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772 [2013/05/20]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2700 . Andreas Eschbach / Der Techno-Mond / テクノ・ムーン
2701 . Christian Montillon / Unter der Techno-Kruste / テクノ・クラストの下で
2702 . Marc A. Herren / Das positronische Phantom / ポジトロニクスの幽霊
2703 . Bernd Perplies / Tod im All / 宇宙に死す
2704 . Michael Marcus Thurner / (未詳)
2705 . Michael Marcus Thurner / (未詳)

「5月17日――」
「2700話が、刊行されました」
「ふと」
「思い返して、みるに~」
「600話台――平行宇宙と、太陽系帝国滅亡――より~」
「700話台――アフィリー――の方が~」
「盛り上がった、ような気が」
「1600話台――エノクスと、サンプラー巡り――より~」
「1700話台――アプルーゼ――の方が~」
「盛り上がった、ような気が」
「もし、同じ傾向で行くと~」
「2600話台――キン・シと、ニューロバース――より~」
「2700話台の方が~」
「盛り上がる……かも」
「とかいう」
「期待を、担って~」
「2700話台――アトピック法廷サイクル――開始です」

□ Perry Rhodan-Heft 2700話「テクノ・ムーン」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2700-der-techno-mond.html ]

 新銀河暦1514年、銀河系――

「物語は~」
「新銀河暦1514年に、はじまります」
「つまり」
「新銀河暦1469年――」
「星系ソルが、異常空間に誘拐されて~」
「それから~」
「45年が、経過したわけです」
「その間、何があったか~」
「というと……」

 新銀河暦1470年、異常空間――

「星系ソルは~」
「異常空間を~」
「――出発っ」
「……」
「星系ソルは~」
「銀河系の、もとあった座標に~」
「――到着っ」
「しました」
「……」
「そう」
「星系ソルの住人たちに~」
「自覚は、ありませんでした」
「本人たちは~」
「ほとんど一瞬のつもり、だったのです」

 新銀河暦1503年8月26日、銀河系――

「星系ソルが到着した~」
「銀河系は~」
「星系ソルの消失から~」
「34年が、経過していました」
「……」
「しかも」
「星系ソルの天体のうち~」
「惑星テラの衛星ルナが、足りません」
「――月面脳ネーサンがないっ」
「――上げ潮も、引き潮もないっ」
「いろいろ、困るのです」

 ちなみに――

「新銀河暦1469年――」
「星系ソルが、消失して~」
「手掛かりも、連絡もなし」
「残るは、荒涼とした宙域〈セクター・ゼロ〉ばかり」
「という、事態に~」
「自由テラナー連盟の領域の、テラナー植民惑星4047と~」
「自由テラナー連盟の領域外の、惑星6000以上~」
「すなわち~」
「自由テラナー連盟の全加盟世界の~」
「代表者たちは~」
「プレアデス星団、恒星ヨグルの第7惑星マハラニに~」
「集まり~」
「10月9日――」
「――プレアデス同盟の執政官、アルン・ジョシャナンを~」
「――新しい、第一テラナーにっ」
「――惑星マハラニを~」
「――新しい、首星にっ」
「したのです」
「……」
「新銀河暦1503年――」
「星系ソルや、惑星テラが~」
「34年して、帰還しても~」
「――首星を、戻そうっ」
「という話は、持ち上がらず」
「星系ソルの住民も~」
「――その方が、気楽で良いかも」
「という、雰囲気で~」
「星系ソルとして、自由テラナー連盟に参加することに」

