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783 [2013/08/05]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2711 . Leo Lukas / Falle für den Jäger / 狩人をかける罠
2712 . Marc A. Herren / Die Attentäter von Luna City / ルナ・シティの暗殺者たち
2713 . Christian Montillon / Im Wolkenmeer / 雲の海にて
2714 . Uwe Anton / Das Ultimatum der Onryonen / オンリョン人の最後通牒
2715 . Uwe Anton / Einsatz im Polyport-Hof / ポリポート駅に出動

□ Perry Rhodan-Heft 2711話「狩人をかける罠」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2711-falle-fuer-den-jaeger.html ]

 (承前)

 新銀河暦1514年7月、銀河系、惑星ペルコン――

「富豪ヴィコル・ブガシドウの個人ヨット~」
「フラグメント船《クルーゼンシュテルン》は~」
「指名手配犯、ペリー・ローダンを乗せ~」
「〈星の男爵領〉ペルコンの~」
「惑星ペルコンへ」
「――アルコン貴族、ツォルトラル家のアノウンさんのトコロで~」
「――居候していた~」
「――プラズマ脳を~」
「――スカウトしたのだ」
「――《クルーゼンシュテルン》に、搭載するのだ」
「……」
「ツォルトラル家のアノウンさんは~」
「指名手配犯、ペリー・ローダンに~」
「曰く」
「――オモチャがなくなってしまったの」
「――ウチに来ませんか?」
「――庇護しましょう」
「ペリー・ローダンは~」
「――断る(きっぱり)」

 アトピック法廷の配下、オンリョン人は、全銀河に告知――

「――ワレワレは~」
「――レジナルド・ブルが乗る~」
「――《ジュール・ヴェルヌ》を、破壊したっ」
「――したがって~」
「――《ジュール・ヴェルヌ》特別指名手配の~」
「――報奨=細胞活性装置1基は~」
「――まだ、誰のモノでもないっ」
「――次なる指名手配の報奨に、するかもだっ」

 惑星ペルコン――

「《クルーゼンシュテルン》の~」
「プラズマ脳搭載工事は~」
「――たっぷん」
「無事終了」
「プラズマ脳〈アダム〉は~」
「まだ本領を発揮していません」
「と」
「そんなところへ~」
「次なる凶報が」
「――救難信号を、捕捉しました」
「プラズマ脳〈アダム〉は~」
「――通信がぷっつり切れているトコロからみて~」
「――当該の宇宙船《ハルタIV》は、完全にアウトと思われます」
「で」
「富豪ヴィコル・ブガシドウは~」
「ペリー・ローダンに~」
「――ハルト人、イホ・トロトたちを~」
「――救出に、行かなければっ」
「――でも」
「――事前に~」
「――〈旧人民〉の了承を得なくてはっ」
「両名は~」
「船の奥深くへ」

