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874 [2015/05/04]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2801 . Uwe Anton / Der Kodex / 法典
2802 . Hubert Haensel / Bastion der Sternenmark / 星境の稜堡
2803 . Marc A. Herren / Unter dem Sextadim-Banner / 6次元〈呪旗〉のもとで
2804 . Michael Marcus Thurner / Hüter der Zeiten / 時代の守護者
2805 . Michael Marcus Thurner / Para-Patrouille / パラ・パトロール
2806 . Christian Montillon / Aus dem Zeitriss / 〈時割れ〉より来たる
2807 . Leo Lukas / Sternspringer über Swoofon / スヴォーフォン上空の〈星駒〉

□ Perry Rhodan-Heft 2801話「法典」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2801-der-kodex.html ]

 (承前)

 西暦紀元前2010万3191年の、ファリスケ=エリゴン銀河――

「2010万年前――」
「それは、未知の時代」
「超知性体アルケティムが~」
「ファリスケ=エリゴン銀河――現実時の銀河系――を平和に統治するのは~」
「西暦紀元前2006万4820年」
「それ以前のファリスケ=エリゴン銀河については~」
「これまで、まったくといって良いほど、知られていませんでした」

 ペリー・ローダン指揮下の巨艦《ラス・ツバイ》――

「2010万年前は~」
「ハイパー物理学的抵抗が増大していない時代です」
「抵抗が減ったので、艦のハイテクはおおむね性能向上」
「とはいえ」
「機械は出力が上がれば良いモノばかりではありません」
「シク・ドルクスタイゲルさんは~」
「知恵を絞って、施設を改修、機器を調整」
「それでも、先般は~」
「搭載巡洋艦のパロス影バリアが、効果を発揮できなかったり」
「……」
「この反省を踏まえて~」
「――対探知関連の問題を、シラミ潰しにするのよっ」

 《ラス・ツバイ》――

「艦内の時計で~」
「新銀河暦1517年11月21日――」
「――進路上の、あの星系を?」
「――ティウフォル人が、襲おうとしている?」
「《ラス・ツバイ》は~」
「問題の星系アカラバトへ、接近」
「対探知系の機器を細かく調整した、甲斐あって~」
「発見されずに、近づけました」
「――ティウフォル人の~」
「――母艦〈星塁〉1隻が、星系外縁に停泊して?」
「――戦闘艦〈星駒〉が大挙して、居住惑星に向かっている?」
「……」
「前回――」
「ペリー・ローダンは~」
「ティウフォル人が、ジョッパキオ種族を抹殺する模様を~」
「延々と、見せられました」
「――この星系でも、同じコトが起きようとしているのだ」
「――看過しておれぬのだ」
「――搭載艦、発進っ」

 星系アカラバト――

「《ラス・ツバイ》+搭載艦の艦隊は~」
「ティウフォル人たちに、奇襲をかけました」
「――どどーん」
「ティウフォル人たちの防御バリア〈ハイパースタンス〉は~」
「あまり優れていないようです」
「母艦〈星塁〉は~」
「――もくもくもく」
「戦闘不能」
「戦闘艦〈星駒〉も~」
「――ばーん」
「1隻が逃れただけで、他は撃沈」
「侵攻は、始まって数分で終わりました」
「……」
「とはいえ」
「《ラス・ツバイ》の乗員たちは~」
「ティウフォル人の勝負へのこだわりを、甘く見ていました」
「母艦〈星塁〉は~」
「――ばーん」
「玉砕を選んだのでした」

 星系アカラバト――

「惑星ケメブの種族ケメボカヴィは~」
「骨っぽい外骨格で、頭が尖って、胸に突起」
「その他はヒューマノイドっぽい、ヒトなみの大きさの知性体」
「――助けてくれた異星人一行を、歓待します」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「マーズ級巡洋戦艦《ブジョ・ブレイスコル》で~」
「まず、宇宙ステーションへ」
「続いて、居住惑星ケメブへ」

