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890 [2015/08/24]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2817 . Rainer Castor / Konterplan der Rayonen / ラヨン人の対抗策
2818 . Christian Montillon / Flucht einer Welt / ある惑星の逃走
2819 . Uwe Anton / Nacht über Phariske-Erigon / ファリスケ=エリゴンを覆う闇
2820 . Michelle Stern / Der Geniferen-Krieg / ゲニフェル戦争
2821 . Marc A. Herren / Im Unsteten Turm / 気まぐれの塔の中
2822 . Michael Marcus Thurner / Hinter der Zehrzone / 消耗ゾーンの向こう
2823 . Leo Lukas / Auf dem Ringplaneten / 環状世界にて
2824 . Robert Corvus / Ein Stern in der Dunkelheit / 闇の中の星
2825 . Robert Corvus / Unter dem Sternenbaldachin / 星天蓋の下で

□ Perry Rhodan-Heft 2817話「ラヨン人の対抗策」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2817-konterplan-der-rayonen.html ]

 (承前)

 西暦紀元前2010万3191年――

「ファリスケ=エリゴン銀河=現実時でいう銀河系で~」
「ティウフォル人の艦隊が〈呪旗〉をかかげて~」
「星系を、次々に蹂躙」
「居住種族の一部は〈法典〉同盟を結んで~」
「ティウフォル人の脅威に対抗しよう、とかしています」

 星系ミトライア近傍、ティウフォル艦隊――

「この銀河の全〈星塁〉の最高指令官トムッカ=カラドックであり~」
「〈星塁〉《トイポタイ》に座乗する~」
「ザカル・ヨッロクは~」
「――ペリー・ローダンのすばらしいU”BSEF定数を、ぜひ~」
「――わが《トイポタイ》の〈6次元呪旗〉の豊かな実りに加えたいっ」
「……」
「ティウフォル人は~」
「殺戮した相手の魂を~」
「〈6次元呪旗〉という装置に、蓄えるのです」
「……」
「ザカル・ヨッロクは~」
「いくつもの部隊に命じて曰く」
「――ペリー・ローダンを、追うのだっ」
「先般の作戦で失態を演じた、ポクスヴォッル・カッロクの部隊も~」
「そのひとつ」
「……」
「ポクスヴォッル・カッロクは~」
「次こそ、成果を上げないといけません」
「――ペリー・ローダンは、どこにいるのだろうか」
「〈艦賢者〉に相談すると~」
「――惑星シェヘーナかもです」
「……」
「惑星シェヘーナには~」
「ティウフォル人ワックナル・ゼゼトの部隊が、すでに活動中」
「〈6次元呪旗〉で探知できる、ティアウジン原理のマーカーを設置して~」
「〈法典〉同盟が〈紫深〉で惑星シェヘーナを転送したところで~」
「――行き先を、探知してやるのだっ」
「という作戦です」
「……」
「さて」
「〈艦賢者〉は~」
「ポクスヴォッル・カッロクに~」
「もうひとり、惑星シェヘーナにいるキーパーソンのコトを~」
「教えてくれました」
「――コイネル・コシェッリュク?」
「――ラヨン人の最高の武器職人で?」
「――〈法典〉でも屈指の、武器エンジニア?」