 《クルーゼンシュテルン》内部――

「富豪ヴィコル・ブガシドウの個人ヨット、《クルーゼンシュテルン》は~」
「サイコロ型」
「一辺2.5km」
「内部に~」
「一辺231mの、サイコロ型の空間があって~」
「〈旧オーブラスチ〉と呼ばれています」
「……」
「憶えて、いるでしょうか……?」
「かつて、惑星テラに~」
「ソヴィエト連邦という大国がありました」
「連邦の下に、共和国があり~」
「共和国の中を~」
「クライ=地方、オーブラスチ=州、オークルグ=管区、地区とかの階層や~」
「自治共和国、自治州とかに~」
「区分けていたり」
「……」
「憶えて、いるでしょうか……?」
「富豪ヴィコル・ブガシドウは~」
「新銀河暦1463年9月生まれの、テラナー」
「ロシア系です」
「で」
「億万長者ヴィコル・ブガシドウの~」
「個人ヨット《クルーゼンシュテルン》は~」
「もともと~」
「ポスビの宇宙船です」
「で」
「ポスビの宇宙船は~」
「サイコロに似た不定形な船だから~」
「断片船=フラグメント船とか~」
「単に箱=BOXとか~」
「呼ばれます」
「が」
「個人ヨット《クルーゼンシュテルン》に関しては~」
「表面の凸凹が、ならしてあって~」
「上面に~」
「――中世のオトギの城?」
「――聖ワシリー大聖堂?」
「そんなのが混ざったみたいな、装飾があったり」
「船内には~」
「――クレムリン?」
「そんなのみたいな、模型があったり」
「そもそも~」
「船名の《クルーゼンシュテルン》からして~」
「ロシアではじめて世界周航した提督の~」
「名前だったり」
「いろいろ、それなりの設定付なので~」
「〈旧オーブラスチ〉くらい~」
「驚くには、あたりません」
「……」
「さて」
「憶えて、いるでしょうか……?」
「ポスビは~」
「ポジトロン生体ロボットの略です」
「ポジトロニクスに、生体プラズマを付加して~」
「好奇心とか、学習意欲とか……付与したロボットです」
「要するに~」
「天然なロボットです」
「……」
「以前――」
「富豪ヴィコル・ブガシドウが~」
「プラズマ脳をなくしたポスビ船を~」
「購入した時~」
「――オレたちの職場を守れー」
「――立て万国の労働者ー」
「――おー」
「居残った、ポスビの一群がいました」
「で」
「そのポスビ一同を称して〈旧人民〉」
「立て籠もった空間を称して〈旧オーブラスチ〉」
「そう呼ぶようになった、とか」
「……」
「ちなみに」
「〈旧オーブラスチ〉の向かいには~」
「一辺231mの、サイコロ型の〈無重力空間〉があります」
「そこには」
「ありとあらゆる~」
「ポスビ製品とか~」
「建築部材とか~」
「名状しがたい装置とかが~」
「フワフワしていて~」
「〈旧オーブラスチ〉のポスビたちが~」
「――この〈おいちゃん〉は~」
「――ローリンと戦争したんだっ」
「――この〈マダラのフェルディナンド〉は~」
「――ペリー・ローダンといっしょに、タマニウムを征服したんだっ」
「――がはは」
「タムロしていたり」

 《クルーゼンシュテルン》内部――

「富豪ヴィコル・ブガシドウは~」
「ペリー・ローダンと~」
「船の奥深くへ」
「〈旧オーブラスチ〉のポスビたちのもとへ」
「と」
「〈旧人民〉一同は~」
「――あ」
「――ペリー・ローダンだっ」
「――戦友だっ」
「――わーい」
「どうやら~」
「ペリー・ローダンのファン多数」
「わらわらと、寄ってきました」
「――んで、今度は何と戦争するんだ?」
「――んで、今度はどこを征服するんだ?」
「――戦友、イホ・トロトを、救出?」
「――どーんと、まかせるだよ」
「――がはは」
「快諾してくれました」
「……」
「で」
「《クルーゼンシュテルン》は~」
「――発進っ」
「――ごごごっ」
「《ハルタIV》が遭難した~」
「オリオン星雲の~」
「暗黒惑星カマードへ」

 《クルーゼンシュテルン》、航行中――

「テフローダー、ファリエ・セフェロアさんは~」
「《クルーゼンシュテルン》の操縦士」
「にして~」
「ペリー・ローダンの孫娘」
「……」
「今回の航行で~」
「ペリー・ローダンは~」
「意を決して~」
「ファリエ・セフェロアさんと~」
「話し合いました」
「――キミは、ワタシの孫なのだ」
「ファリエ・セフェロアさんは~」
「――そうなの」
「冷静に受け止めたとか」

 オリオン星雲、暗黒惑星カマード近傍――

「《クルーゼンシュテルン》は~」
「――宇宙船1隻を、探知?」
「それは~」
「アトピック法廷の法務官~」
「変形能力者種族ジャジュの、レザ・ヴリョトの~」
「宇宙船《ジャンゴ》でした」
「……」
「少し前――」
「レザ・ヴリョトは~」
「暗黒惑星カマードで~」
「ハルト人、イホ・トロトの宇宙船《ハルタIV》を~」
「破壊し~」
「イホ・トロト」
「アヴァン・タクロル」
「ハルト人2名を、捕獲」
「狩りを、終えたばかりです」

