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879 [2015/06/08]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況
◇ペリー・ローダン1980


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2806 . Christian Montillon / Aus dem Zeitriss / 〈時割れ〉より来たる
2807 . Leo Lukas / Sternspringer über Swoofon / スヴォーフォン上空の〈星駒〉
2808 . Marc A. Herren / Tiuphorenwacht / ティウフォル人監視隊
2809 . Oliver Fröhlich / Heimsuchung / 試練
2810 . Uwe Anton / Brückenkopf Laudhgast / 橋頭堡ラウドーガスト
2811 . Wim Vandemaan / Bote der Atopen / アトプの使者

□ Perry Rhodan-Heft 2806話「〈時割れ〉より来たる」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2806-aus-dem-zeitriss.html ]

 新銀河暦1517年、銀河系――

「《アトランク》が引き裂いた〈共時性の通路〉の〈時割れ〉は~」
「球状星団M-13から~」
「銀河系平面まで~」
「――ぱっくり」
「特に、自由商人の惑星オリンプから、2光年のあたりで~」
「――ぴきぴきっ」
「3光年の長さにわたり~」
「――ぴきぴきぴきっ」
「動きが、活発なようです」

 星系〈ボシックの星〉、第2惑星オリンプ――

「当地を治めるのは~」
「惑星オリンプの両皇帝――」」
「マリナス・デボリン=アーガイリス」
「インドレ・カパブランカ=アーガイリスさん」
「……」
「さて、しばらく前から――」
「有象無象のオンリョン人の艦隊とか~」
「人当たりの良い、テスキル人とか~」
「アトピック法廷の配下が、銀河系に平和を押し売りして~」
「管理下に置こうとしています」
「そうした中~」
「テフローダー国家〈新タマニウム〉は~」
「アトピック法廷に協力する立場をとって~」
「銀河系内で、自主独立と、版図拡大をはかっていたり」
「……」
「さて、先般――」
「惑星オリンプにも~」
「有象無象のオンリョン人の艦隊が、襲来」
「アトピック法廷の外交官役、テスキル人ヨクォルトが、来訪」
「惑星オリンプの両皇帝は~」
「――ぐぬぬ」
「アトピック法廷の管理の象徴〈オルドの碑〉の設置を~」
「認めざるを得ませんでした」
「が」
「惑星オリンプの両皇帝には~」
「起死回生の策がありました」
「テフローダー外交官ギリアム・クェンテッカと、協議して~」
「――惑星オリンプは〈新タマニウム〉に加盟します」
「かくして」
「惑星オリンプは~」
「自主独立から、アトピック法廷の管理下へ」
「アトピック法廷の管理下から、〈新タマニウム〉の庇護下へ」
「目まぐるしく、立場を変えたわけで」

 1517年12月末、惑星オリンプ――

「マリナス・デボリン=アーガイリス」
「インドレ・カパブランカ=アーガイリスさん」
「両皇帝は~」
「〈新タマニウム〉加盟のコトを語る、記者会見中」
「と」
「そこへ~」
「〈時割れ〉監視艦隊の~」
「ネプチューン級万能空母《ダゴレウ侯》を指揮する~」
「ヤエル・ギュネバカンから~」
「急報が、入りました」
「〈時割れ〉の、惑星オリンプに近いあたりから~」
「――円筒形の船3隻が、出現?」
「――最重要案件ね?」
「――最重要案件だな」
「両皇帝は~」
「適当な理由をつけて~」
「――では、記者会見はここまでというコトに……」