 星系ミトライア=現実時でいう星系ソル――

「ペリー・ローダン」
「ペリー・ローダンの孫娘ファリエ・セフェロアさん」
「アトル人の科学者シク・ドルクスタイゲルさん」
「超能力を有するネズミビーバー、グッキー」
「ラヨン人の連絡員ゴイロ・シャックネル」
「ペリー・ローダンがさきごろ養女にむかえた、ケロウト人ポウンガリさん」
「こうした一同を乗せた《ブジョ・ブレイスコル》は~」
「惑星シェヘーナ=現実時でいう惑星メデューサに、向かっていました」
「……」
「目下」
「惑星シェヘーナでは~」
「疎開計画が急ピッチ」
「惑星ケロウトで産したケロウト人から選別して~」
「PEW金属を微量投与して育成した~」
「〈時代の守護者〉を、ココに移して~」
「惑星ツォイトで採れた~」
「PEW金属のストックも移して~」
「ジクアマ種族の〈紫深〉で~」
「惑星シェヘーナを~」
「どこか遠くへ転送して、逃すという」
「……」
「ちなみに」
「ペリー・ローダンの関心は~」
「〈法典〉同盟とは少し違ったトコロにあります」
「――もし、この疎開計画が失敗したら……」
「惑星シェヘーナの軌道は、もとのまま」
「そして~」
「このまま数千年もすると~」
「惑星シェヘーナは扁平な軌道をたどって~」
「惑星ケロウト=現実時でいう惑星テラと~」
「――がっしゃーん」
「衝突するという予測が、出ているのです」
「そうなっては~」
「未来の銀河系に~」
「テラナーという種族も~」
「ペリー・ローダンという個人も~」
「いなくなって、しまいます」

 ティウフォル人、ポクスヴォッル・カッロク――

「ポクスヴォッル・カッロク隊は~」
「戦闘カプセルに乗って~」
「ラヨン人の宇宙船の残骸に、潜むと~」
「――インドクトリネーターを使って、残骸をあやつるのだ」
「惑星の警備網を、突破して~」
「破片にまぎれて、惑星に降下」
「――まずは、積載してきたインドクトリネーターを、積み降ろすのだ」
「作戦部隊は、転送機を備えた秘密基地を設置」
「……」
「一方」
「ワックナル・ゼゼト隊も~」
「すでに、別の戦闘カプセルを基地にして~」
「転送機や、スパイ装置を、設置してまわっていたりする」
「……」
「と、そうこうするうちに~」
「――ペリー・ローダンが、到着した?」

 《ブジョ・ブレイスコル》艦内の時計は新銀河暦1517年12月9日――

「ペリー・ローダンは~」
「ラール人の《ラルハトーン》と連絡をとって~」
「船長ハスカッネ=バアンと~」
「協力体制について打合せ」
「ペリー・ローダンが、確約したのが~」
「――ティウフォル人に捕らわれた~」
「――そちらのアヴェストリ=パシクと、クニーテンは~」
「――当方が救出しよう」
「――当方の艦内の暦で1518年1月1日に~」
「――惑星フェロルで、引き渡そう」
「ハスカッネ=バアンは~」
「条件をひとつ、添えました」
「――当方のペイ=ケアンを~」
「――そちらの全作戦に、同行させたいのだが?」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「思っていました」
「――ティウフォル人たちは、明日にでもまた襲ってくるだろう」
「確信していました」
「――連中は〈紫深〉を拝借するか、基礎技術を盗みたいのだ」
「で」
「星系ミトライアを防衛するラヨン人提督エッヴペメル・ノッコスドに~」
「――ティウフォル人たちが、惑星シェヘーナで活動しているのだっ」
「適当なコトを、警告し~」
「《ブジョ・ブレイスコル》の着陸許可を、もらったりする」
「……」
「ラヨン人提督エッヴペメル・ノッコスドは~」
「――ティウフォル人たちが、惑星シェヘーナで活動している?」
「由々しき事態です」
「武器職人コイネル・コシェッリュクに~」
「――ひそかに、対抗策を用意するのだ」