 オリオン星雲、暗黒惑星カマード近傍――

「ペリー・ローダンは~」
「変形能力者種族ジャジュの、レザ・ヴリョトの~」
「宇宙船《ジャンゴ》に対し~」
「――イホ・トロトたちを、返せっ」
「要求」
「《クルーゼンシュテルン》で~」
「――ごごごっ」
「詰め寄ります」
「と」
「レザ・ヴリョトの《ジャンゴ》は~」
「――ひゅん」
「リニア空間に、逃げこみました」

 直後、オリオン星雲、暗黒惑星カマード近傍――

「《クルーゼンシュテルン》は~」
「――宇宙船1隻を、探知?」
「リニア空間から、出現したのは~」
「見たところ~」
「年代物のスプリンガーの転子状船でした」
「――こちらは、商船《メドゥセ》である」
「――救難信号を受けて、来たのである」
「が」
「じつは~」
「それは~」
「アトピック法廷の法務官~」
「変形能力者種族ジャジュの、レザ・ヴリョトの~」
「変形宇宙船《ジャンゴ》でした」
「……」
「変形宇宙船《ジャンゴ》は~」
「《クルーゼンシュテルン》に、接近すると~」
「――ぐにょん」
「パロス影バリアを、思わせる~」
「ある種の、半物質的状態に~」
「変化」
「《クルーゼンシュテルン》のパラトロン・バリアを~」
「――ずーん」
「突破」
「さらに」
「転子状船の尖端部で~」
「――ぐりぐり」
「《クルーゼンシュテルン》の船腹に~」
「穴をあけ~」
「――しゃき」
「通常の物質の状態に~」
「復帰」

 《クルーゼンシュテルン》船内――

「船腹に刺さった~」
「変形宇宙船《ジャンゴ》の尖端の~」
「エアロックから~」
「TARA型ロボットの一団が~」
「――ぶーん」
「出現」
「続いて」
「変形能力者種族ジャジュの、レザ・ヴリョトが~」
「ウレプの姿で~」
「出現」
「……」
「対して~」
「富豪ヴィコル・ブガシドウは~」
「ペリー・ローダンの仮面を、着用」
「――ほーら、捕まえてみろっ」
「ウレプ=変形能力者種族ジャジュの、レザ・ヴリョトを~」
「船内にしつらえたクレムリンの模型に、誘いこみ~」
「――がっちゃん」
「捕獲成功」
「……」
「が」
「変形宇宙船《ジャンゴ》から~」
「変形能力者種族ジャジュの、レザ・ヴリョトの~」
「狩りの弟子である~」
「超強力なアンティ、ペオ・タトサノルが~」
「出現」
「《クルーゼンシュテルン》科学部門の~」
「アラス医師、ジャティンさんを~」
「ヒュプノ暗示能力で~」
「言いなりに、します」
「で」
「超強力なアンティ、ペオ・タトサノルは~」
「アラス医師、ジャティンさんに命じて~」
「――ポスビ〈ロット909〉の中に~」
「――変形能力者種族ジャジュの、レザ・ヴリョトの~」
「――本体から離れた、一部分を~」
「――移植するのだ」
「かくして」
「超強力なアンティ、ペオ・タトサノル」
「アラス医師、ジャティンさん――ペオ・タトサノルの影響下」
「ポスビ〈ロット909〉――レザ・ヴリョトの影響下」
「一同は~」
「変形能力者種族ジャジュの、レザ・ヴリョトを~」
「解放」
「富豪、ヴィコル・ブガシドウは~」
「捕虜になりました」

 一方――

「ペリー・ローダンは~」
「〈旧人民〉の選抜メンバー4体」
「〈ヴェセル67〉」
「〈コールトのガヴァ〉」
「〈マダラのフェルディナンド〉」
「〈忠告マダム〉」
「加えて~」
「マットのウィリー、ホノリー」
「計6名で~」
「変形宇宙船《ジャンゴ》に~」
「こっそり、潜入」
「――囚われたハルト人たちを、探すのだっ」