 惑星ケメブ――

「ペリー・ローダンと~」
「超能力を有するネズミビーバー、グッキーは~」
「ケメボカヴィ種族の代表者2名と対面」
「――優者ヴェースガスドと、シャホドです」
「――ありがとうーっ」
「感謝でいっぱい」
「でも」
「――(アンタらの下心は何?)」
「見慣れない種族を前に、警戒もしている様子」
「ともあれ」
「話を聞いてみると~」
「――今のファリスケ=エリゴン銀河に〈法典同盟〉というのがある?」
「――〈老いたる星の国々〉=現実時でいう銀河系サウスサイドあたりに~」
「――はじまる同盟で?」
「――ティウフォル人の〈謀叛人の帝国〉と渡り合ってきた?」
「――取り仕切っているのは~」
「――ジクアマ種族?」
「――エイリシオニ種族?」
「――ラヨン人?」
「――この3種族?」
「……」
「ジクアマ種族は~」
「高度な技術者」
「で」
「エイリシオニ種族については~」
「現実時で、すでにお馴染み」
「〈新タマニウム〉の首長ヴェトリス=モラウドの難病を、治療したり~」
「ポスビを操るバルピロール形成性操作蛋白質を、開発したり~」
「という、生体構造技術者種族です」
「で」
「ラヨン人は~」
「リニア空間――ラヨン人は〈オン空間〉という――の専門家」
「そうして」
「ペリー・ローダンは~」
「話を聞くうち、ピンときました」
「――〈オン空間〉+ラヨン人?」
「――オン+ラヨン人?」
「――オン・リョン人?」
「現実時で、リニア空間魚雷を操るオンリョン人」
「現実時で、銀河系をあれこれしているオンリョン人」
「――オンリョン人に、違いないっ」
「……」
「ケメボカヴィ種族の代表者ヴェースガスドとシャホドは~」
「――〈法典〉の代弁者、ラヨン人ゴイロ・シャックネルと~」
「――面会できるよう、手配しましょう」

 惑星ケメブ――

「会ってみると~」
「ラヨン人ゴイロ・シャックネルは~」
「新銀河暦1517年のオンリョン人と、そっくりでした」
「――は、はろー?」
「対話をはじめた、ところで~」
「――!」
「――?」
「――ティウフォル人の戦闘艦〈星駒〉の最後の1隻が?」
「――惑星ケメブ目掛けて、突進してくる?」
「――まさか、惑星に特攻する気、とか?」
「でも」
「実際は、強襲揚陸でした」
「戦闘艦〈星駒〉に乗っていた、ティウフォル人1000体が~」
「――わらわら」
「――どどーん」
「――ずぎゅーん」
「〈法典〉の代弁者ゴイロ・シャックネルを、狙います」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「――守るんだっ」
「――宇宙揚陸部隊、出撃っ」
「……」
「《ブジョ・ブレイスコル》の宇宙揚陸部隊は~」
「TARA型戦闘ロボット部隊を、前面に立てて~」
「始終、優位に戦いを進め~」
「比較的軽微な損害で、ティウフォル人たちを制圧」
「とはいえ」
「ティウフォル人の勝負へのこだわりを、甘く見てはいけません」
「全員が、自決したのでした」

 惑星ケメブ――

「ケメボカヴィ種族の、たっての願いで~」
「亡くなった宇宙揚陸部隊員を~」
「惑星ケメブの墓所に、葬るコトにしました」
「で」
「この葬儀の途中――」
「超能力を有するネズミビーバー、グッキーは~」
「テレパシーで、聞き取りました」
「――ゴイロ・シャックネルの船の、停泊場所?」
「ペリー・ローダンは~」
「――(ゴイロ・シャックネルは、良いヤツなのに)」
「――(ココロの友になりたいのに)」
「胸が、多少は痛みましたが~」
「そこは、さすがの瞬間切替スイッチ付」
「――わからないように、調査するのだ」

