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| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

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841 [2014/09/15]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ PERRY RHODAN-Stardust
[ http://perry-rhodan.net/stardust.html ]

7 . Rüdiger Schäfer / Die Pahl-Hegemonie / パール覇権
8 . Andreas Suchanek / Anthurs Ernte / アンスルの収獲
9 . Dennis Mathiak / Das Seuchenschiff / 疫病船
10 . Rüdiger Schäfer / (未詳)
11 . Roman Schleifer / (未詳)
12 . Uwe Anton / (未詳)

 期間限定の小ヘフト・シリーズ。全12話の7話目。

□ PERRY RHODAN-Stardust 7話「パール覇権」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-7-die-pahl-hegemonie.html ]

 (承前)

 18万4982年前の、球状星団ファー・アウェイ――

「超知性体〈タリン〉の使者、ティムバー・F・ホイッスラーJrは~」
「時空航行都市、ヤシルダグ市=海緑色都市に~」
「ペリー・ローダン」
「エリトリア・クシュさん」
「ジャラノク種族、ケラト・ティンガ」
「3名を、乗せて~」
「18万4982年前へ」
「――今は〈パールの覇権〉の時代です」
「――何が起きたのか~」
「――自分で見定めるのが、良いです」
「――小回りの利く、超小型紡錘船を、貸してあげます」
「――67時間以内に、戻ってください」
「エリトリア・クシュさんは~」
「――星団が、ファー・アウェイ~」
「――だから、このコは《ニアバイ》よっ」
「とか、船を命名」
「3名は~」
「宇宙船《ニアバイ》で~」
「――とりあえず~」
「――惑星ジャロカに、行ってみよう」

 18万4982年後、ジャロカと呼ばれる惑星の、近く――

「《ニアバイ》――現地のヒトからすれば、不審きわまりない船――が~」
「近づいていくと~」
「アメーバ船1隻が、寄ってきました」
「乗っていたのは、ジャロク種族」
「通信してきて~」
「――吾輩は、ダル・トガスっ」
「――〈パールの第1ヘゴス〉であるっ」
「――停船せよっ」
「――臨検だっ」
「さらに~」
「アメーバ船5隻が、寄ってきます」
「何とも、悪い予感しか、しません」
「と」
「そこへ、不意に」
「――どどーん」
「別の何者かの攻撃」
「――《ニアバイ》も、撃たれているけれど~」
「――そもそも、アメーバ船を攻撃に来たのだな」
「ペリー・ローダンは~」
「思うに」
「――(〈パールの第1ヘゴス〉ダル・トガス相手に、点数を稼ぐ~)」
「――(絶好の機会だっ)」
「――(でも、時間パラドクスとかは、マズいしなあ)」
「ケラト・ティンガに~」
「――追い払うのだっ」
「――ただし、損害は与えずにっ」
「無茶な指示を、出したとかいう」

 戦闘終了後――

「アメーバ船5隻は、退き~」
「〈パールの第1ヘゴス〉ダル・トガスは~」
「――話をしようっ」
「不審船《ニアバイ》を~」
「誘導して~」
「星系トゥの惑星トゥガンへ」
「そこで」
「ダル・トガスは~」
「単身、《ニアバイ》の3名と会見」
「――〈パールの覇権〉は~」
「――数千年の歴史を、有するのである」
「――ある種族同盟が~」
「――長い歳月をかけて~」
「――球状星団パールを、統一したのである」
「語りだします」

 遠い過去:球状星団パール――

「ジャロク種族は~」
「種族同盟を指導する文明のひとつに成長」
「ついには~」
「――球状星団パールの外へ~」
「――〈覇権〉を、広げるのだっ」
「飛び出して~」
「球状星団サルク――現在のファー・アウェイ――を、発見」
「――当地に〈覇権〉を拡大するのだっ」

 しばらくして:球状星団サルク――

「ジャロク種族は~」
「知りました」
「――別の連中が?」
「――球状星団サルクを、開発している?」
「――連中の名前は?」
「――〈タウの飛び地〉?」
「対立が、起き~」
「紛争に、至り~」
「両陣営は~」
「球状星団サルクを、二分」
「戦線は、膠着したのでした」

