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832 [2014/07/14]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2760 . Leo Lukas / Posbi-Paranoia / ポスビ=パラノイア
2761 . Hubert Haensel / Die Erben Lemurias / レムリアを継ぐ者たち
2762 . Michael Marcus Thurner / Die Meister-Statue / 王の像
2763 . Verena Themsen / Mondlicht über Naat / ナートを照らす月の光
2764 . Christian Montillon / Rendezvous in Larhatoon / ラルハトーンのランデヴー
2765 . Christian Montillon / Das genetische Kunstwerk / 遺伝子アートワーク
2766 . Hubert Haensel / Ein Rhodan zuviel / ローダンが多すぎる
2767 . Caroline Brandt / Die Engel der Schmiege / やわらかい天使たち
2768 . (未詳)
2769 . Rainer Castor / (未詳)

□ Perry Rhodan-Heft 2760話「ポスビ=パラノイア」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2760-posbi-paranoia.html ]

 (承前)

 富豪ヴィコル・ブガシドウの自家用船《クルーゼンシュテルン》――

「憶えて、いるでしょうか……?」
「ポスビとは~」
「ポジトロン生体ロボットの略です」
「ポジトロニクスに、生体プラズマを付加して~」
「好奇心とか、学習意欲とかを、付与した~」
「天然なロボットなのです」
「……」
「《クルーゼンシュテルン》は~」
「元は、ポスビのフラグメント船――1辺2.5kmのサイコロ型」
「プラズマ司令を失い、自律航行できない状態で~」
「売られたトコロを~」
「富豪ヴィコル・ブガシドウが~」
「買い取って~」
「人を雇って乗せて~」
「乗り回しています」
「登記上は、自家用船ですが~」
「実態は、巨大戦艦」
「……」
「富豪ヴィコル・ブガシドウが~」
「このフラグメント船を、購入した時~」
「船内には、ポスビの一群がいました」
「――オレたちの職場を守れー」
「――立て万国の労働者ー」
「――おー」
「このポスビ一同が、自称〈旧人民〉」
「立て籠もった区画が、〈旧オーブラスチ〉」
「今も、船内には~」
「――この〈おいちゃん〉は~」
「――ローリンと戦争したんだっ」
「――この〈マダラのフェルディナンド〉は~」
「――ペリー・ローダンといっしょに、タマニウムを征服したんだっ」
「――がはは」
「とかいう連中が、タムロしていたり」
「《クルーゼンシュテルン》は~」
「登記上は、富豪ヴィコル・ブガシドウの船ですが~」
「実態は、ポスビの独立国家」
「……」
「富豪ヴィコル・ブガシドウが~」
「このフラグメント船を、購入した時~」
「船内には、プラズマ司令がいませんでした」
「が」
「先般――」
「アルコン貴族、ツォルトラル家のアノウンさんのトコロで~」
「居候して、真鍮ゲームにハマっていた~」
「プラズマ脳〈アダム〉を~」
「スカウトして、搭載」
「――たっぷん」
「《クルーゼンシュテルン》は~」
「登記上は、富豪ヴィコル・ブガシドウの自家用船ですが~」
「実態は、完璧なポスビ艦」

 銀河系とアンドロメダ銀河の間――

「富豪ヴィコル・ブガシドウの《クルーゼンシュテルン》は~」
「ポスビ船《BOX=20215》の誘導で~」
「銀河間の虚空の暗黒惑星=ポスビ基地のひとつへ」
「と」
「――!」
「――うわーっ」
「――ハイパー嵐がっ」
「なんとか回避しましたが~」
「――誘導ビームが、消えてる?」
「――ポスビ船《BOX=20215》が、いない?」
「――残骸とかも、ない?」
「――いきなり姿をくらますとか~」
「――ポスビらしくないですねえ」
「で」
「富豪ヴィコル・ブガシドウ」
「船長マリアン・ヨンダー」
「アラス医師、ジャティンさん」
「3名は~」
「識者の意見を、求めて~」
「〈旧オーブラスチ〉へ」

