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817 [2014/03/31]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇クルト・ラスヴィッツ賞 2014
◇ペリー・ローダン近況


◆クルト・ラスヴィッツ賞 2014

 本年の Kurd Laßwitz Preis のノミネート作品を。
 授与式は、9月20日、ライプツィヒの ElsterCon にての予定。

□ Bester deutschsprachiger SF-Roman 国内長篇部門ノミネート作品

・Dirk van den Boom / Kaiserkrieger / 皇帝の戦士たち
 ――第1サイクル6話が対象。Atlantis 社

・Dirk van den Boom / Eine Reise alter Helden / いにしえの英雄たちの旅路
 ――Die Neunte Expansion「第九次拡張」第1巻。Wurdack 社

・Matthias Falke / Bran / ブラン
 ――Atlantis 社

・Frank W. Haubold / Das Todes-Labyrinth / 死の迷宮
 ――Götterdämmerung「神々の黄昏」第2巻。Atlantis 社

・Wolfgang Jeschke / Dschiheads / ジヘッズ
 ――Heyne 社

・Claudia Kern / Homo Sapiens 404 / ホモ・サピエンス404
 ――第1部6話が対象。Rohde 社

・Georg Klein/ Die Zukunft des Mars / 火星の未来
 ――Rowohlt 社

・Karsten Kruschel / Das Dickicht / 藪
 ――Vilm「ヴィルム」第4巻。Wurdack 社

・Uwe Post / SchrottT / スクラップT
 ――Atlantis 社

・Hannes Stein / Der Komet / 彗星
 ――Galiani 社

□ Beste deutschsprachige SF-Erzählung 国内短篇部門ノミネート作品

・Marcus Hammerschmitt / Im Krankenparlament / 罹疾議会
 ――Hilscher/Iwoleit編『Nova』21号に収録

・Thorsten Küper / Grosvenors Räderwerk / グロスヴェノールの歯車じかけ
 ――Moreau/Kemmler/Wipperfürth 編『Exodus』30 に収録

・Michael Marrak / Coen Sloterdykes diametral levitierendes Chronoversum / コーエン・スロッターダイクの正対して浮遊する時間宇宙
 ――Hilscher/Iwoleit編『Nova』21号に収録

・Frank Neugebauer / Milch für den Schlangenkönig / 蛇王に捧ぐ乳
 ――Moreau/Kemmler/Wipperfürth 編『Exodus』30 に収録

・Erik Simon / Der Gesang vom Stierkampf / 闘牛の歌
 ――短篇集 Zeitmaschinen, Spieglwelten『タイムマシンと鏡像世界だらけ』に収録、Shayol 社

・Norbert Stöbe / Rette mich / ヘルプ・ミー
 ――Hilscher/Iwoleit編『Nova』21号に収録

・Merlin Thomas / Operation Heal / 癒し作戦
 ――Michael Haitel 編 Blackburn『ブラックバーン』に収録、p.machinery 社

□ Bestes ausländisches SF-Werk 海外作品部門ノミネート作品

・Paolo Bacigalupi / The Drowned Cities / Versunkene Städte / 溺れた街々
 ――Heyne 社

・Terry Pratchett & Stephen Baxter / The Long Earth / Die lange Erde / 悠久の地球
 ――The Long Earth 第1巻、Goldmann Manhattan

・Rob Reid / Year Zero / Galaxy Tunes(R) / 登録商標ギャラクシー・チューン
 ――Heyne 社

・Kim Stanley Robinson / 2312 / 2312 / 2312年
 ――Heyne 社

・Jo Walton / Among Others / In einer anderen Welt / 異類たちに立ち交じり
 ――Golkonda 社

□ Beste übersetzung zur SF ins Deutsche 翻訳部門ノミネート作品

・Andrea Bottlinger
 ――Christie Golden 著 Heimkehr / Homecoming / 帰郷 (Cross Cult 社) の翻訳に対して

