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900 [2015/11/02]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2827 . Christian Montillon / Medusa / メデューサ
2828 . Michael Marcus Thurner / Die Technoklamm / テクノ峡谷
2829 . Michelle Stern / Im Land der Technophagen / テクノファージの地にて
2830 . Hubert Haensel / In der Synchronie gestrandet / 共時性の通路で難破
2831 . Marc A. Herren / Der Pensor / 計量官
2832 . Marc A. Herren / Der Gegner in mir / わたしの中の敵
2833 . Oliver Fröhlich / SVE-Jäger / SVE艦ハンター
2834 . Michael Marcus Thurner / Larendämmerung / ラール人のたそがれ
2835 . Michael Marcus Thurner / Die Purpur-Teufe / 〈紫深〉

□ Perry Rhodan-Heft 2827話「メデューサ」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2827-medusa.html ]

 (承前)

 新銀河暦1518年5月のなかば、銀河系――

「富豪ヴィコル・ブガシドウは~」
「木星の衛星エウロパの遺跡で~」
「PEW金属からなるタペストリーに記録された~」
「2100万年前の、ラール人の女流土地造成士ブレア=シルさんの~」
「メッセージを、聞きました」
「――とかいう経緯で~」
「――ケロウト人を乗せた第5惑星シェヘーナを〈紫深〉したのです」
「〈紫深〉の結果、再出現したはずの座標も~」
「おおよそ語ってくれたりして」
「富豪ヴィコル・ブガシドウとしては~」
「もとい、アマチュア考古学者ブガシドウとしては~」
「――ずっと探してきた暗黒惑星メデューサでしかありえないっ」
「《クルーゼンシュテルン》で~」
「入手した座標へと、向かうのです」

 惑星シェヘーナが再出現したはずの宙域――

「――ありませんねー」
「――おおよその座標ですからねー」
「でも」
「《クルーゼンシュテルン》には~」
「テラナーのパトロク・ベルデク」
「ブルー人ガタス族のテヨントゥル」
「両名が、乗船しています」
「この凸凹コンビは~」
「ふたり揃って一人前に超能力を発揮」
「思考する存在を、探知できるのです」
「――むんっ」
「――残留思念?」
「探して見つけたのは~」
「――2000年前の?」
「――ジャンカンの宇宙船の残骸?」

 ジャンカンの宇宙船の残骸――

「富豪ヴィコル・ブガシドウ」
「アラスの女医ジャティンさん」
「宇宙陸戦隊のマドックス・フリーマン大尉」
「同じくマドックス・パルツィンガー中尉」
「一同は~」
「残骸の食堂で、事件当時の立体映像を見つけて再生」
「――ジャンカンたちは?」
「――暗黒惑星を発見して?」
「――略奪をはたらこうとして?」
「――ある種の重力兵器で、船ごとぺしゃんこに?」
「ともあれ」
「ジャンカンの宇宙船の進路を、さかのぼると~」
「――ありました!」

 暗黒惑星シェヘーナ=メデューサ上空――

「無線で呼びかけてみましたが、応答なし」
「とはいえ」
「――ジャンカンの宇宙船をやった連中がいるコトは、間違いないし」
「《クルーゼンシュテルン》の後方からは~」
「星系ソル首相カイ・チェンさんが、送ってよこした~」
「ジュピーター級多目的空母《トマソン》」
「サターン級戦艦《アルフレート・ヴェーゲナー》と《鄭和》」
「3隻が、距離をとって随行してきているわけで」
「――一番乗りの栄誉は、奪われたくないっ」
「……」
「富豪ヴィコル・ブガシドウは~」
「前回から拘束している~」
「暗黒惑星エイヨの住民2名、すなわち~」
「アノレーのメーキルさん」
「エイリシオニ種族ヴォイク・ルトレケル」
「両名のうち~」
「――何といっても~」
「――暗黒惑星シェヘーナ=メデューサと同じく~」
「――2010万年前から〈紫深〉されてきた~」
「――惑星エイヨの種族なのだし」
「エイリシオニ種族の方に~」
「助けを求める」
「ヴォイク・ルトレケルは~」
「腹の内に、イロイロとかかえながら~」
「――協力しましょう」
「……」
「エイリシオニ種族ヴォイク・ルトレケルが~」
「2010万年前の銀河系=ファリスケ=エリゴン銀河の公用語である~」
「ファリシュを使って~」
「無線で、地表に呼びかけてみると~」
「応答がありました」
「――搭載艇1隻+訪問者2名の上陸を、許可する?」
「かくして」
「《クルーゼンシュテルン》の搭載コルヴェット《シェリコフI》で~」
「富豪ヴィコル・ブガシドウ」
「アラスの女医ジャティンさん」
「両名は~」
「――いざ、暗黒惑星メデューサへっ」

