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764 [2013/03/25]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2692 . Leo Lukas / Winters Ende / 冬の終わり
2693 . Susan Schwartz / Meuterei auf der BASIS / 《バジス》の暴動
2694 . Susan Schwartz / Todeslabyrinth / 死の迷宮
2695 . Michael Marcus Thurner / Totenhirn / 死者団脳
2696 . Hubert Haensel / Delorian / デロリアン
2697 . (未詳)
2698 . (未詳)
2699 . (未詳)
2700 . Andreas Eschbach / Der Techno-Mond / テクノ・ムーン
2701 . (未詳)
2702 . (未詳)
2703 . Bernd Perplies / Tod im All / 宇宙に死す

「Bernd Perplies は、1977年生まれ――36歳」
「Perry Rhodan NEO を2話、書いてます」

□ Perry Rhodan-Heft 2692話「冬の終わり」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2692-winters-ende.html ]

 (承前)

 新銀河暦1470年1月8日、惑星テラのある家庭――

「エストモン=ウィンター家は~」
「パパ、ユゲン」
「ママ、ラビネさん」
「長女、イルマイイさん」
「次女、アリアさん」
「以上、4名」
「……」
「ちなみに」
「パパ、ユゲンは~」
「世間でいうところの、テラ・ノスタルジカー」
「――ペリー・ローダンや~」
「――レジナルド・ブルが~」
「――生まれ育った時代が~」
「――このパパの郷愁を、掻き立てるのだっ」
「というヒト」
「……」
「この日――」
「パパ、ユゲンは~」
「――今日は、エルヴィスの、3123回目の誕生日なんだっ」
「――ばんざーいっ」
「次女、アリアさん――8歳――は~」
「立体映像クーゲルバーンの、組み立てに夢中」
「なので、上の空」
「――エルヴィスって、だーれー?」
「パパ、ユゲンは~」
「――エルヴィス・アーロン・プレスリーだっ」
「――キング・オブ・ロックンロールだよっ」
「――(うんちく)」
「――それでは、1曲っ」
「次女、アリアさんは~」
「ホロ・クーゲルバーンの組み立てが、大事です」
「――え”ー。いま、だいじなトコなのー」
「――ステキな歌なのに?」
「――あとでねー、パパー」
「――アナタっ……子供がやめて、って言っているでしょっ」
「――ぐっすん」

 星系ソル――

「昨年――」
「星系ソルは、誘拐されました」
「で」
「目下――」
「異常空間内にあります」
「で」
「先般――」
「デロリアン・ローダンは~」
「星系ソルの全住民に~」
「提案」
「――異常空間のマトリクス=ニューロバースの住人のうち~」
「――希望者を~」
「――精神化し~」
「――意識集合体を、構築します」
「――とはいえ」
「――超知性体になるのでは、ありません」
「――精神化した、個人は~」
「――外から干渉されない、ニューロバースの中に~」
「――個人の理想郷を、創造できるのです」
「――さあっ」
「――アナタの理想郷のサンプルを、見るのですっ」
「かくして」
「星系ソルの住人の0.31%=3546万0013人が~」
「――自分の理想郷を、創造したいっ」
「――デロリアン・ローダンに、同道しようっ」
「賛同者一同は~」
「星系バンテイラの〈惑星冠〉の惑星サイポルへと~」
「移住を、始めました」
「……」
「惑星サイポルの~」
「巨大な地下広間には~」
「数え切れない〈サスペンド・ベンチ〉が並んでいます」
「横たわった者は~」
「――サスペンションっ」
「超空間へ」
「精神化するのです」

 イルマイイ・エストモン=ウィンター――

「エストモン=ウィンター家の~」
「長女、イルマイイさんは~」
「デロリアン・ローダンの提案に~」
「賛同する、ひとり」
「と、いうのも~」
「長女、イルマイイさんは~」
「昨年~」
「サイポラン人が~」
「誘拐して、フォーマットした~」
「子供たちの、ひとり」
「――ワタシは、サイテラナーだしー」
「サイポラン人として、考えます」
「家族を、家族と、思いません」
「なので」
「――サスペンションに、超・前向きだしー」
「ひとりで~」
「惑星サイポルへと~」
「移住したのです」

 ユゲン・エストモン=ウィンター――

「パパ、ユゲンは~」
「デロリアン・ローダンの提案に~」
「首をかしげる、ひとり」
「と、いうのも」
「デロリアン・ローダンが、垣間見せた~」
「ユゲンの理想郷のサンプル、というのが~」
「――ここは?」
「――グレイスランド(エルヴィス邸)の?」
「――ジャングル・ルーム?」
「――晩年の、太ったエルヴィスが?」
「――セッションしてる?」
「――(遠い目)」
「――妻も娘たちもいない理想郷を、夢見るオレって~」
「――最低かも……」

