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911 [2016/01/18]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2838 . Leo Lukas / Leticrons Säule / レティクロンの柱
2839 . Leo Lukas / Vorstoß ins Hypereis / 超氷に突撃
2840 . Hubert Haensel / Der Extraktor / 抽出機
2841 . Michelle Stern / Sturmland / 嵐の国
2842 . Michelle Stern / Fauthenwelt / ファウテの惑星
2843 . Michael Nagula / Entscheidung im Sterngewerk / 星塁で決断
2844 . Michael Marcus Thurner / Der Verschwiegene Bote / 沈黙の使者
2845 . Hubert Haensel / Die Methan-Apokalypse / メタン黙示録
2846 . Hubert Haensel / Karawane nach Andromeda / アンドロメダへのキャラバン
2847 . Michelle Stern / Planet der Phantome / ファントムの惑星

□ Perry Rhodan-Heft 2838話「レティクロンの柱」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2838-leticrons-saeule.html ]

 (承前)

 新銀河暦1518年、銀河系――

「惑星オリンプの〈オルドの碑〉の依頼をうけて~」
「女帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさんは~」
「ヴィンセント・ラヴレイス指揮下の~」
「完全装備で最新鋭のプルート級重巡《オンティオク・アナハイム》で~」
「砂漠惑星ゲワスのタルギアである~」
「理論時間学者アイカトウ・ザカラさんをともなって~」
「宮廷道化師である~」
「ニーマントグラム・トポシンもともなって~」
「――ガルキド人の保管庫惑星カルディクに行くのよっ」
「……」
「話を聞いた~」
「自由テラナー連盟のアルン・ジョシャナンとしても~」
「――惑星オリンプの〈オルドの碑〉が黒く腐食した原因が~」
「――ディス=クロン・ドリフトによる、というなら~」
「――この現象についてもっと知るのが得策かも、です」
「――もしかして、アトピック法廷に対して投入できるかも、ですし」
「頼もしい助っ人を紹介」
「途上~」
「USO司令官である~」
「オクストーン人モンキーが~」
「こっそり《オンティオク・アナハイム》に乗りこんできました」
「願ったりな助っ人ですが~」
「女帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさんとしては~」
「ここで、立場をはっきりさせたい」
「――作戦の指揮をとるのは、あくまでも~」
「――このインドレ・カパブランカ=アーガイリスですっ(きっぱり)」
「宮廷道化師ニーマントグラム・トポシンとしても~」
「――膝を屈したのですね?」
「――女帝さまの威光にしたがうのですね?」
「こうした機会を見逃さないで、イジってみたり」
「……」
「ともあれ」
「そうして、こうして~」
「《オンティオク・アナハイム》は~」
「ガルキド人の保管庫惑星カルディクへ」

 ガルキド人とは――

「憶えて、いるでしょうか?」
「ペリー・ローダンの屋敷は~」
「惑星テラの都市テラニアのガルナル街区にあります」
「この街区は~」
「都市テラニアが自由テラナー連盟の首都だった時代に~」
「テラナー植民者の大使館とか~」
「そうでない種族の大使館とか~」
「集まっていたところです」
「でも、その後~」
「都市テラニアが、自由テラナー連盟の首都でなくなると~」
「怪しげな空き家が林立する~」
「広大な過疎地と化しました」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「その一角~」
「アッパーウェスト・ガルナル通り746番地の~」
「旧ガルキダ大使館に~」
「ひとり、暮らしていたのです」
「ガルキド人は~」
「惑星ガルキダに住んでいます」
「レムール人につらなる系譜の中でも、取るにたりない弱小勢力です」
「なのですが~」
「この屋敷は~」
「じつはその道のマニアたちのあいだでは有名な~」
「都市テラニアで屈指の幽霊屋敷」
「人智を超えた不思議なコトが~」
「いろいろあったり、起きたりする」
「……」
「この屋敷は~」
「じつは〈全所の都市〉ファ・ガシャパルの一角なのです」
「諸銀河の無数の惑星にある区画とか、屋敷とかを~」
「〈ブレヴィオ〉して~」
「〈ブレヴィ領域〉でつなげた~」
「巨大な施設の一部なのです」
「とはいえ」
「どうした経緯で~」
「旧ガルキダ大使館が~」
「〈ブレヴィオ〉されて~」
「〈全所の都市〉ファ・ガシャパルに連なっていたのか~」
「ガルキド人が~」
「どのように関与していたのか~」
「まったく全然わかっていないのです」

