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821 [2014/04/28]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2749 . Michael Marcus Thurner / Die Stadt Allerorten / 全所の都市
2750 . Uwe Anton / Aufbruch / 旅立ち
2751 . Leo Lukas / Gucky auf AIKKAUD / 《アイッカウド》に立つグッキー
2752 . Hubert Haensel / Das Antlitz des Rebellen / 反逆者の顔
2753 . Michelle Stern / Endstation Cestervelder / 終着駅ケステルヴェルダー
2754 . Michelle Stern & Christian Montillon / Die zerstörte Welt / 壊れた惑星
2755 . Michael Marcus Thurner / Der Schuldmeister / 罪主

□ Perry Rhodan-Heft 2749話「全所の都市」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2749-die-stadt-allerorten.html ]

 異銀河、惑星ブク――

「《ジュール・ヴェルヌ》が~」
「銀河系のブラックホール・テファヤに、墜落した時~」
「ロボット、クイックシルヴァーと共に~」
「消息不明になっていた~」
「レジナルド・ブルは~」
「異銀河の、惑星ブクの、州都ゴンテルの、ある家で~」
「――はっ」
「目覚めました」
「家の中を、探検しますが~」
「――誰もいない?」
「……」
「ちなみに」
「この家は~」
「どうしたコトだか~」
「間取りとか、内装が~」
「惑星テラ、旧都テラニアの~」
「アッパーウェスト・ガルナル通り746の~」
「旧ペリー・ローダン邸と、同じらしい」
「……」
「ともあれ」
「レジナルド・ブルは~」
「この家で~」
「妙な布切れを、発見」
「身につけてみると~」
「――!」
「現地のブク人――コウモリ似――の姿になれました」
「――この布切れを~」
「――アイデンターと、命名しようっ」
「……」
「レジナルド・ブルは~」
「――帰郷の手段を、探すのだ」
「ブク人たちの手を借りて~」
「35年前に墜落した宇宙船の残骸を、探索」
「たどりついた~」
「残骸の中で~」
「ロボット、クイックシルヴァーと~」
「再会です」
「……」
「クイックシルヴァーは~」
「曰く」
「――この宇宙船の構造記憶制御装置を~」
「――手に入れたいのです」
「さらに、曰く」
「――手伝ってくれたら~」
「――〈全所の都市〉に~」
「――入れてあげます」
「――うまくすれば、銀河系に帰れるかもです」
「で」
「レジナルド・ブルは~」
「囮を務めることに」

 (ここまで、前回のあらすじ)

 残骸内部――

「レジナルド・ブルは~」
「パーツ守護者――残骸に混じる琥珀色の物質――に~」
「追われて、逃げて~」
「なんとか、生きのびました」
「――アイデンターが無ければ、死んでいたかも」
「……」
「その隙に~」
「クイックシルヴァーは~」
「保安装置に、たどりつき~」
「スイッチを切断」
「船載脳〈船兄〉と接続」
「制御下に置きました」
「――構造記憶制御装置は?」
「――持ち出されたあと?」
「がっかりです」

 残骸内部――

「レジナルド・ブルは~」
「船載脳〈船兄〉と、話して~」
「――広域自衛プログラムを、停止するのだ」
「〈奪生命力装置〉を止めさせて~」
「惑星ブクを覆う勢いだった不吉な影響を、消しました」
「加えて」
「――現地のブク人たちに~」
「――調査とか研究を、許可するのだ」
「――そうすれば~」
「――ブク人の手を借りて~」
「――いつの日か、惑星ブクを離陸できるかもだ」

 残骸内部――

「ロボット、クイックシルヴァーは~」
「レジナルド・ブルに~」
「語ります」
「――〈全所の都市〉ファ・ガシャパルの、宇宙考古学者たちは~」
「――超知性体や~」
「――コスモクラートや~」
「――カオタークや~」
「――とにかく、高次勢力の遺産に~」
「――興味を示しているのです」
「さらに、曰く」
「――じつは~」
「――このクイックシルヴァーは~」
「――都市の宇宙考古学者たちの依頼で~」
「――高次勢力の遺産を~」
「――収集しているのです」
「――もし、今回、成功していたなら~」
「――手伝ったアナタを~」
「――都市に連れていけたのです」
「――が」
「――構造記憶制御装置は、手に入りませんでした」
「つまり」
「――都市の厳格なプロトコル5条のうちの1条が~」
「――無資格なヒトの同行を、禁じているのです」
「――連れていけません」
「と、いう次第で」
「――最後にアドバイスします」
「――アイデンターを、破ってはダメです」
「――絶対に、破ってはダメです」
「――さらばです」
「レジナルド・ブルは~」
「取り残されたのでした」

