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918 [2016/03/07]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2845 . Hubert Haensel / Die Methan-Apokalypse / メタン黙示録
2846 . Hubert Haensel / Karawane nach Andromeda / アンドロメダへのキャラバン
2847 . Michelle Stern / Planet der Phantome / ファントムの惑星
2848 . Uwe Anton / Paraschock / パラショック
2849 . Uwe Anton / Das Chronoduplikat / 時間複製
2850 . Wim Vandemaan & Christian Montillon / Die Jenzeitigen Lande / 時の彼方の国
2851 . Christian Montillon / Die Mnemo-Korsaren / 記憶私掠者たち

□ Perry Rhodan-Heft 2845話「メタン黙示録」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2845-die-methan-apokalypse.html ]

 (承前)

 紀元前8050年、メタン戦争の時代の銀河系――

「この時代――」
「アルコン帝国は~」
「アンドロメダ銀河から来たメタン呼吸生物マークスを相手として~」
「これに与する銀河系のメタン呼吸生物たちを相手として~」
「戦っていました」
「……」
「テラナーの巨艦《ラス・ツバイ》は~」
「未来にもどる途中、この時代で立ち往生」
「――艦体に巣くった~」
「――ティウフォル人のナノマシン=インドクトリネーターを除去だっ」
「――そのために~」
「――超知性体〈それ〉に助力を求めたい」
「手掛かりを、求めて~」
「――〈沈黙の使者〉というのが~」
「――眠る地下庫を知るという~」
「――タウムウ種族の信頼を得ようっ」
「タウムウ種族は~」
「見た目こそ鼻が長いだけのヒューマノイドですが~」
「メタンを呼吸するのです」
「……」
「ペリー・ローダンたちは~」
「アルコン攻撃艦隊XVIIに追われていた~」
「タウムウ種族+マークスの艦隊に~」
「――ワレワレは、アルコン抵抗運動の闘士ツバイ人であるっ」
「とかウソぶいて~」
「タウムウ種族の居住星系まで~」
「案内してもらうコトに」

 テラナーの巨艦《ラス・ツバイ》――

「タウムウ種族の《様式XIX=228》に~」
「随走するコトになったのですが~」
「――そういえば~」
「――この時代の銀河系の宇宙船て、おおむね遷移駆動だったよなあ」
「――!」
「いつもはリニア駆動を使う《ラス・ツバイ》にしてみれば~」
「随走するのは、けっこう大変」
「そのうちに~」
「――!」
「――あれ?」
「――《様式XIX=228》がいない?」
「だけでは、ありません」
「――未知の宇宙船98隻に包囲された?」
「――いきなり砲撃された?」
「――このままでは、やられるっ」
「反撃に転じようとした刹那……」
「――待ってくださいっ」
「――コレは、ナノマシン=インドクトリネーターの仕業ですっ」
「《ラス・ツバイ》の艦載脳〈アナンシ〉によれば~」
「――これはもうポジトロニクス戦争なのです」
「――インドクトリネーターは~」
「――冗長性を旨とする探知系にまで広がって~」
「――探知データを捏造したのです」
「ようするに」
「――ああ、またココがやられたっ」
「――早く切り離さないとっ」
「みたいなコトが、ひたすら続いているわけで」
「――もし兵器システムを動かしていたら~」
「――インドクトリネーターは、そちら方面にも広がっていたでしょう」
「ちなみに」
「《様式XIX=228》とは~」
「通信もつながらなくなってしまいました」