 新銀河暦1512年5月22日、星系ソル――

「衛星ルナは~」
「銀河系の、もとあった座標に~」
「到着」
「が」
「衛星ルナは~」
「機械、装甲部品、各種の技術的な構造物からなるモノに~」
「網状に、覆われていました」
「――技術の殻……テクノ・クラスト?」
「――技術の網……テクノ・メッシュ?」
「何やら、動いているようですが~」
「当面、脅威になる動きとも、見えず」
「で」
「衛星ルナの上空1万2000メートルに~」
「緑っぽい、未知の力場があります」
「物理的に、通過を阻み~」
「《ジュール・ヴェルヌ》も、突破不能」
「心理的に、嫌悪感を与え~」
「10億人が、惑星テラから、転出したり」
「――反発の壁……リパルサー・ウォール?」
「……」
「とはいえ」
「このリパルサー・ウォールも~」
「研究者とか~」
「保安の専門家とか~」
「旅行会社とか~」
「そうした人たちが~」
「衛星ルナに~」
「わらわら群がるのを~」
「脅して止める、役には立たず」
「……」
「かくして」
「ジュピター級ウルトラ戦艦《エラス・コロム=カン》を旗艦とする~」
「艦隊1000隻が~」
「衛星ルナから、3万キロの位置で~」
「交通を、封鎖」
「観察を、続けるのでした」

 新銀河暦1514年6月15日、惑星テラ――

「歴史は、繰り返すのです」
「ペリー・ローダンは~」
「あらためて、月に立つ~」
「最初のひとりになるのです」
「……」
「ペリー・ローダンが~」
「訪れた~」
「テラニア・スペースポートの~」
「封鎖された、ドームの中は~」
「はためには、何のコトやら、わからない~」
「打ち上げ準備に、忙殺されていたのです」
「金星人、バジル・ナンは~」
「――骨董品が、好きっ」
「ペリー・ローダンの、助手的立場で~」
「――まさか、このペリー・ローダンまで、骨董品扱いか?」
「とっくに決まっている、最終結果を~」
「もう一度、コントロールするという目的に~」
「集中しているんだか」
「いないんだか……」
「――美しい。じつに美しく、力強いっ」
「ここでは~」
「秘密裏に~」
「月宇宙船《スターダイヴァー》の準備が、進んでいました」

 同日、衛星ルナ近傍、《エラス・コロム=カン》――

「ペリー・ローダンは~」
「専門家から、新発見を聞きます」
「――衛星ルナから?」
「――何者かが?」
「――くまなく周囲を、走査している?」
「――星系ソルの、全部・全員が?」
「――盗聴されている?」

 翌日、惑星テラ、ソラーハウス――

「ちなみに」
「自由テラナー連盟の中枢施設、太陽系政庁は~」
「惑星マハラニに、移転しました」
「惑星テラには、もうありません」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「ソラーハウスで~」
「首席科学者、アトル人シク・ドルクスタイゲルさんと~」
「会合」
「話題は、もちろん~」
「《スターダイヴァー》です」
「……」
「ちなみに」
「《スターダイヴァー》は~」
「――新開発の、超空間プログレス駆動を使って~」
「――助走なしに~」
「――いきなり、超空間に移行できる……はずだっ」
「――衛星ルナのリパルサー・ウォールを、突破できる……はずだっ」
「ですが」
「――静止状態から、船を飛ばすなんて~」
「――とてもとても……」
「操縦したがる、エモシオ航法士が~」
「見つかりません」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「――このペリー・ローダンが~」
「――《ミクル=ジョン》の操縦士をした経験を、活かし~」
「――本番パイロットを、務めようっ」
「志願したのです」
「……」
「ちなみに」
「《スターダイヴァー》の乗組員は~」
「――ペリー・ローダン」
「――トウフェク」
「――シャンダ・シャーモットさん」
「――ハイパー物理学者フィオン・ケメニー」
「以上、4名」
「発進予定日は~」
「新銀河暦1514年6月19日です」

 星系ソル、火星――

「ペリー・ローダンは~」
「億万長者ヴィコル・ブガシドウと~」
「会合」
「……」
「ちなみに」
「億万長者ヴィコル・ブガシドウは~」
「1463年9月生まれの、テラナー」
「ロシア系です」
「で」
「億万長者ヴィコル・ブガシドウの~」
「個人ヨット《クルーゼンシュテルン》は~」
「箱型のポスビ船――一辺2.5km」
「表面の凸凹は、ならしてあって~」
「上面に~」
「――中世のオトギの城?」
「――聖ワシリー大聖堂?」
「そんなのが混ざったみたいな、装飾があったり」
「で」
「《クルーゼンシュテルン》の~」
「操縦士、ファリエ・セフェロアさんは~」
「テフローダーです」
「……」
「ちなみに」
「会合の直前~」
「TLD長官、アッティラ・レッコルが~」
「ペリー・ローダンに~」
「教えたのです」
「――ファリエ・セフェロアさんは~」
「――おそらく、アナタの血縁者です」
「――わかりやすく、言うと~」
「――孫娘です」
「……」
「で」
「億万長者ヴィコル・ブガシドウは~」
「――メデューサ惑星群の探索は~」
「――すばらしいのです」
「――是非とも、ハマってほしいのです」
「――複雑な計算が、必要なので~」
「――星系ソルの計算脳〈アザーワイズ〉の、計算時間を~」
「――是非とも、割り当ててほしいのです」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「――目下~」
「――このペリー・ローダンも~」
「――計算脳〈アザーワイズ〉も~」
「――衛星ルナの問題で、手一杯なのだ」
「――また、今度~」
「――誘っては、もらえまいか?」
「やんわり、断るのでした」

