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802 [2013/12/16]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2730 . Oliver Fröhlich / Das Venus-Team / ヴィーナス・チーム
2731 . Michael Marcus Thurner / Gefängniswelten / 監獄惑星
2732 . Uwe Anton / Der Hetork Tesser / へトルクのテッサー
2733 . Michael Nagula / Echo der Apokalypse / アポカリプスの反響
2734 . Uwe Anton / Der Wald und das Mädchen / 森と少女

□ Perry Rhodan-Heft 2730話「ヴィーナス・チーム」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2730-das-venus-team.html ]

 新銀河暦1514年、銀河系――

「銀河系の種族たちは~」
「突如として、あらわれた~」
「アトピック法廷を自称する、得体の知れない集団……」
「アトプの裁判官とか」
「その配下の~」
「強力な艦隊を率いる、オンリョン人とか」
「変形能力者である、ジャジュ種族とか」
「人当たりだけ良い、テスキル人とか」
「こうした一同が~」
「――戦闘行為を、中止せよ(さもないと、殲滅するっ)」
「――犯罪者を、引き渡せ(さもないと、関係者の安全は保証しないっ)」
「――この行為は、合法か?(もちろん、アトプの法に照らしてだっ)」
「勝手な理屈を、主張し~」
「勝手に、行動するのに~」
「振り回されていました」
「……」
「テラナー、ペリー・ローダン」
「アルコン帝国皇帝、ボスティク1世」
「両名は~」
「抗弁の機会も、与えられずに~」
「未然の災厄〈GAヨマードのエクピュロシス〉=〈銀河系の劫火〉の~」
「主犯格として~」
「――有罪っ」
「――禁固500年っ」
「どことも知れない、監獄惑星へ~」
「連行されたのでした」

 年が明けて、星系ソル――

「秘密諜報機関TLDの工作員」
「ブルース・カタイ――」
「バウキス・フェンダー」
「オクストーン人、タキトゥス・ドレイク」
「パトリック・セント・ジョン」
「スヴォーン人、ベナー」
「以上、5名は~」
「命令を受けました」
「――金星に来るのだっ」
「で」
「待ち受けていた~」
「TLD長官、アッティラ・レッコルは~」
「5名に、曰く」
「――極秘作戦に、参加してもらうっ」
「――指揮は、このアッティラ・レッコルが執るっ」

 変形機能船《ジャンゴ》――

「順を追って~」
「前提を、確認しましょう」
「……」
「変形能力者種族ジャジュの、レザ・ヴリョトは~」
「アトピック法廷の法務官」
「というより、狩人」
「昨年は~」
「変形機能船《ジャンゴ》を駆って~」
「スプリンガー+スプリンガー船に化けて、武器を集めたり~」
「リング人+リング人の船に化けて、人材を集めたり~」
「表向きの顔を、いくつも駆使して~」
「容疑者を、追い詰めました」
「――ハルト人、イホ・トロトを、逮捕だっ」
「――ペリー・ローダンも、逮捕してやるっ」
「が」
「ペリー・ローダンは~」
「当時、乗船していた~」
「フラグメント船《クルーゼンシュテルン》の~」
「船主、富豪ヴィコル・ブガシドウや~」
「操縦士、ファリエ・セフェロアさんや~」
「他、乗員たちや~」
「ポスビたちと~」
「――迎え討つのだっ」
「――おーっ」
「――!」
「ジャジュ種族、レザ・ヴリョトも~」
「変形機能船《ジャンゴ》も~」
「傷を負い、逃走」
「――憶えていろよっ」
「で」
「ジャジュ種族、レザ・ヴリョトは~」
「――どろん」
「表向きの顔のひとつ=リング人に化けました」
「変形機能船《ジャンゴ》も~」
「――ぐにょん」
「リング人の船に化けて~」
「星系ソル、金星のポート・ヴィーナスへ」
「表向きの母港に、停泊した~」
「表向き、リング人の船は~」
「――うぃぃぃん」
「自己修復に、いそしむのです」
「……」
「じつは」
「TLDは~」
「当該のリング人と~」
「金星に停泊中の、リング人の船の~」
「素性を、見抜いていました」
「でも」
「うかつに手出しは、できません」
「……」
「さて」
「そうこう、するうちに~」
「先日――」
「惑星テラの衛星ルナ――今はアトピック法廷の座――が~」
「姿を消しました」
「で」
「どうやら~」
「――衛星ルナが消えた時?」
「――ジャジュ種族、レザ・ヴリョトは?」
「――現地にいた?」
「――つまり、目下~」
「――金星に停泊中の、変形機能船は~」
「――無人?」
「……」
「TLDとしては~」
「――拿捕したいっ」
「――アトピック法廷の情報を、入手したいっ」
「――敵の技術を、入手したいっ」
「――味方の武装に、役立てたいっ」

