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| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

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771 [2013/05/13]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2699 . Uwe Anton / Das Neuroversum / ニューロバース
2700 . Andreas Eschbach / Der Techno-Mond / テクノ・ムーン
2701 . Christian Montillon / Unter der Techno-Kruste / テクノ殻の下で
2702 . Marc A. Herren / (未詳)
2703 . Bernd Perplies / Tod im All / 宇宙に死す
2704 . (未詳)
2705 . Michael Marcus Thurner / (未詳)

□ Perry Rhodan-Heft 2699話「ニューロバース」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2699-das-neuroversum.html ]

 (承前)

 アンドロイド、エロイン・ブリゼル――

「エロイン・ブリゼルは~」
「もともと~」
「サンブリ・ユラさんが、指揮する~」
「コスモクラート製の青い転子状船《光力》の~」
「付属品的な~」
「小人アンドロイドの1体です」
「……」
「サンブリ・ユラさんが~」
「宇宙的な事件に、巻きこまれ~」
「失踪した……ように見えた時~」
「船載脳〈ダン〉と、相談の上~」
「とあるテラナー――細胞活性装置所持者――に、接触」
「――サンブリ・ユラさんを、探して欲しいのレス」
「――アるラスカさん」
「噛みました」
「で」
「《光力》が~」
「〈調和の帝国〉エスカリアンの銀河の~」
「異常空間で沈没した……ように見えた時~」
「そのテラナーと、ふたりで放浪」
「――諦めないで、一緒に旅するのレス」
「――アるラスカさん」
「まだ噛みます」
「で」
「アるラスカ・シェーデレーアと~」
「エロイン・ブリゼルは~」
「〈調和の帝国〉エスカリアンの銀河で~」
「サンブリ・ユラさん捜索の、手掛かりを求め~」
「設計家ショロウブワの謎を、追い~」
「《シュラウベ=B》――《光力》の搭載艇と同型――とか~」
「《世界をしまう船》――ボットネットを思わせる巨大船――を~」
「手に入れたり」
「現状打開のため、なくてはならないチームとして~」
「ショロウブワの制御惑星Iの近傍に~」
「いた……はずでした」
「……」
「が」
「前回――」
「アるラスカ・シェーデレーアは~」
「自分の細胞活性装置を~」
「サンブリ・ユラさんに~」
「提供」
「余命62時間の身体に~」
「なりました」
「《光力》の現・司令官、三月ウサギに~」
「連絡をとりました」
「――自分が、《光力》の次の司令官になります」
「――だから~」
「――代わりに~」
「――サンブリ・ユラさんを、自由にしてください」
「アるラスカ・シェーデレーアは~」
「エロイン・ブリゼルを、残して~」
「ひとりで~」
「《光力》に、移乗したのでした」

 新銀河暦1470年1月――

「通常宇宙――」
「すなわち」
「〈調和の帝国〉エスカリアンの銀河の~」
「ショロウブワの制御惑星Iの~」
「近傍」
「と」
「異常空間――」
「目下、超兵器ボットネットが、次元トンネルで結ぶ~」
「2つの領域で~」
「事態は、緊迫していました」

 通常宇宙:青い転子状船《光力》――

「現・司令官・三月ウサギは~」
「次期・司令官候補・アラスカ・シェーデレーアを~」
「歓迎」
「……」
「じつは」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「――《光力》内部は~」
「――時間の進み方が、違うはずっ」
「この可能性に、賭けて~」
「細胞活性装置を~」
「外したわけで」
「……」
「三月ウサギは~」
「アラスカ・シェーデレーアの状況を~」
「わかっていました」
「――ソレって、むしろ~」
「――《光力》に就職するのに、有利なのでは?」
「――職場放棄できない、ってコトでしょ?」

