rlmdi.
| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

d-information

750 [2012/12/17]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

[このメールは登録者に無料で配布しています]
[解除はこちらから http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]


◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2678 . Michael Marcus Thurner / Das Windspiel der Oraccameo / オラッカメオの風戦
2679 . Marc A. Herren / Der Herr der Gesichter / あまたの顔の主
2680 . Arndt Ellmer / Aufbruch der Unharmonischen / 非調和存在たちの旅立ち
2681 . Leo Lukas / Welt aus Hass / 憎悪からなる惑星
2682 . Michael Marcus Thurner / Schlacht an der Anomalie / 異常空間縁の戦い
2683 . Uwe Anton / Galaxis im Chaos / 混沌とした銀河

□ Perry Rhodan-Heft 2678話「オラッカメオの風戦」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2678-das-windspiel-der-oraccameo.html ]

「今回は~」
「両カンダ銀河が~」
「まだ、カルカダと、呼ばれていた時代~」
「そこに、繁栄していた~」
「オラッカメオ種族の、昔話です」

 太古、カルカダ――

「ヴェルグト・ゴスヴァルトは~」
「オラッカメオの軍務大臣」
「異種族の、マラン・ダナ・フォッガを~」
「買ってきました」
「――オレは、下克上したいっ」
「――だから~」
「――オマエは、オレの苦手分野を学び~」
「――オレを、支えるのだっ」
「養育しました」
「で」
「マラン・ダナ・フォッガは~」
「文化・芸術の方面を、学び~」
「成長し~」
「軍務大臣、ヴェルグト・ゴスヴァルトの~」
「補佐官になったのです」
「……」
「今般――」
「軍務大臣、ヴェルグト・ゴスヴァルトは~」
「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルから~」
「――来るのである」
「呼ばれて~」
「補佐官、マラン・ダナ・フォッガを、ともない~」
「処刑場へ」
「……」
「ちなみに」
「軍務大臣、ヴェルグト・ゴスヴァルトは~」
「――オレの政敵の~」
「――倫理大臣、コフィラジ・マルトゥリアも~」
「――呼ばれて、来ているかも」
「身構えていたのです」
「が」
「――オレたちだけ?」
「……」
「軍務大臣、ヴェルグト・ゴスヴァルトは~」
「補佐官、マラン・ダナ・フォッガを、ともない~」
「処刑=実験を、見学」
「――三級犯罪者たちから?」
「――生命エネルギーを吸い取る?」
「――!」
「――ずぞぞ」
「生ける屍だけが、残りました」
「……」
「ちなみに」
「補佐官、マラン・ダナ・フォッガは~」
「文化・芸術の方面を、学んだので~」
「――世界は、劇場で音楽だっ」
「――この処刑も、芸術だっ」
「とかいう考え方をします」
「――このボクの人生は、壮大な合奏曲の総譜だっ」
「――このボクのタクトで~」
「――オラッカメオ種族を、指揮するのだっ」
「――義父上をも、指揮するのだっ」
「――えくせれんとっ」
「……」
「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルは~」
「――カルカダの、随所に~」
「――収集機を、配備するのである」
「――カルカダの全惑星の、全住民から~」
「――生命エネルギーを、吸い取るのである」
「何をしたいか、というと」
「――どの程度~」
「――生命エネルギーを、ぎゅっと集めて~」
「――バラバラに分けて~」
「――また、好きな時に、くっつけられるか~」
「――実験したいのである」
「つまり」
「――生命エネルギーなら~」
「――未来永劫、蓄えておけるのである」
「――すなわち~」
「――実験の最終目的は、不死である」