・Juliane Gräbener-Müller

 ――Lavie Tidhar 著 Osama / Osama / オサマ (Rogner & Bernhard 社) の翻訳に対して

・Gerald Jung
 ――Terry Pratchett & Stephen Baxter 著 Die lange Erde / The Long Earth / 悠久の地球 (Manhattan 社) の翻訳に対して

・Bernhard Kempen
 ――Rob Reid 著 Galaxy Tunes(R) / Year Zero / 登録商標ギャラクシー・チューン (Heyne 社) の翻訳に対して

・Frauke Meier
 ――Jack McDevitt & Mike Resnick 著 Das Cassandra-Projekt / The Cassandra Project / カッサンドラ・プロジェクト (Bastei Lübbe 社) の翻訳に対して

・Hannes Riffel
 ――Jo Walton 著 In einer anderen Welt / Among Others / 異類たちに立ち交じり (Golkonda 社) の翻訳に対して

・Jakob Schmidt
 ――Kim Stanley Robinson 著 2312 / 2312 / 2312年 (Heyne 社) の翻訳に対して

・Margo Jane Warnken
 ――Julie Phillips 著 James Tiptree Jr. - Das Doppelleben der Alice B. Sheldon / James Tiptree, Jr.: The Double Life of Alice B. Sheldon / ジェイムズ・ティプトリーJr.――アリス・B・シェルドンの二重生活 (Septime 社) の翻訳に対して

□ Beste Graphik zur SF アート部門ノミネート作品

・Lothar Bauer
 ――Haitel 編 Enter Sandman / エンター・サンドマン (p.machinery 社) の装丁画に対して

・Pierangelo Boog
 ――Moreau/Wipperfürth/Kemmler 編『Exodus』30号の装丁画に対して

・Martin Frei
 ――Peter David 著 Star Trek-New Frontier 9: Excalibur: Restauration / スタートレック――ニューフロンティア9巻『レスタレーション』 (Cross Cult 社)の装丁画に対して

・Timo Kümmel
 ――Matthias Falke 著 Bran / ブラン (Atlantis 社)の装丁画に対して

・Thomas Thiemeyer
 ――Bollhöfener 編『phantastisch!』50号 (Atlantis 社)の装丁画に対して

□ Bestes deutschsprachiges SF-Hörspiel ラジオドラマ部門ノミネート作品

 本年、該当作なし。

□ Sonderpreis für herausragende Leistungen im Bereich der deutschsprachigen SF 特別賞・優秀活動部門ノミネート

・Klaus Bollhöfener und sein Team von "phantastisch!"
 ――SF専門誌『phantastisch!』50号刊行に対して。

・Frank G. Gerigk
 ――画集 Perry Rhodan-Illustrator Johnny Bruck - Der meist publizierte Künstler des Universums / ペリー・ローダン挿画家ジョニー・ブルック――宇宙最大の商業画家 (Marlon 社)の刊行に対して。

・Martin Kempf und sein Team vom "Fandom Observer"
 ――情報誌『Fandom Observer』が25年にして300号を刊行することに対して。

・Sascha Mamczak, Erik Simon und Hannes Riffel
 ――Golkonda 社と Heyne 社による、ストルガツキー兄弟の作品の刊行に対して。

・Franz Rottensteiner
 ――Quarber Merkur 刊行50周年に対して。

・Jürgen Schütz
 ――ドイツにおけるジェイムズ・ティプトリーJr.の全作品刊行に対して。

【関連サイト】
・Kurd Laßwitz Preis のサイト
[ http://www.kurd-lasswitz-preis.de/ ]


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2745 . Uwe Anton / Kodewort ZbV / 暗号名ZbV
2746 . Marc A. Herren / Start der REGINALD BULL / 《レジナルド・ブル》発進
2747 . Wim Vandemaan / Neu-Atlantis / 新=アトランティス
2748 . Michael Marcus Thurner / Die Himmelsscherbe / 天の欠片
2749 . Michael Marcus Thurner / Die Stadt Allerorten / 全所の都市
2750 . Uwe Anton / Aufbruch / 旅立ち

□ Perry Rhodan-Heft 2745話「暗号名ZbV」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2745-kodewort-zbv ]

 (承前)

