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768 [2013/04/22]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2696 . Hubert Haensel / Delorian / デロリアン
2697 . Arndt Ellmer / Der Anzug der Universen / 多宇宙服
2698 . Uwe Anton / Die Nekrophore / 搬死素
2699 . Uwe Anton / Das Neuroversum / ニューロバース
2700 . Andreas Eschbach / Der Techno-Mond / テクノ・ムーン
2701 . (未詳)
2702 . (未詳)
2703 . Bernd Perplies / Tod im All / 宇宙に死す

□ Perry Rhodan-Heft 2696話「デロリアン」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2696-delorian.html ]

 (承前)

 新銀河暦1470年1月16日、〈調和の帝国〉エスカリアンの銀河――

「侵攻してきた~」
「超知性体キン・シ+補助種族艦隊は~」
「当地の超知性体タネドラルを、滅ぼし~」
「当地の艦隊を、蹴散らし~」
「ボットネットを、呼び寄せると~」
「異常空間――現在、星系ソルはこの中――へと~」
「次元トンネルを、接続」
「迎撃してきた~」
「異常空間連合軍――現在、テラ艦隊はこの一部――を~」
「次元トンネルの向こう側へと~」
「追い返したり」
「が」
「突入すれば~」
「次元トンネルの向こう側には~」
「死者団脳+超知性体アルダールの遺体が~」
「異常空間連合軍と共に~」
「待ち構えていたり」
「と」
「戦況は、こんな具合です」

 戦闘宙域の片隅で――

「デロリアン・ローダンの《トルバ》は~」
「異常空間を出たところで~」
「エンネルハールの〈光胞〉に~」
「――神妙にしろっ」
「行く手を、阻まれました」
「で」
「デロリアン・ローダンは~」
「――弁明の機会を、ください」
「――そもそもの動機やら、何やらを~」
「――陳述する場を、設けてください」
「弁明は~」
「両者に都合の良い場所で、おこなうことに」

 アラスカ・シェーデレーアの《世界をしまう船》――

「弁明の場には~」
「ペリー・ローダン」
「モンドラ・ダイアモンドさん」
「すなわち~」
「デロリアン・ローダンの両親も~」
「招かれました」
「で」
「超知性体〈それ〉の年代記作者、デロリアン・ローダンは~」
「自分の半生を~」
「自分が体験した、壮大な時間ループのコトを~」
「語るのです」

