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| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

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801 [2013/12/09]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ ATLAN-Hardcover (Blaubände)

 1994年に刊行開始の、青いハードカバー版のシリーズ。
 当初は ATLAN-Buch、ATLAN-Zeitabenteur-Buch 等と呼称。
 昨今は〈青いの〉〈固いの〉と言う方が通じる。

「ここ2年間~」
「Pabel-Moewig と~」
「Ulisses Medien & Spiel Distribution が提携して~」
「刊行を続けてきましたが~」
「後者が撤退を決めたため~」
「今年10月刊行予定だった43巻は、刊行延期」
「――ここで中断?」
「危ぶまれていたのです」
「が……」

アンダーサイクル:Die Doppelgänger / 分身たち

40 . Die Doppelgänger / 分身たち
41 . Der Mondträger / 月士官
42 . Der Konterschlag / 反撃 ……以上、既刊
43 . Doppelgänger des Mächtigen / 権力者の分身 ……3月刊行予定
44 . (未詳)……6月刊行予定
45 . (未詳)……9月刊行予定、サイクル完結

「Baukau Fiction 社が、名乗りを上げ~」
「刊行予定が立った、とのこと」

□ Perry Rhodan-Heft

2729 . Marc A. Herren / In eine neue Ära / 新たな時代へ
2730 . Oliver Fröhlich / Das Venus-Team / ヴィーナス・チーム
2731 . Michael Marcus Thurner / Gefängniswelten / 監獄惑星

□ Perry Rhodan-Heft 2729話「新たな時代へ」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2729-in-eine-neue-aera.html ]

 新銀河暦1514年、銀河系――

「銀河系は~」
「突如として、あらわれた~」
「アトピック法廷を自称する、得体の知れない集団……」
「アトプの裁判官、とか」
「その配下の~」
「強力な艦隊を率いる、オンリョン人とか」
「変形能力者である、ジャジュ種族とか」
「人当たりの良い、テスキル人とか」
「こうした一同が~」
「――戦闘行為を、中止せよ(さもないと、殲滅するっ)」
「――犯罪者を、引き渡せ(さもないと、関係者の安全は保証しない)」
「――この行為は、合法か?(もちろん、アトプの法に照らして)」
「勝手な理屈を、主張し~」
「勝手に、行動するのに~」
「振り回されていました」
「……」
「テラナー、ペリー・ローダン」
「アルコン帝国皇帝、ボスティク1世」
「両名は~」
「抗弁の機会も、与えられずに~」
「未然の災厄〈GAヨマードのエクピュロシス〉=〈銀河系の劫火〉の~」
「主犯格として~」
「――有罪っ」
「――禁固500年っ」
「どことも知れない、監獄惑星へ~」
「連行されるのでした」

 自由テラナー連盟所属《ガルブレイス・デイトンV》――

「司令官、アンナ・パトマンさんは~」
「――新しい指令?」
「――ペリー・ローダン」
「――アルコン帝国皇帝、ボスティク1世」
「――両名を~」
「――ネズミビーバー、グッキーと、いっしょに~」
「――捜索せよ?」
「……」
「ちなみに」
「先般――」
「アルコン帝国皇帝、ボスティク1世は~」
「テフローダー超能力者部隊の人質になり~」
「細胞活性装置(チップ型)を、一時的に摘出されたりして」
「その後~」
「自由テラナー連盟の首席科学者、シク・ドルクスタイゲルさんは~」
「細胞活性装置に、こっそり細工」
「ボスティク1世に、埋めなおしました」
「……」
「グッキーは~」
「――その細胞活性装置のインパルスを、手掛かりに~」
「――ふたりを、追跡するのさ」
「で」
「本件で役に立ちそうな~」
「テフローダー捕虜、トイオ・ジンドヘルさんも~」
「いっしょに、連れてきたのでした」