 2年前:新銀河暦1514年、銀河系――

「突如として、あらわれた~」
「アトピック法廷を自称する、得体の知れない集団……」
「アトプの裁判官、とか」
「その配下の~」
「有象無象の艦隊を有する、オンリョン人とか」
「変身能力者=ジャジュ種族とか」
「人当たりの良い、テスキル人とか」
「こうした連中が~」
「――我らがアトピック・オルドの平和を、あまねく銀河に広げたい」
「――従わなければ、即・厳罰」
「――犯罪者予備軍は、即・投獄」
「勝手な主張を~」
「武力で押し通し~」
「銀河系は、実質の戒厳令下」
「銀河系の住民は~」
「振り回されて、右往左往」
「ふと、気づいてみれば~」
「アトピック法廷は~」
「銀河系を、実効支配しかけていたのです」

 現在:新銀河暦1516年、星系イルヴィンの惑星ヴィスニンク――

「オンリョン人が~」
「惑星ヴィスニンクに~」
「オルドの碑を、立てました」
「……」
「ちなみに」
「オルドの碑は~」
「アトプの法を、語ります」
「オルドの碑に、触れる者は~」
「アトプの裁判官から、問い掛けられます」
「――訴えたい不正は、何ですか?」
「オルドの碑は~」
「いつでもどこでも、裁判を受け付け~」
「万事・万物・万民を~」
「アトピック・オルドのもとに、導くのです」
「……」
「惑星ヴィスニンクに住む~」
「ブルー人、ガタス族たちは~」
「――そんなモノいらねー」
「――オラたちの惑星から出ていけー」
「オルドの碑を、撤去しようとして~」
「――どどーん」
「――ばーん」
「高い代償を支払うことに、なったのでした」

 星系ヘリタス、惑星テフォル――

「新タマニウムは~」
「アンドロメダ銀河から移住したテフローダーの国家」
「首星は、惑星テフォルです」
「先般――」
「新タマニウム首長、ヴェトリス=モラウドは~」
「アトピック法廷と協力関係を築き~」
「細胞活性装置――卵型――を、授与されて~」
「今は〈新マガン〉と称していたり」
「……」
「さて」
「この日――」
「アトピック法廷の廷吏、テスキル人のダイケが~」
「〈新マガン〉ヴェトリス=モラウドを~」
「訪ねて、曰く」
「――テラナーが~」
「――ZbVという秘密計画を、推進しているのです」
「――調べてほしいのです」
「さらに」
「テスキル人、ダイケは~」
「いつも通り、ついでに曰く」
「――新タマニウムの諸惑星にも~」
「――そろそろ、オルドの碑を立てませんか?」
「ヴェトリス=モラウドも~」
「いつも通り、重ねて曰く」
「――それは、御免こうむる」

 プレアデス星団、恒星ヨグル第7惑星マハラニ――

「自由テラナー連盟は~」
「かつて、惑星テラを首星とした、テラナー主体の国家」
「今の首星は、惑星マハラニ」
「今の首長は、政庁首席アルン・ジョシャナン」
「現在、太陽系政庁も、惑星マハラニにあります」
「……」
「さて」
「この日――」
「太陽系政庁で~」
「閣議がありました」
「情報機関TLDの長官、マエル・タングイは~」
「――惑星ヴィスニンクにおける~」
「――コトの次第を、説明いたします」
「政庁首席も~」
「大臣も~」
「頭を抱えます」
「すでに~」
「オンリョン人は~」
「自由テラナー連盟の惑星30個に~」
「オルドの碑を、立てていたのです」
「――もし、ウチの住民が?」
「――オラたちの惑星から出ていけー、と行動に出たら?」
「――高い代償を支払うことに、なる?」
「あれこれ」
「議論していると~」
「――?」
「――オンリョン人の艦隊が、接近してる?」