 通常宇宙:《光力》司令官の、贅沢な居室――

「突然」
「――!」
「アラスカ・シェーデレーアの前に~」
「出現したのは~」
「――デロリアン・ローダンの、若い頃?」
「では、ありません」
「……」
「前回~」
「デロリアン・ローダンは~」
「サンブリ・ユラさんが~」
「あらかじめ、仕掛けておいた~」
「抜け道から~」
「《光力》に~」
「ナノ工作員を、送りこみ~」
「《光力》の船載脳〈ダン〉と、接触」
「複製を、作っておいたのです」
「で」
「今回~」
「出現したのは~」
「――《光力》の船載脳〈ダン〉(複製)のアバター?」
「なのでした」
「……」
「さて」
「両名は~」
「――は、はろー?」
「――はろー?」
「遠回しに、探り合います」
「……」
「アラスカ・シェーデレーアとしては~」
「船載脳〈ダン〉が~」
「デロリアン・ローダンの影響下にあるのか、ないのか~」
「知りません」
「一方」
「デロリアン・ローダンとしては~」
「このアラスカ・シェーデレーアが~」
「デロリアン・ローダンを、断罪しにきた~」
「コスモクラートの使者であるのか、ないのか~」
「わかりません」
「……」
「が」
「やがて~」
「両名は~」
「相互理解に、到りました」
「船載脳〈ダン〉(複製)は~」
「アラスカ・シェーデレーアに~」
「デロリアン・ローダンの計画を、伝えると~」
「――協力してください」
「――芝居の幕を、上げるのです」

 異常空間:星系ソル、6次元ヴェールの中――

「レジナルド・ブル率いる、テラ艦隊」
「《バジス》=〈多宇宙接眼〉+供給系モジュール」
「死者団脳+超知性体アルダールの遺体を載せた、プラットフォーム」
「以上は~」
「星系ソルを包む~」
「変圧した6次元ヴェールの内側に~」
「立て籠もりました」

 異常空間:星系ソル、6次元ヴェールの外――

「精神存在アルデン=超知性体タネドラルの四半分は~」
「〈調和の帝国〉全域のエスカラン=超知性体タネドラルの欠片を~」
「回収した後~」
「超知性体キン・シに、突進」
「――!」
「が」
「超がつくほど、飢えた~」
「超知性体キン・シは~」
「――ずぞぞっ」
「――ごっくん」
「精神存在アルデンを~」
「食べたのでした」

 異常空間:星系ソル――

「11:33――」
「6次元ヴェールが~」
「――!」
「崩壊」
「星系ソルは~」
「超知性体キン・シの前に~」
「無防備な姿を、さらします」

 異常空間:星系ソル、旗艦《レイフ・エーリクソンIV》――

「超能力者シャンダ・シャーモットさんは~」
「特別、感じやすいのです」
「超知性体キン・シの、精神の圧力に~」
「――うっ」
「ガツンと、やられました」
「ところが」
「――?」
「――超知性体キン・シの、精神の圧力が……?」
「――いきなり、弱まった……?」

 異常空間:星系ソル、外縁――

「超知性体キン・シは~」
「普通の人の目からは~」
「小さな恒星のように、見えていました」
「で」
「いま~」
「小さな恒星のようなモノは~」
「――ふらふら~」
「――ぷるぷる~」
「星系ソルから、離れはじめました」

 異常空間:星系ソル、《レイフ・エーリクソンIV》――

「超能力者シャンダ・シャーモットさんは~」
「特別、感じやすいのです」
「さきほどの~」
「超知性体キン・シの、精神の圧力に~」
「ガツンと、やられて~」
「重傷でした」
「レジナルド・ブルは~」
「――医療ロボットっ」
「――応急措置っ」
「超能力者シャンダ・シャーモットさんは~」
「意識を留め~」
「報告して、曰く」
「――超知性体キン・シは……」
「――食べ過ぎです……」
「――超知性体タネドラルの四半分×3を、食べて……」
「――精神存在アルデン+全エスカランも、食べて……」
「――消化能力の限界を、超えたのです……」
「――超知性体キン・シの中で、また合体した……」
「――超知性体タネドラルの四半分×4は……」
「――超知性体キン・シのネガティヴ成分を……」
「――凌駕して……」
「――がっくり……」

 異常空間:超知性体キン・シ――

「けっきょく~」
「超知性体キン・シは~」
「超知性体タネドラルの罠に~」
「はまったのでした」
「……」
「小さな恒星のようなモノは~」
「――ふらふら~」
「――ぷるぷる~」
「エフェメラルポートへ」
「その内部では~」
「――うっぷ」
「――ぐるぐるー」
「――ごろごろー」
「人智を超えた戦いが~」
「続きます」

 異常空間:星系ソル、《レイフ・エーリクソンIV》――

「――周辺の、超知性体キン・シの艦隊が?」
「――動かない?」
「――攻撃も、しないで……?」
「――エフェメラルポートの方へ、飛び去った?」
「レジナルド・ブルは~」
「――発進だっ」
「――第1機動艦隊=〈LFT-BOX〉1500隻は、当艦に続けっ」
「――ごごごっ」