 近い過去:〈パールの覇権〉――

「〈ホクル・ヘガト〉ラス・クアルは~」
「〈覇権〉最大の軍事戦略家=総司令官」
「大きな戦果を、あげましたが~」
「けっきょく、局面を変えるに至りませんでした」
「ラス・クアルは~」
「――〈パールの覇権〉の軟弱な首脳陣のせいだっ」
「クーデターで、権力を奪うと~」
「大歓声の中~」
「独裁者として~」
「――〈ジェネレクス〉ラス・クアルである」
「名告りを、あげたのでした」
「が」
「この演説のさなかに、早速~」
「――ばーん」
「〈ジェネレクス〉ラス・クアルの~」
「暗殺未遂事件が、起きたりして」

 18万4982年前の現在:惑星トゥガン――

「〈パールの第1ヘゴス〉ダル・トガスは~」
「――ぽちっ」
「ここで、映像を止めると~」
「――じつは~」
「――吾輩は~」
「――〈ジェネレクス〉ラス・クアルに対する、反抗分子である」
「――潜入作戦を、遂行中なのだ」
「――今、映像の続きは、見せられないが~」
「――この先、追々、話すとしよう」
「――てなコトで~」
「――キミらに、同行を求めたい」
「ペリー・ローダン」
「エリトリア・クシュさん」
「ジャラノク種族、ケラト・ティンガ」
「3名は~」
「――つまり?」
「――ギヴ・アンド・テイク、ってコト?」
「――不審船を潜入作戦のダシに使いたい、というコトか?」
「納得した上で~」
「――移動中も、対話の場を設けてくれるのだな?」
「了承」

 〈ジェネレクス〉ラス・クアルの、その後――

「先般の暗殺未遂事件で~」
「ラス・クアルは、九死に一生を得ました」
「が」
「〈ジェネレクス〉の権力を、駆使して~」
「最先端の医療技術を、投入しても~」
「――あと10年……もって30年?」
「――うっ」
「――うぎゃああ」
「日々、激痛にさいなまれる、うちに~」
「ラス・クアルは~」
「恐怖政治を、敷くようになりました」
「さらに」
「――〈ホクル・ヘガト〉と呼ばれていた頃に、手がけた~」
「――極秘プロジェクトが、実を結んだ?」
「――わははは」
「……」
「極秘プロジェクトに参加した、科学者たちが~」
「自己防衛メタモルフォーゼ誘導原(HMI)~」
「すなわち、感染力の強いウィルス型の生物兵器を~」
「完成したのでした」

 〈ジェネレクス〉ラス・クアルの、さらにその後――

「先般の暗殺未遂事件の、関係者が~」
「判明しました」
「――タン・ジェルクが、共犯?」
「ラス・クアルの友にして、助言者だった男です」
「――口を割らせる前に、自決した?」
「ラス・クアルは~」
「――うっ」
「――うぎゃああ」
「ことさら激しい怒りのなかで~」
「ココロの中の大事なモノが~」
「――ずっぽり」
「抜け落ちて、しまいました」

 〈ジェネレクス〉ラス・クアルの、もっとその後――

「以後――」
「ラス・クアルにとって~」
「ポジトロニクス〈シリオ〉が~」
「生きたオトモダチの代用品です」
「――良いか、〈シリオ〉っ」
「――〈タウの飛び地〉の全生命も~」
「――〈パールの覇権〉の全生命も~」
「――当地の〈覇権〉の全生命も~」
「――HMIウィルスで、滅ぼしてやるのだっ」
「――計画の仕上げを、手伝うのだっ」
「ちなみに」
「――惑星デルムには~」
「――タガリスの花が、あるのだ」
「――タガリスの花の効用で、あらかじめ免疫になっておけば~」
「――HMIウィルスにも、生き残れるはずだ」
「――近隣の惑星タルクは~」
「――要塞にするのだ」
「――同時に」
「――免疫者が人工冬眠して、寿命を引き伸ばす用の~」
「――保管惑星にするのだ」

