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765 [2013/04/01]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2693 . Susan Schwartz / Meuterei auf der BASIS / 《バジス》の暴動
2694 . Susan Schwartz / Todeslabyrinth / 死の迷宮
2695 . Michael Marcus Thurner / Totenhirn / 死者団脳
2696 . Hubert Haensel / Delorian / デロリアン
2697 . (未詳)
2698 . (未詳)
2699 . (未詳)
2700 . Andreas Eschbach / Der Techno-Mond / テクノ・ムーン
2701 . (未詳)
2702 . (未詳)
2703 . Bernd Perplies / Tod im All / 宇宙に死す

□ Perry Rhodan-Heft 2693話「《バジス》の暴動」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2693-meuterei-auf-der-basis.html ]

 新銀河暦1470年1月、〈調和の帝国〉エスカリアンの銀河――

「デライン・アンレネ大佐は~」
「朝食を、摂りながら~」
「自分たちの置かれた状況を、反芻してみたり」

 昨年9月――

「商船として改装が済んだ《バジス》は~」
「銀河系から~」
「アンスレスタ銀河へ~」
「向かう予定でした」
「……」
「憶えているでしょうか……」
「《バジス》の上面には~」
「プラットフォームが、5面あります」
「昔は~」
「中央のプラットフォームに、ギャラクシス級戦艦――直径2500m」
「周囲4面のプラットフォームに、スターダスト級戦艦――直径800m」
「計5隻の大型艦を、載せていたのです」
「で」
「商船《バジス》は~」
「4面のプラットフォームに~」
「移動支店=《バジス》テンダー」
「《チザム》」
「《ヘルヴェーク》」
「《パナマ》」
「《シコウ・ジ・ル》」
「4隻を、載せたのです」
「……」
「《バジス》テンダーは~」
「ガニメド級テンダーをもとに、開発」
「3モジュールから、なります」
「第1は~」
「指揮モジュール」
「単独航行可能で、武装した球形船――直径500m」
「ようするに、マーズ級巡洋艦」
「第2は~」
「造船モジュール」
「単独航行可能で、修理・工作機械を装備――直径1km、厚さ400m」
「ようするに、造船プラットフォーム」
「第3は~」
「営業モジュール」
「自力航行できない、円形プラットフォーム――直径750m、厚さ200m」
「ようするに、展示会や会議に使える、商業用多目的施設」
「で」
「造船モジュールの~」
「前方の、切れこみに~」
「指揮モジュールが~」
「――合体」
「造船モジュールの~」
「底面の、深さ150mのくぼみに~」
「営業モジュールが~」
「――合体」
「これが~」
「《バジス》テンダーです」
「ちなみに」
「営業モジュールの下部は~」
「50m、出っ張ります」
「この円形の出っ張りが~」
「《バジス》上面の~」
「もとスターダスト級戦艦用・円形プラットフォームに~」
「うまい具合に、収まるらしい」
「……」
「さて」
「商船《バジス》は~」
「商人、芸人、文化人……大勢の一般市民を乗せて~」
「アンスレスタ銀河へ~」
「向かう予定でした」
「が」
「超知性体キン・シが~」
「《バジス》を、カンダ銀河に誘拐」
「ドサンティ種族の〈モミの実船〉団が~」
「《バジス》を、占拠」
「――!」
「乗員・乗客一同は~」
「搭載艦艇に、分乗」
「逃げ出したのです」
「……」
「当時――」
「デライン・アンレネ大佐は~」
「《バジス》テンダー《シコウ・ジ・ル》の司令官でした」
「が」
「逃走中に~」
「〈モミの実船〉団の攻撃を、受けて~」
「――ばーん」
「指揮モジュール《シコウ1》だけが、生き残ったのでした」

 その後、カンダ銀河――

「超知性体キン・シは、《バジス》を解体」
「――〈多宇宙接眼モジュール〉」
「――〈供給系モジュール〉」
「2個の塊に、再組み立て」
「……」
「一方」
「《バジス》搭載艦艇の、生き残りは~」
「再集結」
「ペリー・ローダンの、指示のもと~」
「デライン・アンレネ大佐の、指揮のもと~」
「カンダ銀河を、脱出し~」
「エスカリアン銀河に、向かったのでした」