 金星、ポート・ヴィーナス――

「じつは」
「TLD長官、アッティラ・レッコルは~」
「テラナーでは、ありません」
「終末戦隊〈反逆者〉に所属していた、コーダ・アラティール種族」
「で」
「コーダ・アラティール種族は~」
「ジャジュ種族とは、また別の~」
「変形能力を有する種族です」
「……」
「TLD長官、アッティラ・レッコルは~」
「自前の変形能力で~」
「――どろん」
「ジャジュ種族、レザ・ヴリョトを、演じ~」
「変形機能船《ジャンゴ》の~」
「船載脳〈ウィステル〉を~」
「欺こう、というわけです」

 金星、ポート・ヴィーナス、変形機能船《ジャンゴ》――

「計画どおり~」
「部隊6名は、船内へ」
「――船載脳〈ウィステル〉を停止するのだっ」
「もちろん」
「すんなりとは、いきません」
「で」
「TLD長官、アッティラ・レッコルは~」
「芝居開始」
「――金星当局に、告ぐっ」
「――こちらは~」
「――アトピック法廷の法務官、レザ・ヴリョトであるっ」
「――妨害をやめろっ」
「――《ジャンゴ》を離陸させろっ」
「――さもないと~」
「――人質を殺すっ」
「人質=部隊員タキトゥス・ドレイクを~」
「見せしめに~」
「――ばーん」
「……」
「でも」
「部隊員タキトゥス・ドレイクは~」
「普通のテラナーでは、ありません」
「苛酷な惑星オクストーンに植民した、テラナーたちの末裔」
「いわゆる環境適応人」
「すなわち」
「オクストーン人は~」
「外観こそ、先祖であるテラナーに、似るものの~」
「母星の苛酷な環境で、生き存えるため~」
「力や、頑丈さは、ハルト人と互角」
「なので」
「レザ・ヴリョトに化けた、アッティラ・レッコルは~」
「部隊員タキトゥス・ドレイクの頑丈さを、わきまえた上で~」
「――ばーん」
「巧く狙って、撃ったのでした」
「……」
「でも」
「変形機能船《ジャンゴ》の~」
「船載脳〈ウィステル〉は~」
「――テラナーの人質1名を、撃ち殺した?」
「騙されました」

 変形機能船《ジャンゴ》内部――

「やがて~」
「遺体=部隊員タキトゥス・ドレイクは~」
「――むっくり」
「起き上がり~」
「他の部隊員の、拘束を解く」
「――!」
「レザ・ヴリョトに化けた、アッティラ・レッコルは~」
「――やめろっ」
「――さもないと~」
「――コイツを殺すっ」
「今度は~」
「部隊員ブルース・カタイが~」
「人質です」
「……」
「人質=部隊員ブルース・カタイは~」
「オクストーン人では、ありません」
「が」
「本能的に、正しい選択をする~」
「天分の才の持ち主でした」
「……」
「で」
「部隊員ブルース・カタイは~」
「――うわー、助けてくれー」
「うまく立ち回り~」
「レザ・ヴリョトに化けた、アッティラ・レッコルは~」
「――こらーっ……おとなしくしろっ」
「と、時間を稼ぐ」
「……」
「そうするうちに~」
「他の部隊員が~」
「――船載脳〈ウィステル〉を停止したぞっ」
「追加の制圧部隊も~」
「船内に、突入してきたり」

 変形機能船《ジャンゴ》内部――

「でも」
「――自爆装置が、作動している?」
「――!」
「――いったい、どうして?」
「……」
「TARA型ロボットの活躍で~」
「機材やデータの、いくらかは~」
「安全なところに搬出」
「間に合いました」
「が」
「変形機能船《ジャンゴ》は~」
「自爆」
「――ばーん」
「失われました」」

