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759 [2013/02/18]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2687 . Wim Vandemaan / Alles gerettet auf ewig / すべてを永遠に救う
2688 . Arndt Ellmer / Die zweite Wirklichkeit / 第二現実
2689 . Christian Montillon / Kristall-Labyrinth / 水晶の迷宮
2690 . Marc A. Herren / Der fünfte Akt / 第五幕
2691 . Hubert Haensel / Der Howanetzmann / ホワネットマン

□ Perry Rhodan-Heft 2687話「すべてを永遠に救う」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2687-alles-gerettet-auf-ewig.html ]

 (承前)

 新銀河暦1469年、異常空間内、星系バンテイラ――

「ここは~」
「サイポラン人――他種族の体組織を移植して生き存える――の故郷星系です」
「恒星バンテイラの周囲を~」
「惑星ガドメネア」
「惑星サイポル」
「惑星ドルー」
「惑星パレーザド」
「惑星サドイラ」
「同一の公転軌道を描いて~」
「5個の惑星が、周回」
「〈惑星冠〉と、呼ばれます」

 〈惑星冠〉の惑星パレーザド――

「惑星パレーザドには、大陸が3つ」
「一番小さい大陸に~」
「多種多様な種族が、暮らします」
「大陸には~」
「何百という、ピラミッド型施設」
「施設の頂上部には~」
「細かいアンテナが、みっしり」
「超低周波の音を、発します」
「磁場を、操作します」
「これにより~」
「多種多様な種族に~」
「暗示を、かけて~」
「――全能の神アントゥーさまに~」
「――供物を、捧げるのだ」
「ピラミッド施設に、呼び寄せ~」
「〈浄化〉します」
「……」
「惑星パレーザドでは~」
「屠殺して~」
「腑分けして~」
「サイポラン人用に、体組織を生産するコトを~」
「婉曲に〈浄化〉というのです」

 惑星パレーザド――

「〈星を讃える同盟〉のトウフェクは~」
「――論理アカデミーの学部長、パイカンデルを、倒すのだ」
「単身、惑星パレーザドに残りました」
「で」
「――パズズさまっ」
「――うぞぞっ」
「ナノ工作員〈パズズさま〉を使って~」
「ギヴィー種族――外観は巨大なクモ――の、イニルトを~」
「体質改善」
「暗示から、解放」
「――全能の神アントゥーさま、打倒っ」
「手を組みました」
「で」
「トウフェクは~」
「――パズズさまっ」
「――うぞぞっ」
「ナノ工作員〈パズズさま〉を使って~」
「ギヴィー種族に、変装」
「巨大クモ2体は~」
「ピラミッド施設――論理アカデミーが隠された――を~」
「目指します」

 異常空間内、星系ソル第3惑星テラ――

「少し前――」
「サイポラン人は~」
「惑星テラから、子供たちを誘拐」
「フォーマットして~」
「送り返し~」
「占領下の惑星テラを、統治させました」
「子供たち(フォーマット済)は~」
「自称、サイテラナー=サイポラン人+テラナー」
「占領下の政府は~」
「アンブラ評議会と、いいました」
「……」
「現在――」
「政庁首席、レジナルド・ブルは~」
「もとアンブラ評議会・議長、アニセー・ユバリさんと~」
「会談」
「アニセー・ユバリさんは~」
「評価が辛い」
「――ここの技術は~」
「――アルコン人から盗んだモノ、ばかりだしー」
「――〈惑星冠〉星系なら~」
「――倫理的・道徳的に、非の打ちどころ、無いんだしー」
「――だからー」
「――論理アカデミーと、学部長の件が、解決したら、すぐに~」
「――サイテラナーは、みんな、〈惑星冠〉に行くんだしー」