 惑星ブク――

「レジナルド・ブルが、アイデンターで化けたブク人は~」
「――よくぞ、不吉な影響を消してくれたっ」
「称賛を受けました」
「で」
「ブク人女性、オミエさんは~」
「レジナルド・ブルの正体を知って、なお~」
「――結婚しましょう」
「……」
「レジナルド・ブルは~」
「ブク人の進歩を、助けます」
「――そうすれば~」
「――ブク人の手を借りて~」
「――いつの日か、惑星テラに帰還できるかもだ」

 ある日、州都ゴンテルのあの家――

「レジナルド・ブルは~」
「クイックシルヴァーが言い残したコトを~」
「思い返して~」
「――本当に言おうとしたコトは、何だろう?」
「アイデンターを、少し破ってみました」
「――びりっ」
「と」
「脚4本、腕2本、獅子のたてがみ、人に似た顔」
「全身を覆う、金属質の鱗のような小片」
「ちょっと東洋風の龍を、思わせる~」
「ヨトイのジャヨ・ペンインが~」
「出現」
「――〈全所の都市〉から来ました」
「――プロトコルの公僕です」
「――イデンターの監視者です」
「――アナタには~」
「――都市の通行手形がありますね」
「……」
「じつは」
「アイデンターは~」
「装着者に~」
「一時的な通行手形を、書きこんでいたらしい」
「ただし」
「この仕掛けは、同時に~」
「装着者の精神を~」
「ゆっくり、蝕んでもいるらしい」
「……」
「ともあれ」
「無資格のレジナルド・ブルは~」
「プロトコルの公僕、ジャヨ・ペンインを、たばかって~」
「ブレヴィオされたこの家のゲートを、抜けたのでした」

 〈全所の都市〉ファ・ガシャパル――

「イントトロニクス制御のブレヴィ領域でつながる~」
「諸銀河の無数の惑星にあるブレヴィオされた区画とか、家とか~」
「これらの集まりが~」
「〈全所の都市〉ファ・ガシャパルです」
「……」
「レジナルド・ブルは~」
「まず、都市区画ガラッサナンドへ」
「そこから」
「プロトコルの公僕、ジャヨ・ペンインに案内させて~」
「こちらの都市区画のパーティから~」
「あちらの都市区画のパーティへ~」
「パーティを、ハシゴ」
「そうした中~」
「――プロトコルの公僕、トイダ・ジョナロが?」
「――アトピック法廷の専門家?」
「とか、小耳にはさんだり」

 一方――

「――アッンタス・アテルサムっ」
「――グルラウク・ゴトッディンっ」
「――無資格の侵入者を、捕らえるのだっ」
「プロトコル捜査員2名が~」
「レジナルド・ブルの足取りを、追う」
「……」
「ちなみに」
「このプロトコル捜査員2名は、ストーヴァー」
「頭と胴体は、ヒューマノイドを思わせますが~」
「移動には、跳躍腕2本を使う」
「ヒトならへそが有るあたりに、3本目の細い腕が生えていたり」

 チュパ・レルジャト主催の大パーティ――

「主催者のチュパ・レルジャトは~」
「ヒエゴスト」
「惑星フェンファー産の爬虫類」
「でした……が」
「今は、飛行カプセルに詰まった脳の姿です」
「――それでも、故郷に帰りたい」
「思うのですが」
「厳格な都市のプロトコルが~」
「封鎖区画に行くのを~」
「禁じているのです」
「……」
「パーティで~」
「レジナルド・ブルは~」
「飛行脳、チュパ・レルジャトに~」
「昔のヴォイド遠征のコトを、物語り~」
「大ウケしたところで~」
「尋ねてみました」
「――惑星テラへの帰り道を、知らないか?」
「この時――」
「飛行脳、チュパ・レルジャトは~」
「レジナルド・ブルの中に~」
「自分と同じモノを見ました」
「――アナタを追って~」
「――プロトコル捜査員が、来ています」
「――このチュパ・レルジャトも、仲間にしてください」
「――このチュパ・レルジャトの帰郷を、助けてください」
「で」
「レジナルド・ブル」
「飛行脳、チュパ・レルジャト」
「両名は~」
「プロトコルの公僕、ジャヨ・ペンインを、人質にして~」
「逃走します」

 〈全所の都市〉ファ・ガシャパル――

「飛行脳、チュパ・レルジャトによれば~」
「――都市区画ダッヴァオを、目指すのです」
「――そこの収集品保管庫に~」
「――一時的な通行手形を、恒久的な通行手形に書き替える~」
「――〈単一価封印体〉とかいうモノが~」
「――あるとか、いうのです」
「――アナタのような、強い精神の持ち主なら~」
「――使いこなして~」
「――〈全所の都市〉の、どこへでも~」
「――封鎖区画にも~」
「――行けるかもです」
「――そうしたら~」
「――このチュパ・レルジャトを~」
「――故郷に戻してください」
「一方」
「レジナルド・ブルは~」
「そうこう、するうちに~」
「――?」
「――むぅ?」
「一時的な通行手形が~」
「健康に影響しはじめました」
「――書き替えたら、状況は改善するのか?」

