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763 [2013/03/18]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2691 . Hubert Haensel / Der Howanetzmann / ホワネットマン
2692 . Leo Lukas / Winters Ende / 冬の終わり
2693 . Susan Schwartz / Meuterei auf der BASIS / 《バジス》の暴動
2694 . Susan Schwartz / Todeslabyrinth / 死の迷宮
2695 . Michael Marcus Thurner / Totenhirn / 死者団脳

□ Perry Rhodan-Heft 2691話「ホワネットマン」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2691-der-howanetzmann.html ]

 (承前)

 ある宇宙船、航行中――

「船長は~」
「自分の意識の複製を、作ります」
「――肉体の複製も、似ないのに~」
「――いわんや、精神の複製においてにや」
「という状態ですが~」
「ともあれ」
「会話してみます」
「と」
「船載脳から、報告」
「――上位空間から、通常空間に復帰しました」
「――目標宙域に、到着です」

 〈歌うブラックホール〉の宙域――

「この宙域には~」
「ブラックホールが、ひとつ」
「G型恒星を、唯一の惑星トルマルが公転する星系」
「そして、もうひとつ~」
「妙な天体が、ありました」
「……」
「ちなみに」
「妙な天体は~」
「見たところ、人工的なモノです」
「見たところ、時間連続体の裂け目みたいなモノです」
「見たところ、次元と次元をつなぐ通路みたいなモノです」
「以前、天体のデータを見たヒトは~」
「――ハイパー穿孔?」
「と、推測しました」
「……」
「さて」
「この宙域には~」
「ブラックホールが、ひとつ」
「星系が、ひとつ」
「ハイパー穿孔が、ひとつ」
「この3つが~」
「正三角形――1辺が1.8光年――を、描いています」
「……」
「さて」
「惑星トルマルは~」
「ほとんど全部が、ハイパー水晶」
「ハイパー放射を、発しています」
「で」
「ハイパー放射の強さが、変わると~」
「ブラックホールが~」
「――るるるー」
「共鳴、というか~」
「共振、というか~」
「歌うのです」

 〈歌うブラックホール〉の宙域――

「ちなみに」
「この宙域を~」
「現在の形に、したのは~」
「設計家ショロウブワです」
「昔――」
「設計家ショロウブワは~」
「惑星トルマルに~」
「ボットネット組み立て工場(新)を、建設」
「ボットネットを、組み立て~」
「近所に、穴を掘ってみました」
「――がががっ」
「この穴が~」
「今も残る、ハイパー穿孔なのです」
「……」
「ちなみに」
「この宙域を~」
「有名にしたのは~」
「超知性体タネドラルです」
「昔――」
「超知性体タネドラルは~」
「高次勢力の使者と、契約し~」
「〈調和の帝国〉エスカリアンの、銀河のひとつを~」
「ボットネット組み立て工場(旧)の用地として、提供」
「が」
「ボットネット納品の時――」
「超知性体タネドラルの4分の1=タファラが~」
「コスモヌクレオチド・トライクラウ3に、転落」
「オカシクなって、しまいました」
「で」
「超知性体タネドラルは~」
「〈歌うブラックホール〉の宙域に~」
「設計家ショロウブワの技術=ソンタロン・ジェネレータで~」
「パラ現実の舞台を、生成」
「――〈調和の帝国〉が~」
「――高次勢力の使者に騙されて~」
「――崩壊する~」
「という〈涙の海の警鐘劇〉を、上演」
「オカシクなったタファラを~」
「おびき寄せ~」
「――がしっ」
「拘束し~」
「矯正したのでした」

 宇宙船、〈歌うブラックホール〉の宙域――

「宇宙船は~」
「ハイパー水晶惑星トルマルに、接近」
「観測座標に、到達」
「待機します」
「で」
「意識の複製は、知るのです」
「――このブラックホールは~」
「――歌っている?」
「――るるるー」
「意識の複製は、気づくのです」
「――このブラックホールは~」
「――もうすぐ~」
「――がががー」
「――叫ぶ?」

 新銀河暦1470年1月、〈調和の帝国〉エスカリアン――

「〈調和の帝国〉を統べる、超知性体タネドラルは~」
「――精神存在タファラ」
「――精神存在ネトブラ」
「――精神存在ドラナト」
「――精神存在アルデン」
「4体から、なります」
「……」
「先日――」
「両カンダ銀河を統べる、超知性体キン・シが~」
「補助種族の艦隊を、引き連れて~」
「〈調和の帝国〉を、強襲」
「超知性体タネドラルを~」
「アンカー惑星ペアンに、追い詰め~」
「――ずぞぞっ(×4)」
「――ごっくん(×4)」
「喰ったのでした」