 都市テラニア、スタータック・シュレーダー医院――

「目下――」
「ネズミビーバー、グッキーが~」
「入院中」
「昏睡状態です」
「……」
「2年前――」
「グッキーは~」
「出現した衛星ルナに~」
「――テレポートっ」
「試みて~」
「失敗」
「ある種のパラ精神的な火傷を~」
「負ったのでした」
「で」
「目下――」
「グッキーの脳は~」
「再構築中なのでした」

 同じ頃、銀河系イーストサイド、星系ガタミュズ――

「星系ソルから、距離5万9475光年」
「《ガルブレイス・デイトンV》を旗艦とする~」
「ギャラクティカムの艦隊は~」
「ポリポート駅《イタフォル=5》を~」
「警固していました」
「……」
「ちなみに」
「そもそも」
「5万年前――」
「惑星レムール=現在の惑星テラに、発した~」
「レムール人は~」
「銀河系全域に、星間帝国を築き~」
「タマニウムと、称しました」
「局部銀河群の随所に~」
「恒星転送機を、遺したのも~」
「レムール人です」
「が」
「その後――」
「タマニウムは、滅亡」
「レムール人は、散り散りになりました」
「レムール人がいなくなった~」
「銀河系イーストサイドでは~」
「ブルー人が、勢力を伸ばしたのです」
「……」
「旧暦2406年――」
「アンドロメダ銀河で~」
「〈島の王たち〉――レムール人の末裔の一派――の体制が、崩れると~」
「テフローダー――レムール人の末裔の一派――は~」
「アンドロメダ銀河を、脱出」
「銀河系のノースサイドあたりに、漂着」
「住みつきました」
「その後――」
「テフローダーは、勢力を拡大し~」
「新タマニウムと、称したのです」
「……」
「で」
「そもそも――」
「ポリポート駅《イタフォル=5》は~」
「銀河系サウスサイド、恒星転送機ナベグ五角形の近所に~」
「設置してありました」
「が」
「13年前――」
「恒星転送機のハイパーエネルギー場と~」
「相互作用でも、したのか~」
「――転送が、遅れた?」
「――また、遅れた?」
「動作不良が、目立つようになりました」
「そこで」
「銀河系イーストサイド、星系ガタミュズに~」
「移転したのです」
「が」
「この移転が、きっかけで~」
「星系ガタミュズは~」
「ブルー人 VS 新タマニウム」
「両勢力の、紛争の火種に、なり~」
「……」
「4年前――」
「――ばーん」
「――どどーん」
「武力衝突・発生」
「……」
「その後――」
「星系ガタミュズは~」
「ブルー人が、管轄」
「テフローダーの侵入を~」
「牽制し続けてきたのでした」

 銀河系イーストサイド、星系ガタミュズ――

「アンナ・パトマンさんは~」
「《ガルブレイス・デイトンV》の司令官」
「大佐です」
「で」
「《ガルブレイス・デイトンV》を旗艦とする~」
「ギャラクティカムの艦隊は~」
「ポリポート駅《イタフォル=5》を~」
「警固するのが、任務です」
「いろいろと~」
「ストレスだって、溜まります」
「……」
「今日も~」
「アンナ・パトマンさんは~」
「贅沢な、ペパーミント・ティー・タイム」
「ひとり、優雅に~」
「ささくれだつ神経を~」
「ペパーミント・ティーの香で、なだめていると~」
「――!」
「――テフローダーの監視船が、接近?」
「――全艦、警報発令よっ」