 異常空間:エフェメラルポート――

「スペンタ種族は~」
「特殊な巨大ブラックホールに~」
「特殊な細工を、施して~」
「エフェメラルポートを、建設したのです」
「で」
「エフェメラルポートの~」
「こちら側から~」
「超知性体の遺体を~」
「押しこむと~」
「――むりむりむりっ」
「あちら側に~」
「プシ粘土が、生成されて~」
「異常空間≒ニューロバースの~」
「安定に~」
「寄与するのです」
「……」
「《レイフ・エーリクソンIV》+第1機動艦隊が~」
「到着してみると~」
「――ちょうど、今?」
「――スペンタ種族の釘状船が?」
「――エフェメラルポートに~」
「――恒星ソルにあった、超知性体アルケティムの遺体を~」
「――曳航したところ?」
「押しこむと~」
「――むりむりむりっ」
「異常空間≒ニューロバースの~」
「安定に~」
「寄与しました」

 異常空間:超知性体キン・シ――

「超知性体キン・シは~」
「超がつくほど、怒っていました」
「――補助種族も、裏切った」
「――艦隊も、裏切った」
「――このキン・シを作ったヤツも、裏切った」
「――どいつも、こいつもっ」
「――このキン・シを、騙しやがってっ」
「……」
「超知性体キン・シは~」
「――ふらふら~」
「――ぷるぷる~」
「まだ、耐えていました」
「精神の命令で~」
「――艦隊はっ」
「――エフェメラルポートへっ」
「――このキン・シを、助けろっ」
「呼び寄せてみたり」
「……」
「が」
「――力が、抜ける」
「――いろいろ、抜けそう」
「その内部では~」
「――うっぷ」
「――ぐるぐるー」
「――ごろごろー」
「超知性体タネドラルが~」
「絶え間なく、突き動かすのです」
「超知性体キン・シは~」
「――もう、終わりかも」
「――いろいろ、終わってしまうかも」
「思うのでした」

 異常空間:エフェメラルポート――

「超知性体キン・シ+超知性体タネドラルは~」
「エフェメラルポートに~」
「――!」
「異常空間≒ニューロバースの~」
「最終的な安定に~」
「必要な~」
「48番目の超知性体として~」
「――むりむりむりっ」
「寄与したのでした」

 異常空間:エフェメラルポート近傍――

「――!」
「《レイフ・エーリクソンIV》艦内に~」
「警報発令」
「レジナルド・ブルは~」
「――通常宇宙につながる開口部、のあたりに?」
「――恒星系がひとつ、物質化した?」
「――行くぞっ」
「――ごごごっ」

 その少し前、通常宇宙:ショロウブワの制御惑星I、近傍――

「《世界をしまう船》で~」
「ペリー・ローダンは~」
「あれこれ、考えます」
「――アラスカが、行ってしまった」
「――アラスカが、逝ってしまう」
「――どうして止められなかったんだろう」
「――ぐっすん」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「あれこれ、考えます」
「モンドラ・ダイアモンドさんのコト」
「グッキーのコト」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンのコト」
「デロリアン・ローダンのコト」
「サンブリ・ユラさんのコト」
「で」
「自分のコトばかり~」
「あれこれ、考えていると~」
「――!」
「エロイン・ブリゼル――《世界をしまう船》の操縦士――が~」
「思い詰めた顔を、していました」
「――みなさん、今すぐ、出て行くのレス」
「――自分は~」
「――アるラスカさんと、約束したのレス」
「――アるラスカさんの望みを、叶えるのレス」
「――みなさん、出て行かないなら~」
「――強制排除レス」

 通常宇宙:《世界をしまう船》――

「全員で~」
「格納庫に向かう、途中~」
「グッキーは~」
「――アラスカが、行っちゃった」
「――アラスカが、逝っちゃう」
「サンブリ・ユラさんに~」
「食ってかかったり」
「――アンタもっ」
「――デロリアンもっ」
「――私利私欲のために~」
「――アラスカを、利用して~」
「――引きずり回した、だけじゃないかっ」
「と」
「サンブリ・ユラさんは~」
「いつもの、このヒトの特性に~」
「反するコトですが~」
「――もにょもにょ……」
「――もにょもにょ……」
「ほんの少し、事情を説明したり」
「で」
「グッキーも~」
「――わ、わかった」
「――もういいよっ」
「気勢を、削がれたとか」
「……」
「サンブリ・ユラさんは~」
「小型宇宙船《ジュゼル》で、離脱」
「その他、一同は~」
「《ミクル=ジョン》で、離脱」
「で」
「《世界をしまう船》は~」
「――発進レス」
「――ごごごっ」