 テフローダー、トイオ・ジンドヘル――

「ちなみに」
「捕虜、トイオ・ジンドヘルさんは~」
「テフローダー超能力者部隊の一員、でした」
「――ヴァイタル・テレパスっ」
「細胞活性装置所持者の生命エネルギーを、感知できる」
「とかいう、都合の良い能力を~」
「有していたり」
「で」
「ペリー・ローダン」
「アルコン帝国皇帝、ボスティク1世」
「両被告を~」
「アトピック法廷に、引き渡す作戦では~」
「多大な貢献を、したのです」

 ネズミビーバー、グッキー――

「ちなみに」
「グッキーは~」
「――テレパシーっ」
「――テレキネシスっ」
「――テレポートっ」
「3つの超能力を有する、マルチな超能力者……でした」
「それが」
「2年前に、大怪我して昏睡状態に」
「3つの超能力を、失いました」
「が」
「無能力者では、ありません」
「新しいグッキーは~」
「本人も、無自覚にうちに~」
「まず――」
「超能力者セヴェリン・フォックから~」
「超能力=いうなれば〈視覚借用能力〉を、奪い~」
「同時に、生命まで奪ったり」
「次に――」
「超能力者ムアズ・リッコウルトから~」
「超能力=テレキネシスを、奪い~」
「同時に、生命まで奪ったり」
「いうなれば~」
「――〈連続超能力強盗殺人犯〉?」
「オブラートにくるむ感じで、言い換えると~」
「――〈パラ泥棒〉っ」

 《ガルブレイス・デイトンV》艦内――

「グッキーは~」
「ヴァイタル・テレパス、トイオ・ジンドヘルさんに~」
「――ボクたちは~」
「――これから~」
「――ヘンゼル=ペリーと~」
「――グレーテル=ボスティクが~」
「――落としたパン屑を、追跡するんだけど~」
「――ねえ?」
「――おねーさん?」
「――自発的に、協力してくれないかなあ?」
「期待をかけたり」
「――さもないとー」
「――おねーさんの超能力を~」
「――強引に、吸い取るかもよー」
「――あ」
「――その場合~」
「――おねーさんは、もちろん、死ぬけどねー」
「――自発的に、協力してくれないかなあ?」
「脅しをかけたり」

 9月25日、自由テラナー連盟――

「ソル系首相、カイ・チェンさんは~」
「自由テラナー連盟政庁首席、アルン・ジョシャナンを、訪ねて~」
「短時間、会談して、現状を協議」
「その後――」
「自由テラナー連盟政庁首席、アルン・ジョシャナンは~」
「惑星ツァルテルテペに、向かう」

 アルコン帝国――

「アルコン帝国皇帝、ボスティク1世は~」
「残念なコトになりました」
「ので~」
「副皇帝、ホザリウス家のトルマナクは~」
「代わりに、アルコン帝国を担うコトに」
「……」
「先般――」
「アトプ裁判官クヴが~」
「星系アルコンに、到来」
「副皇帝、ホザリウス家のトルマナクに~」
「勝手な判決を、申し渡しました」
「――かつて~」
「――アルコン人は~」
「――星系バーグ――星系アルコンの古名――に発祥した、ナート人から~」
「――故郷星系を、奪ったのだ」
「――ゆえに~」
「――アルコン人は~」
「――奪ったモノを、返却するのだ」
「引越の猶予は、5年間」
「……」
「かくして――」
「栄光あるアルコン帝国は~」
「残念なコトになりました」
「――おい、責任者っ」
「――帰ってきて、何とかしろーっ」
「アルコン帝国の~」
「10万を越える植民惑星や、拠点惑星や、工業惑星や~」
「有象無象の宇宙船が~」
「アルコン帝国皇帝、ボスティク1世+1名を~」
「捜索しているのでした」