 現在、エスカリアン銀河――

「《バジス》搭載船団は~」
「球状星団カウナロの~」
「星系レドンドから、距離3700光年」
「ある地球型惑星の、近所にいます」
「というのも」
「――この星域は、立ち入り困難」
「――絶好の隠れ家だ」
「……」
「5日前――」
「ペリー・ローダンは~」
「――可及的速やかに、迎えに来る」
「約束したのです」
「で」
「以後――」
「万事平穏」
「とはいえ」
「《バジス》の乗客だった、一般市民は~」
「《バジス》の乗員からなる、船団指導部に対して~」
「――エスカリアンにあるはずの~」
「――ポリポート駅を、探すべきですっ」
「――ペリー・ローダンなら~」
「――特別なクラスB制御装置を、使って~」
「――接続が切れた、ポリポート駅を~」
「――再接続できますっ」
「――家に、帰してください」
「繰り返し、要望するのでした」

 ヘアタ・ネロヴェルデ――

「憶えているでしょうか……」
「ヘアタ・ネロヴェルデさんは~」
「《バジス》の乗客だったひとり」
「特注アクセサリーの職人として~」
「装身具を商うマリーニさんと組んで~」
「生計を立てています」
「が」
「じつは~」
「ヘアタ・ネロヴェルデさんは~」
「TLD工作員の卵」
「目下――」
「養成コースを、受講中」
「――フツーの職人を、演じてみせるっ」
「――本物のTLD工作員に、なるんだからっ」

 《バジス》テンダー《チザム》――

「昨年――」
「《バジス》テンダー《チザム》は~」
「〈モミの実船〉団から逃走中に~」
「――ばーん」
「営業モジュール《チズ3》を失いました」
「現在は~」
「指揮モジュール《チズ1》+造船モジュール《チズ2》が~」
「《バジス》テンダー《チザム》です」
「……」
「昨年来――」
「ヘアタ・ネロヴェルデさんは~」
「この《チザム》=《チズ1》+《チズ2》に~」
「乗船しているのでした」

 《バジス》テンダー《チザム》――

「ちなみに」
「昨年来――」
「《バジス》搭載船団の乗客=一般市民たちは~」
「ペリー・ローダンと~」
「モンドラ・ダイアモンドさんの~」
「要請により~」
「代表者会議を、運営しています」
「……」
「ヘアタ・ネロヴェルデさんは~」
「――モンドラ・ダイアモンド先輩みたいな~」
「――本物のTLD工作員になるチャンスよっ」
「――両目を開いて、両耳を澄ますのよっ」
「と」
「何者かが~」
「――ポリポート駅を、探すべきですっ」
「《バジス》搭載船団の一般市民たちを~」
「扇動しているようです」
「ヘアタ・ネロヴェルデさんとしては~」
「――見逃せないわっ」

 《バジス》テンダー《チザム》――

「ヘアタ・ネロヴェルデさんは~」
「調査を進めるにつれ~」
「――何か起きている?」
「警戒を強化」
「――あのヒトたちの様子、怪しいわっ」
「尾行します」
「――何か、たくらんでいるわっ」
「つきとめました」
「――主犯は、シグマ・エッシビリ?」
「……」
「尾行していくと~」
「シグマ・エッシビリは~」
「一般市民用でない区画へ」
「ずんずん」
「ヘアタ・ネロヴェルデさんは~」
「尾行します」
「が」
「――!」
「殴られて~」
「昏倒」
「……」
「――はっ」
「目覚めた時には~」
「縛られていました」
「シグマ・エッシビリ配下の、一般市民たちは~」
「――ワレワレは~」
「――手を取り合い~」
「――帰宅計画を~」
「――遂行するのだっ」
「――それも~」
「――可及的速やかにっ」
「――おーっ」
「で」
「ヘアタ・ネロヴェルデさんは~」
「薬物を投与され~」
「――保安技術上、重要なのは……」
「――《チザム》の司令室を占拠するには……」
「明かして、しまうのでした」
「……」
「ちなみに」
「ヘアタ・ネロヴェルデさんの、看守は~」
「装身具を商うマリーニさんが、務めたとか」