 ゴイロ・シャックネルの宇宙船《ティックニュト》――

「ペリー・ローダン」
「超能力を有するネズミビーバー、グッキー」
「シク・ドルクスタイゲルさん」
「3名は~」
「――テレポートっ」
「宇宙船《ティックニュト》へ」
「と」
「まず、遭遇したのが~」
「――アヌーピ?」
「……」
「アヌーピとは~」
「現実時で、オンリョン人が飼う、クラゲのようなモノ」
「――ふわぴかー」
「柔らかい黄緑の光を放ち、そこいらへんを浮遊します」
「オンリョン人は、これを室内照明に利用するのです」
「……」
「アヌーピ以外のトコロでも~」
「――技術は、現実時のオンリョン人と同じ?」
「――でも、パトロナイトだけは、使っていない?」
「さらに」
「シク・ドルクスタイゲルさんは~」
「船載脳をハッキングして、情報を吸い上げます」
「――〈時代の守護者〉?」
「――というと、アトプの裁判官と、何か関係が?」
「――〈紫深〉?」
「――というのは、ジクアマ種族が作った何か?」
「加えて」
「――ラヨン人は?」
「――ピュジュルグの下にあって?」
「――惑星リョを中心とする星間国家ラヨナトを築いている?」
「……」
「ちなみに」
「現実時のオンリョン人にも~」
「ピュジュルグ、という概念があります」
「オンリョン人は~」
「10名程度の集団〈睡眠群〉を組んで、眠るのですが~」
「交代で1名が、寝ずの番をします」
「この不寝番を、ピュジュルグと呼ぶのです」
「……」
「こうして」
「ペリー・ローダン一同は~」
「さまざまな情報を入手して~」
「――テレポートっ」
「宇宙船《ティックニュト》を、立ち去りました」
「乗員たちは~」
「けっきょく、侵入者に気づきませんでした」

 惑星ケメブ――

「ペリー・ローダンは~」
「ラヨン人ゴイロ・シャックネルと~」
「あらためて、膝を交えて話をしました」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「うしろめたい気持ちも、あったのでしょう」
「あくまでも語れる範囲で、ですが~」
「テラナーの素性を、いろいろ漏らしてみたり」
「と」
「ラヨン人ゴイロ・シャックネルは~」
「――時間旅行者みたいですねえ」
「とか、ほのめかしたりして」
「――そういえば~」
「――ラヨン人は、妙な現象を発見したのです」
「どうやら、〈時割れ〉のコトです」
「――でも、ラヨン人だけが発見した、のではありません」
「――ティウフォル人も、興味を引かれている様子なのです」
「ペリー・ローダンとしては~」
「――ああ、アレですねー」
「〈時割れ〉を知っているコトは、白状しました」
「でも」
「――(〈時割れ〉を作ったのがオレたち、とまでは話せないよなあ)」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「ラヨン人ゴイロ・シャックネルと~」
「もうひとつ」
「突っこんだ話をしました」
「ラール人アヴェストリ=パシクの立体映像を、見せて~」
「――この極悪人を、探しているのです」
「――捜査協力を、お願いできまいか?」
「ラヨン人ゴイロ・シャックネルは~」
「――この種族なら、知っています」
「でも」
「どうやら~」
「ラール人という種族のコトは~」
「会ったばかりの異人より、はるかに信頼している様子」
「――とりあえず」
「――願いの向きは、上申しておきましょう」

 かくして――

「《ブジョ・ブレイスコル》は~」
「《ラス・ツバイ》に帰還」
「と」
「ラヨン人ゴイロ・シャックネルから、連絡が入りました」
「――ラヨン人の指導者たちに、引き合わせるから?」
「――星境の惑星ヴェッンバックの稜堡まで、来てほしい?」

 以下、次号

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 5月になりました。


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