 過去:超知性体〈それ〉の起源――

「憶えて、いるでしょうか……」
「2200万年前――」
「自称最弱の超知性体トレゴンが、誕生」
「〈星のメイルストローム〉の絶対真空〈鼓動〉へと~」
「ひきこもりました」
「……」
「絶対真空とは~」
「コスモクラートが、直接干渉できない~」
「カオタークが、直接干渉できない~」
「超知性体が、自分らしく生きられる場所」
「……」
「超知性体トレゴンは~」
「コスモクラート、カオタークと、不可侵条約を締結しました」
「――ここは、〈最初のトレゴン〉だ」
「――ここから、仲間を増やすのだ(増やさない約束は、していないっ)」
「――さあ、みんなも自分の〈トレゴン〉を造るのだ」
「――希望者には~」
「――〈トレゴン〉の造り方マニュアルと~」
「――〈鼓動〉と〈鼓動〉の連絡手段〈メガ=ドーム〉を~」
「――無料で、もれなく、プレゼントだ」
「とかいう、フリをして~」
「――コスモクラートも、カオタークも干渉してこない~」
「――絶対真空の中で~」
「――擬似コスモヌクレオチド〈メタヌ〉を~」
「――用意するのだ」
「――で」
「――擬似コスモヌクレオチド〈メタヌ〉から~」
「――〈終末メッセンジャー〉を~」
「――生産するのだ」
「――で」
「――まずは~」
「――周辺宙域に~」
「――〈終末メッセンジャー〉を~」
「――放出」
「――超知性体テルミオクを、筆頭に~」
「――近所の超知性体を~」
「――皆殺しだ」
「――で」
「――将来的には~」
「――〈メガ=ドーム〉経由で~」
「――すべての〈トレゴン〉の、絶対真空にも~」
「――〈終末メッセンジャー〉を~」
「――放出し~」
「――〈トレゴン〉に参加した~」
「――すべての超知性体を~」
「――皆殺しだ」
「――で」
「――この超知性体トレゴンの〈力の球形体〉を、最大にするのだ」
「――この超知性体トレゴンは、最強になるのだ」
「とか」
「二重の陰謀を、巡らして~」
「――さあ」
「――擬似コスモヌクレオチド〈メタヌ〉を、建設だ」
「2200万年を、かけて~」
「いそいそ」
「準備するのでした」
「……」
「新銀河暦1291年――」
「局部銀河群の超知性体〈それ〉は~」
「異銀河の超知性体5体と共に~」
「――超知性体トレゴンに、続くのだ」
「――ワレワレの〈トレゴン〉を、造るのだ」
「――6体で〈トレゴン連合〉を、結成だ」
「とかいう、フリをして~」
「――二重スパイとして、潜入捜査だ」
「――コスモクラートを、手引きして~」
「――超知性体トレゴンの〈最初のトレゴン〉を、叩き潰すのだ」
「とか」
「二重の陰謀を、巡らして~」
「それだけの、フリをして~」
「さらに」
「――自分の起源に関わる、タイムパラドックスを~」
「――ついでに、まとめて、処理するのだ」
「超知性体〈それ〉は~」
「《ソル》+アトランを~」
「〈メガ=ドーム〉経由で~」
「ダ・グラウシュ銀河の〈鼓動〉から~」
「1800万年前の~」
「セガフレンドー銀河に~」
「送りこんだのでした」
「で」
「この時――」
「現在時の《ソル》艦内で~」
「モンドラ・ダイアモンドさんが、出産したのが~」
「デロリアン・ローダン、0歳」
「――ばぶー」
「現在時の《ソル》の司令室に~」
「超知性体〈それ〉が、設置したのが~」
「〈繭〉という特殊な装置」
「で」
「〈繭〉の中に、潜んでいたのが~」
「超知性体〈それ〉の年代記作者」
「すなわち~」
「デロリアン・ローダン、1800万歳」
「……」
「1800万年前――」
「セガフレンドー銀河で~」
「芽吹く場所を探し疲れた、胞子雲〈ソルルモ〉」
「職探しに疲れた、コリデック種族――が変容した、半物質の〈蝶〉」
「2つの疲れた存在が~」
「――ふたりで、もう一度、がんばってみよう」
「――がしっ(合体)」
「超知性体エスタルトゥに、なりました」
「で」
「超知性体トレゴンの勧誘を、うけて~」
「――自分の〈トレゴン〉を、造るのよっ」
「造りました」
「コスモクラート、カオタークと、不可侵条約を締結しました」
「が」
「造ったところで~」
「超知性体ク・ウーガルが~」
「襲ってきました」
「――がうがうっ」
「……」
「じつは」
「この超知性体ク・ウーガルは~」
「ヒト呼んで〈秩序の過激派〉」
「コスモクラートの猟犬のようなモノ」
「――がうがうっ」
「……」
「猟師としては~」
「――ウサギに鉄砲を向けない約束は、したけれど~」
「――猟犬を放さない約束は、していないし」
「……」
「ちなみに」
「この猟犬は~」
「過激でした」
「超過激でした」
「で」
「そのうち~」
「猟師からも見放されるコトに、なるのです」
「が」
「狡兎死して走狗煮らる……の逸話は~」
「また、別の話」
「……」
「――がうがうっ」
「超知性体エスタルトゥは~」
「瀕死の重体に」
「が」
「ここに~」
「1800万年後から~」
「《ソル》+アトランが~」
「到来」
「超草=アリステス×1株」
「超蝶=キュム・ジョリアーの卵×1個」
「すなわち~」
「超知性体エスタルトゥの残滓を~」
「掻き集めて~」
「〈インシャラム〉へ」
「……」
「〈インシャラム〉は~」
「コスモクラート・タウレクが超空間に設置した~」
「超知性体生産施設」
「さしわたし849~1160kmの人工空間」
「内部には、安定化した高密度のプシ物質」
「ここに入った、高度の知性体は~」
「みな超知性体に進化してしまう、とかいう」
「で」
「《ソル》が運んだ~」
「超草=アリステス×1株」
「超蝶=キュム・ジョリアーの卵×1個」
「デロリアン・ローダン(小)0歳」
「デロリアン・ローダン(大)1800万歳」
「以上が~」
「〈インシャラム〉の中身と、いっしょに~」
「――ばーん」
「誕生した超知性体の卵は~」
「――トレゴンが、憎いーっ」
「――コスモクラートも、こわいーっ」
「トラウマを抱えて~」
「宇宙を、放浪するのです」