 かくして、計画遂行――

「計画にもとづき~」
「〈ジェネレクス〉ラス・クアルは~」
「ひそかに、1万隻を派遣」
「HMIウィルスを~」
「〈タウの飛び地〉の諸惑星に、バラまきました」
「途方もない規模で、死病が蔓延」
「――うっ」
「――うぎゃああ」
「〈タウの飛び地〉の首脳陣は~」
「――敵の生物兵器?」
「――蔓延を、阻止できない?」
「最後の力を、ふりしぼって~」
「HMIウィルスを~」
「当地の〈覇権〉の諸惑星に、バラまき返しました」
「途方もない規模で、死病が蔓延」
「――うっ」
「――うぎゃああ」

 かくして、計画完了――

「〈ジェネレクス〉ラス・クアルは~」
「変異させた新型ウィルスを~」
「自分に接種して~」
「タリッサに、籠もったのでした」

 18万4982年後、ジャロカと呼ばれる惑星の、近く――

「ダル・トガスは~」
「作戦を明かしました」
「――惑星=デルムを、破壊するのだ」
「アメーバ船を、爆弾がわりに~」
「乗員もろとも、生命を捨てる覚悟だとか」
「――キミらには、本作戦への支援を求めたい」
「……」
「エリトリア・クシュさんは~」
「――帰りましょう」
「――新事実が得られる雰囲気では、ないですし」
「――時間パラドクスとか、マズいでしょうし」
「――いわんや助長するなんて、とんでもない」
「ペリー・ローダンは~」
「――まだ、時間はあるし」
「――ティムバー・F・ホイッスラーJrが~」
「――オレたちを、過去に連れてきたのは~」
「――何か深い理由が、あるに違いないっ」
「押し通しました」

 惑星デルム――

「ダル・トガスの、アメーバ船は~」
「こっそり、地表に降下」
「ペリー・ローダン」
「エリトリア・クシュさん」
「ジャラノク種族、ケラト・ティンガ」
「3名が乗る《ニアバイ》も~」
「地表に降下」
「……」
「途上」
「――うっかり」
「未来から来た、というコトが~」
「ダル・トガスに、バレました」
「ペリー・ローダンは~」
「――ワレワレは歴史家です」
「――未来で、アナタは英雄です」
「誤魔化しました」
「すると」
「ダル・トガスは~」
「――そういうコトなら」
「ジェネレクスの歴史にかかわる、手持ちの記録を~」
「ゆだねたのでした」
「と」
「そこへ、不意に」
「――どどーん」
「〈タウの飛び地〉の一艦隊が~」
「惑星デルムを攻撃」
「ダル・トガスのアメーバ船は~」
「――ばーん」
「ダル・トガスも、死亡です」
「……」
「けっきょく~」
「惑星デルム=ジャロカ破壊作戦は~」
「不首尾に終わったのでした」

 ところで――

「憶えて、いるでしょうか?」
「少し前――」
「ペリー・ローダンが~」
「銀河系から、アンスレスタ銀河に、到着した直後~」
「ペリー・ローダンを乗せた、宇宙定期便は~」
「〈網織工〉に、出くわしました」
「……」
「〈網織工〉は~」
「アンスレスタ銀河の虚空を漂う~」
「網のような影っぽいモノ」
「――くるん」
「宇宙船を包んで~」
「――ひゅん」
「どこかに転移して~」
「――ぺっ」
「解放します」
「この過程で~」
「〈網織工〉は~」
「宇宙船に乗る知性体の、記憶とか夢を~」
「かじっているのだとか」
「……」
「あの時――」
「ペリー・ローダンは~」
「転移するあいだ~」
「何かの存在を、夢に見ました」
「――この存在は?」
「――ジャラノク種族、みたいな?」
「――滅ぼされた、みたいな?」
「何かの概念が、夢に出ました」
「――パール?」
「当時は、単なる良くわからない夢でした」

 惑星デルム地表――

「ペリー・ローダンは~」
「――今にして思うと、あの夢って……?」
「ふと、思い出しました」
「でも」
「――どどーん」
「〈タウの飛び地〉艦隊の攻撃が~」
「続いているわけで~」
「――今は、とにかく脱出だっ」
「――可及的速やかに、《ニアバイ》へ戻るんだっ」
「が」
「ジャラノク種族、ケラト・ティンガは~」
「――地表が、焦土と化したら~」
「――タガリスの花も、絶滅してしまうっ」
「――サンプルを、持って行くのだっ」
「ちょっと寄り道」