 都市区画ダッヴァオ――

「レジナルド・ブル」
「飛行脳、チュパ・レルジャト」
「両名は~」
「プロトコルの公僕、ジャヨ・ペンインを、人質にしたまま~」
「都市区画ダッヴァオの、収集品保管庫へ」
「と」
「――そこまでだっ」
「アッンタス・アテルサム」
「グルラウク・ゴトッディン」
「プロトコル捜査員2名が~」
「追撃」
「――ばーん」
「飛行脳、チュパ・レルジャト」
「プロトコル捜査員、アッンタス・アテルサム」
「両名は~」
「――うっ」
「――うっ」
「相打ち」
「レジナルド・ブルは~」
「〈単一価封印体〉を、手に入れました」
「――これは……?」
「――メモリング?」
「……」
「憶えて、いるでしょうか?」
「その昔――」
「コスモクラートは~」
「超知性体〈それ〉のもとに~」
「特殊な細胞活性装置2基を、送り~」
「続いて~」
「使者カルフェシュに、持たせて~」
「細胞活性装置2基の調整データを、送りました」
「この時~」
「使者カルフェシュが、運んだのが~」
「メモリングという筒形の装置」
「細胞活性装置を調整する装置、だったのです」
「……」
「このメモリング=〈単一価封印体〉は~」
「精神的な手段で~」
「レジナルド・ブルに、語りかけました」
「――当方は~」
「――カオタークのメモリングです」
「さらに、提案して曰く」
「――当座の問題を解決するために~」
「――アナタの細胞活性装置チップを、書き替えませんか?」
「何のメリットが、あるでしょうか?」
「――アナタは~」
「――恒久的な通行手形を、得ることになります」
「何かデメリットが、あるでしょうか?」
「――アナタは~」
「――カオタークの協力者と、認識されます」
「選択の余地は、なさそうです」
「――頼もうっ」
「――頼まれましたっ」
「――かっ!」

 かくして――

「レジナルド・ブルは~」
「恒久的な通行手形で~」
「ブレヴィ領域に、逃げこみ~」
「プロトコルの公僕、ジャヨ・ペンインを~」
「人質から、解放」
「で」
「惑星テラへ」

 新銀河暦1516年7月11日――

「レジナルド・ブルが~」
「出現したのは~」
「惑星テラのブレヴィオされた区画」
「すなわち」
「旧都テラニア、アッパーウェスト・ガルナル通り746の~」
「旧ペリー・ローダン邸でした」
「――!」
「留守番していた~」
「ペリー・ローダンの孫娘、ファリエ・セフェロアさん」
「訪ねてきていた~」
「ハルト人、アヴァン・タクロル」
「両名と、対面」
「と」
「――そこまでだっ」
「プロトコル捜査員、グルラウク・ゴトッディンが~」
「追撃」
「――ばーん」
「ハルト人、アヴァン・タクロル」
「プロトコル捜査員、グルラウク・ゴトッディン」
「両名は~」
「対決します」
「が」
「――そこまでっ」
「ロボット、クイックシルヴァーが~」
「出現」
「戦いを、やめさせると~」
「レジナルド・ブルに、曰く」
「――アイデンターと、〈単一価封印体〉を、返すのです」
「――そうすれば~」
「――すべて不問です」
「……」
「かくして」
「プロトコル捜査員、グルラウク・ゴトッディンは~」
「アイデンターと、〈単一価封印体〉を、受け取り~」
「ゲートを抜けて、去り~」
「惑星テラのブレヴィオされた区画=旧ペリー・ローダン邸は~」
「封鎖されました」
「が」
「どうやら」
「レジナルド・ブルは~」
「恒久的な通行手形を持っているので~」
「好きな時に、〈全所の都市〉に行けるようです」

 ところで――

「レジナルド・ブルが~」
「思い返してみるに」
「――そもそも?」
「――クイックシルヴァーは?」
「――〈全所の都市〉の宇宙考古学者たちのために?」
「――高次勢力の遺産を?」
「――収集していて?」
「――つまり?」
「――《ジュール・ヴェルヌ》の超技術〈白い部屋〉を?」
「――収集に来て?」
「――オレを、巻きこんだし?」
「――けっきょく?」
「――メモリングの件も?」
「――全部、コイツが裏で糸を引いてた?」
「レジナルド・ブルは~」
「クイックシルヴァーの身柄を、拘束したという」

 以下次号――

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 次号、2750話。


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