 星系ソル――

「先般――」
「アトプの裁判官、マタン・アダル・ダノエルは~」
「――恒星ソルと~」
「――恒星ソル内部の、精神存在タファラの遺体と封印を~」
「――調査したい」
「ソル系首相、カイ・チャンさんから~」
「許可を、得ました」
「……」
「現在――」
「オンリョン艦1隻が~」
「星系内に留まり~」
「恒星ソルを、調査中」
「自由テラナー連盟の首席科学者、シク・ドルクスタイゲルさん」
「他、科学者2名が~」
「同行」
「ちなみに」
「この科学者2名は~」
「副業でTLD工作員も、しているらしい」

 10月4日、星系ヘフデラド、惑星ツァルテルテペ――

「ここは~」
「シガ人と、エルトルス人が住む惑星です」
「……」
「自由テラナー連盟政庁首席、アルン・ジョシャナン」
「その代行、オティエノ・ポルテラ」
「USOの大提督、モンキー」
「一同は~」
「自由エルトルス同盟の~」
「大統領、パイオル・ガスパラン」
「艦隊司令、トント・キュツバシェ」
「両名と~」
「秘密会議」
「で」
「自由エルトルス同盟の大統領、パイオル・ガスパランは~」
「――ペリー・ローダン」
「――アルコン帝国皇帝、ボスティク1世」
「――両名の有罪判決を~」
「――自由エルトルス同盟は~」
「――自由テラナー連盟の敗北、と捉えています」
「――ですが……」
「――自由エルトルス同盟は~」
「――屈せずっ」
「――自分の居住星系に、オンリョン艦がウロついている現状に~」
「――もう、辛抱ならないのですっ」
「――自由エルトルス同盟は~」
「――実力行使します」
「――そのため~」
「――自由テラナー連盟と~」
「――USOの~」
「――軍事支援を、約束して欲しいのです」
「自由テラナー連盟政庁首席、アルン・ジョシャナン」
「USOの大提督、モンキー」
「両名は~」
「――支援しようっ」
「――まかせろっ」

 ギャラクティカム――

「ギャラクティカム議長を務めた、アルコン帝国皇帝ボスティク1世は~」
「残念なコトになりました」
「ので~」
「シェボパル人、ウルドルムヘツェ・フォエリベツト――略称、ウフォ――は~」
「代わりに~」
「ギャラクティカム議長に、就任」
「――自由エルトルス同盟が?」
「――実力行使する?」
「――そのため~」
「――自由テラナー連盟と~」
「――USOが~」
「――軍事支援する?」
「ギャラクティカム議長、ウルドルムヘツェ・フォエリベツトとしては~」
「――ナイスですっ」
「――全面的に支持しますっ」

 星系クライト、惑星エルトルス――

「自由エルトルス同盟の大統領、パイオル・ガスパランは~」
「――オンリョン艦は~」
「――指定した警戒区域から、撤退しろっ」
「――期限は、10月30日だっ」
「最後通牒を、発しました」
「……」
「これには~」
「銀河系の諸種族が~」
「なによりまず、テラナーが~」
「――ナイスだっ」
「――全面的に支援だっ」
「歓声を、あげたとか」