 過去:デロリアン・ローダン――

「デロリアン・ローダン(小)は~」
「超知性体〈それ〉の年代記作者として~」
「1800万年間に起きるコトを、記します」
「同時に」
「デロリアン・ローダン(大)は~」
「超知性体〈それ〉の年代記作者として~」
「1800万年間に起きるコトを、教えます」
「――超知性体の卵が~」
「――超知性体〈それ〉に成長するのに、必要なコトを~」
「――このデロリアン・ローダンが~」
「――教えましょう」

 過去:紀元前1775万6360年――

「〈インシャラム〉の出来事から~」
「23万8735年後――」
「超知性体の卵は~」
「超知性体アルケティムが死んだ後の、銀河系に~」
「到着」
「超知性体アルケティムの遺体の放射に、惹かれて~」
「星系ソルの第3惑星のタラニス島に、到着」
「で」
「デロリアン・ローダン(大)は~」
「教えて、曰く」
「――この地で~」
「――超知性体の卵は~」
「――超知性体〈それ〉に、なるのです」

 過去:デロリアン・ローダン――

「デロリアン・ローダン(小)は~」
「デロリアン・ローダン(大)と~」
「対話して~」
「心を決めました」
「――何とかして~」
「――超知性体〈それ〉の記憶媒体という、立場を脱して~」
「――それ以上の、何かになるのだ」
「そうなのです」
「わかっていたのです」
「――このデロリアン・ローダンの~」
「――誕生日に~」
「――時間ループは、終わるのだ」
「――このデロリアン・ローダンは~」
「――満0歳になった、途端~」
「――要らないコに、なるのだ」
「知は力なり、です」
「でも」
「時間ループが、終われば~」
「デロリアン・ローダンの知識ポイントは、0なわけで~」
「不安なのです」
「――取り得のなくなった、自分は~」
「――超知性体〈それ〉の中に~」
「――無個性に、埋もれてしまうだろう」
「――今の力も、自由も、なくしてしまうだろう」
「――うわああああっ」
「だから」
「考えたのです」
「――たとえば~」
「――超知性体トレゴンは~」
「――コスモクラートからも~」
「――カオタークからも~」
「――干渉されない~」
「――〈鼓動〉に、ひきこもって~」
「――失敗するわけだ」
「考えるのです」
「――このデロリアン・ローダンは~」
「――超知性体〈それ〉からも~」
「――コスモクラートからも~」
「――カオタークからも~」
「――モラル・コードからも~」
「――干渉されない~」
「――独自の宇宙を、生成して~」
「――成功したい」
「1800万年の未来の知恵を、絞って~」
「1800万年を、かけて~」
「いそいそ」
「準備するのでした」