 通常宇宙:《ミクル=ジョン》――

「《ミクル=ジョン》に~」
「《光力》司令官――まだ在任中の――三月ウサギが~」
「やってきました」
「――期限が来たっ」
「――決断の時だっ」
「――即刻、超兵器ボットネットを、引き渡すのだ」
「――即刻、超知性体キン・シを、処分するのだ」
「――でないと~」
「――《光力》から、アレを、ばらまくぞっ」
「いろいろ、状況は違ってきてるのに~」
「まだ、同じコトを、言っています」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「思うのです」
「――まだ言う?」
「――三月ウサギって……」
「――もしかして、残念なヒト?」
「考察するのです」
「――もしかして」
「――デロリアンは~」
「――残念なジンザイが、《光力》の司令官になるように~」
「――サンブリ・ユラさんを、通じて~」
「――あらかじめ~」
「――仕込んでおいた、とか?」
「と」
「――お話中、失礼しますです」
「ミクル――《ミクル=ジョン》のツクモ神のようなもの――が~」
「――時空構造に、巨大な擾乱が発生してるです」
「――異常空間につながる開口部が、徐々に拡大してるです」
「――超兵器ボットネットが、作動準備してるです」

 通常宇宙:《光力》――

「突然」
「何かのエネルギー体が~」
「接近」
「――がるるっ」
「それは~」
「かつて~」
「超知性体タネドラルから、切り離されて~」
「捨てられた~」
「精神集合体タファラ(小)――高次勢力に向けた憎悪でいっぱい――でした」
「――がるるっ」
「精神集合体タファラ(小)は~」
「《光力》に、襲いかかります」

 通常宇宙:超兵器ボットネット――

「超兵器ボットネットは~」
「いまさらですが~」
「何でもありの、超フィクティヴな転送機です」
「転送できない、モノや、場所なんて~」
「まず、ないのです」
「で」
「目下」
「超兵器ボットネットは~」
「サンブリ・ユラさんの~」
「制御下にあり~」
「……」
「――ばりばりっ」
「作動・寸前」

 通常宇宙:《ミクル=ジョン》――

「さきほど~」
「ペリー・ローダンに~」
「――もしかして、残念なヒト?」
「と、思われてしまった~」
「三月ウサギですが~」
「――《光力》は、防御バリアを張るさっ」
「――奇襲程度なら、ひとりで防げるさっ」
「その程度は、わかっていました」

 通常宇宙:《光力》――

「精神集合体タファラ(小)は~」
「――がるるっ」
「真正面から、《光力》に突進」
「一切、減速しないで~」
「突っこみました」
「――どーん」
「《光力》は、無傷」
「でも」
「精神集合体タファラ(小)は~」
「――ががるっ」
「助走をとると~」
「再度、突進」

 通常宇宙:《ミクル=ジョン》――

「ペリー・ローダンは~」
「ミクルに~」
「こっそり、命じて曰く」
「――三月ウサギを、《光力》に、帰らすなっ」
「――拘束するのだっ」
「――あらゆる手段を、使ってかまわんっ」
「で」
「ミクルは~」
「名状しがたい手段で~」
「――がしっ」
「三月ウサギを、捕獲」
「……」
「と、いうわけで」
「精神集合体タファラ(小)の~」
「2度目の突進の時~」
「三月ウサギは~」
「文字どおり、戦力外」
「当然、アレをばらまくことも、できません」

 通常宇宙:《光力》――

「――どーん」
「2度の突進で~」
「精神集合体タファラ(小)は~」
「――がががっ」
「壊れたようです」
「一方」
「《光力》は、あいかわらず無傷」
「のように、見えました」

 通常宇宙:《光力》――

「ちなみに」
「コスモクラートの工廠惑星エヴォラクスが、建造した~」
「《光力》タイプの青い転子状船の~」
「外装は~」
「拡散型の視覚効果を、呈すのです」
「外から見ると~」
「別の次元に、存在するかのように~」
「入れ子状に~」
「見えるのです」
「で」
「この状態の、青い転子状船に~」
「通常の攻撃なんて~」
「まず、通用するはず、ないのです」

