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779 [2013/07/08]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2707 . Wim Vandemaan / Messingträumer / 真鍮ドリーマー
2708 . Arndt Ellmer & Christian Montillon / Vier gegen ITHAFOR / 《イタフォル》対4人
2709 . Susan Schwartz / Der perfekte Jäger / 完璧狩人
2710 . Hubert Haensel / Haluter-Jagd / ハルト人狩り
2711 . Leo Lukas / Falle für den Jäger / 狩人をかける罠

□ Perry Rhodan-Heft 2707話「真鍮ドリーマー」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2707-messingtraeumer.html ]

 (承前)

 新銀河暦1514年6月、《クルーゼンシュテルン》――

「アトピック法廷は~」
「ペリー・ローダンを、指名手配」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「億万長者ヴィコル・ブガシドウの~」
「個人ヨット《クルーゼンシュテルン》に~」
「匿われています」
「……」
「ちなみに」
「《クルーゼンシュテルン》は~」
「一辺2.5kmのフラグメント船」
「ポスビ船です」
「が」
「じつは、プラズマ脳を搭載していないため~」
「厳密には、ポスビ船とは、言えないのです」
「……」
「《クルーゼンシュテルン》は~」
「星系タラーニスの、ガス巨星イアペトゥスの、衛星レアへ~」
「富豪ヴィコル・ブガシドウの故郷へ~」
「向かいます」

 《クルーゼンシュテルン》、航行中――

「テフローダー、ファリエ・セフェロアさんは~」
「《クルーゼンシュテルン》の操縦士です」
「……」
「ちなみに」
「TLD――自由テラナー連盟の諜報組織――の調査によれば~」
「ファリエ・セフェロアさんは~」
「ペリー・ローダンの血を、4分の1引いています」
「ようするに~」
「孫娘です」
「が」
「当初」
「ペリー・ローダンは~」
「憶えがない」
「――ロワとか?」
「――カンティランとか?」
「息子のせいに、してみたり」
「そのうち~」
「トランス遺伝同盟の~」
「カァディル・クリュエ・アミュ・ケルティエバルさんの、ことなど~」
「思い当たったり」
「……」
「航行中~」
「ペリー・ローダンは~」
「ファリエ・セフェロアさんと~」
「何度も~」
「会って、話す機会が、ありました」
「が」
「血縁に関する話題だけは~」
「毎回~」
「――ご家族は……もにょもにょ」
「つい、避けて通ったり」
「――あわてるコトはないさ」
「――時間をかけて、語ろうじゃないか」

 星系タラーニス、衛星レア――

「指名手配犯ペリー・ローダン」
「富豪ヴィコル・ブガシドウ」
「《クルーゼンシュテルン》の司令官マリアン・ヨンダー」
「3名は~」
「今後の行動計画を、協議」
「ペリー・ローダンとしては~」
「――星系ソルには、戻りたくない」
「富豪ヴィコル・ブガシドウは~」
「――《クルーゼンシュテルン》に、いれば良いです」
「――代わりに……と言っては、何ですが~」
「――放浪惑星メデューサを、一緒に探索するのが良いです」
「でも」
「気がかりは~」
「アトピック法廷の配下、オンリョン人たちです」
「《クルーゼンシュテルン》の司令官マリアン・ヨンダーは~」
「――オンリョン人と、かちあっても~」
「――切り抜けられるように~」
「――船にプラズマ脳を装備したいであります」
「――衛星レアの自動アート美術館に~」
「――プラズマ脳がいるのであります」
「……」
「ちなみに」
「自動アート美術館のプラズマ脳は~」
「モノではなくて~」
「自由な市民」
「自分の身の振り方は、自分で決められます」
「で」
「3名は~」
「――さあ、勧誘だっ」

 衛星レア、自動アート美術館――

「指名手配犯ペリー・ローダン」
「富豪ヴィコル・ブガシドウ」
「《クルーゼンシュテルン》の司令官マリアン・ヨンダー」
「3名は~」
「変装して、自動アート美術館へ」
「プラズマ脳を、訪ねました」
「が」
「――は、はろー?」
「――なんじゃいっ」
「会話してみて~」
「わかりました」
「――年とって?」
「――多少、偏屈になってる?」
「加えて~」
「――自動アート美術館を出て~」
「――《クルーゼンシュテルン》で、一緒に暮らしませんか?」
「提案に、毛ほども興味を示さない」
「勧誘は、失敗です」
「が」
「こんな話を、告げられました」
「――アルコン人街に?」
「――別のプラズマ脳がある?」

 衛星レア、周回軌道――

「ブーメラン型の宇宙船が、星系ターラニスに到着」
「司令官のヒューマノイドが、衛星レアに通信してきました」
「――こちらは、《天網恢々》」
「――テスキル人、ダイケです」
「――アトピック法廷の、代弁者です」
「――アトピック法廷の、目標と目的を広めにきました」
「……」
「ちなみに」
「現時点で、確認されている~」
「銀河系で活動中の代弁者は、7名」
「ペリー・ローダンが潜伏していそうな、星系に~」
「展開したらしい」
「……」
「厳しい臨検」
「――《天網恢々》の技術は~」
「――テラナーと、大差ないようにみえますねー」
「厳しい身体検査」
「テスキル人、ダイケは~」
「――にこにこー」
「人当たりの良さ、とか~」
「立ち居振る舞い、とかで~」
「臨検の人たちの好感度を、稼ぎ~」
「衛星レアに降り立つ許可を、得ました」
「――《天網恢々》は、周回軌道で待機です」