 惑星パレーザド、ピラミッド施設――

「――浄化してください」
「ギヴィー種族2体が~」
「来ました」
「――よし、入れっ」
「ギヴィー種族2体は~」
「難なく~」
「ピラミッド潜入に、成功」

 ピラミッド施設・内部――

「ギヴィー種族2体は~」
「施設内を、進む」
「と」
「サイポラン人が、いくらか」
「ファゲシ種族たち」
「執事のようなロボット、メイドのようなロボット」
「見慣れた感じの一同が~」
「うようよ」
「と」
「――!」
「見慣れない、炎の蛇のようなモノが~」
「出現」
「――全能の神アントゥーさま?」
「らしいです」
「で」
「炎の蛇のようなモノ=アントゥーさまは~」
「――きしゃーっ」
「どうやら~」
「ギヴィー種族の片方=トウフェクの正体を~」
「看破したらしい」
「トウフェクは~」
「――パズズさまっ」
「――うぞぞっ」
「ナノ工作員〈パズズさま〉からなる剣のようなモノで~」
「――ばっさり」
「炎の蛇のようなモノ=アントゥーさまを~」
「解体」
「と」
「ファゲシ種族が~」
「――何をしているっ」
「――逮捕だっ」
「――ばばばっ」
「ギヴィー種族、イニルトは~」
「重傷」
「トウフェクは~」
「変装が、はがれました」
「が」
「なんとか、逃走」
「――パズズさまっ」
「――うぞぞっ」
「ナノ工作員〈パズズさま〉を使って~」
「サイポラン人に、変装」
「――オレ、単独でも~」
「――論理アカデミーの学部長、パイカンデルを、倒すのだ」
「進むのです」
「……」
「途上」
「トウフェクの前に~」
「サイポラン人がひとり、出現」
「――!」
「――パイカンデル?」
「――ばーん」
「トウフェクは~」
「反射的に、撃ってしまいました」
「――……あれ?」
「――パイカンデルと、違う?」
「間違いでした」
「――無抵抗のサイポラン人に、なんてヒドいコトをっ」
「――しっかりしろっ」
「瀕死の重傷でした」
「――ワシは、ダエコノスト……」
「――〈印を探す者〉ですじゃ……ぐほっ」
「サイポラン人、ダエコノストは~」
「語るのでした」

 〈印を探す者〉ダエコノストの生涯――

「ダエコノストは~」
「〈真なる恒星の印〉スフラギデスを~」
「生涯で2個、調査しました」
「ひとつは~」
「バインディリス銀河の暗黒星――130億歳――の中に、発見」
「もうひとつは~」
「シェアイ銀河の恒星の中に、発見」
「……」
「ダエコノストは~」
「解説します」
「――〈印〉は~」
「――恒星の中にだけ、見つかるモノではないですじゃ」
「――恒星より歴史あるモノですじゃ」
「〈印〉を発見した恒星より古い、という意味か~」
「どんな恒星よりも古い、という意味か~」
「はっきりしない」
「と、いうか~」
「そもそも~」
「〈印〉とは、何なのでしょうか?」
「……」
「ダエコノストは~」
「曰く」
「――〈真なる印〉というモノは~」
「――個性を有するですじゃ」
「――行動の全権を有するですじゃ」
「――ああ……」
「――アルケティムの〈印〉を、見たかったですじゃ……ぐほっ」
「――がっくり」

 ピラミッド施設・内部――

「トウフェクは~」
「施設内を、進む」
「で」
「進むうちに~」
「自信をなくしてきました」
「――パイカンデルは~」
「――オレなんかより、一枚上手な感じだ」
「――オレなんかが、太刀打ちできるのか?」
「――オレなんか、どうせ何ひとつ救えないのでは?」
「とか」
「気弱になりました」
「――オレの死が、犬死にならないように~」
「――せめて~」
「――ここの住民だけでも、救っておきたい」
「――寄り道していこう」
「トウフェクは~」
「進路変更」
「うようよしている~」
「炎の蛇のようなモノ=アントゥーさまを~」
「回避しながら~」
「ピラミッド施設の、頂上へ」
「――ばーん」
「アンテナ群を、破壊」

