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775 [2013/06/10]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2703 . Bernd Perplies / Tod im All / 宇宙に死す
2704 . Michael Marcus Thurner / Die Rückkehr der JULES VERNE / 《ジュール・ヴェルヌ》の帰還
2705 . Michael Marcus Thurner / Die Sippe der Würdelosen / 尊厳なき者たちの氏族
2706 . Michael Marcus Thurner / Sternengrab / 星の墓

□ Perry Rhodan-Heft 2703話「宇宙に死す」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2703-tod-im-all.html ]

 新銀河暦1514年6月、惑星テラ――

「アトル人、シク・ドルクスタイゲルさんは~」
「自由テラナー連盟の首席科学者」
「目下のテーマは~」
「――オンリョン人の、リニア空間魚雷を~」
「――どう防げば、良いの?」
「当時の映像とかを~」
「繰り返し、チェックしたり」
「……」
「当時――」
「星系ソルは~」
「テフローダーと、ブルー人の紛争宙域に~」
「人道支援部隊の船団を~」
「派遣しようと、していました」
「そこへ」
「いきなり」
「オンリョン人、シェクヴァル・ゲネリュクが~」
「――アトピック法廷の名のもとに~」
「――停船を、命ず」
「船団が~」
「そんな、わけのわからない停船命令を~」
「聞く道理が、ありません」
「予定どおり、リニア空間へ」
「と」
「オンリョン艦隊は~」
「宇宙魚雷を、射出」
「仰天したコトに~」
「宇宙魚雷の一群は、リニア空間へ」
「――ばーん」
「人道支援部隊の船団は~」
「全滅」
「リニア空間から~」
「通常空間に、残骸が墜落」
「広大な瓦礫の宙域が、できあがったのでした」
「……」
「――生存者を、探すのよっ」
「シク・ドルクスタイゲルさんの~」
「指示にもとづき~」
「ようやく、ただひとり~」
「生存者を、収容しました」
「――タッソ・コルマク?」
「でも」
「――昏睡状態で、話を聞けない?」
「がっかりです」
「ところが」
「担当医のひとり、ルーカス・スカルシが~」
「――対話できるかもしれません」
「とか、言う」
「シク・ドルクスタイゲルさんが~」
「駆けつけると~」
「医師ルーカス・スカルシは~」
「サート・フードを2基、見せて~」
「――これを使って~」
「――タッソ・コルマクの思考を~」
「――狙いさだめて、読み取るのです」
「言い張ります」
「――大昔から~」
「――こんなやり方で、思考が読めるものか」
「――という意見が、大勢ですが~」
「――ワタシは~」
「――この機械式テレパシー技術を~」
「――開発・改良してきたのです」
「で」
「シク・ドルクスタイゲルさんと、しては~」
「――この実験に、賭けましょう」
「――むん」
「タッソ・コルマクの、思考の世界に~」
「潜ってみるのでした」

 星系ソル、惑星間空間――

「惑星テラの衛星ルナを脱出した~」
「ペリー・ローダンは~」
「――合言葉は?」
「――デビー15140617」
「大富豪ヴィコル・ブガシドウの~」
「個人ヨット《クルーゼンシュテルン》に~」
「拾われました」
「……」
「ちなみに」
「――デビー15140617」
「とは~」
「先日~」
「両名が、対面した時~」
「大富豪ヴィコル・ブガシドウは~」
「――惑星メデューサを~」
「――探しに、行きましょうっ」
「つまり、趣味の勧誘なのです」
「ペリー・ローダンは~」
「――今は、忙しいから……」
「遠回しに拒絶」
「が」
「大富豪ヴィコル・ブガシドウは~」
「空気なんて、読みません」
「――では、その気になったら~」
「――この合言葉をっ」
「こうして」
「申し合わせた、キーワードです」
「……」
「大富豪ヴィコル・ブガシドウは~」
「――その気になったのですねっ」
「大喜び」
「が」
「ペリー・ローダンは~」
「――その前に~」
「――片付けたいコトがあるのだ……」
「あらためて拒絶」
「――星系ソルの外で~」
「――シク・ドルクスタイゲルと、会いたいので~」
「――手配して、くれまいか?」
「大富豪ヴィコル・ブガシドウは~」
「――よろこんでっ」
「……」
「シク・ドルクスタイゲルは~」
「ペリー・ローダンと~」
「あらかじめ~」
「符丁を定めておいたのです」
「――大富豪ヴィコル・ブガシドウからの着信?」
「――(つまり、ペリー・ローダンからの伝言てことね)」
「気づくのでした」