 デロリアン・ローダンの弁明――

「――このデロリアン・ローダンが~」
「――見たコト、体験したコトは~」
「――すべて〈アムリンガルの年表〉に記されるはずだ」
「……」
「すなわち」
「自分は、記録の改竄なんて、するはずがない」
「そもそも、できるはずがない」
「あり得ないんだよ?」
「と、いう主張です」
「……」
「――勘違いしないでほしい」
「――このデロリアン・ローダンが~」
「――自分の行動において~」
「――自分が理解する限りにおいて~」
「――超知性体〈それ〉に背くなんて~」
「――あり得ないのだ」
「――ではなくて」
「――超知性体〈それ〉に~」
「――有益な知識を~」
「――超知性体〈それ〉の中の、エスタルトゥ成分にも~」
「――有益な知識を~」
「――ちょっと多めに流しこんだだけ、なんだからな」
「……」
「すなわち」
「自分は、超知性体〈それ〉に、干渉なんてしない」
「エスタルトゥ成分を、ちょっと贔屓したけれど~」
「良いじゃないか、人間だもの」
「と、いう主張です」

 過去:超知性体〈それ〉――

「超知性体〈それ〉は~」
「局部銀河群の〈力の球形体〉を~」
「ポジティヴに、発展させました」
「で」
「並行して~」
「有益な知識を~」
「ちょっと多めに流しこまれた~」
「超知性体〈それ〉の中の、エスタルトゥ成分は~」
「――〈ソルルモ〉の手掛かりを、探しててみよー」
「――〈コリデックの蝶〉の手掛かりを、探してみよー」
「自分の起源探しの旅に、出て~」
「発展途上のアンスリアン人が住む銀河を~」
「発見したり」
「で」
「超知性体〈それ〉は~」
「アンスレスタ=アンスリ(アン)+エスタ(ルトゥ)」
「と、命名した銀河を~」
「2個目の〈力の球形体〉として~」
「ポジティヴに発展させました」
「で」
「このアンスレスタ銀河の、技術とか~」
「アンスリアン人の、親切とか~」
「そういったモノが~」
「ポリポート駅網とか、商星とか~」
「ヴァトロクス種族の〈周波王国〉を生むもとに、なり~」
「カンダ銀河の超知性体キン・シを生むもとに、なるわけで」

 過去:紀元前1000万年頃――

「超知性体トレゴンの使者が~」
「超知性体〈それ〉を、勧誘に来ました」
「で」
「超知性体〈それ〉は、同意」
「が」
「超知性体〈それ〉の中の、エスタルトゥ成分は~」
「――トレゴンが、憎いーっ」
「――コスモクラートも、こわいーっ」
「……」
「かくして」
「超知性体〈それ〉の中の、エスタルトゥ成分は~」
「超知性体〈それ〉から~」
「分離」
「新生・超知性体エスタルトゥとして~」
「遠く、おとめ座銀河団で~」
「自分の〈力の球形体〉を、建設」
「……」
「年代記作家としては~」
「分離したエスタルトゥ成分が~」
「ここから、何をしようと~」
「年代記作家とは無関係ですよ、他人だもの」
「と、主張したいわけです」

 過去:紀元前400万年頃――

「デロリアン・ローダンは~」
「コーク銀河の出来事も~」
「見ていました」
「死者団脳が、作られて~」
「アルダール球体に、集められて~」
「超知性体アルダールに、発展するのも~」
「見ていました」
「超知性体アルダールが~」
「――いっぺん死んでみるのも、良いかも」
「――ばーん」
「クェーサーの誕生と共に~」
「自死するのも~」
「見ていました」
「さらに」
「当時、台頭してきた~」
「サイポラン人にも~」
「会っていました」
「……」
「そうしながら~」
「デロリアン・ローダンは~」
「――超知性体アルダールの遺体は~」
「――ニューロバースの発生と制御に、使えるっ」
「着々と~」
「計画を、進めるのでした」

 過去:紀元前3000年頃――

「デロリアン・ローダンは~」
「エクロース銀河、星系カイドの惑星サンハバを~」
「はじめて訪問」
「生きている都市と、契約しました」
「――都市アウレスは、ナノマシン基盤の高度技術を、供与すること」
「――デロリアン・ローダンは、都市に住人を、斡旋すること」
「で」
「都市アウレスは~」
「契約の御礼に~」
「まず、宇宙船《トルバ》を供与」
「デロリアン・ローダンは~」
「惑星テラから、瀕死の人を救い出しては~」
「都市アウレスに、搬送し~」
「〈星を讃える同盟〉の人員と、装備を、調えたり」