 変形宇宙船《ジャンゴ》船内――

「ペリー・ローダンと同行者たちは~」
「――ここは?」
「変形能力者種族ジャジュの、レザ・ヴリョトが~」
「これまでの狩りの獲物を、コレクションしている~」
「と、おぼしき部屋を、発見」
「――これまで狩られたヒトたちの、超リアルな彫像が?」
「――いっぱい、飾ってありますね」
「その奧に~」
「――祠みたいなモノ?」
「――中に、ヒューマノイドの立体映像?」
「――これが?」
「――アトプの裁判官、マタン・アダル・ダノエル?」
「どうやら~」
「目下~」
「銀河系で唯一のアトピック裁判所=ルナに~」
「駐在すると、伝え聞く~」
「アトプの裁判官を~」
「敬う施設のような」
「ちなみに」
「祠の上に張られた、天蓋は~」
「――1枚モノの〈皮〉製?」
「だったとか」

 変形宇宙船《ジャンゴ》船内――

「イホ・トロト」
「アヴァン・タクロル」
「両ハルト人は~」
「ひとまとめにして~」
「冷却場で~」
「絶対零度近くまで、凍結されていました」
「で」
「ペリー・ローダンと同行者たちは~」
「――じゅうう」
「両ハルト人を~」
「解放」

 撤退途上――

「ペリー・ローダンと同行者+ハルト人たちは~」
「――!」
「反対側から来た~」
「変形能力者種族ジャジュの、レザ・ヴリョト――ウレプに化けている」
「超強力なアンティ、ペオ・タトサノル」
「アラス医師、ジャティンさん――ペオ・タトサノルの影響下」
「ポスビ〈ロット909〉――レザ・ヴリョトの影響下」
「捕虜、ヴィコル・ブガシドウ」
「5名に遭遇」
「……」
「じつは~」
「この少し前から~」
「アラス医師、ジャティンさんは~」
「――ぐぬぬっ」
「ペオ・タトサノルの影響から~」
「徐々に、自由になりつつありました」
「で」
「まさに、絶好のタイミングで~」
「――ポスビ〈ロット909〉を、殲滅するのよっ」
「決定的な一言を、発したのでした」
「で」
「ペリー・ローダンと同行者たちは~」
「――ばーん」
「ポスビ〈ロット909〉を、完全に破壊」
「同時に~」
「ポスビ〈ロット909〉の中に移植されていた~」
「変形能力者種族ジャジュの、レザ・ヴリョトの~」
「本体から離れた、一部分も~」
「――うっ」
「死んだのでした」
「……」
「変形能力者種族ジャジュの、レザ・ヴリョトは~」
「――ああ、オレの一部分がっ」
「激怒しました」
「ウレプに化けた身体で~」
「ハルト人、アヴァン・タクロルを~」
「――ばきっ」
「打ち倒し~」
「――きーっ」
「怒りに、ワレを忘れて~」
「周囲のモノを~」
「――ばきばきばきっ」
「叩き壊し~」
「ウレプに化けた身体で~」
「超強力なアンティ、ペオ・タトサノルを~」
「ちょっとだけ、踏んでしまいました」
「――あ」

 こうして――

「変形能力者種族ジャジュの、レザ・ヴリョトは~」
「超強力なアンティ、ペオ・タトサノル=超強力な味方の~」
「援護を失い~」
「単身~」
「変形宇宙船《ジャンゴ》で~」
「すたこら逃走」

 《クルーゼンシュテルン》――

「アンティ、ペオ・タトサノルは~」
「一命をとりとめました」
「で」
「ペリー・ローダンと~」
「富豪ヴィコル・ブガシドウは~」
「アンティ、ペオ・タトサノルから~」
「アトピック・オルドのことを、聞き出します」
「が」
「重傷のアンティ、ペオ・タトサノルが~」
「アトプの裁判官、マタン・アダル・ダノエルについて~」
「語れるコトは、わずかでした」
「――アトプの裁判官マタン・アダル・ダノエルは……」
「――ペリー・ローダン事件を担当する唯一の裁判官だ……」
「――だが……」
「――ただひとり以上のもの……」
「……」
「かくして」
「ペリー・ローダンは~」
「アルコン帝国皇帝ボスティク1世と~」
「連絡をとり~」
「――ペルコンの近くで、会談だ」

 以下次号――

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◆今回のひとこと

 暑いです。


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