rlmdi.
| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

d-information

773 [2013/05/27]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

[このメールは登録者に無料で配布しています]
[解除はこちらから http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]


◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2701 . Christian Montillon / Unter der Techno-Kruste / テクノ・クラストの下で
2702 . Marc A. Herren / Das positronische Phantom / ポジトロニクスの幽霊
2703 . Bernd Perplies / Tod im All / 宇宙に死す
2704 . Michael Marcus Thurner / Die Rückkehr der JULES VERNE / 《ジュール・ヴェルヌ》の帰還
2705 . Michael Marcus Thurner / Die Sippe der Würdelosen / 尊厳なき者たちの氏族

□ Perry Rhodan-Heft 2701話「テクノ・クラストの下で」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2701-unter-der-technokruste.html ]

 (承前)

 オンリョン人の、アトピアの歌――

「――その栄光、宇宙をつらぬき~」
「――その前に、恒星すら数ならず」

 新銀河暦1514年6月、衛星ルナ――

「星系ソルの第3惑星テラの衛星ルナは~」
「――技術の殻……テクノ・クラスト?」
「またの名を」
「――技術の網……テクノ・メッシュ?」
「に、覆われ~」
「――反発の壁……リパルサー・ウォール?」
「に、囲まれて~」
「すっかり、様相が変わっています」

 月宇宙船《スターダイヴァー》――

「《スターダイヴァー》は~」
「――瞬間切替スイッチつきの本番パイロット、ペリー・ローダン」
「――ナノ工作員パズズさまを操る変人、トウフェク」
「――テレパスぽい超能力者、シャンダ・シャーモットさん」
「――普通のハイパー物理学者、フィオン・ケメニー」
「乗組員4名を、乗せて~」
「――これより~」
「――リパルサー・ウォールを、突破するっ」
「――3……2……1……0……」
「――超空間プログレス駆動、稼働っ」
「――うぃぃぃん」
「――!」
「衛星ルナの地表近くに~」
「到達」
「と」
「衛星ルナのテクノ・メッシュから、出現した~」
「オンリョン艦隊32隻」
「――どどーん」
「撃たれたのでした」

 月宇宙船《スターダイヴァー》――

「《スターダイヴァー》乗組員4名の~」
「一般人比率は、25%」
「残り75%は~」
「――瞬間切替スイッチつきの本番パイロット」
「――ナノ工作員パズズさまを操る変人」
「――テレパスぽい超能力者」
「修羅場をくぐり抜けてきた、ヒトたちです」
「――戦略的撤退っ」
「――パズズさまっ」
「――さあ、向こうの方へっ」
「4名は~」
「《スターダイヴァー》から~」
「無事、脱出」
「月面に、身を隠します」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「――連中に~」
「――超空間プログレス駆動の情報を~」
「――欠片も、渡したくないっ」
「――ぴぴぴっ」
「……」
「《スターダイヴァー》は~」
「自爆」
「――ばーん」

 月面――

「4名は~」
「――どこかの都市に侵入して~」
「――情報を得るのだ」
「……」
「ちなみに」
「あらためて、認識したのです」
「――テクノ・メッシュは~」
「――月面全土を、覆いつくしているのですね」
「――場所によって~」
「――極薄だったり?」
「――メートル級の厚みがあったり?」
「――たえまなく、変化して、動いている、みたいな?」
「――何のために、こんなコトに?」
「……」
「さて」
「月面最大の都市といえば~」
「ルナ・シティです」
「手始めに、ここに向かうのが順当な気もします」
「が」
「――目立ちたく、ないなら~」
「――ルナ・シティは、避けた方が……」
「4名は~」
「ルナ・タウンIVへ」

 過去:新銀河暦1470年、星系ソル――

「星系ソルは~」
「すべての惑星と~」
「すべての衛星と~」
「星系内の、すべてのモノと~」
「共に~」
「異常空間から~」
「――出発っ」
「銀河系の、もとあった座標に~」
「向かったのです」

