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838 [2014/08/25]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2766 . Hubert Haensel / Ein Rhodan zu viel / 余計な方のローダン
2767 . Caroline Brandt / Die Engel der Schmiege / やわらかい天使たち
2768 . Oliver Fröhlich / Der Unglücksplanet / 不幸惑星
2769 . Rainer Castor / Das Drachenblut-Kommando / 竜血コマンド
2770 . Christian Montillon / Die Para-Paladine / パラ=パラディン
2771 . Wim Vandemaan / Pilger der Gerechtigkeit / 正義の巡礼

□ Perry Rhodan-Heft 2766話「余計な方のローダン」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2766-ein-rhodan-zu-viel.html ]

 新銀河暦1517年2月、ラルハトーン銀河――

「目下――」
「銀河系では~」
「アトピック法廷、すなわち~」
「アトプの裁判官とか、オンリョン人とかが~」
「新秩序を構築しよう、としています」
「先般~」
「その一環として~」
「アトピック法廷は~」
「ペリー・ローダンと~」
「もとアルコン帝国皇帝ボスティク1世を~」
「断罪し、収監したり」
「一方――」
「ラール人の故郷銀河=アトピック法廷の支配地ラルハトーンで~」
「テラナーの新造艦《ラス・ツバイ》は~」
「レジナルド・ブル指揮のもと~」
「事態をなんとかしよう、としています」
「先般~」
「収監されて、脱獄した~」
「ペリー・ローダンと~」
「ついでに~」
「もとアルコン帝国皇帝ボスティク1世を~」
「探し当てたり」
「とか」
「惑星ヴォルターハーゲンに~」
「少人数で、密かに降下」
「ラール人の遺伝子実験施設を、破壊してみたり」

 《ラス・ツバイ》格納庫内――

「ハルト人、イホ・トロトは~」
「《ラス・ツバイ》格納庫内に~」
「自家用船《ファンカン・タイクII》を、置いています」
「その船内は~」
「ある種、自主独立の空間です」
「テラナーたちが、良く思わない~」
「もとアルコン帝国皇帝ボスティク1世も~」
「この船内に、置いていたり」
「……」
「さて」
「惑星ヴォルターハーゲンの作戦が、終わった後――」
「《ファンカン・タイクII》船内で~」
「遠征隊指揮官、レジナルド・ブルは~」
「ハルト人、イホ・トロト」
「テフローダー、ファリエ・セフェロアさん――ペリー・ローダンの孫娘」
「など、馴染みの一同と~」
「ペリー・ローダンに内緒の会合を、開きました」
「――ペリーが、変だって?」
「まず」
「ハルト人、イホ・トロトの証言――」
「――憶えて、いるでしょうか?」
「――西暦2436年~」
「――M-87銀河で~」
「――ローダノスと自分は~」
「――〈けだもの〉ペレヴォン族が潜伏した~」
「――星系ダスティ・クイーンに~」
「――行ったりしました」
「――さて」
「――先だってのコトです」
「――ローダノスと自分は~」
「――星系ダスティ・クイーンの話を、したのですが~」
「――ぐぬぬ」
「――【ラ】スティ・クイーンと、噛みまして……」
「――なのに」
「――ローダノスは~」
「――ツッコミもせずに、放置しやがったのです」
「続いて」
「テフローダー、ファリエ・セフェロアさんの証言――」
「――戻ってきてから~」
「――おじいちゃん、てば~」
「――なんか、キモいし~」
「――なんか、ムカツクし~」
「――なんか、別人みたいな~」
「で」
「遠征隊指揮官、レジナルド・ブルは~」
「――わかった」
「――とにかく~」
「――ペリーを、監視させようっ」
「そうして、首をかしげます」
「――でも?」
「――だとしたら?」
「――ワレワレが、ペリー・ローダンと思っていた、アレは?」
「――いったい、何者?」

 (以上、これまでのあらすじ)

 《ラス・ツバイ》艦内――

「タン=デネークさんは~」
「惑星ヴォルターハーゲンにいた~」
「ラール人の少女遺伝子技術者」
「本人も~」
「ハルト人の遺伝子を使った実験の産物で~」
「見た目は、10歳」
「中身は、200歳超」
「で」
「関わった最初から――」
「もとアルコン帝国皇帝ボスティク1世――当時、右腕を負傷――に~」
「――治療してあげましょう」
「――新しい右腕は、ハルト人の遺伝子入りで、硬くなるのです」
「とか」
「協力的でした」
「で」
「今回の作戦では――」
「自分が実験されるところを~」
「救出されて~」
「《ラス・ツバイ》へ」
「――ラール人の遺伝子研究は、こんな風に進んできたのです」
「――ハルト人の遺伝子の研究は、こんな風なのです」
「とか」
「さらに協力的に、解説したり」