 衛星レア、地上――

「――外出時は、かならず警官が同行だ」
「が」
「これだけでは~」
「テスキル人、ダイケが~」
「何か企てるのを~」
「阻止することは、できません」
「レア人、フリーマン・ゼノルは~」
「密命をおびて~」
「気づかれないように~」
「――そーっと」
「テスキル人、ダイケを尾行するのでした」

 一方、衛星レア、アルコン人街――

「指名手配犯ペリー・ローダン」
「富豪ヴィコル・ブガシドウ」
「《クルーゼンシュテルン》の司令官マリアン・ヨンダー」
「3名は~」
「――トルマナクという男が~」
「――アルコン帝国の副帝になったそうで」
「――へー」
「サーマート――シェパード犬――をつれて~」
「――はぅはぅはぅ……」
「アルコン人街へ」
「――プラズマ脳のニオイを、たどるのだっ」
「――ばうっ」
「3名は~」
「高名なツォルトラル家のアノウンさんの~」
「漏斗建築へ」
「で」
「――このペリー・ローダンは~」
「――かつて、ツォルトラル家のトーラを妻に迎えたっ」
「――すなわちっ」
「――親戚ではないかっ」
「3名は~」
「ツォルトラル家の漏斗建築に~」
「迎え入れられることに」

 一方、衛星レア、漏斗建築の中――

「ツォルトラル家のアノウンさんの周囲には~」
「――若いアルコン人?」
「――若いアコン人?」
「――若いテラナー?」
「――若いその他?」
「大半は~」
「――ほわわ~」
「真鍮帽を、かぶっています」
「――真鍮夢に、加わっている?」
「……」
「憶えて、いるでしょうか?」
「西暦1971年――」
「ペリー・ローダンが~」
「はじめて、月でアルコン人と遭遇した時~」
「アルコン巡洋艦《アエトロン》の乗員たちは~」
「シミュレーター遊戯なるモノに、没頭していました」
「で」
「今、ここにあるのは~」
「――あの仮想ゲームの、後継機種のようなモノ?」
「……」
「――プラズマ脳は?」
「――ツォルトラル家の漏斗建築にいて?」
「――真鍮夢に、参加している?」
「というか」
「プラズマ脳は、目下、一番人気のプレイヤーで~」
「アルコン人街一番の娯楽、そのものなのでした」
「とはいえ」
「このプラズマ脳も~」
「モノではなくて~」
「自由な市民」
「自分の身の振り方は、自分で決められます」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「――ほわわ~」
「真鍮帽をかぶると~」
「――さあ、勧誘だっ」

 真鍮夢の中――

「ペリー・ローダンは~」
「プラズマ脳と、対面」
「いわゆるひとつのポスビ的な論証ゲーム、ハラ・フェルで~」
「ひとつパーティを組んだ、結果~」
「――《クルーゼンシュテルン》で、一緒に暮らしてください」
「――お友達からなら」
「説得に、成功したのでした」

 星系タラーニス――

「オンリョン人の艦隊が~」
「到来」
「星系ソルと同様、禁令を出しました」
「――星系タラーニスにおいて~」
「――軍事目的のリニア航行を、禁止するっ」
「とはいえ」
「――他の目的のリニア航行は、許可っ」
「――だが、さしあたって~」
「――リニア航行を申告した、宇宙船は~」
「――徹底して、臨検だっ」

 星系タラーニス――

「アルコン人の宇宙船も~」
「例外ではありません」
「ツォルトラル家のアノウンさんの宇宙船も~」
「徹底して臨検されました」
「――特製の合成食糧でーす」
「とか、誤魔化して~」
「プラズマ脳を載せた、アルコン船は~」
「星系外へ」
「……」
「大富豪の個人ヨットも~」
「例外ではありません」
「《クルーゼンシュテルン》も~」
「徹底して臨検されました」
「で」
「この船には~」
「ペリー・ローダンが乗っているわけです」
「が」
「切り抜けました」
「……」
「2隻の宇宙船は~」
「アルコン帝国の惑星ペルコンで、待ち合わせです」
「フラグメント船《クルーゼンシュテルン》は~」
「プラズマ脳を、搭載し~」
「ハイパートイクト伝導を、構築し~」
「厳密な意味で、ポスビ船に戻るのです」

 衛星レア――

「テスキル人、ダイケは~」
「ホテルに、引き上げました」
「そこで」
「メダリオン――ある生命体が偽装した――を使って~」
「別の外装を、身に帯びると~」
「ひそかに~」
「自分の宇宙船に戻りました」
「……」
「レア人、ゼノルは~」
「テスキル人、ダイケを~」
「――そーっと」
「宇宙船まで、尾行」
「が」
「そこで~」
「発見されてしまったり」
「……」
「テスキル人、ダイケは~」
「――にこにこー」
「人当たりの良さ、とか~」
「立ち居振る舞い、とかを~」
「いきなり、なくして~」
「――にやり」
「非人間的な微笑みを、みせたのでした」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 オンリョン人は、未来から来たんでしょうか。


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