 通常宇宙:《光力》周辺――

「さて」
「《光力》は、あいかわらず無傷」
「のように、見えました」
「でも」
「仮にも、超知性体(部分)級の~」
「精神集合体タファラ(小)が~」
「――がががっ」
「壊れるまで、体当たりして~」
「本当に無傷の宇宙船なんて~」
「まず、存在するはず、ないのでした」
「……」
「突然」
「――!」
「《光力》が、普通に見えるように、なりました」

 通常宇宙:《光力》周辺――

「すかさず~」
「サンブリ・ユラさんの《ジュゼル》が~」
「――どどーん」
「デロリアン・ローダンの《トルバ》(遠隔操縦)が~」
「――どどーん」
「加えて~」
「エンネルハールの〈光胞〉が~」
「――どどーん」

 通常宇宙:《ミクル=ジョン》――

「――!」
「司令室に~」
「エンネルハールの立体映像が~」
「出現」
「グッキーに、ウィンクします」
「――さすがの全自動テレポート毛布も~」
「――ここで~」
「――このエンネルハールが~」
「――加勢するとは~」
「――思わなかったろ?」
「立体映像は~」
「――ざざざーっ」
「消えました」
「で」
「――!」
「アラスカ・シェーデレーアの立体映像と~」
「船載脳〈ダン〉(複製)の立体映像が~」
「出現」
「――これから~」
「――《光力》の船載脳〈ダン〉(本物)を~」
「――シャットダウンします」
「――タイミングを、合わせて~」
「――巧くやってください」
「立体映像は~」
「――ぷつっ」
「消えました」

 通常宇宙:《光力》周辺――

「《世界をしまう船》が~」
「――ごごごっ」
「真正面から、《光力》に突進」

 通常宇宙:《ミクル=ジョン》――

「ペリー・ローダンは~」
「――《光力》を撃てっ」
「――どどーん」
「が」
「――いくら撃っても?」
「――《光力》を突き抜ける?」
「と」
「そこへ」
「《世界をしまう船》のエロイン・ブリゼルから~」
「通信が、入りました」
「――みなさん、落ち着くのレス」
「――タイミングを、合わせて~」
「――これから指定するトコロを、撃つのレス」

 通常宇宙:《光力》周辺――

「ショロウブワが隠匿していた《世界をしまう船》は~」
「超兵器ボットネット――48の花弁からなる――を、思わせます」
「で」
「超兵器ボットネットは~」
「いまさらですが~」
「何でもありの、超フィクティヴな転送機です」
「転送できない、モノなんて~」
「まず、ないのです」
「……」
「《世界をしまう船》の花弁が、開きました」

 通常宇宙:《光力》周辺――

「サンブリ・ユラさんの《ジュゼル》」
「デロリアン・ローダンの《トルバ》」
「エンネルハールの〈光胞〉」
「ペリー・ローダンの《ミクル=ジョン》」
「全船は~」
「エロイン・ブリゼルの指定どおり~」
「《世界をしまう船》を~」
「――どどどーん」

 通常宇宙:《光力》周辺――

「《世界をしまう船》は~」
「《光力》に突進しながら~」
「――ばーん」
「《光力》と共に、消滅したのでした」

 通常宇宙:超兵器ボットネット――

「――ばりばりばりっ」
「超兵器ボットネットは~」
「《ジュゼル》も~」
「《トルバ》も~」
「〈光胞〉も~」
「《ミクル=ジョン》も~」
「制御惑星Iも~」
「星系まるごと~」
「異常空間に、転送」

 異常空間:《ミクル=ジョン》――

「ペリー・ローダンは~」
「三月ウサギの拘束を、解きました」
「が」
「三月ウサギは~」
「うちひしがれて~」
「――《光力》が……」
「――宇宙の、遥か彼方まで……」
「――すっ飛ばされてしまったぁ……」
「――がっくり」
「――ずざざざー」
「崩れ落ちました」
「……」
「おそらく~」
「デロリアン・ローダンが、仕組んだとおり~」
「三月ウサギは~」
「ものの見事に~」
「残念な役割を、果たしたのでした」