 暗黒惑星シェヘーナ=メデューサ――

「コルヴェット《シェリコフI》は、着陸」
「――惑星が?」
「――ハイパーエネルギーを減衰させる場に、覆われている?」
「富豪ヴィコル・ブガシドウとしては~」
「もとい、アマチュア考古学者ブガシドウとしては~」
「夢見た目標に、ついに至ったわけです」
「――!」
「生命に厳しい、凍てついた地表の様子も~」
「富豪ヴィコル・ブガシドウにしてみれば~」
「――わが生涯でサイコーに美しい光景っ」
「感無量です」

 一方、《クルーゼンシュテルン》船内――

「搭載コルヴェットが暗黒惑星メデューサに着陸した、まさにその時~」
「エイリシオニ種族ヴォイク・ルトレケルは~」
「――むんっ」
「――ぽっとん」
「――ぽっとん」
「体内から、パーツを取り出しました」
「じつは」
「特殊なパーツを~」
「腹の内に、イロイロとかかえていたのです」
「――ぽっとん」
「パーツが組み上がると~」
「エイリシオニ種族独自の医療技術の産物にして~」
「テフローダーの指導者ヴェトリス=モラウドが~」
「よく身辺にはべらせている~」
「サソリ型の生体メカのモラ・ウドの~」
「タイプ:特殊装備版3体が完成」
「で」
「ヴォイク・ルトレケルは~」
「自分の拘束を解いて~」
「――!」
「TARA=IX=INSIDE戦闘ロボット1台と~」
「兵士1名を~」
「――がっしゃん」
「――うぎゃああ」
「まず血祭りに」
「つづいて~」
「同じく拘束されていた~」
「アノレーのメーキルさんを、解放」
「……」
「メーキルさんも~」
「体内に、イロイロとかかえています」
「埋めこんだ装置を使って~」
「――ららら~」
「いわゆるひとつの〈セイレーンの歌〉を歌うと~」
「――るるる~」
「聴いてしまったポスビ1体が~」
「ヒュプノ的効果に、生体プラズマをヤラれて~」
「メーキルさんの味方になりました」
「こんな調子で~」
「――ららら~」
「――るるる~」
「生体プラズマ・パーツが動いていたほぼ全員が~」
「乗員たちの敵に回ってしまいました」
「――ららら~」
「――るるる~」
「――どどーん」
「――ばーん」
「激戦勃発」
「船内は混乱の坩堝です」

 《クルーゼンシュテルン》船内――

「船長マリアン・ヨンダーが~」
「娘のように可愛がっている~」
「アマヤさんは~」
「心臓部は、ポスビ」
「生体プラズマ・パーツは、愛情をこめて育てた箱入り娘」
「外側は、ホイッスラー社製のロボットの~」
「タイプ:大公女マリア・アレクサンドロヴナです」
「大昔の宮廷作法プログラムを、完備しています」
「かなり変わったコなのです」
「……」
「目下の騒動の中でも~」
「アマヤさんは、あくまで自分を曲げません」
「――すたすたすたっ」
「まっすぐ接近」
「エイリシオニ種族ヴォイク・ルトレケルは~」
「気づくが遅すぎました」
「――成敗っ」
「サソリ型の生体メカ、モラ・ウドの1体が~」
「アマヤさんを打ち倒したのは~」
「ヴォイク・ルトレケルが成敗された後、だったという」

 一方、暗黒惑星シェヘーナ=メデューサ――

「富豪ヴィコル・ブガシドウ」
「アラスの女医ジャティンさん」
「両名を~」
「ケロウト人2名が出迎えました」
「片方が、自己紹介して曰く」
「――接触回避役のオウマンドです」
「――別の惑星のヒトとの接触を~」
「――防ぐとか~」
「――なるたけ短く抑えるとか~」
「――するのが役目です」
「ケロウト人オウマンドは~」
「客人2名を、地下洞窟に案内」