 さらに――

「デロリアン・ローダンは~」
「〈惑星橋〉の環都市アルダール=シャトで~」
「ファゲシ種族が、保管していた~」
「超知性体アルダールの遺体を~」
「盗んだり」
「惑星ファランドの、死者団脳と~」
「融合させたり」

 加えて――

「デロリアン・ローダンは~」
「すでに、以前から~」
「ハトル人の一派」
「ペトロン人――クエリオン人の一派」
「エラント人――クエリオン人の一派、パドラーの先祖」
「超技術の専門家たちに、依頼して~」
「〈多宇宙服〉を、作らせていました」

 過去:西暦2518年――

「デロリアン・ローダンは~」
「若い頃のサンブリ・ユラさんと~」
「はじめて、対面」

 過去:西暦2651年――

「デロリアン・ローダンは~」
「〈時間の井戸〉を、使って~」
「サンブリ・ユラさんと~」
「あらためて、連絡をとりました」
「……」
「そうなのです」
「知は力なり、です」
「デロリアン・ローダンは~」
「残りわずかな未来の知識を、駆使して~」
「気難しい、お嬢さまを~」
「計画に、引きこみました」
「が」
「じつをいうと~」
「サンブリ・ユラさんとしても~」
「――どうせ、仕事押しつけてくるだけ、のヒトたちだし」
「コスモクラートには~」
「そもそも、一片の未練もなかったのでした」
「……」
「設計家ショロウブワに、関しても~」
「同じコトが、言えます」
「デロリアン・ローダンは~」
「同じように、して~」
「設計家ショロウブワを~」
「計画に、引きこみました」

 さらに――

「デロリアン・ローダンは~」
「都市アウレスが生産した、ナノマシンを~」
「各所に、配備したり」

 その上で――

「デロリアン・ローダンは~」
「〈多宇宙服〉を~」
「惑星テラの衛星ルナの~」
「将来の《バジス》建造現場に、隠し~」
「将来に《バジス》船内に造られる〈多宇宙接眼〉部屋に~」
「置かれるように~」
「手配したり」

 さらに、もっと――

「デロリアン・ローダンは~」
「サンブリ・ユラさんを介して~」
「超知性体キン・シが~」
「ボットネットを~」
「手に入れるように、しむけたり」
「で」
「超知性体キン・シが~」
「超知性体アルケティムの遺体がある、星系ソルを~」
「手に入れるように、しむけたり」

 現在:《世界をしまう船》――

「父・ペリー・ローダンは~」
「呆れました」
「――星系ソルを、危険にさらしたのも?」
「――自家用宇宙を、造ろうとしたのも?」
「――今回の一件は~」
「――すべて、この馬鹿息子の不遜が、原因かっ」
「批難しました」
「が」
「息子・デロリアン・ローダンは~」
「空気を、読みません」
「さらに、こんなコトを、曰く」
「――ニューロバースを、もっと安定させるのに~」
「――細胞活性装置1基が、欲しいのです」
「――父上の活性装置を、くださいっ」
「ペリー・ローダンは~」
「――だが断るっ」
「が」
「母・モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「息子を、かばいます」
「――ウチのコは、不遜と違うんです」
「――本当は、優しい頭の良いコなんですっ」
「――やればできるコなんですっ」
「――行かせてやってくださいっ」
「いや、だから……」
「やらない方が、世のためだった、わけですが」

 かくして――

「エンネルハールは~」
「デロリアン・ローダンを、取り逃がしました」
「が」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「空気を、読みません」
「――息子との対話の機会を、ふいにしてっ」
「ペリー・ローダンを、責めるのでした」

 以下次号――

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 憶えるのも、思い出すのも、大変です。


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