 星系ソル、衛星ガニメデ跡地の再開発現場――

「ソル系首相、カイ・チェンさんは~」
「ホーマー・G・アダムズを、訪ねて~」
「密かに、会合」
「ホーマー・G・アダムズは~」
「――《スターダイヴァー》の駆動系=ハイパートランス・プログレッサーを~」
「――装備した~」
「――遠距離航行用の特務船を、建造しよう」
「――と、計画中なのです」
「……」
「ちなみに」
「《スターダイヴァー》の駆動系は~」
「オンリョン人の超バリア〈リパルサー・ウォール〉を突破する~」
「現状、唯一の手段です」
「すなわち」
「特務船建造の目的は~」
「ペリー・ローダン+1名の~」
「救出です」
「……」
「ホーマー・G・アダムズは~」
「――そのために~」
「――協力が、欲しいのです」
「――でも」
「――資金のコトでは、ありません」
「――そこに関しては~」
「――民間で、賄います」
「――富豪ヴィコル・ブガシドウが~」
「――援助してくれるのです」
「……」
「ちなみに」
「《スターダイヴァー》の駆動系を~」
「実用化したのは~」
「ハイパー物理学者、フィオン・ケメニー」
「目下、衛星ルナと共に、行方不明です」
「……」
「ホーマー・G・アダムズは~」
「――そのために~」
「――自由テラナー連盟の首席科学者、シク・ドルクスタイゲルさんの~」
「――協力が、欲しいのです」
「ソル系首相、カイ・チェンさんとしては~」
「――まかせなさいっ」
「……」
「ちなみに」
「先般――」
「《ジュール・ヴェルヌ》は~」
「オンリョン人との、アレコレで~」
「ブラックホールに、沈みました」
「で」
「司令官だったポスビ、ジャウナ・トゴヤさんは~」
「脱出して~」
「今は――」
「ソル政府官邸ソラーハウスで~」
「ゴロゴロ、しています」
「……」
「ソル系首相、カイ・チェンさんは~」
「――ポスビ、ジャウナ・トゴヤさんを~」
「――プロジェクト・リーダーとして、推薦するわっ」

 《ガルブレイス・デイトンV》艦内――

「オレスト・アタピリーは~」
「TIPI=〈テラ超常人協会〉の長」
「この組織は~」
「超能力を有する子供たち――目下、45名――を、無事に育て上げ~」
「社会適応させるコトを~」
「目的のひとつに、掲げていたり」
「すなわち~」
「オレスト・アタピリーは~」
「――超能力者の扱いに慣れた、専門家なのさ」
「で」
「ネズミビーバー、グッキー」
「オレスト・アタピリー」
「両名は~」
「役目を分けて~」
「ヴァイタル・テレパス、トイオ・ジンドヘルさんを~」
「追い詰めることに」
「……」
「ネズミビーバー、グッキーは~」
「トイオ・ジンドヘルさんに~」
「――協力してくれないかなあ?」
「――さもないとー」
「――吸っちゃうよー」
「コワモテで~」
「急かします」
「対照的に~」
「オレスト・アタピリーは~」
「トイオ・ジンドヘルさんに~」
「――あんな言い方されたら~」
「――協力したくても、したくなくなるよね?」
「――結論は、急がなくて良いよ」
「ゆっくりと~」
「信頼を得る構え」
「で」
「揺さぶりを、かけるうち~」
「トイオ・ジンドヘルさんは~」
「――ぽ?」
「オレスト・アタピリーに~」
「不自然なまでに~」
「惹かれていったり」
「……」
「じつは」
「TIPI=〈テラ超常人協会〉の長、オレスト・アタピリーは~」
「本人も、超能力者」
「超能力で、対象者の感情を制御できる~」
「――エモーター=情緒制御能力者なのさっ」
「えげつなく、言い換えると~」
「――ボクに落とせない女子はいないっ(きっぱり)」

 銀河系サウスサイド、《ガルブレイス・デイトンV》――

「ここまで~」
「《ガルブレイス・デイトンV》は~」
「手持ちの技術的な手段を、駆使して~」
「細胞活性装置のインパルスを~」
「追跡してきました」
「が」
「――!」
「――見失った?」

 《ガルブレイス・デイトンV》艦内――

「ヴァイタル・テレパス、トイオ・ジンドヘルさんは~」
「――ぽ?」
「オレスト・アタピリーと~」
「一夜を、共にしたり」
「で」
「翌朝――」
「トイオ・ジンドヘルさんは~」
「自分の超能力のコトを~」
「オレスト・アタピリーの前で~」
「ふと、語ってしまったのでした」
「――細胞活性装置を、感知できるのは~」
「――1.5光年の範囲までなのよ」
「オレスト・アタピリーと、しては~」
「――(やったぜっ)」
「何というか、達成感」
「が」
「トイオ・ジンドヘルさんは~」
「ヴァイタル・テレパスです」
「――はっ」
「気づきました」
「――もしかして?」
「――わたしは、このヒトの超能力に、影響されていたの?」
「――!」
「あとはもう……」
「本の表紙を、武器にしたりして~」
「――!」
「オレスト・アタピリーは~」
「重傷」