 〈時割れ〉の近傍――

「あらわれたのは~」
「ティウフォル人のカラドック、アッコシャイが率いる~」
「〈星塁〉《クソイナティウ》」
「および、2隻の僚艦」
「〈星塁〉《ミドクサイ》」
「〈星塁〉《プルイテンティウ》」
「ティウフォル人一同は~」
「ここが遥か遠い未来であるコトを、認識していました」
「――この時代に、虐殺の新天地を拓くのである」
「が」
「現実時は、ハイパー物理学的抵抗が増大した時代」
「――この時代は、ハイテクがいろいろとダメ?」
「〈星塁〉3隻は、システムがいくつもダウンし、深刻な状況」
「加えて、問題なのが~」
「〈星塁〉ごとに1基を装備した〈六次元呪旗〉」
「この中には~」
「ティウフォル人が〈呪旗覇軍〉で虐殺してきた諸種族の~」
「U”BSEF定数が、蓄えてあるのですが~」
「――?」
「――沈黙している?」
「ティウフォル人にしてみれば、大傷手です」
「〈星塁〉《クソイナティウ》の艦載脳〈女賢者〉ケットコイムは~」
「唯一、〈呪旗〉のU”BSEF定数たちと連絡を持続」
「――U”BSEF定数たちは、次第に回復するはずですよ」
「これを聞いて~」
「ティウフォル人のカラドック、アッコシャイは~」
「ようやく一息」
「……」
「ところで」
「ティウフォル人一同は~」
「この時代の異人たちが、様子をうかがっているコトに~」
「――もちろん、気づいているとも」

 〈時割れ〉監視艦隊、ネプチューン級万能空母《ダゴレウ侯》――

「惑星オリンプの両皇帝は、《ダゴレウ侯》に到着」
「すると」
「――ちょうど異人と無線連絡がつきました」
「……」
「モニターの向こうは~」
「――ワレワレは、ティウフォル人です」
「――ワタシは、アッコシャイです」
「――カラドックをやっています」
「友好的な態度を取り繕って、自己紹介」
「――船団は、宇宙の裂け目に不意を突かれて、難渋しています」
「――技術的な問題を、いくつも抱えていますが~」
「――見通しは、立っています」
「――支援は、いりませんのだ」
「が」
「モニターのこちらは~」
「誰ひとり、相手を信用していない」
「惑星オリンプの女皇帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさんは~」
「――共生体フテムパルが、わたしの無意識に警告してくれるのっ」
「警戒して、疑惑の目を向けたり」
「アトピック法廷の外交官役、テスキル人ヨクォルトも~」
「――アッコシャイの顔を見た時、下劣な下心を感じたのです」
「やはり、疑惑の目を向けたり」
「と、いうことで」
「惑星オリンプの一同としては~」
「――査察団を送りましょう」

 〈時割れ〉の手前、ティウフォル人の艦隊――

「ティウフォル人のカラドック、アッコシャイは~」
「この時代の異人たちによる査察に同意」
「と、いうのも~」
「――これで、ようやく~」
「――ハイパー物理学的抵抗の増大に対応した技術が、手に入るぞっ」
「――この時代の情報が、手に入るぞっ」
「最初から、襲って奪う気なのでした」

 〈時割れ〉監視艦隊、ネプチューン級万能空母《ダゴレウ侯》――

「惑星オリンプの女皇帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさんは~」
「査察団を率いるにあたり~」
「直径40m級の搭載艇《クロスターマン》を~」
「査察船に仕立てます」
「……」
「アトピック法廷の外交官役、テスキル人ヨクォルトは~」
「――ティウフォル人?」
「――知らないですねえ」
「首を傾げながら~」
「査察団に加わるコトになりました」
「……」
「ちなみに」
「星系〈ボシックの星〉駐留・オンリョン艦隊を、指揮する~」
「オンリョン人パソン・パッサイクは~」
「両皇帝と、話をしました」
「――ウチは、12月31日に撤収しますから~」
「――あとは、〈新タマニウム〉のテフローダーに護ってもらってください」
「両皇帝は、ティウフォル人の話題をふってみますが~」
「――知らないですねえ」

 査察船《クロスターマン》は、〈星塁〉《クソイナティウ》へ――

「航行中~」
「惑星オリンプの女皇帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさんは~」
「――何だか話が妙だわ」
「共生体フテムパルは~」
「〈呪旗〉の中のU”BSEF定数の苦痛を、感じとって~」
「イヤな感じを、伝えてきたり」

 〈時割れ〉の手前、ティウフォル人の艦隊――

「ティウフォル人のカラドック、アッコシャイは~」
「――査察団が《クソイナティウ》に、乗りこんできたトコロで~」
「――やってしまおう」
「筋書きを、こう立てていました」
「――まず、インドクトリネーターを使って~」
「――査察団の防護服の機能や、船の機能を、止めてしまうのだ」
「――その後は、仕掛けた爆弾で~」
「――ばーん、だ」
「査察団のU”BSEF定数は~」
「〈呪旗〉に取りこまれるコトになるのです」
「――とりわけ、惑星オリンプの女皇帝は逃さぬようにっ」