 《クルーゼンシュテルン》――

「ペリー・ローダンは~」
「――オンリョン人が大事にしていた〈皮〉を~」
「――くすねてきたのだ」
「と、説明」
「大富豪ヴィコル・ブガシドウは~」
「――この船で初期調査するのが、早道ですよ」
「と、提案」
「……」
「《クルーゼンシュテルン》科学部門の~」
「アラス医師、ジャティンさん」
「化学者兼生化学者、ヘンナ・マッコーレルさん」
「ふたりは~」
「すぐに調査開始」
「――この〈皮〉は~」
「――有機的・生物学的生命を、模倣して?」
「――作ってある……みたいな?」
「――ミトコンドリアのようなモノの中に?」
「――ナノマシンが、入っている?」
「とはいえ」
「あらゆる機器は~」
「――コレに、生命はありません」
「結果を、出します」
「ともあれ」
「科学者たちに、まかせて~」
「ペリー・ローダンは~」
「一眠りすることに」
「……」
「眠ろうと~」
「緊張を、解いたところで~」
「《クルーゼンシュテルン》の操縦士をしている~」
「ファリエ・セフェロアさんのコトを~」
「考えました」
「……」
「ちなみに」
「ファリエ・セフェロアさんは~」
「ペリーの孫娘――TLD調べ――です」
「……」
「ちなみに」
「ファリエ・セフェロアさんは~」
「テフローダーです」
「……」
「ちなみに」
「テフローダーといえば~」
「56年ほど前――」
「新銀河暦1458年――」
「ペリー・ローダンは~」
「トランス遺伝子同盟を、訪問」
「カァディル・クリュエ・アミュ・ケルティエバルさんと~」
「出会いました」
「――カァディル・クリュエ」
「――ファリエ?」
「――コレって、似てるかも」

 惑星テラ――

「シク・ドルクスタイゲルさんは~」
「タッソ・コルマクの、思考の世界で~」
「勝手がつかめず、一苦労」
「でも」
「時間は、かかりましたが~」
「――今回のリニア航行に関する思考は……?」
「――このへんよっ」
「狙い定めて、到達」
「――タッソ・コルマクは?」
「――攻撃をうけた時、万能宇宙服を着けていた?」
「――だから、生き延びたのね?」

 船団全滅後、タッソ・コルマク――

「――はっ」
「気がつくと~」
「タッソ・コルマクは~」
「広大な瓦礫の宙域を、漂っていました」
「――オレ、ひとりだけ?」
「思いましたが」
「救難信号を、傍受」
「――発信源は、ひとつだけか……」
「少し探して~」
「見つけました」
「《ヒルデガルド・フォン・ビンゲン》の~」
「中枢モジュールです」
「内部には、生存者が何人も」
「――でも?」
「――駆動系の調子が、おかしい?」
「――デーリアン反応炉のスイッチが、切れない?」
「――このままだと、確実に?」
「――オーバーヒート?」
「生存者の中に~」
「顔見知りのアナさんも、いました」
「で」
「タッソ・コルマクと~」
「アナさん――軽宇宙服を着用――は~」
「――中枢モジュールの外側を、回って~」
「――倉庫から、宇宙服を取ってこよう」
「宇宙服の数が、揃えば~」
「生存者全員が~」
「中枢モジュールから、脱出できるわけで」
「……」
「倉庫へ向かう、途中~」
「アナさんは~」
「――《ヒルデガルド・フォン・ビンゲン》が~」
「――大破した後に~」
「――機械室の二次ブラックボックスを入れた~」
「――センサー・ブイを~」
「――射出しておいたのよ」
「とか、話をする」
「……」
「さて」
「タッソ・コルマクと~」
「アナさんが~」
「倉庫に、たどりつき~」
「宇宙服を、発見した時~」
「――ばーん」
「最初の爆発」
「タッソ・コルマクは~」
「叩きつけられて~」
「――うっ」
「万能宇宙服の背嚢を、損傷」
「左脚を、失いました」
「――だ、だいじょうぶ?」
「アナさんが~」
「助けに来ました」
「が」
「すぐに、次の爆発が……」
「――ばーん」