 ピラミッド施設・内部――

「トウフェクは~」
「施設の深いところに隠された~」
「論理アカデミーに~」
「侵入」
「とりあえず」
「――前回、来た時~」
「――ここで、パイカンデルに会ったはず……」
「パイカンデルの部屋に、行ってみました」
「と」
「――!」
「――待っていたのじゃ」
「――オマエの肉体のパーツが、欲しかったのじゃ」
「パイカンデルは~」
「部屋のドア陰に、潜んでいたのです」
「――ひぃっ」
「トウフェクは~」
「とっさに~」
「うようよしている~」
「炎の蛇のようなモノ=アントゥーさまの団体を~」
「――オレは、ここだっ」
「パイカンデルの部屋に、誘導」
「――きしゃー」
「炎の蛇のようなモノ=アントゥーさまの団体が~」
「部屋に突入」
「――じゅううう」
「燃えつきました」
「パイカンデルの防御バリアも~」
「――ぷちっ」
「ヒューズが、切れました」
「で」
「トウフェクは~」
「――今だっ」
「――パズズさまっ」
「――うぞぞっ」
「ナノ工作員〈パズズさま〉からなる剣のようなモノを~」
「――えいっ」
「投げつけました」
「――ざっくり」
「パイカンデルに、致命傷を負わせたのでした」

 星系バンテイラ、〈惑星冠〉――

「パイカンデルは、死にました」
「これにより~」
「サイポラン人の歴史上~」
「パイ氏族が支配した、長い時代は、終わり~」
「テラナーと同盟する、コウル氏族の時代が、始まったのです」

 星系バンテイラ、《トルバ》――

「トウフェクは~」
「デロリアン・ローダンの《トルバ》に~」
「帰到しました」
「……」
「ちなみに」
「トウフェクは~」
「ちかごろ、ずっと考えていました」
「――このゲームにおいて~」
「――デロリアン・ローダンは~」
「――いったい、何の役を演じているのか?」
「考えていくと~」
「――あれ?」
「――デロリアン・ローダンのしたコト全部が~」
「――気に入らないっ」
「感じていたのです」
「――デロリアン・ローダンは~」
「――惑星サンハバの都市アウレスに、戻るつもりは~」
「――もう、ないのだよなあ」
「……」
「ちなみに」
「デロリアン・ローダンと~」
「惑星サンハバの都市アウレスの間には~」
「契約が、ありました」
「すなわち」
「――デロリアン・ローダンは~」
「――都市アウレスに、新しい住人を世話しよう」
「代わりに~」
「――都市アウレスは~」
「――〈星を讃える同盟〉に、高度な技術を供与しましょう」
「という契約です」
「……」
「憶えている、でしょうか?」
「トウフェクの相棒、ナノ工作員〈パズズさま〉も、また~」
「都市アウレスの産=あの契約の産物なのでした」
「……」
「トウフェクとしては~」
「思うのです」
「――惑星サンハバの都市アウレスに、戻りたい」
「――あの契約を、今度はオレが果たすのだ」
「で」
「トウフェクは」
「デロリアン・ローダンに~」
「思うところを、語ります」
「――〈星を讃える同盟〉を、退職したいのです」

 星系バンテイラ、〈惑星冠〉――

「新しい統治者、すなわち~」
「コウルタイルドと~」
「コウルステルクは~」
「宣言して、曰く」
「――サイポラン人は~」
「――超知性体キン・シとの同盟を、破棄しますっ」

 かくして、星系ソル――

「デロリアン・ローダンは~」
「人類に向けて~」
「自分が目指すところを、語る」
「――このデロリアン・ローダンは~」
「――異常空間のマトリクス=ニューロバースの住人のうち~」
「――希望者を~」
「――精神化し~」
「――意識集合体を、構築します」
「――が」
「――超知性体になろうというのでは、ありません」
「――精神化した、個人は~」
「――外から干渉されない、ニューロバースの中で~」
「――完全に個人的な楽園を、創造できるのです」
「で」
「デロリアン・ローダンは~」
「人類に向けて~」
「楽園の見本=6次元マルチメディアショーを、用意していました」
「開いた人は~」
「自分が手に入れることになる楽園を~」
「垣間見るのです」