 銀河系サウスサイド、《ガルブレイス・デイトンV》――

「1.5光年以上離れた~」
「疑わしげな場所を、求めて~」
「《ガルブレイス・デイトンV》は~」
「宇宙灯台=赤色巨星ハイペロン銀南の方へ」
「と」
「――オンリョン艦1隻を、探知?」
「――追跡よっ」
「が」
「――!」
「――見失った?」
「と、いうのも~」
「――ヴェールみたいなモノを、突き抜けて?」
「――オンリョン艦が、消えた?」
「ハイパーエネルギーのヴェールみたいなモノは~」
「――パロス影バリアに似た技術?」
「――パラトロン=カモフラージュ……パカム=ヴェールと命名しましょう」
「すなわち」
「――ここは、オンリョン人の隠れ家?」
「――ペリー・ローダンも?」
「――アルコン帝国皇帝、ボスティク1世も?」
「――ここに連行された、ということ?」
「と、なれば~」
「――突入っ」

 パカム=ヴェール内部、《ガルブレイス・デイトンV》――

「内部には~」
「――オンリョン艦が、1万隻以上?」
「――つながって、塊になってる?」
「推測するに~」
「――アトピック法廷は~」
「――銀河系内部に~」
「――こうした基地を、いくつも置いている、とか?」
「と」
「――!」
「《ガルブレイス・デイトンV》は~」
「発見されました」
「オンリョン艦1万隻以上を、相手に~」
「単艦で、勝ち目はありません」
「――撤退っ」
「……」
「やむなく~」
「《ガルブレイス・デイトンV》は~」
「星系ソルに、引き返したのでした」

 星系ソル、惑星テラ――

「アルコン人、ラグナーリ家のコレストは~」
「2万3000人を、率いて~」
「ソル系首相、カイ・チェンさんに~」
「亡命を、願い出ます」
「――惑星テラの、大西洋のアゾレス諸島に~」
「――移住したいのだ」
「――テルセイラ島に~」
「――漏斗状建築物を、建てるのだ」

 10月30日、星系クライト――

「自由テラナー連盟は~」
「2万隻を、各5000隻×4編隊に分けて、周囲に配置」
「USOは~」
「旗艦《トラヤヌス》と戦闘艦311隻で、待機」
「一方」
「当地のオンリョン艦隊の司令官、フォスセル・グトクユルは~」
「自由エルトルス同盟の通告を、無視」
「オンリョン艦240隻が~」
「星系内に、留まりました」
「かくして――」
「2日間にわたる戦闘が、幕を開けるのです」

 星系クライト――

「自由エルトルス同盟艦隊4000隻は~」
「――オンリョン人を、追い出せっ」
「――どどーん」
「オンリョン艦隊240隻に~」
「攻撃開始」
「と」
「そこへ」
「――!」
「オンリョン艦隊の増援2400隻が、到着」
「こうなると~」
「自由エルトルス同盟艦隊4000隻に~」
「勝ち目はありません」
「で」
「USO艦隊=《トラヤヌス》+311隻が~」
「――どどーん」
「事態に介入」
「と」
「そこへ、さらに」
「――!」
「オンリョン艦隊の追加増援×4回=計2万1360隻が、到着」
「こうなると~」
「自由テラナー連盟の各5000隻×4編隊=2万隻も~」
「介入するしか、ありません」
「と」
「そこへ、その上」
「――!」
「自由テラナー連盟の各5000隻×4編隊の~」
「それぞれの進路上に~」
「オンリョン艦隊のさらなる増援、各8000隻×4編隊が、到着」
「自由テラナー連盟艦隊は、撃つに撃てません」
「で」
「こうなると~」
「力の差は歴然、なわけで」

