヌル、オンリョン人の都市クロイック――

「ペリー・ローダン」
「グッキー」
「シク・ドルクスタイゲルさん」
「一同の調査隊は~」
「オンリョン人の都市クロイックに至って~」
「首開拓者ライル・ゲネリクと部下たちを包囲していた~」
「ファントムたちを、追いはらいました」
「……」
「首開拓者ライル・ゲネリクは~」
「――感謝するっ」
「――幸運を祈るっ」
「いったんは別れたフリをして~」
「――(そーっと)」
「ペリー・ローダン一行を追跡」
「――連中なら〈亡霊〉の本拠を探しあてるに違いないっ」

 惑星ソイヌル、無線信号が発信されたとおぼしき土地――

「ペリー・ローダン一行は~」
「発信源に到達しましたが~」
「――何もない?」
「グッキーは~」
「――でも、何か感じるんだよねー」
「テレキネシスで~」
「――ぼこっ」
「何やら掘り出しました」
「――モノリス?」
「さらに周囲を掘ってみると~」
「合計17枚のモノリスが~」
「環状にならんで埋まっていました」
「モノリスのそれぞれには、ひとつヘコミがあって~」
「それぞれのヘコミには~」
「――メダルみたいなモノ?」
「が、はまっていたり」
「――このメダルは?」
「――PEW金属とホワルゴニウムでできている?」
「――でも、6次元放射はないみたいな?」
「――メダルから、何か引き出されているみたいな?」
「ペリー・ローダンは~」
「思うのです」
「――メダルには~」
「――昔この惑星に住んだ者たちの意識内容が蓄えてある、とか?」
「――それが〈亡霊〉になった、とか?」
「調査を進めるうちに~」
「――モノリス群の下に、トンネルが続いている?」
「――トンネルの先は、大広間になっている?」

 惑星ソイヌル、地底の大広間――

「天井から~」
「PEW金属でできた網みたいなモノが、下がっています」
「網の中に~」
「小型宇宙艇1隻が、からめとられています」
「シク・ドルクスタイゲルさんが~」
「――試してみましょう」
「分子破壊銃で~」
「――ずぎゅーん」
「網を撃つと~」
「〈亡霊〉1体が出現」
「――!」
「思いがけなく話が通じました」
「――ワタシは、生前シェミア・フマン・クッキルという名前でした」
「――シェムックという滅び去った種族の一員でした」
「〈亡霊〉シェミア・フマン・クッキルは~」
「――この施設〈記憶塊〉から、すぐに退去してください」
「――さもないと、困ったコトになりますよ」
「この警告は遅すぎました」
「〈亡霊〉が多数出現」
「――!」
「――ひぃぃぃっ」
「ペリー・ローダンたちを~」
「はかりしれない苦痛のヴィジョンが襲ったりして」
「が」
「ペリー・ローダンは~」
「――こんな苦痛ごときっ」
「――このペリー・ローダンの体験にくらべれば、たいしたコトはないっ」
「自分の不幸を数え上げたり」
「――〈物質の下僕〉ラミヒュンは、惑星テラで大虐殺したし」
「――ドランの攻撃で、20億人は死んだし」
「――息子トマス・カーディフは細胞が異常に増えて死んだし……」
「すると」
「〈亡霊〉たちは~」
「――ぽん」
「ペリー・ローダンの肩を叩いて~」
「同胞として歓迎」
「で」
「網の中に捕らわれていた~」
「小型宇宙艇《母》は~」
「解放されました」
「ホワルゴニウム塊に閉じこめられていた~」
「外観は人類そっくりのポスビ、ジャウナ・トゴヤさんも~」
「再起動」
「眠っていた少年ゲルモ・ジョブストも~」
「覚醒」
「……」
「〈亡霊〉たちは~」
「ペリー・ローダンに、いろいろ教えてくれました」
「とりまとめていうと~」
「――この施設〈記憶塊〉は?」
「――歴史的悲劇の記念碑みたいな施設の制御室の役目を果たす?」
「――〈記憶塊〉の破壊は〈亡霊〉の最期を意味する?」

 惑星ソイヌル、地底の大広間――

「盗み聞きしていた~」
「首開拓者ライル・ゲネリクは~」
「――〈記憶塊〉を爆破すれば良いのだなっ」
「思うのですが~」
「グッキーが~」
「超能力で、これを阻止」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「オンリョン人と、〈亡霊〉たちの、仲を取り持つ」
「……」
「〈亡霊〉シェミア・フマン・クッキルは~」
「――ワレワレは~」
「――トロケスト〈中性子の軌跡〉が〈記憶塊〉にした操作によって~」
「――今ある姿にになったのです」
「――ワレワレは~」
「――変えられたのです」
「――PEW金属から解放されたのです」
「――さらに発展したのです」
「――独立した感受性豊かな生命体であると、認めてほしいのです」
「〈亡霊〉たちとしては~」
「喪さえ明ければ~」
「オンリョン人たちが惑星ソイヌルに住むのも認めてもよい、とかいう」
「で」
「首開拓者ライル・ゲネリクは~」
「――シェムック種族の深い悲しみに、敬意を払うとしようっ」
「アトプの査察官を務める女に~」
「適当な理屈を語って~」
「オンリョン人の全員を、惑星ソイヌルから退去させたり」
「結果的に~」
「首科学者コフ・ジャンダッリさん――別れた妻――の~」
「愛もとりもどせたりする」

 ペリー・ローダン指揮下の巨艦《ラス・ツバイ》――

「かくして」
「小型宇宙艇《母》も~」
「ジャウナ・トゴヤさんも~」
「少年ゲルモ・ジョブストも~」
「《ラス・ツバイ》へ」
「そこで」
「状況を知って~」
「《母》は曰く」
「――ハイパー氷発生装置と~」
「――サスペンド・アルコーヴを~」
「――同時に使えるようにできますよ?」
「思い返してみれば~」
「小型宇宙艇《母》も~」
「ハイパー氷発生装置も~」
「どちらも超知性体〈それ〉にゆかりの技術です」
「……」
「また」
「一同が~」
「可能性の未来=新銀河暦2577年の銀河系のコトを、語った中で~」
「《母》は曰く」
「――惑星メデューサの座標なら、わかりますよ?」
「可能性の未来=新銀河暦2577年の銀河系では普通に観光地、とかいう」
「そこで」
「ペリー・ローダンは、思いつきます」
「――《ラス・ツバイ》を、惑星メデューサでハイパー氷づけにして~」
「――500年の時間を超えようっ」
「――大富豪ヴィコル・ブガシドウなら~」
「――最適なタイミングで発見してくれるはずだっ」

 《ラス・ツバイ》は、惑星メデューサへ――

「ペリー・ローダンは~」
「――余計な時間パラドクスを回避するためだ」
「とか、言いながら~」
「住民であるケロウト人には無断で~」
「《ラス・ツバイ》は~」
「惑星メデューサの地下に、埋まりました」
「――乗員はサスペンド・アルコーヴに入るのだっ」
「続いて~」
「《母》もスリープ」
「ハイパー氷発生装置が作動して~」
「――かちーん」
「一同は、未来へと向かうのでした」

 以下次号――

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 会えて良かったですね。


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