 政庁首席、レジナルド・ブルの場合――

「そこは~」
「――ここは、フランス……オマハ・ビーチ?」
「――およそ、3000年前?」
「――ノルマンディー上陸作戦の、まっただなか?」
「レジナルド・ブルの父が戦死した、戦場です」
「――もしかして?」
「――親父を、ここから救い出して?」
「――親父と、ずっと一緒にいられる?」
「もし」
「レジナルド・ブルが~」
「デロリアン・ローダンの楽園に、参加すれば~」
「記憶の中の痛い部分に、立ち戻り~」
「痛みを、消せるのです」
「たとえば~」
「記憶の中の父から~」
「精神存在としての父を作ることも、できるのです」
「……」
「――つまり?」
「――永遠に続く幸せな時?」
「――死もなく?」
「――苦もなく?」
「――誰も、幸せな時代を、取り戻せる?」
「――大事なすべてを永遠に救うことができる?」

 星系ソル――

「政庁首席、レジナルド・ブルは~」
「人類に向けて~」
「思うところを、語る」
「――今は亡き息子が、病気になった時~」
「――『ピーター・パン』を、読み聞かせた」
「――これは……」
「――生涯で最高に、幸いに満ちた時だった」
「――いまも……永遠に、まざまざと思い出せる」
「さらに、語る」
「――人は、何の波乱もなく、オトナになるのではないっ」
「――死と痛みを乗り越えてこそ、人生なのだっ」
「――それゆえっ」
「――このレジナルド・ブルは~」
「――デロリアン・ローダンには、同道しないっ」

 星系ソル――

「星系ソルの住人の0.31%」
「3546万0013人が~」
「デロリアン・ローダンに同道する、と決意」
「一同は~」
「星系バンテイラの惑星サイポルへ~」
「移住しました」
「で」
「政庁首席、レジナルド・ブルも~」
「施設の見学に、向かったのでした」

 星系バンテイラ、惑星サイポル――

「巨大な地下広間に~」
「数え切れない〈サスペンド・ベンチ〉が並んでいます」
「で」
「政庁首席、レジナルド・ブルは~」
「説明を聞きます」
「――ここに横になったヒトは~」
「――超空間に、送りこまれる?」
「――同時に~」
「――U”BSEF定数が、思いもつかない型に変わる?」
「――超知性体キン・シが、ニューロバースに来ても?」
「――アクセスは、できない?」
「……」
「サイポラン人、コウルタイルドは~」
「レジナルド・ブルに~」
「データ水晶を、託します」
「――サスペンド技術の情報を、納めてあるですじゃ」
「――ワシの養子、シャムスール・ラウスの今後を~」
「――よろしく、お願いしますじゃ」
「と」
「レジナルド・ブルは~」
「ふと、思い出しました」
「――そういえば~」
「――超知性体アルダールの遺体は、どうなったのか?」
「サイポラン人、コウルタイルドは~」
「――知らぬですじゃ」
「――デロリアン・ローダンに尋ねると、良いですじゃ」

 かくして――

「この異常空間にいる全種族は~」
「テラナーも~」
「サイポラン人も~」
「他の種族も~」
「総じて~」
「超知性体キン・シと敵対する方向に」
「……」
「目下」
「スタリオウ・ジャルハイ提督は~」
「超知性体キン・シとの決戦に備え~」
「少し前まで、敵同士だった艦隊を~」
「ひとつにまとめようと~」
「尽力中」
「で」
「レジナルド・ブルには~」
「――さあ来い、超知性体キン・シっ」
「なにやら~」
「不意討ちを喰らわす秘策が、あるようでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 そうして舞台は転換です。


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