 銀河系イーストサイド、星系ガタミュズ――

「――ばーん」
「――どどーん」
「武力衝突・発生」

 銀河系イーストサイド、星系ガタミュズ――

「《ガルブレイス・デイトンV》を旗艦とする~」
「ギャラクティカムの艦隊は~」
「紛争に、介入できません」
「見守るしか、ないのです」
「と」
「わかってきました」
「――今回の一件には?」
「――新タマニウムの指導者、ヴェトリス=モラウドが?」
「――関与している?」
「……」
「本件は~」
「ギャラクティカムの重要事案に、なり~」
「超危険な紛争の火種に、なったのでした」

 新銀河暦1514年6月19日、《スターダイヴァー》――

「――3……2……1……0……」
「――ファイアっ」
「――ごごっ」
「《スターダイヴァー》+4名は~」
「テラニア・スペースポートを、発進し~」
「計算どおり、衛星ルナへ」

 衛星ルナ、リパルサー・ウォールの外――

「《スターダイヴァー》は~」
「――これより~」
「――リパルサー・ウォールを、突破するっ」
「――3……2……1……0……」
「――超空間プログレス駆動、稼働っ」
「――うぃぃぃん」
「――!」

 衛星ルナ、リパルサー・ウォールの中――

「衛星ルナの地表で~」
「テクノ・メッシュが、開きました」
「で」
「球形艦32隻が~」
「――ごごごっ」
「上昇」

 衛星ルナ、リパルサー・ウォールの中――

「《スターダイヴァー》は~」
「――!」
「衛星ルナの地表近くに~」
「到達」
「と」
「そこを~」
「――どどーん」
「撃たれました」

 星系ソル――

「立体映像が、現れました」
「――アトピック法廷の名のもとに~」
「――シェクヴァル・ゲネリュクが、告げるっ」
「――テフローダーとブルー人の紛争に、介入する途上の~」
「――星系ソルの艦隊は~」
「――即刻、停止せよっ」

 星系ソル――

「星系ソルの艦隊は~」
「停止しませんでした」
「――ごごごっ」
「リニア空間を抜けて、発進していくのです」

 星系ソル――

「オンリョン艦隊32隻は~」
「宇宙魚雷300基を~」
「――ぽっとん」
「――ごごっ」
「射出」

 星系ソル――

「星系ソルの艦隊は~」
「宇宙魚雷203基を~」
「――ばーん」
「処分しました」
「が」
「残る97基は~」
「これまで、誰も、毛ほども、思わなかったコトを~」
「成し遂げるのです」
「……」
「97基は~」
「リニア空間を航行する、星系ソルの艦隊を~」
「――ばーん」
「撃破」
「……」
「オンリョン艦隊32隻は~」
「星系ソルの艦隊の猛攻を~」
「ものともせずに~」
「リパルサー・ウォールの中へ~」
「帰到」

 星系ソル――

「立体映像は~」
「――星系ソル全域で~」
「――無期限のリニア飛行の禁止を~」
「――申し渡すっ」

 銀河系――

「さらに」
「立体映像は~」
「銀河系全域に向けて~」
「曰く」
「――本日ただいま~」
「――アトピック法廷の開廷を、宣言する」
「――最初に~」
「――ペリー・ローダン」
「――ボスティク1世」
「――両名の引き渡しを、要求するっ」
「で」
「――ペリー・ローダンの罪は~」
「――ドリフェル・ショックを、引き起こしたコトであるっ」
「――超知性体を何体も、直接、手に掛けたコトであるっ」
「――ならびに~」
「――予測するに~」
「――正義の第八循環8万4387年における~」
「――GAヨマドの〈世界を滅ぼす劫火〉エクピュロシスも~」
「――ペリー・ローダンに、責があるっ」
「ちなみに」
「ボスティク1世の罪については~」
「まだ、明瞭ではありません」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
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◆今回のひとこと

 クルーゼンシュテルンは、ロシアではじめて世界周航した提督。
 文献に「日本海」と書いた最初の人らしい。


d-information ◆ 772 [不定期刊] 2013/05/20
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