 《バジス》テンダー《チザム》――

「シグマ・エッシビリ配下の、市民勢力は~」
「駆け引き巧みな、戦術で~」
「《チザム》の司令室を、無血占領」
「司令官エレクトラ・パウクさんを、捕虜にします」
「で」
「市民勢力は~」
「《バジス》搭載船団の司令官、デライン・アンレネ大佐に~」
「要求を、突きつけるのでした」

 デライン・アンレネ大佐――

「――!」
「――今日は、1日~」
「――のんびりしたい、と思ったのに……」
「デライン・アンレネ大佐は~」
「――反乱者一味を~」
「――早急に、鎮圧するには?」
「――うむむっ」
「策を練ります」
「が」
「デライン・アンレネ大佐は~」
「軍人なのです」
「――大量の血を、見ないと?」
「――オレには、解決できない?」
「――ぐぬぬっ」

 デライン・アンレネ大佐――

「デライン・アンレネ大佐は~」
「市民勢力に対し~」
「――近所の地球型惑星に、着陸を許可するっ」
「――諸君らの要求を、呑もうっ」
「で」
「先日、申し合わせた会合点に~」
「伝言を預けたコルヴェットを、派遣」
「――宛:ペリー・ローダン」
「――一般市民たちを~」
「――ポリポート駅システム経由で、帰宅させたい」
「――至急、帰還を乞う」
「――発:デライン・アンレネ」
「期限は、10時間です」

 10時間後――

「期限ギリギリに~」
「ハイパー通信が、つながりました」
「――ざざざーっ」
「通信障害が、ひどいです」
「が」
「映像つきです」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「市民勢力に説明して、曰く」
「――政庁首席レジナルド・ブルと、連絡がとれた」
「――近日中に~」
「――諸君らを、星系ソルに運べるだろう」
「――ざざざーっ」
「で」
「市民勢力は~」
「――ひゃっほーっ」
「――同志諸君っ」
「――ワレワレの要求は、満たされたっ」
「《チザム》の司令室を、解放」

 デライン・アンレネ大佐――

「――はーっ」
「――何とかなったぜ」
「デライン・アンレネ大佐は~」
「やりとげました」
「……」
「市民勢力は~」
「ハイパー通信が、嘘だとか~」
「デライン・アンレネ大佐が、ペリー・ローダンを演じたとか~」
「そんなトリックだとは~」
「夢にも、思っていません」
「――ざざざーっ」
「通信障害という設定も~」
「ナイスなアイディアでした」
「……」
「かくして」
「デライン・アンレネ大佐は~」
「決定を、先送りにしました」
「――わかっている」
「――オレには、これが限界なのだ」
「――ぐぬぬっ」

 そして――

「派遣したコルヴェットが~」
「――ぎゅーん」
「戻ってきました」
「しかも」
「――!」
「――ごごごっ」
「アラスカ・シェーデレーアの《世界をしまう船》が~」
「ついてきました」
「……」
「ペリー・ローダンたちは~」
「想定していたのです」
「――ウチの一般市民たちが~」
「――そんなにオトナシいわけがない」
「――だから~」
「――急いで手を打ちに来たのです」
「デライン・アンレネ大佐は~」
「――はーっ」
「――助かったぜ」
「……」
「アラスカ・シェーデレーアの《世界をしまう船》は~」
「《バジス》搭載船団を、すべて収容」
「ショロウブワの制御惑星Iへ」

 《世界をしまう船》、制御惑星Iの近く――

「到着した一同の前には~」
「――ボットネットが?」
「――平らな円を描くように、並んで?」
「――円の中が、トンネルみたいに見える?」
「……」
「周囲では~」
「トリョルタン喉とか~」
「ハイパーエネルギー的な擾乱が、発生」
「超知性体キン・シの配下が、建設した~」
「異常空間へと通じる、次元トンネルは~」
「まだ利用できないようです」
「で」
「トンネルの手前では~」
「――〈モミの実船〉団と?」
「――〈モミの実船〉団+テラ艦隊が?」
「――戦っている?」
「……」
「デロリアン・ローダンが、建設した~」
「異常空間から通じる、次元トンネルを、抜けて~」
「レジナルド・ブル+異常空間のジルス人たちが~」
「超知性体キン・シ配下の艦隊を~」
「攻撃しているのでした」

 以下次号――

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 イースターでした。


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