 ラビネ・エストモン=ウィンター――

「ママ、ラビネさんは~」
「デロリアン・ローダンの提案に~」
「賛同する、ひとり」
「かくして」
「一方が、話を蒸し返すごとに~」
「夫婦のあいだの溝は、深まるばかり」
「とはいえ」
「――サスペンションの前に~」
「――一目、イルマイイに、会わないわけには、いかないわ」
「――アナタも、イルマイイに、会いたいわよね?」
「ママ、ラビネさんに~」
「押し切られて~」
「エストモン=ウィンター家は、3名そろって~」
「惑星サイポルへ」

 ユゲン・エストモン=ウィンター――

「パパ、ユゲンには~」
「惑星サイポルに来て~」
「わかったコトが、ひとつあります」
「――他の家庭も、同じなのだ」
「――ウチだけじゃ、なかったのだ」
「――オレだけじゃ、なかったのだ」
「あるイマルト人のご婦人が~」
「――そうなんです」
「――デロリアン・ローダンの提案は~」
「――アヤシイのです」
「――(こっそり)」
「カードを、手渡してきました」

 アリア・エストモン=ウィンター、8歳――

「次女、アリアには~」
「惑星サイポルに来て~」
「良かったコトが、ひとつあります」
「エストモン=ウィンター家3名が入居した~」
「家系塔ダークモイは~」
「アパートメントに、何百という雛形があります」
「自在に、改装できるのです」
「――今日は~」
「――パパが好きな、グレイスランドっ」
「とか」
「――今日は~」
「――アトランの海底ドームっ」
「とか」

 ユゲン・エストモン=ウィンター――

「パパ、ユゲンは~」
「手渡されたカードを、見て~」
「同志の集会へ」
「が」
「――そうなんです」
「――デロリアン・ローダンの提案は~」
「――アヤシイのです」
「議論は~」
「同じところを、回るばかり」
「共同戦線を張るには、至りません」

 ユゲン・エストモン=ウィンター――

「パパ、ユゲンには~」
「ママ、ラビネさんの~」
「考えているコトが~」
「理解できません」
「――16歳未満は~」
「――サスペンションの許可が、下りないのだっ」
「――8歳のアリアを残して~」
「――平気なのか?」

 ユゲン・エストモン=ウィンター――

「パパ、ユゲンは~」
「長女、イルマイイさんの~」
「居場所を、発見」
「次女、アリアさんを、伴い~」
「訪ねてみました」
「で」
「長女、イルマイイさんに~」
「――フォーマット、しなおさないか?」
「――家族として、やりなおせないか?」
「が」
「長女、イルマイイさんは~」
「――ワタシは、サイテラナーだしー」
「家族を、家族と、思いません」
「――アリアにも~」
「――将来、サスペンションの機会が、来るだろうしー」
「かくして」
「パパ、ユゲンは~」
「熱線銃――イマルト人のご婦人からもらった――を~」
「長女、イルマイイさんに~」
「向けました」
「――さあ、おとなしく来るんだっ」
「――宇宙港までっ」
「そこへ」
「――ダメよっ」
「――そんなことっ」
「ママ、ラビネが、乱入」
「――あ……」
「――ばーん」

 ユゲン・エストモン=ウィンター――

「ママ、ラビネさん」
「次女、アリアさん」
「ふたりは~」
「共に、瀕死の重傷です」
「で」
「パパ、ユゲンは~」
「ふたりを、救うために~」
「やむなく~」
「巨大な地下広間へ」
「ふたりを~」
「〈サスペンド・ベンチ〉に、横たえ~」
「――サスペンションっ」
「超空間へ」
「精神化したのでした」
「……」
「最終的に~」
「パパ、ユゲンは~」
「惑星サイポルに、留まる道を~」
「選ぶのでした」

 惑星テラ、首都テラニア――

「テラナー艦隊が~」
「帰還」
「政庁首席、レジナルド・ブルは~」
「スタリオウ・ジャルハイ提督と~」
「会合」
「――星系バンテイラの状況は?」
「情報収集」
「で」
「レジナルド・ブルは~」
「サイテラナー、アニセー・ユバリさんと~」
「会合」
「――惑星サイポルへの、移住の状況は?」
「――サスペンションの、状況は?」
「情報収集」

 惑星テラ、首都テラニア、太陽系政庁の閣議――

「政庁首席、レジナルド・ブルは~」
「政庁大臣たちと~」
「閣議する」
「席上~」
「――サスペンションに起因する、家庭崩壊は~」
「――いまや、深刻な社会問題だっ」
「議題に、取り上げました」
「また」
「席上~」
「スヴォーン人の専門家が~」
「報告」
「――異常空間の内部で~」
「――乱流が、また増えています」
「――この異常空間は~」
「――内側は、安定してみえます」
「――が」
「――外側は、ほころびているのです」
「――理由は~」
「――自分には、まったく説明がつきません」
「加えて、ひとこと」
「――先般、政庁首席が入手した~」
「――サスペンド技術の資料を記録したデータ水晶については~」
「――情報をいただいて、おりません」
「――が」
「――異常空間の、今般の異常と~」
「――サスペンションは~」
「――無関係と、思います」
「また」
「席上~」
「スペンタ種族は~」
「サイポラン人領事、コウルタイルドを介して~」
「告知」
「――恒星ソルは~」
「――近日、点灯予定です」