 〈星塁〉《クソイナティウ》格納庫――

「査察船《クロスターマン》は~」
「〈星塁〉《クソイナティウ》に到着」
「アッコシャイの副官の案内で~」
「惑星オリンプの女皇帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさんは~」
「アトピック法廷の外交官役、テスキル人ヨクォルトと~」
「あと何名かを連れて~」
「《クソイナティウ》艦内へ」
「一方」
「主任技術者マフム・ウィランドは~」
「乗員3名と共に、査察船《クロスターマン》で待機します」
「査察船《クロスターマン》には、撤退用転送機が2基」
「巧妙に隠してあるのです」

 〈星塁〉《クソイナティウ》艦内――

「ティウフォル人のインドクトリネーターは~」
「エネルギー塊組織からなるマイクロなロボットで~」
「――もぞぞぞ」
「異人の機械に潜りこみ、調べて、操作もできる」
「で」
「インドクトリネーターは~」
「惑星オリンプの女皇帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさん以下~」
「査察団の万能宇宙服に、潜りこみ~」
「――もぞぞぞ」
「査察船《クロスターマン》に、潜りこみ~」
「――もぞぞぞ」
「こうして機械の機能が失われては~」
「査察団側に、勝ち目のあろうはずもなし」
「――《ダゴレウ侯》と無線連絡途絶?」
「続いて」
「――ばーん」

 〈時割れ〉監視艦隊、ネプチューン級万能空母《ダゴレウ侯》――

「――〈星塁〉《クソイナティウ》で、爆発があった?」
「――査察船《クロスターマン》との無線連絡が、切れた?」
「そこへ」
「ティウフォル人のカラドック、アッコシャイが~」
「連絡してきました」
「――中途半端にハイテクな機器で技術的問題が起きまして……」
「が」
「惑星オリンプの皇帝の片割れ、マリナス・デボリン=アーガイリスは~」
「――騙されないぞっ」
「――オレのインドレを返せっ」
「――30分して、インドレが戻らなければ~」
「――3隻とも、ばーんだっ」
「〈時割れ〉監視艦隊に、集結を呼びかけたり」
「と」
「ティウフォル人のカラドック、アッコシャイの方も~」
「取り繕うのは、やめたようです」
「――艦隊を退かすのだ」
「――さもないと、女皇帝を殺してやるっ」
「適当な脅しをかけるのでした」

 〈星塁〉《クソイナティウ》艦内――

「じつは」
「ティウフォル人のカラドック、アッコシャイの~」
「筋書きには~」
「大きな誤算がありました」
「監査団が着用する万能宇宙服は~」
「とにかく頑丈」
「爆弾一発でお釈迦になるような、ヤワな作りはしていません」
「加えて~」
「惑星オリンプの女皇帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさんには~」
「長年連れ添った共生体フテムパルがいます」
「……」
「――はっ」
「――何ごと?」
「共生体フテムパルが護ったおかげで~」
「女皇帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさんは~」
「まったくの無事でした」
「――ううっ……はっ」
「査察団の他の人員も、やがて覚醒」
「でも」
「どうやら、爆発で後続とはぐれてしまったようです」
「――最初から罠だったのね」

 〈星塁〉《クソイナティウ》艦内――

「ティウフォル人と戦闘ロボットが~」
「分断された査察団を襲う」
「――どどーん」
「――ばーん」
「惑星オリンプの女皇帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさんは~」
「降伏するとみせかけて~」
「共生体フテムパルのプシオン衝撃波で~」
「――ばしゅっ」
「ティウフォル人も、戦闘ロボットも~」
「一時的に、戦闘不能に」
「この隙に、査察団は《クロスターマン》へ逃げ帰る」
「……」
「なお」
「査察団のはぐれた後続の方は~」
「1名だけ、なんとか逃げ帰ってきました」