 《ラス・ツバイ》艦内、ペリー・ローダン――

「ペリー・ローダンは~」
「退屈してきました」
「――ブリーっ」
「――《ラス・ツバイ》の運航に、もっと関わらせてくれ」
「――このペリー・ローダンが、遠征隊を引き継ごう」
「――指揮官役は、どーんと任せてくれ」
「が」
「レジナルド・ブルは~」
「――忙しいので……」
「――また、今度っ」
「そそくさと、目をそらしたり」
「で」
「ペリー・ローダンとしては~」
「――なんだか、変わってしまったな」
「――ワレワレ、親友ではなかったのか?」
「――いったい、どうしてしまったんだっ」
「――ブリーっ」
「レジナルド・ブルが~」
「顔に出さない、ながらも~」
「腹に、一物も二物も、抱えているコトは~」
「とうに、察していました」
「――ブリーっ」
「――腹を割って、話をしたいのだっ」
「でも」
「レジナルド・ブルは~」
「――また、今度っ」
「また、目をそらしたり」

 《ラス・ツバイ》艦内、レジナルド・ブル――

「レジナルド・ブルは~」
「――アレは、本当にペリーでないのかも?」
「際限なく、疑惑は膨らみます」
「――細かいコトが、やたらと気になるっ」
「――もう、ひとつも信じられないっ」
「ペリー・ローダンが~」
「腹に、一物も二物も、抱えているコトも~」
「察していました」
「――とにかく~」
「――ペリーの監視、続行だっ」

 《ラス・ツバイ》艦内、レジナルド・ブル――

「ところで」
「この時代~」
「コントラ・コンピュータというモノが、あります」
「いろいろ、理屈はあるのですが~」
「要は~」
「ありえない余計な可能性まで、考えてくれる計算脳」
「なのです」
「略して、ココ」
「扱いが厄介なので~」
「専門のオペレータが、いたりして」
「ココ=インタプリタと、呼ばれています」
「……」
「さて」
「レジナルド・ブルは~」
「今回の問題を~」
「艦内のココ=インタプリタに~」
「相談してみました」
「すると」
「――艦載脳〈アナンシ〉も?」
「――目下、ペリー・ローダンが何かの影響下にある……と推定してる?」
「力づけられました」
「でも」
「同時に~」
「問題が、増えました」
「――艦載脳〈アナンシ〉は?」
「――目下、オレも何かの影響下にある……と推定してる?」

 《ラス・ツバイ》艦内、ファリエ・セフェロア――

「テフローダー、ファリエ・セフェロアさんは~」
「ペリー・ローダンの孫娘です」
「――おじいちゃんが、やっぱり違う」
「――うじうじ」
「悩んだ結果~」
「――トイオ・ジンドヘルさんに~」
「――相談してみようっ」
「……」
「トイオ・ジンドヘルさんは~」
「もとテフローダー超能力者部隊の一員」
「ヴァイタル・テレパスです」
「生命エネルギーとかを、読めるのです」
「――むんっ」
「ペリー・ローダンの生気を~」
「仔細に読み取ってみると~」
「――なんだか違う?」
「――操作をうけている?」

 《ラス・ツバイ》艦内、ペリー・ローダン――

「ペリー・ローダンは~」
「――話をしたいっ」
「レジナルド・ブルは~」
「――また、今度っ」
「で」
「――!」
「喧嘩になりました」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「――もう許せんっ」
「――ブリーは、何を隠している?」
「艦内を調べようとして~」
「気づきました」
「――監視されてる?」
「――ブリーの、差し金か?」
「尾行をまいて~」
「トイオ・ジンドヘルさんのもとへ~」
「駆けこみました」
「――ブリーの生気を~」
「――吟味してほしいのだ」
「――キミなら~」
「――ブリーが操作をうけていると、わかるはずだっ」

 《ラス・ツバイ》艦内、ファリエ・セフェロア――

「トイオ・ジンドヘルさんは~」
「ファリエ・セフェロアさんに~」
「報告」
「ファリエ・セフェロアさんは~」
「ハルト人、アヴァン・タクロルに~」
「相談」
「ハルト人、アヴァン・タクロルは~」
「ハルト人、イホ・トロトに~」
「話をしました」
「で」
「ハルト人、イホ・トロトは~」
「――関係者一同っ」
「――艦載脳〈アナンシ〉のところに、集合だっ」