 惑星ペアン、水晶の洞窟――

「ペリー・ローダンは~」
「――超知性体キン・シが、来たっ」
「――逃げるのだっ」
「ネズミビーバー、グッキーは~」
「――ペリーを、先に……」
「――テレポートっ」
「で」
「仮面の男、アラスカ・シェーデレーア」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャン」
「両名は~」
「――ずぞぞっ」
「――ごっくん」
「犠牲に、なりました」
「……」
「さらに」
「グッキーも~」
「――ペリーは、先に、洞窟の外へ……」
「――ボクが、超知性体キン・シを足止めするよっ」
「――ぎゃああ」
「――ずぞぞっ」
「――ごっくん」
「犠牲に、なりました」

 惑星ペアン、水晶の洞窟――

「ペリー・ローダンが~」
「――はっ」
「驚いて、飛び起きると~」
「驚いたことに、まだ洞窟の中」
「周囲には~」
「――グッキー?」
「――アラスカ?」
「――ネモ?」
「――つまり、今のは……幻覚?」
「……」
「先般――」
「4名は~」
「両超知性体の戦いに、巻きこまれ~」
「水晶の洞窟の中で~」
「昏倒」
「で」
「順次~」
「意識を回復しつつあったはず」
「が」
「ここは~」
「ハイパー水晶だらけの洞窟」
「ハイパー放射が、超強烈」
「特に~」
「ネモ・パルティジャン――細胞活性装置を持たない――は~」
「先般、洞窟に入った時から~」
「すでに、瀕死の状態」
「現在では~」
「もう、完全にイケない状態」
「ペリー・ローダンは~」
「――ここに留まっては、ダメだっ」
「――洞窟から、出るのだっ」
「……」
「洞窟を、脱出して~」
「周囲を、見れば~」
「――ごごごぅっ」
「惑星が崩壊しそうな、雰囲気」
「――惑星ペアンと、ペアン人は~」
「――もうすぐ、歴史の1ページになるのだ」
「一同は~」
「《シュラウベ=B》に、乗りこみ~」
「――離陸だっ」
「……」
「《世界をしまう船》に、帰到すると~」
「4名全員~」
「医療槽に、直行」
「モンドラ・ダイアモンドさんが~」
「面倒をみます」

 《世界をしまう船》、惑星ペアン上空――

「ネモ・パルティジャンは~」
「ゆっくりと、意識を回復」
「――うーん」
「――はっ」
「けっきょく~」
「4名の中で、最初に目覚め~」
「医療槽を、出ました」

 1月15日――

「ペリー・ローダンは~」
「――はっ」
「目覚めました」
「で」
「見回すと~」
「ネモ・パルティジャンの医療槽は~」
「――空っぽ?」
「――てことは、遺体は処分済なのか……」
「思ったのです」
「が」
「――え?」
「――ネモが、普通に生きてる?」
「――(冷静になるんだ……オレ)」
「――(落ち着くんだ……オレ)」
「――今日こそ、秘密を明かしてもらうぞっ」
「で」
「問い詰められて~」
「ネモ・パルティジャンは、語るのです」

 過去:ネモ・パルティジャン――

「ネモ・パルティジャンは~」
「アンスレスタ銀河の~」
「球状星団ファー・アウェイの~」
「人類植民星系スターダストの生まれです」
「……」
「ちなみに」
「恒星スターダストと、第1惑星パルガの、間には~」
「ホワネット――直径数mの網状の球体生物――が~」
「かなりの数、漂っています」
「で」
「ホワネットたちは~」
「惑星パルガに、降下し~」
「通常の物質を~」
「――ぱっくり」
「網の中に、抱えこみ~」
「恒星スターダストの方に、飛ぶと~」
「網の中身を、ハイパー水晶に転換し~」
「――ぷりっ」
「排泄します」
「結果」
「恒星スターダストと、第1惑星パルガの、間には~」
「ハイパー水晶が~」
「大量に、漂っているのです」
「……」
「ちなみに」
「ハイパー水晶を採集する事業者に、とって~」
「最大の障害は~」
「ホワネットたちです」
「恒星スターダストと、第1惑星パルガの、間に~」
「宇宙船が、来ると~」
「H"Uバリアなどに、群がってきて~」
「ハイパー・エネルギーを、食べたがるのです」
「で」
「ハイパー水晶採集業者たちは~」
「船団を、組み~」
「先人が編み出した手法を、用います」
「――1隻目、HÜバリアを展開っ」
「ホワネットたちは~」
「発生したHÜバリアに向けて、すーっと移動」
「――1隻目、HÜバリアを切りますっ」
「――2隻目、HÜバリアを展開っ」
「ホワネットたちは~」
「隣のHÜバリアに向けて、すーっと移動」
「――2隻目、HÜバリアを切りますっ」
「以下~」
「同様にして~」
「複数のHÜバリアを点滅させて~」
「ホワネットたちを、惹き付けて~」
「その隙に~」
「別の一隊が~」
「ハイパー水晶を、採集するわけです」