 銀河系サウスサイド――

「《オンティオク・アナハイム》は~」
「惑星カルディクがある星系に、到着」
「女帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさんの指示は~」
「――まず調査からお願いします」
「星系内には~」
「――惑星の欠片の帯がありますねー」
「惑星カルディクの地表には~」
「――ガラス化したトコロがいくつもありますねー」
「見るからに~」
「――ずっと昔に荒廃した感じですねー」
「――推定2000万年前、ってトコロでしょうねー」

 惑星カルディク――

「当地に暮らすガルキド人たちは~」
「基本的なコトしか、憶えていません」
「自分たちがレムール人の系譜につらなることも、憶えていません」
「過去に関わる行為は、すべてヒアンティー=禁忌」
「256年ごとに~」
「記録も全部、記憶も全部~」
「ヒュトリッド儀式で消しているのです」
「住民たちは~」
「――カイトキルンという災厄を阻止するために~」
「――オラたちの文明は何度もリスタートしないといけないだよ」
「とか、信じているのです」

 惑星カルディク、ガラス化したとある地域の近所――

「当地に暮らすガルキド人たちの中には~」
「変わり者がもいます」
「研究者もいます」
「変わり者の研究者もいます」
「――過去の遺物を、研究するのよー」
「エルオンタラル・ガビンクさんの目下の研究対象は~」
「〈唯独の警鐘者たち〉」
「ヒューマノイドの形をした柱2本からなっていて~」
「常に変わらずに並び立ち~」
「あいだには誰も割って入ることができない」
「というか」
「割って入るどころか~」
「近寄る者は誰もみなオカシクなってしまうので~」
「エルオンタラル・ガビンクさんは~」
「――望遠鏡で観察するのよー」

 同じ場所――

「当地には~」
「超重族も暮らしています」
「特戦士モタティン配下の一同は~」
「自分たちの居住区で~」
「伝説のレティクロンの柱を~」
「門外不出の秘宝として~」
「保護して、手入れして、守ってきました」
「……」
「憶えて、いるでしょうか?」
「西暦3580年――」
「公会議のもとで第一ヘトランとして銀河系を治めていた~」
「耄碌した超重族レティクロンは~」
「若い超重族マイルパンサーに~」
「決闘で敗れました」
「超能力者であるレティクロンは~」
「死の間際に意識を肉体から切り離して~」
「衛星タイタンの闘技場の7本の柱の1本に隠したPEW金属に~」
「乗り移りました」
「が」
「――?」
「出られなくなってしまった、という」

 《オンティオク・アナハイム》は、惑星カルディクに接近――

「当地には~」
「〈オルドの碑〉2基が立っていますが~」
「――黒く腐食している?」
「――普通に対話できない?」
「――決まった言葉にしか反応しない?」
「どうやら~」
「ディス=クロン・ドリフトが~」
「〈オルドの碑〉2基を呑んだようです」
「……」
「ともあれ」
「女帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさんは~」
「地上から着陸許可をもらいました」
「随員には~」
「扮装したモンキー」
「宮廷道化師ニーマントグラム・トポシン」
「理論時間学者アイカトウ・ザカラさん
「《オンティオク・アナハイム》の保安隊長テロ・ブールナム」
「4名を選びました」
「……」
「ちなみに」
「テロ・ブールナムは~」
「アイカトウ・ザカラさんの気を惹こうとして~」
「断られた模様です」