 洞窟界〈ブレア=シルの地〉、都市ニュー・ケロウト――

「富豪ヴィコル・ブガシドウ」
「アラスの女医ジャティンさん」
「両名が、対面した~」
「ケロウト人トイペグは、曰く」
「――ワシは、禁忌の思索をなす資格がある」
「禁忌な話を、聞いてみると~」
「――ケロウト人は、大昔の惑星テラの住民てコトか?」
「――〈史料室〉に今も保管してある……PEW金属を投与されて?」
「――〈時代の守護者〉に養成をやっていた?」
「――〈紫深〉で転送されてから~」
「――10万1023年間、ここで暮らしてきた?」
「――じつをいうと?」
「――惑星シェヘーナが〈紫深〉されてから~」
「――2000万年が過ぎ去っていたコトを~」
「――今まで知らなかった?」

 地下洞窟都市ニュー・ケロウト――

「クイムは~」
「惑星シェヘーナの洞窟に発した、原住種族コルドのひとり」
「飛び回る小さな生き物です」
「そのクイムが~」
「富豪ヴィコル・ブガシドウ」
「アラスの女医ジャティンさん」
「両名に、何やら伝えました」
「――ケロウト人トイペグは?」
「――自分の目的のために、ワレワレを利用するつもり?」
「トイペグは、すんなり肯定」
「――ティウフォル人が、現在にあらわれたのだから?」
「――ケロウト人も殻を破って、孤独を捨てて?」
「――あかずの間の謎を、解かねばなるまい?」
「両名は、助けを求められたり」

 一方、《クルーゼンシュテルン》船内――

「船長マリアン・ヨンダーは~」
「娘を修理して再起動」
「――ぱっちり」
「……」
「アマヤさんは~」
「先刻、サソリ型の生体メカ、モラ・ウドの1体と戦った時に~」
「ヴォイク・ルトレケルたちの計画を、聞き取っていました」
「で」
「ポスビのアマヤさん+船長マリアン・ヨンダーは、戦力をかきあつめて~」
「アノレーのメーキルさんが率いるポスビたち+モラ・ウド3体と~」
「対決」
「――どどーん」
「――ばーん」
「アマヤさんは~」
「《クルーゼンシュテルン》の船内放送を使って~」
「メーキルさんの歌を真似して~」
「さらに素晴らしく歌い上げたりして」
「――ろろろ~」
「メーキルさんが率いるポスビたちは~」
「ヒュプノ的効果に、生体プラズマをヤラれて~」
「――れれれ~」
「戦闘をやめて、アマヤさんの味方に回りました」
「残るは、サソリ型の生体メカ、モラ・ウド3体のみ」
「――ばーん×3」
「メーキルさんは、敗北しました」

 回想シーン:若き日の富豪ヴィコル・ブガシドウ――

「当時――」
「ヴィコル・ブガシドウは~」
「兄弟と呼びあった親友~」
「スタニド種族のエスタニーロ=12または14または17または24」
「といっしょに~」
「インディ・ジョーンズ風に、失われた遺物を探していました」
「お金は問題ではないのです」
「遺物ひとつを探した報酬に~」
「暗黒惑星メデューサの手掛かりを、はじめて手にしたり」
「そうこうして」
「木星の衛星エウロパで~」
「エスタニーロ=24は~」
「環境保護論者たちに、殺されてしまいます」
「――暗黒惑星メデューサを探しつづけるんだ……」
「――見つけるんだ……」
「――う……がっくり」
「以来――」
「富豪ヴィコル・ブガシドウは~」
「暗黒惑星メデューサの探索を、生涯最大の目標にすえて~」
「今、こうして~」
「望みをかなえたのでした」

 現在:暗黒惑星シェヘーナ=メデューサ、あかずの間――

「富豪ヴィコル・ブガシドウ」
「アラスの女医ジャティンさん」
「両名は~」
「――500年のあいだ?」
「――複数次元にまたがりハイパー凍結されてきた大きな物体?」
「案内された扉の向こうに~」
「ソレを見ました」
「――?」
「――宇宙船……搭載艇じゃないか」
「しかも、表記をみると~」
「――《ラス・ツバイ》の?」
「この瞬間~」
「富豪ヴィコル・ブガシドウは~」
「――残りの生涯をかけてでも、この謎を解明しなければっ」
「次なる人生の目標を見つけたようです」

 以下次号――

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 900号になりました。


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発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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