 過去:新銀河暦1470年、衛星ルナ――

「衛星ルナは~」
「星系ソルと~」
「共に~」
「異常空間から~」
「――出発っ」
「が」
「――どうして、到着しない?」
「……」
「衛星ルナは~」
「灰青色の縦穴――直径40万km――を~」
「落ちていました」
「時々~」
「縦穴の内面で~」
「超次元性の放電現象が~」
「――ごろごろっ」
「……」
「――調査だっ」
「探査機群を、送り出しても~」
「帰還せず」
「調査船団を、送り出しても~」
「行方不明」
「……」
「衛星ルナは~」
「ひたすら~」
「縦穴の中を~」
「落ちていくのでした」

 過去:新銀河暦1496年、衛星ルナ――

「衛星ルナは~」
「あいかわらず~」
「落ちています」
「……」
「――コルヴェット1隻に~」
「――20万kmの紐を結んで~」
「――飛ばすんだっ」
「衛星ルナの、人々は~」
「紐付きコルヴェット計画に、希望をつなぎます」
「と、いうのも」
「――月震が、増えてるんだよねー」
「――どんどん、増えてるんだよねー」
「――原因究明が、困難なんだよねー」
「――試算してみたら~」
「――新銀河暦1525年頃に~」
「――月震が、衛星ルナを、引き裂くんだよねー」
「……」
「紐付きコルヴェット発進の、直前――」
「――深紅に輝く宇宙船1隻が?」
「――衛星ルナに、接近?」

 過去:4月23日、衛星ルナ――

「深紅に輝く宇宙船は~」
「衛星ルナに、連絡してきて~」
「――着陸を、許可してください」
「……」
「深紅に輝く宇宙船の種族の~」
「言うコトに、よれば~」
「――ワレワレは~」
「――オンリョン人です」
「――ワレワレも~」
「――この縦穴に、落ちて~」
「――脱出できずに、いるのです」
「――衛星ルナに~」
「――避難させて、ほしいのです」
「……」
「衛星ルナの人々は~」
「これを許可」
「以後――」
「オンリョン人たちは~」
「同族の船を、呼び寄せ~」
「衛星ルナに、定住したのです」

 過去:新銀河暦1511年――

「オンリョン人の子供――衛星ルナで初――が~」
「生まれました」

 過去:新銀河暦1513年――

「テラナー女性、プリ・シピーラさんが~」
「生まれました」

 現在:新銀河暦1541年6月、衛星ルナ、ルナ・タウンIV――

「ペリー・ローダン一行は~」
「――テクノ・メッシュが?」
「――ルナ・タウンIVの装甲トロプロンのドームを、取り囲んで?」
「――貫通して?」
「――都市内部に、達している?」
「さらに」
「――ドーム内部の上方に?」
「――輝く虫の大群……みたいな?」
「――バイオ電灯?」
「ルナ・タウンIVのドーム内部を~」
「曲がりなり、ではありますが~」
「照らしています」
「さらに」
「都市の街路には~」
「タンブルウィード――丸くもつれあって転がる草――みたいなモノが~」
「いくつも~」
「――ころころー」
「転げています」
「――夕陽のガンマン?」
「気分は、古き良き時代の西部劇です」

 衛星ルナ、ルナ・タウンIV――

「4名は~」
「マクフェラトゥ・ビルの温室に~」
「入ってみました」
「エアロックの隔壁に~」
「――星に届け、マンフレート」
「書いてあります」
「で」
「4名は~」
「――ペンキが、まだ新しい?」
「――衛星ルナで、永遠みたいな長い時間が経過した」
「――というコトでは、なさそう?」
「推測するのでした」

 衛星ルナ、ルナ・タウンIV、マクフェラトゥ・ビル――

「4名は~」
「――温室?」
「――果物だっ」
「――もぐもぐ」
「と」
「温室にいた~」
「タンブルウィードが~」
「――ころころー」
「襲ってきました」
「……」
「タンブルウィードは~」
「どうやら~」
「植物+技術の混合体らしい」
「……」
「4名は~」
「――もぐ……戦略的撤退っ」
「無事、脱出」