 《クルーゼンシュテルン》内、〈旧オーブラスチ〉――

「船内のポスビたちも~」
「――いきなり、姿をくらますとか~」
「――ポスビらしくないですねえ」
「――(ひそひそ)」
「――(どうする?)」
「――(教えちゃう?)」
「――(いーんじゃない?)」
「――何にしても~」
「――行き先は、この座標ですねえ」
「船内のポスビたちは~」
「ポスビ船《BOX=20215》が~」
「目指していた~」
「暗黒惑星の座標を、教えてくれました」
「――惑星エヴァブラック?」
「……」
「憶えて、いるでしょうか……?」
「西暦2113年――」
「ポスビが、銀河系にとって最大の脅威だった時代――」
「太陽系帝国の軽巡《ブレスラウ》は~」
「銀河系の縁から11万8000光年の虚空に~」
「ポスビ基地=恒星を持たない惑星を、発見」
「エヴァブラックと、命名したのです」
「……」
「船内のポスビたちは~」
「ポスビ船《BOX=20215》について~」
「なお考える」
「――説明してる余裕が、なかったのか~」
「――他の何かに、気をとられていたのか~」
「――ただ置き去り、ってのは~」
「――不穏な感じしか、しませんのでねえ」
「富豪ヴィコル・ブガシドウに~」
「提案して、曰く」
「――生身の乗員は、冬眠して~」
「――ポスビだけで、操縦して~」
「――暗黒惑星エヴァブラックに、行くですよ」
「――この船の昔の識別コードを使って~」
「――ボクたち、太古の銀河間遠征部隊でーす」
「――何世紀も前に、銀河系を出たのでーす」
「――今ようやく帰到したのでーす」
「――と、身元詐称するですよ」
「とはいえ」
「富豪ヴィコル・ブガシドウ」
「船長マリアン・ヨンダー」
「アラス医師、ジャティンさん」
「加えて」
「アンティ、ペオ・タトサノル」
「4名だけは~」
「冬眠しないで~」
「大型ポスビの胴体に、潜んで~」
「個体アブゾーバーで、探知を防いで~」
「とにかく事態を見守ることに」
「……」
「憶えて、いるでしょうか……?」
「アンティ、ペオ・タトサノルは~」
「強力な超能力を有する、若いアンティ」
「少し前は――」
「アトピック法廷の廷吏=ジャジュ種族のレザ・ヴリョトの~」
「助手として~」
「ハルト人、イホ・トロトの捕獲を、手伝ったり」
「《クルーゼンシュテルン》の面々と、対決したり」
「敗北して、重傷を負ったり」
「今は――」
「《クルーゼンシュテルン》で~」
「恩赦を夢見る懲役囚、みたいな身の上」
「実態は~」
「アラス医師、ジャティンさんの~」
「奴隷のようなモノ」
「――強力な超能力で、みんなを守るのよっ」

 暗黒惑星エヴァブラック近傍――

「《クルーゼンシュテルン》は~」
「――ぴーひょろひょろひょろ……」
「暗黒惑星エヴァブラックと、データ通信」
「――ボクたち、太古の銀河間遠征部隊でーす」
「報告しました」
「で」
「そうするうちに~」
「――何だか、話が噛み合わない?」
「わかってきました」
「――上陸を許可する前に?」
「――船内を、点検したい?」
「――とりわけ?」
「――テラナーは乗っていない、と確認したい?」
「《クルーゼンシュテルン》としては~」
「想定していたコトです」
「点検は、難なくクリア」

 暗黒惑星エヴァブラック――

「《クルーゼンシュテルン》の代表団は~」
「暗黒惑星に降下」
「で」
「すぐに~」
「わかってきました」
「――暗黒惑星エヴァブラックのポスビたちは?」
「――被害妄想に、やられている?」
「――自分のコトも、信じられないくらい?」
「――完全にイカレている?」

 暗黒惑星エヴァブラック――

「新型ポスビのテトーンは~」
「ジャウナ・トゴヤさん――《ジュール・ヴェルヌ》艦長もしていた――の~」
「弟分です」
「――太古の遠征隊、というのは本当か?」
「――テラナーは乗っていない、というのは、確実か?」
「――ポスビ何体かを呼び寄せて~」
「――見極めたい」
「で」
「《クルーゼンシュテルン》から招かれた~」
「ポスビ一同――テラナーとアンティが入った――は~」
「――!」
「新型ポスビのテトーンを~」
「あっさり拉致」

 暗黒惑星エヴァブラック近傍、《クルーゼンシュテルン》――

「新型ポスビのテトーンを~」
「調査して~」
「わかってきました」
「――生体プラズマが?」
「――プリオンみたいな未知の物質に、感染している?」
「――目下のところ、特効薬なし?」
「……」
「《クルーゼンシュテルン》の一同は~」
「知らないコトでしたが~」
「前回~」
「惑星ファンワネルで~」
「テフローダーたちが~」
「ポスビ船の空調に~」
「――バルピロール形成性操作蛋白質をっ」
「――ポスビ向けのウィルスなのだっ」
「何か仕掛けていたのです」
「……」
「そうこう、するうちに~」
「《クルーゼンシュテルン》船内にも~」
「患者発生」
「――この疫病は?」
「――テフローダーが?」
「――オンリョン人と共同開発したのかも?」
「と、いうのも~」
「この疫病は~」
「ポスビを~」
「テラナー嫌いにして~」
「ヴェトリス=モラウドのファンにするのです」

 暗黒惑星エヴァブラック――

「おりしも~」
「テフローダー国家〈新タマニウム〉の首長、ヴェトリス=モラウドが~」
「旗艦《ヴォーラタ》で~」
「暗黒惑星エヴァブラックを、来訪」
「ポスビたちは~」
「規律正しく、熱狂して、崇拝して~」
「――テラの束縛から、どうか解放してくださいっ」
「救世主扱い」

 暗黒惑星エヴァブラック近傍、《クルーゼンシュテルン》――

「船内では~」
「ポスビ一同に、検疫実施」
「プラズマ司令は~」
「――感染したら、停止するように~」
「仕掛けをしたり」
「……」
「富豪ヴィコル・ブガシドウは~」
「《クルーゼンシュテルン》で~」
「――(じーっと)」
「惑星エヴァブラックの事態を、見守るのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 週末はSF大会です。


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