 現在、惑星テラ――

「シク・ドルクスタイゲルさんは~」
「爆発から先の思考を、追えませんでした」
「でも」
「大事なことが、わかりました」
「――ブラックボックスを、捜索するのよっ」

 《クルーゼンシュテルン》――

「大富豪ヴィコル・ブガシドウが~」
「寝ている、ペリー・ローダンを~」
「叩き起こしました」
「――起きてくださいっ」
「――ヘンナ・マッコーレルさんが……死んだのですっ」
「で」
「ペリー・ローダン」
「大富豪ヴィコル・ブガシドウ」
「アラス医師、ジャティンさん」
「3名が~」
「記録映像を、再生してみると」
「……」
「化学者兼生化学者、ヘンナ・マッコーレルさんは~」
「ひとりで作業を進めていました」
「と」
「〈皮〉が~」
「――!」
「動きだしました~」
「刺のようなモノを、形成」
「バリアを、貫き~」
「化学者兼生化学者、ヘンナ・マッコーレルさんに~」
「――ぷっすり」
「――じゅるじゅる」
「死ぬまで、血を吸いつくすと~」
「――うにょうにょ」
「仮足を生やして、逃げました」
「……」
「アラス医師、ジャティンさんは~」
「思うに」
「――〈皮〉は~」
「――中枢はないけれど、知性があるのかも」
「――全ナノマシンが、知性の一部を分散して担っているのかも」
「――人の生き血を啜って、エネルギーを得た時~」
「――より知性的になるのかも」
「――ということは~」
「――また、誰か殺すかも……」

 《クルーゼンシュテルン》――

「まず」
「〈皮〉は~」
「通信区画に、出現」
「――うにょうにょ」
「〈皮〉が通信機器を使うのは、阻止できました」
「でも」
「――ぷっすり」
「――じゅるじゅる」
「通信士2名が~」
「犠牲に、なりました」
「……」
「――〈皮〉は~」
「――どうやら~」
「――目的を持って、行動しているようですね」
「……」
「〈皮〉は~」
「次に」
「中央司令室に、侵入」
「――うにょうにょ」
「――!」
「勤務中の~」
「操縦士ファリエ・セフェロアさんは~」
「――えいっ」
「なんとか、持ちこたえました」
「――だいじょうぶかっ」
「ペリー・ローダンが~」
「助けに駆けつけました」
「と」
「〈皮〉は~」
「すかさず~」
「標的を、ペリー・ローダンに変更」
「――うにょうにょ」
「でも」
「万能宇宙服が~」
「――かちーん」
「皮の刺を、防ぎました」
「で」
「対する~」
「ペリー・ローダンは~」
「――がこっ」
「〈皮〉を、殴りつけたり」
「――べりべりっ」
「一部を、ちぎったり」
「でも」
「逃がしてしまいました」

 《クルーゼンシュテルン》――

「――〈皮〉を~」
「――《クルーゼンシュテルン》の外に~」
「――追い出すのだ」
「ペリー・ローダンは~」
「――〈皮〉は、明らかにワタシを、狙っていたっ」
「――ならば」
「――このペリー・ローダンが、囮になろうっ」
「囮にふさわしく、軽装になると~」
「〈皮〉を、搭載艇まで誘導」
「途中、襲われずに、済んだのは~」
「強運だからでしょう」
「……」
「ファリエ・セフェロアさんは~」
「――発進っ」
「搭載艇を~」
「《クルーゼンシュテルン》から出し~」
「自分は、搭載艇を捨てて脱出」
「かくして」
「《クルーゼンシュテルン》は~」
「――どどーん」
「徹底的に~」
「搭載艇を、破壊したのでした」

 《クルーゼンシュテルン》――

「短い時間でしたが~」
「シク・ドルクスタイゲルさんが~」
「《クルーゼンシュテルン》を、訪れました」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「ちぎれた〈皮〉の切れ端を~」
「シク・ドルクスタイゲルさんに~」
「託すのでした」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 ヒルデガルド・フォン・ビンゲンは、12世紀ドイツの修道女。
 幻視をしたとか。


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