 宇宙船《ニアバイ》――

「脱出後――」
「ジャラノク種族、ケラト・ティンガが~」
「暗号化したデータに、アクセスすると~」
「〈ジェネレクス〉の所在が、わかりました」

 〈ジェネレクス〉ラス・クアルの、最後の記録――

「変異させた新型ウィルスを~」
「自分に接種した~」
「〈ジェネレクス〉ラス・クアルと~」
「ラス・クアルから、二次感染した~」
「ラス・クアルのアメーバ船は~」
「――うっ」
「――うぎゃああ」
「――ぎょええええ」
「思いがけなく、変異しはじめたり」
「――むううううっ」
「プロセスは、止まりません」
「進行するにつれ、生命の危険な状態に」
「で」
「ポジトロニクス〈シリオ〉は~」
「ラス・クアルと~」
「ラス・クアルのアメーバ船を~」
「人工冬眠させた、とか」

 時空航行都市、ヤシルダグ市=海緑色都市――

「宇宙船《ニアバイ》は~」
「ペリー・ローダン」
「エリトリア・クシュさん」
「ジャラノク種族、ケラト・ティンガ」
「3名を乗せ~」
「定刻に、帰着しました」

 次号は2週間後です。

□ Perry Rhodan-Heft

2769 . Rainer Castor / Das Drachenblut-Kommando / 竜血コマンド
2770 . Christian Montillon / Die Para-Paladine / パラ=パラディン
2771 . Wim Vandemaan / Pilger der Gerechtigkeit / 正義の巡礼
2772 . Michelle Stern / Die Domänenwacht / ドメイン監視哨
2773 . Michael Marcus Thurner / Der Kristalline Richter / クリスタル裁判官
2774 . Hubert Haensel / Der Kosmoglobus / 秩序の天球
2775 . Oliver Fröhlich / Stadt der Kelosker / ケロスカーの都市

□ Perry Rhodan-Heft 2769話「竜血コマンド」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2769-das-drachenblut-kommando.html ]

 新銀河暦1517年、銀河系――

「目下――」
「銀河系では~」
「アトピック法廷、すなわち~」
「アトプの裁判官とか~」
「大艦隊を率いる、オンリョン人とか~」
「人当たりの良い、テスキル人とかが~」
「新秩序を構築しよう、としています」
「――我らがアトピック・オルドの平和を、あまねく広げたい」
「銀河系の諸惑星に~」
「次々と〈オルドの碑〉を、立ててみたり」

 銀河系、アール=トゥア星域、星系ナラル第8惑星エクハス――

「当地に居住する、エクハス人の~」
「エクハス連合は~」
「自由テラナー連盟の盟友です」
「――アトピック法廷の配下の~」
「――オンリョン艦が、何百隻も?」
「――近所に、集まってきてる?」
「惑星エクハスでは~」
「アール=トゥア=アトル――エクハス連合の首長――、コル=テイム以下~」
「政治、軍事、経済、各分野の重鎮が~」
「額を寄せて、協議」
「――オンリョン人は~」
「――惑星エクハスに、〈オルドの碑〉を立てるつもりだ」
「――手持ちの力では、防ぎきれぬ」
「――どうしよう?」

 惑星エクハス――

「アトピック法廷の配下の~」
「テスキル人は~」
「舌先の技術に、自信があるヒトたち」
「で」
「テスキル人、トコイドが~」
「惑星エクハスに、来て~」
「――まもなく、〈オルドの碑〉が到着します」
「――〈オルドの碑〉は、素晴らしい恩恵を、もたらすでしょう」
「並べ立てます」
「エクハス連合の首長、コル=テイムは~」
「――いらない、と言ってるのに」
「――お願いだから、帰ってください」
「と、いうのも」
「――(エクハスの歴史を、鑑みるに~)」
「――(〈オルドの碑〉からは~)」
「――(不自由、抑圧、隷属……しか、感じられないのだ)」
「とはいえ」
「アトピック法廷の配下の~」
「オンリョン人は~」
「必殺兵器=リニア空間魚雷を、保有しています」
「現実問題~」
「――刃向かっても、勝ち目はないっ」
「――でも、戦わずに、屈したくないっ」
「――どうしよう?」
「エクハス連合の首長、コル=テイムは~」
「個人的なツテ……エクハス人、パオ=パトノを、通して~」
「USOに、助けを求めてみたのでした」