 過去:ネモ・パルティジャン――

「ネモ・パルティジャンは~」
「利発で、好奇心旺盛」
「弱冠5歳」
「ネモ・パルティジャンの両親は~」
「平凡な、ハイパー水晶採集業者でした」
「が」
「ある時――」
「普通でないホワネットと、遭遇」
「起きた事件は~」
「想定の、斜め上を行くのでした」
「……」
「ネモ・パルティジャンの両親は~」
「――HÜバリアを展開っ」
「――HÜバリアを切りますっ」
「いつも通り、作業していたのです」
「が」
「このホワネットは~」
「HÜバリアを切った途端に~」
「ハイパー水晶採集船の司令室に~」
「――!」
「物質化」
「――ぱっくり」
「幼少のネモ・パルティジャンを~」
「網の中に、抱えこみ~」
「幼少のネモ・パルティジャンの脊柱に~」
「ハイパー水晶を、生成」
「――ぷりっ」
「幼少のネモ・パルティジャンを~」
「網の中から、排泄すると~」
「姿を、消しました」

 現在:ネモ・パルティジャン――

「――それ以来~」
「――強いハイパー放射を、受けると~」
「――ボクの背中は~」
「――痛むように、なったのです」
「さらに」
「――この時から~」
「――ボクは~」
「――ハイパー物理学的な事象が~」
「――感じとれるように、なったのです」
「――超空間を、風景のように眺めるのです」
「――だから~」
「――5次元トポロジストと、自称するのです」
「――ホワネットマンなのです」
「もう少し、語ります」
「――惑星ペアンの、水晶の洞窟で~」
「――超強烈なハイパー放射を、浴びた時は~」
「――脊柱を、避雷針みたいに使って~」
「――生き延びたのです」

 宇宙船:〈歌うブラックホール〉の宙域――

「船長+意識の複製は~」
「ずっと~」
「待っていました」
「と」
「突然」
「――惑星トルマルに?」
「――ハイパー物理的インパルスが、命中?」
「惑星トルマルは、熱くなり~」
「――ばーん」
「粉々に」
「で」
「――ブラックホールの縁の異常空間が?」
「――惑星の欠片と、接続した?」
「――転送機として、機能してる?」
「惑星の欠片=ハイパー水晶は~」
「次々~」
「消えていきます」

 宇宙船:〈歌うブラックホール〉の宙域――

「船長は~」
「意識の複製が~」
「――るるるー」
「――がががー」
「ウルサイので、イヤになりました」
「分解して、自分の意識の中に戻し~」
「――次回は~」
「――良いコを作ろう」
「思うのでした」

 宇宙船:〈歌うブラックホール〉の宙域――

「そうこう、するうちに~」
「転送の計測が、完了しました」
「――接続先は、〈調和の帝国〉エスカリアンです」
「ついに~」
「〈調和の帝国〉エスカリアンの銀河を~」
「ふたたび、探知できたのです」
「――ハイパー水晶は~」
「――エネルギーに変わり~」
「――制御惑星Iに、送られています」
「で」
「船長は~」
「――発進っ」
「――目標は、〈調和の帝国〉エスカリアンの銀河っ」
「――制御惑星Iっ」
「そこは~」
「設計家ショロウブワが施設を置いた惑星です」

 《世界をしまう船》、航行中――

「《世界をしまう船》は~」
「先般――」
「アラスカ・シェーデレーア」
「エロイン・ブリゼル」
「両名に~」
「ヒュプノ教育を、授けました」
「で」
「今回――」
「ネモ・パルティジャンにも~」
「ヒュプノ教育を、授けました」
「と」
「ネモ・パルティジャンは~」
「――《世界をしまう船》に、こんな設備がある?」
「――いうなれば?」
「――ショロウブワ製の?」
「――ミニ・アンティテンポラル干満フィールドのようなモノ?」
「……」
「おかげで~」
「《世界をしまう船》は~」
「敵に発見されずに、制御惑星Iへ」

 1月16日、《世界をしまう船》、制御惑星Iの近く――

「――接近するモノがある?」
「――ボットネット=〈時薔薇〉の〈花弁〉48基?」
「――平らな円を描くように、並んで?」
「――!」
「――次元トンネルみたいなものが?」
「――発生した?」
「……」
「制御惑星Iと~」
「星系ソルを含む異常空間を、結ぶ道が~」
「開いたのでした」

 宇宙船、制御惑星Iの近く――

「――ボットネットが、到着?」
「――ボットネットが、起動?」
「――!」
「……」
「船長は~」
「――しかるべき時になり次第、介入する」
「――感謝する……〈ダン〉」
「船載脳に、告げるのでした」

 以下次号――

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 3月もなかばです。


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