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754 [2013/01/14]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2682 . Michael Marcus Thurner / Schlacht an der Anomalie / 異常空間縁の戦い
2683 . Uwe Anton / Galaxis im Chaos / 混沌とした銀河
2684 . Marc A. Herren / Ein Pfand für die Spenta / スペンタの担保
2685 . Hubert Haensel / Der ARCHETIM-Schock / アルケティム・ショック
2686 . Leo Lukas / Angriff der Nanokrieger / ナノ戦士の襲撃
2687 . Wim Vandemaan / Alles gerettet auf ewig / すべて永久に救われて

□ Perry Rhodan-Heft 2682話「異常空間縁の戦い」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2682-schlacht-an-der-anomalie.html ]

 (承前)

 新銀河暦1469年、両カンダ銀河の異常空間――

「エンネルハールの〈光胞〉は~」
「ペリー・ローダンの《ミクル=ジョン》を、格納」
「新生《バジス》の半分=供給系モジュールを、伴い~」
「エスカリアンに通じる異常空間に、突入」
「――超知性体キン・シを、追跡だっ」
「――ごごごっ」
「で」
「異常空間の中で~」
「立ち往生」
「……」
「時空が、ズレています」
「――上も下も、わからなーい」
「正確な探知が、ほぼ不可能」
「《ミクル=ジョン》と」
「《バジス》供給系モジュールは~」
「――上は、どちらですかー?」
「――こっちでーす」
「エンネルハールの〈光胞〉の助力があって~」
「おおまかに、何とか筋の通った探知が、可能な状況」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「〈多宇宙服〉から」
「――がんばれー」
「勧められて~」
「外部との通信を、試みます」
「数回の失敗を、重ねて~」
「――ざざざ」
「新生《バジス》の残り半分=〈多宇宙接眼〉と~」
「通信が、つながりました」
「で」
「〈多宇宙接眼〉にいる、ラファエルは~」
「ペリー・ローダンに説明して、曰く」
「――まもなく~」
「――その異常空間は、崩壊します」
「――もっと正確にいうと~」
「――超知性体キン・シが、その異常空間を離れたら~」
「――即座に、崩壊です」
「――なにゆえか、というと~」
「――今は、超知性体キン・シ自体が、その異常空間なのです」
「言い換えると~」
「――まもなく~」
「――エンネルハールの〈光胞〉も~」
「――《ミクル=ジョン》も~」
「――《バジス》供給系モジュールも~」
「――ばーん、です」
「ペリー・ローダンは~」
「鬼気迫る形相で~」
「――たたた、助かる方法はっ?」
「ラファエルは~」
「気圧されて、しぶしぶ」
「――〈多宇宙接眼〉は~」
「――ひょっとして~」
「――もしかすると~」
「――状況にも、よるのですが~」
「――異常空間を、まっとうに維持して~」
「――エンネルハールの〈光胞〉と~」
「――《ミクル=ジョン》と~」
「――《バジス》供給系モジュールを~」
「――救えるかも、しれません」
「ペリー・ローダンは~」
「鬼気迫る形相で~」
「――たたた、試してくれぇっ」
「……」
「そうするうちにも~」
「――ごごごっ」
「超知性体キン・シと~」
「〈惑星鞭〉+護衛艦隊は~」
「――ごごごっ」
「異常空間から、出て行くのでした」

 〈調和の帝国〉エスカリアンの銀河――

「クラトン・ユク指揮下の、エスカリアン艦隊は~」
「異常空間の近傍で、待機中」
「〈調和の帝国〉の宰相メルワイ・ヴェディキの飛行宮殿も~」
「異常空間の近傍で、ウロウロ」
「クラトン・ユクとしては~」
「――安全確保のため、一定距離、離れてくださーい」
「――お願いですからー」
「……」
「ちなみに」
「少し前まで~」
「この異常空間の内部に~」
「集合知性〈シル〉――直径3kmの胞子の群れ――が、いました」
「望まずして~」
「この異常空間の安定に、寄与していたのです」
「が」
「少し前――」
「アラスカ・シェーデレーアたちが~」
「この異常空間の内部で~」
「集合知性〈シル〉を~」
「摘出して~」
「恒星爆弾を~」
「――ばーん」
「一時は~」
「この異常空間を、崩壊寸前まで追いこんだのです」
「ところが」
「超知性体キン・シは~」
「自分が異常空間に入り~」
「集合知性〈シル〉の代役を、務めることで~」
「異常空間を、ふたたび安定させました」
「そうして~」
「両カンダ銀河から~」
「〈調和の帝国〉エスカリアンの銀河へ~」
「侵攻せんと、しているのでした」
「……」
「ちなみに」
「摘出された~」
「集合知性〈シル〉は~」
「まだ、異常空間の近傍に、遊弋中」
「ようやく、落ち着いたようで~」
「悠然と~」
「――ぷかぷかー」
「運命に身を委ねる、つもりらしい」