 氷の惑星シェヘーナ――

「小柄なラヨン人オイック・ファスケンは~」
「当地の保安担当」
「ペリー・ローダン一行を~」
「凍った表土の下の、暖かい巨大洞窟に案内」
「――ケロウト人は、ここに移住してもらうのです」
「大洋もあって~」
「温泉もあって~」
「都市ニュー・ケロウトがあります」
「……」
「ペリー・ローダン一行は~」
「ラール人の女流土地造成士ブレア=シルさんと対面」
「――この巨大空洞系は~」
「――洞窟の壁に埋めこんだハイパー水晶の力場で、支えられています」
「――とっても頑丈で、安心なのです」
「……」
「ちなみに」
「惑星シェヘーナには~」
「〈紫深〉ブイ14基が、設置してあるとか」
「そのうち6基は、惑星を時空転移させるために待機中」
「見た目は小さな機械です」
「――機能のかなりを、超空間にしまってある?」
「グッキーは~」
「――ターディスみたいだね」
「言ってみたり」
「……」
「ちなみに」
「ターディスとは~」
「TVシリーズ〈ドクター・フー〉に登場する~」
「いろいろと人智を超えたタイムマシンのような存在のこと」

 惑星シェヘーナ、都市ニュー・ケロウト――

「超能力を有するネズミビーバー、グッキーと~」
「テレパシー能力のあるラール人ペイ=ケアンさんは」
「ティウフォル人たちを、探索」
「――手掛かりを、みつけたよっ」
「ラヨン人の保安担当オイック・ファスケンに~」
「報告してみたり」
「……」
「対して」
「潜入したティウフォル人たちは~」
「こうした一部始終を~」
「ナノマシンで、観察していたりする」
「……」
「そうこうするうちに~」
「ペリー・ローダンがさきごろ養女にむかえた~」
「ケロウト人ポウンガリさんは~」
「PEW金属の微量投与をうけて育成された〈時代の守護者〉」
「――ぷるぷる」
「超感じて、超怯えたりする」
「ファリエ・セフェロアさんが~」
「――どうどう」
「なだめたりするうちに~」
「ケロウト人ポウンガリさんは~」
「とぎすました超感覚でもって、ピンときました」
「――ナノマシン?」

 惑星シェヘーナ――

「グッキーは~」
「偽装した戦闘カプセル2基を発見」
「――ほら、ティウフォル人は本当にいたんだっ」
「……」
「ラール人ペイ=ケアンさんは~」
「ラヨン人の武器職人コイネル・コシェッリュクを、追跡」
「――ジクアマ種族ゾルクオルトの周囲を、ウロウロしている?」
「――何かあるわっ」
「でも」
「コイネル・コシェッリュクのひそかな計画を~」
「かぎあてるには、至らず」
「……」
「ジクアマ種族ゾルクオルトは~」
「〈紫深〉の仕上げに夢中で、気づきませんでした」
「じつは~」
「コイネル・コシェッリュクは~」
「〈紫深〉ブイ4基に手を加えて、武器に改造していたのでした」
「……」
「保安担当オイック・ファスケンは~」
「わからないながらも~」
「武器職人コイネル・コシェッリュクの身柄を確保」
「……」
「ティウフォル人ポクスヴォッル・カッロクは~」
「こうした一部始終も~」
「観察していたのですが~」
「ふんぎりがつかないでいるうち、介入の機会を逃してしまいました」
「……」
「聞いてみると~」
「武器職人コイネル・コシェッリュクは~」
「ティウフォル人対策の用意を、していたのだとか」
「――〈紫深〉ブイに、ちょいと変更をくわえて~」
「――惑星シェヘーナを転送する時に~」
「――6次元的な衝撃波が発生するようにして~」
「――1光年の範囲で、6次元基盤の全技術を麻痺させるのだ」
「ちなみに」
「この放射には、ひとつ副作用があるようです」
「――星系の生命に、突然変異をおこすかも?」
「――星系に残るケロウト人たちは、数世代以内に滅亡するかも?」
「――星系の他の種の進化を、後押しするかも?」
「これを聞いて~」
「ペリー・ローダンは、理解しました」
「――だから~」
「――惑星ケロウトの霊長類は、進化のきっかけをつかめたのか」