 《ラス・ツバイ》艦内、艦載脳〈アナンシ〉のところ――

「集まったのは~」
「ハルト人、イホ・トロト」
「ハルト人、アヴァン・タクロル」
「ペリー・ローダンの孫娘、ファリエ・セフェロアさん」
「テフローダー超能力者、トイオ・ジンドヘルさん」
「《ラス・ツバイ》艦長、ポスビのジャウナ・トゴヤさん」
「そして~」
「ネズミビーバー超能力者、グッキー」
「――まず~」
「――みんな、もう知ってるかも、なんだけれど~」
「――少し前~」
「――ブリーは~」
「――銀河系のブラックホール・テファヤに墜落した、と思われて~」
「――〈全所の都市〉ファ・ガシャパル経由で、帰ってきて~」
「――その時~」
「――〈全所の都市〉で~」
「──変なメモリングを、使って~」
「――細胞活性装置を、調整しなおしてるんだよねー」
「――だから~」
「――ブリーが操作された、てのは……そのとーりなんだっ」
「……」
「まず」
「一同は~」
「レジナルド・ブルを~」
「この場に、呼び出しました」
「――細胞活性装置を調整しなおしたコト、とか~」
「――洗いざらい、白状するんだっ」
「――その後で~」
「――このグッキーさまが~」
「――頭の中をのぞいて、審判してあげるよっ」
「レジナルド・ブルは~」
「――どうして、オレがこんな目にあうのだっ」
「――ぐぬぬ」
「洗いざらい、話しました」
「で」
「グッキーは~」
「超能力で判定」
「――むん」
「――本物だねえ……ちぇ」
「……」
「続いて」
「一同は~」
「ペリー・ローダンを~」
「この場に、呼び出しました」
「――このグッキーさまが~」
「――頭の中をのぞいて、審判してあげるよっ」
「ペリー・ローダンは~」
「――だーっ(感涙にむせぶ感じで)」
「――ワタシを信じようとしてくれるのだなっ」
「――さあ、何でものぞいてくれっ」
「で」
「グッキーは~」
「超能力で判定」
「――むん」
「――やっぱり……本物だっ」
「一同は~」
「肩の力を抜いて、喜び合い~」
「ペリー・ローダンは~」
「――ありがとうっ(ひゃっほーい)」
「帰っていきました」
「……」
「そして」
「ペリー・ローダンが去った後~」
「残る一同の前で~」
「グッキーは~」
「しょんぼり」
「――やっぱり……アレは、ペリーじゃなかった」
「――アレが何か、はっきり言えないんだけれど」
「――だって……」
「――アレは、寸分違わず本物の記憶を持ってる、みたいなんだ」
「――でも……」
「――アレは、ペリーの本質とか素材の余計なトコロ、みたいなモノなんだ」
「レジナルド・ブルは~」
「――何にしても~」
「――ペリーの皮をかぶった工作員……てコトだな」
「計画を練りあげ~」
「〈ペリー・ローダン〉に~」
「腹を割って話すフリをしました」
「――ショリック・ドメインに行って~」
「――女裁判官サエカエルのアトプ船《ケッマ・ドゥルガ》を~」
「――攻撃しようかと」
「――なので~」
「――作戦の指揮を、とってください」
「……」
「ちなみに」
「ここでいう、ドメインとは~」
「アトピック法廷が銀河に線引きした、統治単位をいう言葉」
「星域と書いて、ドメインとルビを付けたいところです」

 《ラス・ツバイ》は、ショリック・ドメインに到達――

「――作戦開始っ」
「〈ペリー・ローダン〉の号令のもと~」
「――探知されないように~」
「――パロス影バリアに隠れて、接近するのだっ」
「で」
「女裁判官サエカエルのアトプ船《ケッマ・ドゥルガ》に~」
「――そーっと」
「射程距離まで、近づくと~」
「《ラス・ツバイ》は~」
「姿を、現しました」
「同時に」
「〈ペリー・ローダン〉は~」
「女裁判官サエカエルに~」
「通信をつないで、曰く」
「――頼みがあるのです」
「――親友のアルコン人、ボスティクくんが~」
「――ハルト人化して、苦しんでいるのです」
「――助けてほしいのです」
「〈ペリー・ローダン〉の計画によれば~」
「――(オレが、女裁判官サエカエルのところに、行くフリをして~)」
「――(その過程で、戦闘部隊を潜入させて~)」
「――(その後は~)」
「――(あーもあろ、こーもあろ)」
「とか、なるばすでした」
「で」
「〈ペリー・ローダン〉が~」
「女裁判官サエカエルを相手に~」
「懸命の三文芝居を、続けていると~」
「突然」
「レジナルド・ブルが~」
「――作戦開始っ」
「号令したのでした」

 本当の作戦開始――

「《ラス・ツバイ》艦内では~」
「タラ型ロボットが~」
「〈ペリー・ローダン〉を拘束」
「……」
「《ラス・ツバイ》は~」
「――〈アーゲンフェルトの雷〉っ」
「――ばりばりばりっ」
「集束したアーゲンフェルト・バリアで~」
「女裁判官サエカエルのアトプ船《ケッマ・ドゥルガ》に~」
「――がこっ」
「重い一撃を、くらわせたり」
「で」
「その隙に~」
「パロス影バリアに隠れて~」
「無人の重巡1隻と~」
「スペースジェット1隻が~」
「女裁判官サエカエルのアトプ船《ケッマ・ドゥルガ》に、突進」
「で」
「無人の重巡は~」
「制動もかけないで~」
「アトプ船《ケッマ・ドゥルガ》の球殻に~」
「――ぼこっ」
「で」
「開いた大穴から~」
「スペースジェットが~」
「――するり」
「潜りこみ~」
「球殻の内面に、無事着陸」
「……」
「かくして」
「ハルト人、イホ・トロト」
「ハルト人、アヴァン・タクロル」
「ネズミビーバー、グッキー」
「アトル人科学者、シク・ドルクスタイゲル」
「潜入部隊は~」
「気づかれずに、潜入成功」
「――ペリーを、探すんだっ」

 以下次号――

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 こうして、夏が終わるのです。


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