 クラトン・ユク指揮下、エスカリアン艦隊――

「ちなみに」
「〈調和の帝国〉の超知性体〈タネドラル〉は~」
「精神存在〈タファラ〉」
「精神存在〈ネトブラ〉」
「精神存在〈ドラナト〉」
「精神存在〈アルデン〉」
「4体の精神存在が~」
「合体して~」
「〈タ+ネ+ドラ+アル〉を、やっています」
「必要と用途に、応じて~」
「一部を、分離し~」
「旅立たせたり、するのです」
「……」
「ちなみに」
「エスカリアン人――〈調和の帝国〉の住人――は~」
「エスカラン――超知性体タネドラルの欠片――を~」
「体の中に、持っています」
「超知性体〈タネドラル〉の~」
「心の状態を~」
「共有して、いるのです」
「……」
「現在――」
「超知性体〈タネドラル〉は~」
「定例の巡視行のために~」
「一部を分離して~」
「送り出す用意を、進めていました」
「つまり」
「超知性体〈タネドラル〉の~」
「悲嘆と、心痛が~」
「エスカリアン人に~」
「――ずっきん」
「直接に、伝わったのでした」
「……」
「クラトン・ユクも~」
「――ずっきん」
「指揮下のエスカリアン艦隊の全乗員も~」
「――ずっきん」
「目前に迫る旅立ちを思って、胸が痛い」
「――ずっきん」
「まだ、儀式の前段階だというのに~」
「――ずっきん」
「落ちこんだり~」
「――ずっきん」
「考えが、まとまらなかったり」
「――侵略者が、来るというのにっ」
「――戦争が、始まるというのにっ」
「――うぅっ」
「――ずっきん」

 非調和存在の陣営――

「ちなみに」
「〈調和の帝国〉の住人の中に~」
「例外も、います」
「エスカランを持つのを、拒絶した人、とか」
「エスカランを持ちたいのに、拒絶された人、とか」
「この人たちを、ジレスカ=非調和存在といいます」
「もちろん」
「非調和存在も~」
「〈調和の帝国〉の住人です」
「超知性体キン・シが、侵略に来る……と、聞けば~」
「――調和存在と、力を合わせてっ」
「――侵略者と、戦うのよっ」
「と、なる道理です」
「……」
「ところが」
「先般――」
「超知性体キン・シは~」
「奸計を、めぐらし~」
「非調和存在の全員を、影響下に置きました」
「もちろん」
「カルミュデア・ユクさんは~」
「――しまった……やられたわっ」
「理解していました」
「でも」
「逆らうことは、できません」
「非調和存在の戦力を、総動員」
「――キン・シさまの、ためにっ」
「――調和存在と、戦うのよっ」
「と、なったのでした」
「……」
「さて」
「目下――」
「そんな風に、なってしまった~」
「非調和存在の陣営の~」
「そんな風に、なってしまった~」
「非調和存在カルミュデア・ユクさんの、旗艦に~」
「なりゆきから、乗り合わせたのが~」
「〈調和の女大公〉リジンザ・ユクさんの近衛少尉プリドン」
「――キン・シさまの、ためにっ」
「――戦略的な、、情報をっ」
「――洗いざらい、吐くのよっ」
「拷問も同然の、抑留+尋問生活」
「何度目かの尋問で~」
「非調和存在カルミュデア・ユクさんの前に~」
「連行される、途中~」
「近衛少尉プリドンは~」
「――!」
「逃走に、成功」
「救命カプセルを、奪うと~」
「――射出っ」
「――ぽんっ」
「……」
「非調和存在カルミュデア・ユクさんは~」
「かかる事態を、予期していました」
「――びびび」
「救命カプセルに乗る者を、麻痺させたのです」
「……」
「近衛少尉プリドンは~」
「――オレ、死ぬのかな?」
「――でも、少なくとも~」
「――知ってるコトは漏らさなかった……ぜ」
「――がっくり」