 星系ヨグル、オンリョン人の艦隊――

「接近する~」
「シェクヴァル・ゲネリク指揮下の~」
「オンリョン人の艦隊は~」
「――48時間の猶予をあたえるっ」
「一方的に、通告」
「――48時間したら~」
「――惑星マハラニに、〈オルドの碑〉を立てるっ」
「さらに、通告」
「――太陽系政庁も、明け渡すのだっ」
「――太陽系政庁の計算脳〈ラオツェ〉には~」
「――銀河系の星域分割を、手伝ってもらうのだっ」

 惑星マハラニ、太陽系政庁――

「閣議は~」
「踊っていました」
「――ワレワレには、打つ手がないっ」
「――オンリョン人のリニア空間魚雷を、防ぐ手段がないのだっ」
「――降伏か? 破滅か?」
「いずれも最悪の二択です」
「あれこれ」
「議論していると~」
「――?」
「変形能力者コーダ・アラティール種族、アッティラ・レッコル」
「〈グレー伯爵〉ホーマー・G・アダムズ」
「両名が~」
「やってきました」

 ポスビの宇宙ステーション《ホイーラー》――

「自由テラナー連盟の主席科学者、シク・ドルクスタイゲルさんは~」
「宇宙船《グラストンベリー》で~」
「宇宙ステーション《ホイーラー》に、到着」
「保安調査の後~」
「宇宙船《グラストンベリー》は~」
「ポントン級テンダー《アトラスXXI》に、移動」
「――ホークIIIを、ホークIVに換装しまーす」
「……」
「ちなみに」
「ホークとは~」
「この時代の、リニア・コンヴァーターです」
「新銀河暦1331年――」
「ハイパー物理学的抵抗が増大し~」
「広くハイテクがダメになり~」
「人類の星間航行技術は~」
「リニア駆動まで、逆戻り」
「ホーク型補正コンヴァーターは~」
「ハイパー物理学的抵抗増大の時代に即した~」
「新開発のリニア駆動系なのです」
「で」
「ホークIは~」
「遮蔽フィールドで~」
「通常空間の物理法則を、部分吸収して~」
「いわゆる半空間に、船を移行」
「インパルス・エンジンを~」
「――ごごごーっ」
「吹かせば~」
「超光速で、進めるという」
「いわば、昔ながらのリニア駆動」
「が」
「ホークIIは~」
「遮蔽フィールドを2重にして~」
「遮蔽フィールド間に働くハイパーな力で、推進」
「いわば、インパルス・エンジン不要のリニア駆動」
「また」
「ホークIIIは~」
「遮蔽フィールドを3重にして~」
「進路を自在に変えられるように、改良」
「そして」
「このさらに次の世代が、ホークIV」
「なのですが」
「じつは」
「ここには~」
「さらに極秘の~」
「さらに次世代の駆動系も、あったりする」
「――ホークVによって~」
「――ハイパー帆走やら、潮汐流を乗りこなすやら~」
「――将来、可能になるのです」
「とかいう」
「……」
「さて」
「ホーク換装後~」
「ポントン級テンダー《アトラスXXI》は~」
「《グラストンベリー》を載せて~」
「暗黒惑星クルスの、ポスビ秘密基地へ」
「一同は~」
「そこで~」
「ポスビ、ジャウナ・トゴヤさんと~」
「会うのです」

 惑星マハラニ――

「政庁首席アルン・ジョシャナンは~」
「思うに」
「――(オンリョン人の艦隊が~)」
「――(よりにも、よって~)」
「――(オレたちにとって、最悪のタイミングで~)」
「――(狙ったように、この場にあらわれたのは~)」
「――(閣内に、裏切り者がいたからだっ)」
「さらに、思うに」
「――(アッティラ・レッコル)」
「――(ホーマー・G・アダムズ)」
「――(両名の助けを借りて~)」
「――(裏切り者の正体を、暴けたなら……)」
「……」
「ホーマー・G・アダムズは」
「続く閣議に参加して、曰く」
「――このホーマー・G・アダムズは~」
「――オンリョン人を出し抜くモノを、開発させたのです」
「――試作品が完成しているのです」
「さらに、曰く」
「――オンリョン人に、気づかれないように~」
「――ZbV計画の所定のパーツを、所定の場所に揃えるために~」
「――迫り来るオンリョン人の艦隊を、戦闘に引き込み~」
「――時間を稼いでほしいのです」
「加えて、曰く」
「――パーツは~」
「――アンドロメダ銀河から~」
「――恒星転送機〈ホロイン恒星五角形〉を抜けて~」
「――恒星転送機〈カラグ恒星12面体〉に到着する予定なのです」