 新銀河暦1470年1月11日――

「思えば~」
「昨年の秋――」
「スペンタ種族が、到来」
「恒星ソルをフィムブル殻で、覆ってから~」
「星系ソルは、暗いまま」
「で」
「思えば~」
「政庁首席、レジナルド・ブルは~」
「シャンダ・シャーモットさんと~」
「星系ソルに、潜ったり」
「スペンタ種族と、交渉したり」
「あれこれ、尽力して~」
「ようやく、この日を迎えたわけで」
「……」
「レジナルド・ブルは~」
「シャンダ・シャーモットさんと~」
「感無量」
「恒星ソルの点火を、見守るのでした」

 同日、11:51――

「――ぴかー」
「恒星ソルから、光が出ました」
「……」
「惑星テラでは~」
「恒星ソル・点火の祭典が~」
「催され~」
「――べべんべんっ」
「バンド〈コスモロディクス〉が~」
「歌うのでした」

 同日、正午――

「――ぴかー」
「惑星テラに、光が届きました」
「――以前と変わらない大きさだよー」
「違いがあるようには、見えません」

 同じ時――

「警報発令」
「――異常空間の辺縁部の一角が?」
「――消滅した?」
「政庁首席、レジナルド・ブルは~」
「――即刻~」
「――艦隊を、当該宙域へっ」
「で」
「レジナルド・ブル自身も~」
「トウフェク」
「シャンダ・シャーモットさん」
「両名を、伴い~」
「《レイフ・エーリクソンIV》で~」
「――ごごごっ」
「当該宙域に、向かうのです」

 異常空間の辺縁部――

「《レイフ・エーリクソンIV》は~」
「デロリアン・ローダンの《トルバ》と~」
「出くわしました」
「――と、いうことは?」
「――この現象を起こした張本人は?」
「――デロリアン……?」
「話を、してみて~」
「状況が、明らかに」
「すなわち」
「デロリアン・ローダンは~」
「――異常空間から~」
「――通常宇宙に~」
「――宇宙船が通行可能なトンネルを~」
「――掘っていたのです」
「――というのも~」
「――この先、コトを、処理するには~」
「――向こうの何人かと、待ち合わせないと、いけないのです」
「ちなみに」
「――トンネルの向こうは~」
「――ショロウブワの制御惑星Iが巡る、恒星系です」

 異常空間の辺縁部――

「トンネルに入る前――」
「デロリアン・ローダンは~」
「レジナルド・ブルに~」
「――超知性体キン・シが~」
「――この異常空間に、出現する事態も~」
「――覚悟しておくのです」
「とはいえ」
「――星系ソルの周囲には~」
「――6次元バリアがあります」
「――超知性体キン・シは~」
「――通り抜け、できないのです」
「で」
「トンネルに入ってからも――」
「デロリアン・ローダンは~」
「トンネル越しに~」
「情報を、くれました」
「――ショロウブワの制御惑星Iの、近くに~」
「――敵艦隊が~」
「――うようよ、いるのです」
「とはいえ」
「――敵艦隊は~」
「――このデロリアン・ローダンのトンネルを~」
「――探知した……わけでは、ありません」
「――超知性体キン・シの配下は~」
「――通常宇宙から~」
「――異常空間まで~」
「――独自に、トンネルを掘ろうと~」
「――作業して、しているのです」

 異常空間の辺縁部――

「かくして」
「レジナルド・ブルは~」
「――人類・総動員だっ」
「――超知性体キン・シの配下が~」
「――通常宇宙から~」
「――異常空間まで~」
「――自前の入口を、掘り抜いたら~」
「――その時こそ~」
「――奇襲だっ」
「……」
「ちなみに」
「ジルス人は~」
「通常空間では~」
「超知性体キン・シの配下を、しています」
「が」
「異常空間の内部では~」
「テラナーと同盟」
「――こんな事態は、敵も想定外だろうっ」
「――デロリアン・ローダンのトンネルを~」
「――利用して~」
「――超知性体キン・シの艦隊の~」
「――背後をとって~」
「――通常宇宙にいるうちに~」
「――奇襲だっ」

 異常空間の辺縁部――

「目下」
「先方のトンネル工事を~」
「見守るしかないのです」

 以下次号――

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 花見の季節ですが……。


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