 補佐官、マラン・ダナ・フォッガ――

「ちなみに」
「補佐官、マラン・ダナ・フォッガは~」
「文化的知識の枯れない泉、のようなもの」
「――芸術だっ」
「――えくせれんとっ」
「まくしたてます」
「で」
「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルは~」
「感銘を、うけたようでした」
「――来るのである」
「――芸術の話を、するのである」
「補佐官、マラン・ダナ・フォッガを~」
「安全槽型の飛行執務施設に、招き~」
「文化の諸側面について、語り合うこと~」
「計3回」
「……」
「その3回目――」
「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルは~」
「ほのめかして、曰く」
「――ソナタの養父は、下克上を企むのであろう?」
「――ワシを始末する好機を、狙っておるであろう?」
「補佐官、マラン・ダナ・フォッガは~」
「うけとめて、思うに」
「――えーと、コレは?」
「――つまり、言外に?」
「――義父上に、向けて?」
「――おとなしく仕事すれば、後継者にしてやらぬでもないぜ?」
「――とか、言ってる?」
「――このマラン・ダナ・フォッガに?」
「――義父上を、諭せ?」
「――とか、言ってる?」
「――勘弁してよー」
「――えくせれんと、じゃないよー」

 軍務大臣、ヴェルグト・ゴスヴァルト――

「この時代――」
「オラッカメオ種族は~」
「胞子種族クイップリと~」
「戦っていました」
「――!」
「――もわもわー」
「――どかーん」
「戦争は~」
「ずるずる~」
「長引いていました」
「で」
「軍務大臣、ヴェルグト・ゴスヴァルトは~」
「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルの、前でも~」
「諸大臣の、前でも~」
「難しい立場に、ありました」
「……」
「ちなみに」
「胞子種族クイップリが~」
「オラッカメオ種族の版図の随所に~」
「――!」
「――もわもわー」
「降ったように、湧いたのには~」
「あるロボット文明の協力が、ありました」
「で」
「どうやら」
「このロボット文明」
「――オレタチ、生命、ミナゴロシ」
「この一点にしか、関心ないのでした」

 鉱山惑星タイルミノ――

「軍務大臣、ヴェルグト・ゴスヴァルトは~」
「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルから~」
「――立ち会うのである」
「呼ばれて~」
「補佐官、マラン・ダナ・フォッガを、ともない~」
「自分の船《ツァケングート》で~」
「実験場=鉱山惑星タイルミノへ」
「……」
「――住民から?」
「――生命エネルギーを吸い取る?」
「鉱山は、どうなるのでしょう」
「――ここのハイパー水晶は~」
「――掘りつくしたっ」
「――問題はないっ」
「事前告知も、何もなし」
「収集機は~」
「――!」
「――ずぞぞ」
「住民の生命エネルギーを~」
「吸い取りました」
「が」
「――ばーん」
「破裂してしまいました」
「――そよそよ~」
「生命エネルギーは~」
「立ち会う者たちの、あいだを~」
「そよ風のように、すりぬけていくのでした」
「……」
「倫理大臣、コフィラジ・マルトゥリアは~」
「画策します」
「――この実験失敗で~」
「――このコフィラジ・マルトゥリアに~」
「――追い風が、吹いたかも」
「――首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルに~」
「――逆風を、くらわせられるかも」
「……」
「軍務大臣、ヴェルグト・ゴスヴァルトは~」
「絶望します」
「――この実験失敗で~」
「――このオレの、下克上計画に~」
「――逆風が、吹いたかも」
「……」
「補佐官、マラン・ダナ・フォッガは~」
「養父に、提案します」
「――政敵の帆から、風を奪うのです」
「――今こそ、義父上の旗を~」
「――首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルの~」
「――風の中に~」
「――立てなおすのです」
「……」
「じつは」
「オラッカメオ種族は、風が好き」
「――そよそよ~」
「いろいろなコトを、風に例えるのが~」
「好きらしい」
「で」
「この時代の、陰謀の、あれこれを~」
「――オラッカメオの風戦」
「と、いったとか」
「……」
「ともあれ」
「補佐官、マラン・ダナ・フォッガの~」
「アイディアで~」
「軍務大臣、ヴェルグト・ゴスヴァルトは~」
「胞子種族クイップリの大群を~」
「惑星タイルミノが巡る星系に~」
「誘いこみ~」
「――!」
「――もわもわー」
「――どかーん」
「証拠隠滅」
「……」
「倫理大臣、コフィラジ・マルトゥリアは~」
「――打とうとした手を、封じられたよー」
「――オレは~」
「――風の中で、孤立したよー」
「歯噛みしたとか」
「……」
「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルは~」
「軍務大臣、ヴェルグト・ゴスヴァルトに~」
「感謝の意を、示します」
「でも」
「補佐官、マラン・ダナ・フォッガが~」
「見越していたように~」
「友情を築くまでには、至りません」
「……」
「ともあれ」
「補佐官、マラン・ダナ・フォッガは~」
「心のタクトを、振って~」
「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルも~」
「軍務大臣、ヴェルグト・ゴスヴァルトも~」
「――えくせれんとっ」
「指揮してのけたのです」