 衛星ルナ、ルナ・タウンIV――

「シャンダ・シャーモットさんは~」
「テレパスぽい超能力者です」
「何か、思考を~」
「捉えました」
「――ピュジュルグ?」
「……」
「4名は~」
「聞こえた方へ進んで~」
「オンリョン人の子供10体を、発見」
「9体が~」
「――ぐう」
「就寝中」
「1体=ピュジュルグだけが~」
「――ぱっちり」
「見張り番」
「で」
「オンリョン人の子供たちは~」
「ペリー・ローダン一行を見て、怯えました」
「――ぱっちり」
「全員が、目覚めて~」
「攻撃してきました」
「……」
「ペリー・ローダン一行は~」
「オンリョン人の子供10体を~」
「傷つけないように~」
「麻痺させると~」
「――戦略的撤退っ」
「――そそくさ」
「立ち去りました」

 衛星ルナ、ルナ・タウンIV――

「シャンダ・シャーモットさんは~」
「また」
「何か、思考を~」
「捉えました」
「――テラナー2名が?」
「――オンリョン人2体に、追跡されてる?」
「――オンリョン人2体が、撃った?」
「――ひとり、やられた?」
「――残るひとりは、女の人?」
「――光ドームの破壊命令を、受けている?」
「――大勢のテラナーが?」
「――それぞれ、使命を遂行中?」

 衛星ルナ、ルナ・タウンIV――

「オンリョン人たちと~」
「オンリョン人のロボットたちは~」
「破壊工作者たちを、追跡」
「で」
「一方」
「破壊工作者たちは~」
「光ドームを~」
「――ばーん」
「破壊」
「オンリョン人たちと~」
「オンリョン人のロボットたちは~」
「破壊工作者たちを、始末します」

 衛星ルナ、ルナ・タウンIV――

「ペリー・ローダン一行が、到着した時~」
「クィンタ・ウェイエナターさんは~」
「撃たれて、重傷」
「が」
「ペリー・ローダンの顔を見て、一言」
「――きーっ」
「――なんで今頃になって、来たのよっ」
「――ぐったり」
「……」
「シャンダ・シャーモットさんは~」
「気づきました」
「――この人のアームバンド装置?」
「――日付が……新銀河暦1572年10月25日?」
「つまり」
「衛星ルナは~」
「銀河系に帰還するのに~」
「星系ソルの他の部分より~」
「ずっと時間を要した、というコトです」
「……」
「ともあれ」
「クィンタ・ウェイエナターさんは~」
「撃たれて、重傷です」
「――病院に、運ばないとっ」
「――それも、大きな病院にっ」
「ルナ・シティに行くしか、なさそうです」

 衛星ルナ――

「ペリー・ローダン一行は~」
「地上車で~」
「ルナ・シティまで、ドライブ」
「……」
「クィンタ・ウェイエナターさんが~」
「昏睡状態に陥る前に~」
「シャンダ・シャーモットさんは~」
「思考を、聞き取ります」
「――プリ・シピーラさんのところへ行け?」

 衛星ルナ、ルナ・シティ――

「到着して、すぐ~」
「ペリー・ローダン一行は~」
「目立って、しまいました」
「――!」
「監視の目から~」
「逃げ回り~」
「――ルナ・シティは、まるで月面刑務所だっ」
「そこで」
「ペリー・ローダン一行は~」
「小人のローロンと、遭遇」
「……」
「小人のローロンは~」
「ペリー・ローダン一行を~」
「ルナ抵抗運動の指導者、プリ・シピーラさんのところへ~」
「案内するのです」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 「星に届け、マンフレート」Ad astra, Manfred……。
 Ad astra は英語にすれば To the stars。だから「星に届け」。

 Manfred(ハンドル:McFeratu)は、Perry Rhodan-Heft の一ファン。
 各サイトや掲示板で、アクティヴに活動。
 当方も、先読み情報など、お世話になってきた人。
 が……2月21日夜、心不全にて死去。
 今回、McFeratu ビルの隔壁に書いてあったのは、じつは弔辞なのでした。
 ということで、わたしからも…… Ad astra, Manfred!


d-information ◆ 773 [不定期刊] 2013/05/27
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]

 このメールマガジンは Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りしています。

【ご注意】記事の性格上、伝聞・広告・ひろい読みにもとづく不確かな情報が多くふくまれます。より正確な情報を望まれる方は、紹介する関連サイトなどをかならずご自身でご確認ください。


このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。[http://www.mag2.com/ ]