 異常空間:エンネルハール――

「――超知性体〈それ〉に報告してくるっ」
「と、去りました」

 異常空間:《ミクル=ジョン》――

「グッキーは~」
「精神集合体タファラ(小)の要望を~」
「――ががるっ」
「聞き取ると~」
「ペリー・ローダンに、通訳」
「――もう、死ぬんだって」
「――恒星ソルの中で、死にたいんだって」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「考察します」
「――精神集合体タファラ(小)って……?」
「――高次勢力に、鼻が利くし~」
「――高次勢力に、絶対に懐かないし~」
「――凶暴だし~」
「――ドーベルマンみたいな精神集合体……だよな?」
「――それが、死ぬ……んだよな?」
「――でも」
「――恒星ソルの中にあった~」
「――超知性体アルケティムの遺体だって~」
「――ゾンビみたいに、活発だったような……?」
「胸算用します」
「――恒星ソルの中に~」
「――番犬ゾンビ――高次勢力を見れば噛みつくように、調教済み――を~」
「――飼ったなら~」
「――高次勢力を~」
「――牽制できるかな?」
「――少なくとも~」
「――高次勢力の使者は~」
「――来るのが、難しくなるよな?」
「――何か事件が起きるたびに~」
「――星系ソルを、利用するのを~」
「――やめさせられる……かも?」
「――ドーベルマン・ゾンビ、最高だぜっ」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「決断して、曰く」
「――要望を、受け入れようっ」
「と」
「デロリアン・ローダンも~」
「これに、同意したり」
「――超知性体〈それ〉も~」
「――興味深い可能性と、見るかもです」

 異常空間:制御惑星I近傍――

「《レイフ・エーリクソンIV》+第1機動艦隊が~」
「到着しました」
「ペリー・ローダンと~」
「レジナルド・ブルは~」
「再会を、喜び合ったり」
「で」
「《ミクル=ジョン》と~」
「レジナルド・ブルの艦隊は~」
「半死の精神集合体タファラ(小)を~」
「牽引して~」
「星系ソルへ」
「……」
「デロリアン・ローダンは~」
「別れも言わないで、去りました」

 異常空間:星系ソル――

「半死の精神集合体タファラ(小)は~」
「恒星ソルの内部へ~」
「アルケティムの墓所へ~」
「そうして~」
「死の床に、横たわりました」
「――っ」
「……」
「ペリー・ローダンたちは~」
「異常空間の現状を、確認するため~」
「再度、エフェメラルポートへ」

 異常空間:エフェメラルポート――

「現場では~」
「ニューロバースを始める~」
「最終準備が、進んでいました」
「……」
「ウトロファル人――〈ガレオン宇宙船〉の航宙士――たちが~」
「全員、合体していきます」
「――〈多宇宙接眼〉と接続し~」
「――ニューロバースを動かす〈大航宙士〉になるのです」

 異常空間:《ミクル=ジョン》――

「モンドラ・ダイアモンドさんが~」
「ペリー・ローダンのところに、来ました」
「――ニューロバースに、残るわっ」
「さらに」
「ネモ・パルティジャンも~」
「ペリー・ローダンのところに、来ました」
「――ニューロバースに、残ろうかと」
「さらに」
「ミクル=《ミクル=ジョン》も~」
「――ニューロバースに、残るです」

 異常空間:星系ソル――

「転送が、始まります」
「星系ソルは~」
「銀河系の、もといた座標に戻るのです」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「デロリアン・ローダンが残した、データ水晶の資料映像を~」
「再生してみました」
「……」
「資料映像は~」
「推測にもとづく~」
「ニューロバースの発生を~」
「ビッグバンぽいトコロから、見せてくれました」
「――ばーん」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「資料映像を~」
「もう一度、再生してみたり」
「――点火」
「――ばーん」

 通常宇宙のどこか:《光力》――

「アラスカ・シェーデレーアは~」
「《光力》司令官の、贅沢な居室に~」
「引き籠もっていました」
「……」
「と」
「戸が、開きました」
「――エロイン・ブリゼル?」

 《光力》を吹き飛ばした、あの爆発の時――

「エロイン・ブリゼルは~」
「タイミングを、合わせて~」
「《世界をしまう船》から、《シュラウベ=B》に~」
「乗り換え~」
「《シュラウベ=B》ごと、《光力》に~」
「乗り移ったのでした」

 宇宙船《光力》――

「エロイン・ブリゼルは~」
「もともと~」
「コスモクラート製の青い転子状船《光力》の~」
「付属品的な~」
「小人アンドロイドの1体です」
「が」
「とあるテラナーに、依頼したり」
「とあるテラナーと、ふたりで放浪したり」
「……」
「思うに」
「どうやら~」
「エロイン・ブリゼルは~」
「そのテラナーの友達なのです」
「その友達を、ひとりには、できないのです」
「――諦めないで、一緒に旅するのレス」
「――アラスカさん」
「噛みませんでした」

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[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 次回、新展開。


d-information ◆ 771 [不定期刊] 2013/05/13
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