 タウムウ種族の《様式XIX=228》――

「ペリー・ローダン」
「超能力を有するネズミビーバー、グッキー」
「両名は~」
「先般――」
「アルコン攻撃艦隊XVIIから~」
「負傷したマークスのグレク1」
「タウムウ種族の〈ズルク1分の第3卵〉」
「両名を救出して、脱出してから~」
「現在にいたるまで~」
「アトル人の科学者シク・ドルクスタイゲルさんらと共に~」
「《様式XIX=228》に乗っていました」
「――そういえば~」
「――この時代の銀河系の宇宙船て、おおむね遷移駆動だったよなあ」
「――!」
「――うっ」
「タウムウ種族は~」
「メタンを呼吸するのです」
「船内の大気は、もちろんメタン・アンモニア」
「――あー、せめてヘルメット脱ぎたいっ」
「……」
「さて」
「先般――」
「アルコン攻撃艦隊XVIIから~」
「救出された~」
「タウムウ種族の〈ズルク1分の第3卵〉ですが~」
「――調べてみたところ~」
「――脳に異質な組織の結節がいくつもできている、とがわかりました」
「船医〈マッカル1分の第3卵〉は~」
「――難しいですねー」
「摘出を断念」
「とはいえ」
「――この組織は?」
「――船が遷移するたびに活動してる?」

 アルコン攻撃艦隊XVII――

「トモナル家のカンディシャルドは~」
「戦闘艦80隻からなる攻撃艦隊XVIIの司令官です」
「ミンテロル家のフィアデストが艦長をつとめる~」
「直径900m級の戦艦《パエル》に乗って~」
「――タウムウ種族の船を追うのだっ」
「――先般に逃げたタウムウ種族の1体には~」
「――発信器が埋めこんであるのだっ」

 タウムウ種族の《様式XIX=228》――

「《様式XIX=228》を指揮する~」
「〈カウク4分の第4卵〉は~」
「タウムウ種族の首長〈筆頭卵従者〉である~」
「〈アウク2分の第3卵〉と、無線で連絡をとりました」
「――アルコン艦隊をまいて、逃げてきたのです」
「――アルコン抵抗運動の闘士ツバイ人を、連れてきたのです」
「状況を説明」
「通信画面の向こうの~」
「〈アウク2分の第3卵〉の隣には~」
「ナート人がひとりいて~」
「何やら助言をしている様子」
「で」
「〈アウク2分の第3卵〉は~」
「――ともあれ~」
「――〈ズルク1分の第3卵〉は~」
「――搭載艇に乗せて、別のトコロに向かわせるのだっ」
「つづいて」
「――ツバイ人とか名のる連中を~」
「――このまま、ラセン地下庫に行かせるわけにはいかないっ」
「〈沈黙の使者〉は~」
「星系カウムウのガス巨星バルウクの最大の衛星〈第4巣〉の~」
「ラセン地下庫にいるのです」
「――ツバイ人とか名のる連中は~」
「――この首星〈第1巣〉に連れてくるのだっ」

 星系カッントゥウ――

「ペリー・ローダン一行を乗せた~」
「タウムウ種族の《様式XIX=228》は~」
「星系カッントゥウに、到着」
「――マークス艦隊60隻から70隻が~」
「――星系を防衛してますね」
「《様式XIX=228》は~」
「乗せていたグレク1を、マークス艦に受け渡したりして」
「目的地に向かいます」
「……」
「惑星ヌカンケルの衛星トゥウが~」
「別名〈第1巣〉」
「タウムウ種族の首星なのです」

 《様式XIX=228》から発進した搭載艇――

「〈ズルク1分の第3卵〉を乗せて~」
「搭載艇は~」
「別のトコロに向けて、何度も遷移を繰り返します」
「と」
「――!」
「アルコン艦に、拿捕されてしまいました」
「……」
「アルコン攻撃艦隊XVIIを指揮する~」
「トモナル家のカンディシャルドは~」
「搭載艇の生存者を、尋問」
「――タウムウ種族の首星〈第1巣〉?」
「おおむねの座標を特定したのでした」

 タウムウ種族の首星〈第1巣〉=衛星トゥウ――

「ペリー・ローダンと~」
「シク・ドルクスタイゲルさんは~」
「タウムウ種族の首長〈筆頭卵従者〉である~」
「〈アウク2分の第3卵〉と、対面」
「――ワレワレは、アルコン抵抗運動の闘士ツバイ人であるっ」
「先般からの主張をくりかえします」

