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883 [2015/07/06]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ドイツSF大賞 2015
◇ペリー・ローダン近況


◆ドイツSF大賞 2015

 本年の Deutscher Science Fiction Preis 受賞作品。
 7月4日、ヴェッツラーにおけるSFCD大会にて授賞。

・Bester Roman 長篇部門
 Markus Orths / Alpha & Omega: Apokalypse für Anfänger / アルファ&オメガ:初心者向け黙示録の巻
 ――Schöffling 社

・Beste Kurzgeschichte 短篇部門
 Eva Strasser / Knox / ノックス
 ――短篇集 André Skora, Armin Rößler und Frank Hebben 編 Tiefraumphasen『深宇宙段階』に収録、Begedia 社

【関連サイト】
・ドイツSF大賞のサイト
[ http://www.dsfp.de/ ]


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2810 . Uwe Anton / Brückenkopf Laudhgast / 橋頭堡ラウドーガスト
2811 . Wim Vandemaan / Bote der Atopen / アトプの使者
2812 . Andreas Eschbach / Willkommen im Tamanium! / タマニウムへようこそ!
2813 . Andreas Eschbach / An Rhodans Grab / ローダンの墓前で
2814 . Verena Themsen / Im Netz der Kyberspinne / サイバースパイダー網にて
2815 . Verena Themsen / Der letzte Kampf der Haluter / ハルト人最後の闘い

□ Perry Rhodan-Heft 2810話「橋頭堡ラウドーガスト」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2810-brueckenkopf-laudhgast.html ]

 (承前)

 新銀河暦1518年、銀河系――

「〈時割れ〉を抜けて、現実時に到来した~」
「ティウフォル艦隊3隻のうち、生き残った母艦2隻」
「〈星塁〉《クソイナティウ》」
「〈星塁〉《ミドクサイ》」
「……」
「《クソイナティウ》を指揮するカラドックにして~」
「現実時の銀河系のティウフォル艦を統べるトムッカ=カラドックを~」
「自認する~」
「アッコシャイは~」
「――見つからない場所に隠れて~」
「――艦の設備や機器を、もっと調整するのだっ」
「この時代は、ハイパー物理学的抵抗が大きいので~」
「母艦〈星塁〉も、攻撃艇〈星駒〉も~」
「いまだ本調子ではないのです」
「……」
「調整作業は、順調ですが~」
「4週間後――」
「アッコシャイは~」
「飽きてきました」
「退屈しのぎに~」
「〈時割れ〉に向かい~」
「〈艦賢者〉におうかがいを立てて~」
「過去と双方向通信できるポイントへと到達」
「――もしもーし?」
「過去の状況報告を、求めると~」
「――まもなく、第1陣〈星塁〉2万隻の準備ができる?」
「ちなみに、準備というのは~」
「ハイパー物理学的抵抗が大きい未来=現実時でも~」
「十全に活動できる、ということです」
「そんなのが、まもなく2万隻も来るということです」
「それどころか」
「――100隻の先発隊がすぐに〈時割れ〉を抜ける?」
「――そのあとも、続々?」
「――わはは」
「大満足で~」
「アッコシャイは~」
「――さあ次の〈呪旗覇軍〉の時間だっ」

 銀河系――

「大佐アンナ・パトマンさんは~」
「ティウフォル人問題に対処すべく、結成された~」
「テラ=アルコン混成艦隊〈ティウフォル警備隊〉の指揮官です」
「先般~」
「ティウフォル人のインドクトリネーター、すなわち~」
「コンピューターウィルス的なモノに、やられて~」
「旗艦《ガルブレイス・デイトンV》を、失いました」
「でも」
「本日、新しい艦《ガルブレイス・デイトンVI》がとどいたりして」
「――システムを、2重化してあるから~」
「――次は、簡単にやられないわよっ」
「ちなみに、アンナ・パトマンさんの趣味はお茶です」
「――ペパーミントティーも、とりよせなくちゃ」

 惑星ラウドーガスト――

「当地の住民は、宇宙航行技術を有しません」
「なので」
「――巨大隕石群が落下してくる?」
「――いやーっ」
「これは、よくあることでした」
「……」
「惑星ラウドーガストを巡る岩塊は~」
「5万年前のレムール人とハルト人との戦争の、負の遺産」
「その時に破壊された衛星のなごりです」
「ラウドーガスト人は~」
「不時着したレムール人たちの子孫なのでした」
「……」
「さて、さしせまる巨大隕石群の落下」
「とはいえ」
「これまでも~」
「ラウドーガスト人は~」
「たびかさなる隕石の落下を、防いできました」
「確実な手段があるのです」
「――祈るのでーす」
「大勢のラウドーガスト人が、よりあつまって~」
「――なーむー」
「そして、奇跡がおきたりする」
「巨大隕石群は、墜落のまえに~」
「――ばーん」

 惑星ラウドーガスト――

「わずか数名のラウドーガスト人だけが~」
「真実を知っています」
「この防空システムは、もとはといえば~」
「不時着したレムール人たちが建設したのです」
「とはいえ」
「この防空システムそれ自体は、とうの昔に~」
「壊れてしまっていました」
「そこへ~」
「百年以上前のこと――」
「宇宙のならずものギャラクティックガーディアンが何人か~」
「ラウドーガスト人に、まぎれこんで~」
「要人に、とってかわったりして」
「この時に~」
「防空システムを、できるだけ整備したのでした」

 その後、惑星ラウドーガスト――

「隕石よりも、たちのわるいモノ、すなわち~」
「ティウフォル人が、やってきました」
「部隊を率いるルタン・アルグロンックの目の前には~」
「収奪してくださいといわんばかりの、原始的な惑星と住民たち」
「――何の抵抗もなく~」
「――何の戦いもなく~」
「――ただ単に襲っても、面白くないのだっ」
「ルタン・アルグロンックは~」
「――連中が崇拝してきた神々を、よそおうのだっ」
「――神々として、連中を収獲するのだっ」
「……」
「ルタン・アルグロンックは~」
「ラウドーガスト人が抵抗する、とかは考えませんでした」
「それでも、ティウフォル人らしい用心深さで~」
「――防空システム?」
「気づいたりはする」

 惑星ラウドーガスト――

「当地の最高指導者=タマンのオレクシス・サモアノアは~」
「ギャラクティックガーディアンの秘密をうけつぐひとり」
「――あれは、神々なんかじゃないっ」
「すぐさま見抜きました」
「要人たちをともない、地下司令室へ」
「――惑星ラウドーガストを救う手段は、ひとつだけっ」
「――救難信号を送信して、助けを呼ぶのだっ」
「オレクシス・サモアノアは~」
「隠してあった搭載艇で~」
「――発進っ」
「――ごーっ」
「惑星ラウドーガストを巡る岩塊の帯の中へ」
「そこには~」
「宇宙船1隻が、隠してありました」
「宇宙船には、アコン人がひとり乗っていて~」
「毎度の隕石を、破壊していたのだとか」
「で」
「隠してあった宇宙船は~」
「なんとかかんとか恒星系を脱出」
「救難信号を、発信したのでした」

 ティウフォル警備隊、《ガルブレイス・デイトンVI》――

「アンナ・パトマンさんが~」
「趣味のペパーミントティーを愉しんでいると~」
「――惑星ラウドーガストから、救難信号?」
「加えて~」
「――惑星ラウドーガストのタマンが?」
「――ティウフォル人の無線通信を傍受して?」
「――連中の後続部隊の規模がわかった?」
「とんでもない数でした」
「――えらいことになるわねえ」

 以下、次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 7月になりました。


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