 仮面の男、アラスカ・シェーデレーア――

「アラスカ・シェーデレーアは~」
「先日の出来事を、引きずっていました」
「――サンブリ・ユラさんに~」
「――都合良く、利用されていたのだ」
「――がっくり」
「気持ちが、落ち着きません」
「――どよーん」
「憎しみも、ありました」
「――きーっ」
「でも、まだ~」
「――サンブリ・ユラさーん」
「未練も、あるのでした」
「……」
「同行者、小人アンドロイドのエロイン・ブリゼルは~」
「励まします」
「――アラスカ・シェーデレーアというヒトは~」
「――これまで、一緒に仕事した中で~」
「――誰よりも~」
「――不思議なヒトなのレス」
「たぶん、励ましています」
「……」
「両名は~」
「――この先、どうしたら良いんだっ」
「――この先、どうしたら良いレスかねえ」
「協議します」
「と」
「そんなところへ~」
「超知性体タネドラルが~」
「アラスカ・シェーデレーアに~」
「連絡してきたり」
「――すぐに、異常空間まで、来た方が良いんだよ?」
「――ふふふ」
「で」
「アラスカ・シェーデレーアとしては~」
「――当面の、目的が見えたっ」
「――さあっ」
「エロイン・ブリゼルを連れて~」
「――いそいそ」
「出発するのでした」

 〈調和の帝国〉エスカリアンの銀河の、異常空間の近傍――

「――!」
「異常空間から~」
「超知性体キン・シの侵略艦隊が、出現」
「――どどーん」
「――ばーん」
「エスカリアン艦隊 VS キン・シの侵略艦隊」
「戦闘勃発」
「……」
「最初――」
「エスカリアン艦隊は~」
「大きな戦果を、上げました」
「が」
「……」
「まさに、その時――」
「超知性体〈タネドラル〉が~」
「一部を分離」
「旅立たせました」
「……」
「――うぅっ」
「――ずきっ」
「エスカリアン艦隊は~」
「――ずきずきっ」
「落ちこんだり~」
「――ずきずきずきっ」
「考えが、まとまらなかったり」
「――ずきずきずきずきっ」
「影響は、大き駆ったのです」
「戦意は、下がり続けたのです」
「……」
「そこへ」
「――!」
「異常空間から~」
「巨大ハイパー水晶球が、出現」
「あたかも~」
「巨大ハイパー水晶球の中で~」
「ドサンティ種族が~」
「大勢で、仕事して、いるような」
「パニック放射を~」
「撒き散らして、いるような」
「――ひーんっ」
「――はーんっ」
「エスカリアン艦隊に~」
「狂気が、蔓延していきます」

 クラトン・ユク指揮下、エスカリアン艦隊――

「最高指令官クラトン・ユクも~」
「――ずきずきずき……」
「艦隊の指揮ができる精神状態……では、なくなりました」
「で」
「ポジトロニクス〈オールト〉が~」
「――ココからは、ワタシが指揮を引き継ぎますデス」
「……」
「クラトン・ユクは~」
「――ずきずきずき……」
「――うぅぅっ」
「しながらも~」
「気づいていました」
「――事態は~」
「――超知性体キン・シのシナリオ通りに、運んでいるっ」
「――超知性体キン・シは~」
「――十二分に、準備していたのだっ」
「――練りに練った計画をひっさげて、侵攻してきたのだっ」
「クラトン・ユクは~」
「――こんなところで~」
「――落ちこんでは、いられないっ」
「――ふんっ」
「超知性体〈タネドラル〉の分離と旅立ちの影響を、克服し~」
「平静を、取り戻し~」
「ポジトロニクス〈オールト〉から~」
「――お返しますデス」
「指揮権を、取り戻したのでした」

 〈調和の帝国〉エスカリアンの銀河の、異常空間の近傍――

「突然」
「――!」
「非調和存在の艦隊が、出現」
「超知性体キン・シの侵略艦隊に、合流」
「――どどーん」
「――ばーん」
「エスカリアン艦隊を、攻撃してきました」
「クラトン・ユクにとっては~」
「まさに、想定外の事態」
「……」
「さらに」
「――!」
「異常空間から~」
「〈惑星鞭〉+護衛艦隊が、出現」
「加えて~」
「――アレって……まさか?」
「――超知性体キン・シ、本人?」

 クラトン・ユク指揮下、エスカリアン艦隊――

「クラトン・ユクは~」
「全艦に、撤退を指示」
「――に、逃げろっ」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 いろいろと、情けないですね。


d-information ◆ 754 [不定期刊] 2013/01/14
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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