 星系クライト――

「当地のオンリョン艦隊の司令官、フォスセル・グトクユルは~」
「――降伏しないなら~」
「――惑星エルトルスを、破壊するっ」
「で」
「自由エルトルス同盟の大統領、パイオル・ガスパランは~」
「――ぐぬぬ」
「――降伏だっ」
「が」
「自由エルトルス同盟艦隊の司令、トント・キュツバシェは~」
「――いやだぁぁぁっ」
「旗艦《エルトルスの涙》で、突撃」
「――ばーん」
「旗艦と、運命を共にしました」

 星系クライト、USO旗艦《トラヤヌス》――

「――ばーん」
「撃沈されました」
「が」
「USOの大提督、モンキーは~」
「――オレは艦に留まるんだっ」
「言い張る、ところを~」
「力づくで~」
「――いやだぁぁぁっ」
「――しゅぽーん」
「脱出させられたとか」

 かくして――

「この戦闘で~」
「自由エルトルス同盟艦隊は、残400隻」
「USO艦隊は、残100隻」
「自由テラナー連盟艦隊は、戦闘行為にすら及べなかったという」

 戦闘終了後――

「オンリョン人、シェクヴァル・ゲネリクは~」
「ギャラクティカムに対し~」
「――本件の合法性を調査する委員会を、設置するのだっ」
「――さもないと~」
「――ギャラクティカムを、敵性勢力とみなすっ」
「……」
「ギャラクティカム議長、ウルドルムヘツェ・フォエリベツトは~」
「――ぐぬぬ」
「せめてもの抵抗として~」
「のらりくらりと、コトを進めます」
「――では~」
「――まず~」
「――議会による、承認の後に~」
「――このウルドルムヘツェ・フォエリベツトが~」
「――委員会を、招集すると~」
「――いうことで~」

 調査委員会にて――

「自由テラナー連盟政庁首席、アルン・ジョシャナンは~」
「証言して、曰く」
「――当時~」
「――自由テラナー連盟は~」
「――アトピック法廷と~」
「――戦争していました」
「――したがって~」
「――戦闘は、妥当な行為です」

 12月31日――

「ギャラクティカムは~」
「委員会の調査結果を、報告して曰く」
「――今回の一件は~」
「――合法です」
「――自由エルトルス同盟の~」
「――退去要求も~」
「――最後通牒も~」
「――合法です」
「が」
「オンリョン人、シェクヴァル・ゲネリクは~」
「切り返しました」
「――USOは~」
「――テロ組織だから、活動を禁止しなくてはっ」
「――惑星タフンのUSO資産は、差し押さえだっ」
「また」
「――エルトルス人は~」
「――今後、流血沙汰に到らぬように~」
「――アトピック・オルドに、伏すべきだっ」
「自由エルトルス同盟の大統領、パイオル・ガスパランは~」
「星系クライトのオンリョン艦隊の司令官、フォスセル・グトクユルと~」
「テスキル人、ペクカイに~」
「――ぐぬぬ」
「屈しました」
「で」
「人当たりの良いテスキル人、ペクカイは~」
「――惑星エルトルスは~」
「――この銀河のオルドな場所の、最初のひとつになるのです」
「あくまでも、人当たり良く~」
「こう挨拶したのでした」

 星系ソル、惑星テラ――

「ネズミビーバー、グッキーは~」
「立体映像メディアのニュースで、知りました」
「――大西洋のアゾレス諸島の、テルセイラ島に?」
「――アルコン人が、移住してきて?」
「――島を〈新アトランティス〉に改名したって?」

 (以下、次号)

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 寒いですね。


d-information ◆ 801 [不定期刊] 2013/12/09
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