 〈第1巣〉=衛星トゥウ――

「〈アウク2分の第3卵〉は~」
「次第に警戒を解いてくれる、ようではありましたが~」
「――連中を〈沈黙の使者〉に近寄らせてよいものか……」
「決断をしぶります」
「……」
「そのあいだ~」
「超能力を有するネズミビーバー、グッキーと~」
「同行してきた宇宙陸戦隊員たちは~」
「〈第1巣〉=衛星トゥウを、見てまわったりする」
「と」
「――ナート人がいっぱいいる?」
「指導者は、相続請負人レンデルト・ドドナル」
「先般に〈アウク2分の第3卵〉のかたわらに姿を見せた、ナート人です」
「側近に、ギドヴォンデルとかいいうナート人がいたりする」
「グッキーは~」
「超能力を発揮」
「――むんっ」
「レンデルト・ドドナルの頭の中を、読んでみると~」
「――このナート人は?」
「――アラスによって?」
「――遺伝的に反乱を望む気持ちが、埋めこんである?」
「――反乱をあきらめない?」
「――だから、根っからのタウムウ種族の同盟者?」

 《ラス・ツバイ》艦内時間で、新銀河暦1518年12月1日――

「ペリー・ローダンと連絡がつきました」
「《ラス・ツバイ》は~」
「アルコン攻撃艦隊XVIIに、気づかれないように~」
「――そーっと」
「星系カントゥウに到着」
「で」
「艦長セルジオ・カクルカンは~」
「艦内のインドクトリネーターの侵食状況を、報告」
「加えて」
「――ここから何光週かのあたりに~」
「――アルコン艦隊が集結しています」

 アルコン攻撃艦隊XVII――

「艦隊を指揮する、トモナル家のカンディシャルドは~」
「――タウムウ種族の首長との対話に~」
「――ぜひ貴公の力を借りたいのである」
「目の上のコブである~」
「艦隊付きの文化外交顧問ツォルトラル家のレムナルクに~」
「皇帝の水晶印章を預けて~」
「個人所有の小型艇《カリクリス》に乗せて~」
「外交使節として、送り出したり」

 〈第1巣〉=衛星トゥウ――

「ツォルトラル家のレムナルクとしては~」
「大真面目です」
「――何としても、ここでタウムウ種族と講和の道をっ」
「搭載艇の乗員たちも~」
「――そういう任務なのだっ」
「信じこんで、いるわけで」
「グッキーがテレパシーで探っても~」
「――別に陰謀とかは企んでいないみたいだよ?」
「が」
「タウムウ種族の首長〈筆頭卵従者〉である~」
「〈アウク2分の第3卵〉としては~」
「――良いアルコン人は、死んだアルコン人だけと言いますから~」
「素直には信じない」
「――ツバイ人のみなさんに~」
「――アルコン人の外交使節の搭載艇を、調べてきてほしいのです」
「――同じ酸素呼吸生物のみなさんなら~」
「――ワレワレより連中の悪巧みに気づきやすい、と思うのです」
「で」
「ペリー・ローダンと~」
「グッキーが~」
「アルコン人の搭載艇に立入検査」
「ツォルトラル家のレムナルクと話してみると~」
「――何としても、ここでタウムウ種族と講和の道をっ」
「心の底には~」
「――(当方にも~)」
「――(ラセン地下庫の調査を認めてほしい)」
「とかいう思いも、あるようですが~」
「――誠実そうだね」
「搭載艇を調べても、妙なモノは積んでいない」
「ように見えたのです」

 衛星〈第1巣〉トゥウ――

「アルコン人の搭載艇が着陸して~」
「講和交渉がはじまるか、はじまらないか、というトコロで~」
「事件発生」
「――《カリクリス》の救命カプセル2基が?」
「――勝手に形を変えはじめた?」
「できあがったのは~」
「――アルコン爆弾?」
「点火されたなら~」
「衛星〈第1巣〉トゥウは、核火災で丸焼けです」
「――なんとかしないとっ」
「グッキーは~」
「――テレポートっ」
「《カリクリス》に行って~」
「点火をとめようとしたのですが~」
「――ばーん」
「衛星〈第1巣〉トゥウは、もって1日」

 以下次号――

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 捨て駒でした。


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