 惑星シェヘーナ――

「ペリー・ローダン」
「グッキー」
「シク・ドルクスタイゲルさん」
「一同は~」
「ラヨン人の保安担当オイック・ファスケンの加勢を得て~」
「――潜入工作中のティウフォル人たちを、始末するのだ」
「ワックナル・ゼゼト隊5名を、襲撃」
「オイック・ファスケンがともなう~」
「大型戦闘ロボット〈楯〉が~」
「妨害インパルスを~」
「――ぴぴぴ」
「……」
「ティウフォル人の〈戦闘衣〉には~」
「第2の脳みたいな機能〈コンメントゥム〉がついています」
「ティウフォル人は~」
「〈コンメントゥム〉と共生関係になると~」
「反応速度が何倍にもなるのです」
「が」
「……」
「大型戦闘ロボット〈楯〉に発した、妨害インパルスは~」
「――ぴぴぴ」
「ティウフォル人の〈戦闘衣〉の機能を阻害」
「ローダン一行は~」
「ワックナル・ゼゼト隊の全員を、倒しました」
「さらに」
「ラヨン人の保安担当オイック・ファスケンは~」
「――ぷぷぷ」
「ティアウジン原理のマーカーを破壊する仕組みを、起動」
「――ぷしゅう」
「各地に小分けにしてあったインドクトリネーターは~」
「待機状態に戻り~」
「そのうちかなりは、自壊したのでした」
「が」
「この作戦といれちがいに……」

 都市ニュー・ケロウト――

「ティウフォル人ポクスヴォッル・カッロク隊が~」
「ニュー・ケロウトを襲撃」
「……」
「ペリー・ローダン一行は~」
「急遽もどって、戦闘に介入」
「ラヨン人の保安担当オイック・ファスケンは、戦死」
「大型戦闘ロボット〈楯〉は、爆発」
「ペリー・ローダン一行は~」
「追いつめられて~」
「――ゴルドロディン、転送してくれっ」
「……」
「手先の器用なケロスカー、ゴルドロディンは~」
「フィクティヴ転送クレーンを開発して以来~」
「さまざまに改良を重ねてきました」
「探知標識を所持する個体なら~」
「かなり遠いところからでも、拾い上げるコトが可能なのです」
「で」
「ゴルドロディンは~」
「――了解でーす」
「探知標識を所持するペリー・ローダン一行を~」
「――全員転送っ」
「……」
「同じ頃、現地では~」
「ティウフォル人たちの側でも~」
「――損害が、大きすぎるっ」
「――転送機で、撤退だっ」

 《ブジョ・ブレイスコル》――

「フィクティヴ転送クレーンのプラットフォームに~」
「ペリー・ローダン一行が、実体化」
「が」
「――!」
「――ペイ=ケアンさんが、いない?」
「かわりにいたのは~」
「ティウフォル人ポクスヴォッル・カッロク」
「じつは~」
「混戦の中で~」
「ちょうどペイ=ケアンさんの探知標識を取り上げたところだった、とかいう」
「……」
「かくして」
「ティウフォル人1名を、捕らえたものの~」
「ティウフォル陣営に捕らわれたラール人は1名増えて、すでに3名」
「くわえて」
「ケロウト人ポウンガリさんは~」
「混戦の中で、榴散弾により負傷」
「ファリエ・セフェロアさんが、付き添ったりする」
「で」
「ケロウト人ポウンガリさんは~」
「――ニュー・ケロウトは、やっぱり好きになれそうにないの」
「どうやら」
「ペリー・ローダンのもとに残る決意を、かためたようです」

 《ブジョ・ブレイスコル》艦内の時計は12月10日――

「星系ミトライアを防衛するラヨン人提督エッヴペメル・ノッコスドは~」
「ペリー・ローダンに連絡してきて、曰く」
「――星系ミトライアを、そろそろ退去してください」
「〈紫深〉の仕度が、終わったようです」

 以下、次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 そして8月末にむけて。


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