 その後――

「マラン・ダナ・フォッガは~」
「非オラッカメオ種族で、ありながら~」
「不死計画――生命エネルギーを強制収集する計画――の~」
「指導的な地位に、昇りました」
「……」
「部下を指揮する、才覚と~」
「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルの、後押しを武器に~」
「着実に~」
「計画を推進するのでした」

 数年後、惑星アクスメネ――

「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルは~」
「マラン・ダナ・フォッガから~」
「――おいでください」
「招かれて~」
「実験場=惑星アクスメネへ」
「――実験っ」
「――!」
「――ずぞぞ」
「……」
「さて」
「このところ、めっきり老けた~」
「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルは~」
「そもそも~」
「不死を目的として~」
「実験を、始めたのでした」
「が」
「今回の実験で~」
「――精神の潜在能力は?」
「――精神1つにつき、3倍まで?」
「限界が、わかってきました」
「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルは~」
「――がーん」
「――こ、こんな実験は……し、失敗であるっ」
「……」
「それでも」
「マラン・ダナ・フォッガは~」
「心のタクトを、振って~」
「関係者を~」
「指揮してのけて~」
「――えくせれんとっ」
「不死計画は、中止になりませんでした」

 不死計画責任者、マラン・ダナ・フォッガ――

「その後――」
「マラン・ダナ・フォッガは~」
「不死計画を~」
「――みんな、精神化すれば~」
「――みんな、不死になって、えくせれんとだよー」
「さらに推進」
「加えて」
「脅迫や、贈賄や、恐喝や~」
「あの手この手で~」
「オラッカメオ種族の特権階級に~」
「――不死計画は~」
「――そこまで、魅力があるのかも」
「思わせたり」

 首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデル――

「このところ、めっきり老けた~」
「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルは~」
「もうひとつの計画を、推し進めていました」
「――〈冷たい空間〉の入口を~」
「――開いたのである」
「――オラッカメオ種族が、精神化する時~」
「――ここに、艦隊を隠し~」
「――閉じるのである」
「じつは」
「軍務大臣ヴェルグト・ゴスヴァルト」
「もとい、マラン・ダナ・フォッガから~」
「力の一部を、もぎとろう」
「と、したのでした」
「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルは~」
「風を読むことを~」
「知っていました」
「事態の中の~」
「力関係を~」
「見抜いていたのです」
「――マラン・ダナ・フォッガが~」
「――何か、しでかそうとしているのである」
「――仮面を、剥いでやるのである」
「――計画を、引っ繰り返してやるのである」
「……」
「じつは」
「このところ、めっきり老けた~」
「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルは~」
「めっきり老けたフリを、して~」
「周囲を、だましていました」
「じつをいえば~」
「――まだ、40年は生きるのである」
「――オラッカメオ種族の精神化に、生きて参加し~」
「――そこで、指導力を発揮する余裕は~」
「――まだまだ、充分に、あるのである」
「……」
「が」
「〈冷たい空間〉からの帰路――」
「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデル」
「軍務大臣ヴェルグト・ゴスヴァルト」
「マラン・ダナ・フォッガ」
「一行は~」
「――!」
「――もわもわー」
「胞子種族クイップリと~」
「戦闘に突入」
「……」
「――チャンスだっ」
「マラン・ダナ・フォッガは~」
「ナノマシンに、ささやき~」
「――我は〈あまたの顔の主人〉なり」
「――召喚っ」
「――軟体番犬っ」
「不意を突いて~」
「首席オラッカメオ、ティオン・ヨウルデルを~」
「始末したのでした」