 惑星カルディク――

「女帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさんは~」
「宿主に頼んで曰く」
「――案内人を世話してほしいの」
「研究者エルオンタラル・ガビンクさんを紹介してもらって~」
「近辺を見て回りました」
「……」
「でも、そうこうするうちにも~」
「――何かオカシイ」
「まったくもって普通でないのです」
「たとえば~」
「宿の各室に花が飾ってあったのです」
「一室で花を手折ると~」
「全室の花が手折られたり」
「一同は、時間が変わるのを感じますけれども~」
「一同は、ソレを描写できないし、何とも語れない」
「ただ感じるのです」
「普通の日常が、溶けていくようなのです」
「――まったくオカシイ」
「理論時間学者アイカトウ・ザカラさんは~」
「妙な現象に頭をかかえました」
「が」
「――はっ」
「――そういうコトかも」
「ひらめきました」
「女帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさんに、早速報告」
「――この怪奇現象は~」
「――伝え聞くところの~」
「――都市テラニアの旧ガルキダ大使館の~」
「――反因果的な時空可塑性と、同じです」
「アイカトウ・ザカラさんは、いまや確信していました」
「――見知った4次元時空連続体が~」
「――まったく徐々に別のモノに~」
「――新しい現実性に~」
「――取って代わられようとしているのです」

 惑星カルディク――

「そうするうちに~」
「モンキーは~」
「当地の超重族を束ねる特戦士モタティンと、一騎討ち」
「――不帰の岩まで、馬でレースだっ」
「勝って~」
「門外不出の秘宝を拝観する承諾を得ました」
「……」
「レティクロンの柱は~」
「――?」
「何も語りません」
「でも」
「女帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさんは~」
「長年連れ添った共生体フテムパルに~」
「――よろしくね」
「その能力を借りて~」
「柱から情報を引き出しました」
「――レティクロン本人は、もう柱にいない?」
「――意識の断片が残るだけ?」
「で」
「その意識の断片の記憶によれば~」
「――ノス・ガイモルは西暦3466年1月23日に亡くなった?」
「ざざざー」
「――ノス・ガイモルは西暦3466年1月23日に亡くならなかった?」
「ざざざー」
「――レティクロンはノス・ガイモルを殴り殺した?」
「ざざざー」
「――レティクロンはノス・ガイモルを西暦3459年7月5日に救った?」
「やはり~」
「反因果的な時空障害の典型的事例のようです」
「ディス=クロン・ドリフトの被害は~」
「次第に広がっているのです」
「ひとたび変化してしまえば~」
「誰も変化より前のコトは憶えていないのです」

 惑星カルディク――

「黒く腐食した〈オルドの碑〉2基は~」
「理論時間学者アイカトウ・ザカラさんの考えを肯定」
「――GAヨマード=銀河系の時空は?」
「――アトピック法廷にとって現実であった過去から~」
「――変わりはじめている?」
「――惑星カルディクは~」
「――ディス=クロン・ドリフトの焦点のひとつなのです」
「――2個目の焦点は~」
「――この座標にありま……す」
「〈オルドの碑〉2基は~」
「――ぐずずずっ」
「溶けるようにディス=リアルしました」
「と」
「〈唯独の警鐘者たち〉の柱2本が~」
「――!」
「異言語で警鐘を鳴らしたり」
「――!」
「女帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさんは~」
「コレを、こう解釈しました」
「――ワタクシに?」
「――この座標の場所へ行け、と?」
「かくして」
「《オンティオク・アナハイム》は~」
「手に入れた座標に向けて、発進」
「……」
「じつは」
「行く先の座標には待つのは~」
「先般に富豪ヴィコル・ブガシドウが発見した~」
「暗黒惑星メデューサです」

 さまざまな出来事と平行して、こうした事件もありました――

「宮廷道化師ニーマントグラム・トポシンは~」
「――アヤシイ……」
「――このモンキーは~」
「――アトピック法廷の変形能力者ジャジュが、化けているのかも」
「保安隊長テロ・ブールナムは~」
「――そうだったのかっ」
「あっさり信じました」
「が」
「理論時間学者アイカトウ・ザカラさんは~」
「――本当に、そうなの?」
「懐疑的です」
「そこで」
「ニーマントグラム・トポシンは~」
「モンキーの船室に忍びこんでみました」
「――あったぞっ」
「ジャジュが使う麻薬=グラスフロストが見つかったのです」

 以下次号――

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 記憶力の限界を試される気分。


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