 事件後――

「シク・ドルクスタイゲルさんは~」
「自由テラナー連盟の首席科学者です」
「――費用も、惜しまず~」
「――骨身も、惜しまず~」
「――努力、したのに~」
「――オンリョン人のリニア魚雷への対処法が~」
「――糸口も見つからないのっ」
「行き詰まって~」
「ヒマしていました」
「と」
「そこへ」
「持ちこまれたのが~」
「――変形機能船《ジャンゴ》の残骸?」
「シク・ドルクスタイゲルさんの研究チームは~」
「アルコン人科学者を加え~」
「――さあ、残骸調査よっ」

 星系ソル、惑星テラの都市テラニア――

「ファリエ・セフェロアさんは~」
「テフローダーとテラナーの、クォーター」
「富豪ヴィコル・ブガシドウに、雇われて~」
「《クルーゼンシュテルン》に、操縦士として勤務していました」
「じつは~」
「ペリー・ローダンの孫娘……でもあります」
「……」
「さて、今般――」
「ファリエ・セフェロアさんは~」
「ペットのドードー鳥を、連れて~」
「ペリー・ローダン宅――もと大使館だった空き家――に~」
「引っ越しました」
「で」
「ある晩――」
「ファリエ・セフェロアさんは~」
「ネズミビーバー、グッキーの自宅を、訪問」
「両名は~」
「すぐ、打ち解けたとか」

 星系ソル、惑星テラ――

「ちなみに」
「かつて~」
「新銀河暦1512年に~」
「惑星テラの周回軌道に、衛星ルナが帰還した時~」
「衛星ルナは~」
「アトピック法廷の座に、変わっていました」
「月面は~」
「テクノ=クラストに、覆われ~」
「月上空は~」
「緑色のリパルサー・ウォールに、覆われ~」
「進入不可能でした」
「で」
「緑に輝く月をいただく惑星テラで~」
「社会不安は、増大」
「テラナーたちは、多数~」
「星系ソルから、転出していきました」
「……」
「同時に~」
「緑に輝く月をいただく惑星テラで~」
「宗教団体が、いくつも出現」
「その中に~」
「〈テクノ=マフディ〉を崇める一団が、ありました」
「――恐怖することなかれっ」
「――衛星ルナの、テクノ=クラストは~」
「――救い主〈テクノ=マフディ〉を、育むところだっ」
「――救いの日は、近いっ」

 星系ソル、惑星テラの都市テラニア――

「ちなみに」
「少し前から~」
「都市テラニアでは~」
「怪奇現象が、起きていました」
「――!」
「――遺伝子操作された、蟻の群れが?」
「――都市テラニア全域で?」
「――家や、建物に、虫喰い穴を開けて?」
「――何か、文章を描いている?」
「たとえば、こんな文言です」
「――〈技術は救いである〉」
「……」
「〈テクノ=マフディ〉を崇める一団は~」
「――恐怖することなかれっ」
「――コレは、〈テクノ=マフディのささやき〉であるっ」
「とか、布教するのでした」

 自由テラナー連盟首席科学者、シク・ドルクスタイゲル――

「研究チームは~」
「何ヶ月もかけて、調査した結果~」
「変形機能船《ジャンゴ》の残骸の、いくつかの欠片から~」
「データ水晶をいくつか、取り出しました」
「で」
「分析の結果~」
「思いもよらない手掛かりを、発見」
「――銀河系内の?」
「――オンリョン人の監獄惑星は?」
「――どれも、暗黒惑星?」
「すなわち」
「恒星を離れ、虚空を放浪する惑星です」

 富豪ヴィコル・ブガシドウの個人ヨット《クルーゼンシュテルン》――

「緊迫した船内に~」
「TLDの増援部隊が、乗り込んできました」
「……」
「《クルーゼンシュテルン》は~」
「いまや、時代の寵児」
「と、いうのも~」
「富豪ヴィコル・ブガシドウの趣味は~」
「暗黒惑星の探索」
「《クルーゼンシュテルン》に、乗り組むのは~」
「暗黒惑星探索の専門家集団なのです」

 かくして、新銀河暦1515年の年の瀬――

「銀河系に~」
「にわか暗黒惑星ブームが、到来」
「猫も、杓子も~」
「暗黒惑星を、探しはじめます」
「……」
「ファリエ・セフェロワ+ドードー鳥は~」
「ネズミビーバー、グッキーを~」
「誘い~」
「――さあ、探索よっ」
「……」
「ハルト人、アヴァン・タクロル」
「ハルト人、イホ・トロト」
「両名も~」
「――さあ、探索だっ」
「旅に、出るのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 新展開なわけで。


d-information ◆ 802 [不定期刊] 2013/12/16
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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