 その後――

「軍務大臣、ヴェルグト・ゴスヴァルトの~」
「出世を阻む者は、いなくなりました」
「倫理大臣、コフィラジ・マルトゥリア・マルトゥリアは~」
「逃げ出して、死んだとか」
「で」
「ヴェルグト・ゴスヴァルトは~」
「オラッカメオ種族の頂点に、立つことになり~」
「ザサ人ラモズが~」
「世間の注目を、浴びる~」
「時代が、到来するのでした」
「……」
「一方」
「不死計画=オラッカメオ種族の精神化計画は、進み~」
「マラン・ダナ・フォッガは~」
「オラッカメオ種族に向けて~」
「伝道師として~」
「嘘八百のプロパガンダを、展開」
「――純粋に善なる精神存在、キン・シを~」
「――発見したのです」
「というのは、もちろん捏造です」
「――計画完遂の暁には~」
「――オラッカメオ種族は、すべて精神化し~」
「――精神存在キン・シに、吸収されて~」
「――永遠に、生きるのです」
「加えて」
「――アルメア星域に、入ってはいけません」
「――秘密の儀式の準備を、進めているところなのです」
「こうして」
「不死化、精神化の方向に~」
「オラッカメオ種族を、煽るのでした」
「……」
「マラン・ダナ・フォッガは~」
「人生設計=総譜のタクトを~」
「振り続けました」
「ほとんど難攻不落といえる地位まで~」
「昇りつめました」
「……」
「かくして」
「計画は、実行段階へ」

 アルメア星域――

「各惑星の収集装置=〈惑星鞭〉は~」
「――!」
「――ずぞぞぞぞぞっ」
「アルメア星域の、4種族の生命エネルギーを~」
「吸い取りました」
「……」
「同じ頃」
「別の宙域では~」
「オラッカメオ種族の艦隊が~」
「〈冷たい空間〉に、隠されました」

 惑星オラ――

「ここに及んで~」
「マラン・ダナ・フォッガは~」
「死の床にある~」
「養父、ヴェルグト・ゴスヴァルトを、訪ね~」
「――義父上っ」
「――ボクの総譜を、明かしましょう」
「とんでもない真実を、語ります」
「――じつは~」
「――ボクを送りこんだのは~」
「――ロボット文明です」
「――ボクは、オラッカメオ種族を~」
「――ボクのタクトで~」
「――指揮して~」
「――えくせれんとっ」
「――滅亡に、追いやるのです」
「さらに、曰く」
「――もうすぐ」
「――収集装置=〈惑星鞭〉が~」
「――オラッカメオ種族の生命エネルギー=精神エネルギーを~」
「――惑星オラから、収集します」
「――オラッカメオ種族は、終わりです」
「――それと、ともに~」
「――ロボット文明が、カルカダを支配する道が~」
「――開けるのです」
「……」
「収集装置=〈惑星鞭〉は~」
「――!」
「――ずぞぞぞぞぞっ」
「マラン・ダナ・フォッガも~」
「収集されたのでした」

 ちなみに――

「キン・シ=オラッカメオの意識プールは~」
「アルメア星域の異種族4つの意識プールと~」
「融合する計画でした」
「が」
「異種族4つの意識プールは~」
「キン・シ=オラッカメオの意識プールを~」
「拒絶し~」
「どこかに、消えたとかいう」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 ロボットは誰が作ったんでしょう。


d-information ◆ 750 [不定期刊] 2012/12/17
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]

 このメールマガジンは Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りしています。

【ご注意】記事の性格上、伝聞・広告・ひろい読みにもとづく不確かな情報が多くふくまれます。より正確な情報を望まれる方は、紹介する関連サイトなどをかならずご自身でご確認ください。


このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。[http://www.mag2.com/ ]