 惑星マハラニ――

「アッティラ・レッコル」
「ホーマー・G・アダムズ」
「両名は~」
「TLD長官、マエル・タングイに~」
「語って、曰く」
「――大臣の中に~」
「――アトピック法廷の手先が、混じっているようです」
「――変身能力者=ジャジュ種族が~」
「――スヴォーンのヴェリムに、化けているのです」
「じつは~」
「TLD長官、マエル・タングイも~」
「変身能力者=ジャジュ種族なのですが~」
「アッティラ・レッコル」
「ホーマー・G・アダムズ」
「両名は~」
「こちらの正体には気づかぬフリ、で通します」

 暗黒惑星クルス、ポスビ秘密基地――

「《グラストンベリー》は~」
「サイポラン人のサスペンド・ベンチを~」
「積みこみました」
「さらに」
「自由テラナー連盟の主席科学者、シク・ドルクスタイゲルさんは~」
「――テラナーの技術と~」
「――シガ人の技術と~」
「――スヴォーンの技術と~」
「――フェロン人の技術と~」
「――ポスビの技術を合わせた~」
「――最高傑作?」
「――見たところ~」
「――ガラス容器に4歳児を入れた、みたいな?」
「新型計算脳〈アナンシ〉と、引き合わされたり」
「で」
「《グラストンベリー》は~」
「新型計算脳〈アナンシ〉を、搬入」
「ポントン級テンダー《アトラスXXI》は~」
「《グラストンベリー》を載せて~」
「暗黒惑星クルスを、離れたのでした」

 惑星マハラニ――

「ホーマー・G・アダムズの提案は~」
「5票対4票で~」
「閣議承認されました」
「で」
「スヴォーンに化けたジャジュ種族は~」
「――仲間に、連絡しないとっ」
「太陽系政庁を脱出しようとして~」
「――ばーん」
「始末されました」

 最後通牒の期限まで、残り5時間――

「自由テラナー連盟政庁首席アルン・ジョシャナンは~」
「記者会見を、開き~」
「――自由テラナー連盟、屈せずっ」
「宣言しました」
「――ただいまを、もって~」
「――自由テラナー連盟は~」
「――アトピック法廷およびその配下と~」
「――戦争状態に入りました」
「加えて、曰く」
「――生きとし生ける、すべては~」
「――4時間以内に~」
「――太陽系政庁の周囲から、離れてください」
「――太陽系政庁は~」
「――惑星テラに、帰還しますっ」

 星系ヘリタス、惑星テフォル――

「アトピック法廷の廷吏、テスキル人のダイケが~」
「〈新マガン〉ヴェトリス=モラウドを~」
「訪ねて、曰く」
「――自由テラナー連盟は~」
「――恒星転送機〈カラグ恒星12面体〉で~」
「――何か、受け取るようです」
「ただちに~」
「ヴェトリス=モラウドは~」
「超能力者部隊の精鋭たちに、命じました」
「――この〈新マガン〉ヴェトリス=モラウドが、命じるっ」
「――その何かを、分捕ってくるのだっ」

□ 補足 ZbV: zur besonderen Verwendung

 直訳すれば「特別な使用のための」。
 ドイツ軍で「特殊任務」を略して言ったもの。
 なお、ポケットブック・シリーズ Zur besonderen Verwendung は、秘密科学防衛局 Geheim-Wissenschaftliche-Abwehr GWA のエージェントの活躍を描く近未来SFシリーズ。1957年に、K. H. Scheer が始めた。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

・Zur besonderen Verwendung シリーズのタイトルリストは
[ http://www.rlmdi.org/rlmdi/alt/zbv.html ]


d-information ◆ 817 [不定期刊] 2014/03/31
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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