 〈星塁〉《クソイナティウ》格納庫――

「インドクトリネーターは~」
「査察船《クロスターマン》の大半を、すでに制御下に置いていました」
「待機していた乗員は、電撃で皆殺しにあった模様」
「――これは、なにかウィルス的なモノの仕業よね」
「とか、分析しながら~」
「査察団は、査察船《クロスターマン》に突入」
「船内の飼育小屋へと到達」
「じつは」
「ここに撤退用転送機の1基が、隠してあるのです」
「――自動組立っ」
「バラバラに隠してあった部品群は~」
「一瞬のうちに組み上がり~」
「――ぶーん」
「動作するようになりました」
「惑星オリンプの女皇帝インドレ・カパブランカ=アーガイリスさんは~」
「――万能宇宙服も、ウィルス的なモノにやられているはずよっ」
「――みんな、すっぽんぽんで転送よっ」
「――ぽーん」
「直後――」
「――かちこちかちこち……」
「仕掛けておいた原始的な自爆装置により~」
「査察船《クロスターマン》は~」
「――ばーん」
「……」
「その直前――」
「ティウフォル人たちの方でも~」
「――マズイかも?」
「察していました」
「で」
「査察船《クロスターマン》を、格納庫から放出」
「――ばーん」
「〈星塁〉は、無傷で済みました」
「とはいえ」
「異人の船の技術を分析するコトは~」
「もうできません」
「結局、得られたのは~」
「銀河系の現状についてのデータ、だけでした」

 〈時割れ〉監視艦隊、ネプチューン級万能空母《ダゴレウ侯》――

「惑星オリンプの皇帝の片割れ、マリナス・デボリン=アーガイリスは~」
「――攻撃だっ」
「――撃てえっ」
「――どどーん」
「が」
「ティウフォル人の艦隊は~」
「ここで〈ハイパースタンス〉に入りました」
「部分的に超空間に移行した〈星塁〉3隻を~」
「砲撃は、とらえきれずに~」
「――すかっ」

 〈星塁〉《クソイナティウ》――

「ティウフォル人のカラドック、アッコシャイは~」
「得られたデータを、ふるいにかけて~」
「有望な惑星に、照準を定めました」
「――向かう先は~」
「――星系スヴァフト、惑星スヴォーフォンであるっ」

 以下、次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆ペリー・ローダン1980

□ 早川書房:宇宙英雄ローダン・シリーズ

[2015/6/10]
498 . 《ヴァジファー》との戦い
「《ヴァジファー》との戦い」+「最後の戦闘」

 コレの当時のドイツでは……。

□ Perry Rhodan-Heft
・第15サイクル Die Kosmischen Burgen / 宇宙の城
 900~999話。
 西暦3586~3587年の事件を描く。

[1980/9/16]
995 . H. G. Ewers / Der Kampf gegen die VAZIFAR / 《ヴァジファー》との戦い
[1980/9/23]
996 . Ernst Vlcek / Der letzte Waffengang / 最後の戦闘

□ Perry Rhodan-Taschenbuch Planetenromane ポケットブックス

[1980/9]
210 . H. G. Francis / Das rote Leuchten / 赤い灯火

□ Atlan-Heft
・第3枠サイクル König von Atlantis / アトランティスの王
 300~499話。
 西暦2648~2650年の事件を描く。

[1980/9/16]
468 . H. G. Francis / Die rebellische Seele / 反逆の魂
[1980/9/23]
469 . Horst Hoffmann / Im Zeichen der Apokalypse / 黙示録の徴

【関連サイト】
・総合的にはこちらを:
Perrypedia
[ http://www.perrypedia.proc.org/wiki/ ]
・訳付のタイトルリストはこちらを:
Perry Rhodan-Heft のタイトルリスト
[ http://www.rlmdi.org/rlmdi/title/list/rhodan_heft/ ]
Perry Rhodan-Taschenbuch Planetenromane のタイトルリスト
[ http://www.rlmdi.org/rlmdi/title/list/rhodan_tb/ ]
Atlan-Heft のタイトルリスト
[ http://www.rlmdi.org/rlmdi/title/list/atlan_heft/ ]


◆今回のひとこと

 暑くなってきました。


d-information ◆ 879 [不定期刊] 2015/06/08
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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