 USO司令部〈キント・センター〉――

「USOの新旗艦《ヤルト・フルゲン》は~」
「本体+ロボットモジュール《ヴァレット》45基~」
「から、なります」
「本体は、1辺3kmの立方体」
「ヴァレットも、同じく立方体」
「プラズマ調整官の固有名は〈ヤルト〉」
「《ヤルト・フルゲン》艦長、ポラーンスは~」
「人の皮をかぶった、新型ポスビ」
「《ラス・ツバイ》艦長、ジャウナ・トゴヤさんの、お仲間です」
「……」
「さて」
「惑星エクハスからの要請に~」
「USO司令官、モンキーは~」
「〈竜血〉開発部隊の科学者一同を、招集」
「――出撃準備だっ」
「……」
「ちなみに」
「ご存知、でしょうか?」
「『ニーベルンゲンの歌』に登場する英雄、ジークフリートは~」
「竜ファフニールを、倒した時~」
「竜の血を、全身に浴びて~」
「――かっちーん」
「どんな刃物も、貫けないほど~」
「硬い身体に、なりました」
「では」
「USOの〈竜血〉も~」
「新旗艦《ヤルト・フルゲン》とかを~」
「――かっちーん」
「硬く、するのでしょうか?」
「……」
「新旗艦《ヤルト・フルゲン》は~」
「出撃準備を、急ぎますが~」
「もう少し、時間がかかりそう」
「――惑星エクハスに、連絡だっ」
「――〈オルドの碑〉を、足止めしてもらうのだっ」

 惑星エクハス――

「エクハス連合の首長、コル=テイムは~」
「――お願いだから、来てください」
「テスキル人、トコイドを~」
「国賓待遇で、惑星エクハスに招き~」
「おだてて~」
「――挨拶したいのです」
「〈オルドの碑〉を運ぶ、オンリョン艦《ウェーオネル》の~」
「司令官、ノトイ・ケヴケッネルに~」
「回線を、つないでもらいました」
「いろいろと、理由をつけて~」
「――〈オルドの碑〉は~」
「――惑星エクハスではなく~」
「――同じ星系ナラルの~」
「――アチラの惑星に、設置した方が~」
「――良いのでは?」
「もちろん」
「目に見える、成果はなし」
「が」
「得られたモノは、あったのです」

 星系ナラル近傍――

「USO司令官、モンキーは~」
「USO旗艦《ヤルト・フルゲン》で~」
「――オンリョン艦《ウェーオネル》の座標が、わかった?」
「――ごごごっ」
「ポスビ船100隻と、合流」
「――ごごごごごごっ」
「……」
「向かう途上~」
「――いらない、と言ったのになあ」
「USO司令官、モンキーは~」
「超知性体〈それ〉の使者、ロト・ケレーテから~」
「細胞活性装置をもらった時のコトを~」
「回想したり」

 星系ナラル――

「USO司令官、モンキーは~」
「――ここで、待ち伏せるのだっ」
「が」
「初回の攻撃は、失敗」
「――内通者がいる?」
「モーフ種族の裏切り者を、始末して~」
「――仕切り直しだっ」

 星系ナラル――

「ポスビ船は~」
「パラトロン・ランチャーを、投入」
「オンリョン艦の、赤く輝くパトロニット装甲を~」
「――ぷっちん」
「――ばーん」
「加えて」
「USO旗艦《ヤルト・フルゲン》は~」
「〈竜血〉開発部隊の成果を、投入」
「――秤動ゾーン蜃気楼投影機(略してLTP)っ」
「オンリョン人は~」
「――リニア空間魚雷っ」
「――?」
「まともに機能しません」
「……」
「かくして」
「オンリョン艦は、次々と~」
「――ばーん」
「オンリョン艦《ウェーオネル》と、積荷の〈オルドの碑〉も~」
「最後に~」
「――ばーん」
「星系ナラルの、オンリョン艦隊は~」
「跡形もありません」

 USO帰還《ヤルト・フルゲン》は、凱旋――

「――本当に、やったのだな……」
「一番、驚いていたのは~」
「《ヤルト・フルゲン》の乗員たちだった、とか」

 以下次号――

【関連サイト】
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◆今回のひとこと

 いろいろと折り返し点みたいで。


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