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746 [2012/11/19]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2674 . Uwe Anton / Das Reich der Angst / 不安の国
2675 . Wim Vandemaan / Der Glanz der Stille / 静寂の煌き
2676 . Christian Montillon / Der Chalkada-Schrein / カルカダの柩
2677 . Christian Montillon / Rhodans Entscheidung / ローダンの決断
2678 . Michael Marcus Thurner / Das Windspiel der Oraccameo / オラッカメオの風鈴
2679 . Marc A. Herren / Der Herr der Gesichter / あまたの顔の主
2680 . Arndt Ellmer / Aufbruch der Unharmonischen / 非調和存在たちの旅立ち
2681 . Leo Lukas / Welt aus Hass / 憎悪からなる惑星
2682 . Michael Marcus Thurner / Schlacht an der Anomalie / 異常空間縁の戦い
2683 . Uwe Anton / Galaxis im Chaos / 混沌とした銀河

□ Perry Rhodan-Heft 2674話「不安の国」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2674-das-reich-der-angst.html ]

 (承前)

 新銀河暦1470年、異常空間内の星系ソル――

「――この異常空間は~」
「――崩壊しようとしているっ」
「――TLDタワーを、奪還し~」
「――転移パーケットで~」
「――サイポラン人の故郷星系に、行くのだ」
「――星系ソルを、通常宇宙に戻すよう、交渉するのだっ」

 TLDタワー奪還後――

「超能力者、シャンダ・シャーモットさん」
「トウフェク」
「オド・オロワ」
「ダニール・ヴェリアソ」
「加えて」
「タラ=VII=UH型ロボット、ステンレス・スタン」
「以上、4名+1台は~」
「遠征部隊の先陣として~」
「TLDタワー内の、転移パーケットを抜け~」
「サイポラン人の〈惑星冠〉へ」
「……」
「ちなみに」
「恒星バンテイラには~」
「同一の公転軌道を~」
「惑星ガドメネア」
「惑星サイポル」
「惑星ドルー」
「惑星パレーザド」
「惑星サドイラ」
「5個の惑星が、周回」
「〈惑星冠〉とも、呼ばれています」
「……」
「ちなみに」
「出発前~」
「サイポラン人、コウルタイルドに~」
「確認した、ところ~」
「――この転移パーケットを、抜けた先は~」
「――おそらく、雨惑星ドルーです」
「――監視システムの最大の穴は~」
「――キャビネット〈タウタ・テアン〉です」
「――まず、ソイツの息の根を、止めるのです」

 異常空間内、星系バンテイラ、惑星ドルー――

「遠征部隊の先陣、4名+1台は~」
「惑星ドルーに、到着」
「4名が~」
「――はっ」
「意識を、取り戻すと~」
「――ここは……瞑想用の施設?」
「――サイポラン人たちが?」
「――瞑想してる?」
「――おーい?」
「――もしもーし?」
「が」
「サイポラン人たちは、認識してくれません」
「超能力者、シャンダ・シャーモットさんも~」
「――このヒトたち全員~」
「――思考が、うまく見えない……」
「――でも?」
「――このヒトたち全員~」
「――気分の根っ子は、同じ?」
「――不安を、感じている?」
「……」
「そうこう、するうちに~」
「――!」
「――警報発令?」
「――第2陣が、まだ到着していないのに?」
「トウフェクは~」
「瓶の中の精霊的存在=ナノマシンを、呼び出すと~」
「――パズズさまっ」
「――むくむくむくりんっ」
「ナノ工作員が作った飛行機で~」
「遠征部隊の先陣、4名+1台は~」
「曇天の下、雨の中へ~」
「飛んで、逃げるのでした」

 雨惑星ドルー――

「遠征部隊、4名+1台は~」
「――飛行物体が、追跡してきたっ」
「――地面に隠れて、やりすごせっ」
「トウフェクは~」
「瓶の中の精霊的存在=ナノマシンを、呼び出すと~」
「――パズズさまっ」
「――あの飛行物体の発進地点をっ」
「ナノ工作員に~」
「飛行物体を、追跡させたり」
「……」
「そうこう、するうちに~」
「超能力者、シャンダ・シャーモットさんは~」
「――自分も?」
「――他の2名も?」
「――例の不安を、感じて?」
「――動揺してる?」
「――どうして、トウフェクだけ、平気なの?」
「……」
「トウフェクは~」
「もともと、砂漠の民です」
「――かつて、砂漠に、雨はなく、砂だけがあった」
「――ああ、長雨って、素晴らしい」
「――るん♪」
「浮かれる気持ちが、強かったとか」

 雨惑星ドルー――

「遠征部隊、4名+1台は~」
「歩行機械――全長3メートル――に~」
「襲撃されて~」
「――!」
「パニック――歩行機械に起因する――に、襲われ~」
「――わー」
「逃げる」
「と」
「逃げた先にも~」
「――!」
「――ボロボロに錆びて、崩れかけた、歩行機械がっ」
「――わー」
「――こっちにも、また別のがっ」
「――わー」
「……」
「オド・オロワは~」
「パニックしたい気持ちを、抑えて~」
「――不安はないっ」
「――大丈夫だっ」
「自分に、言い聞かせて~」
「――歩行機械の1台を、調査するんだっ」
「接近します」
「――大丈夫だ。大丈夫だ……」
「接近します」
「――大丈夫だ大丈夫だだだ大丈夫大丈夫……うっ」
「……」
「不安が~」
「新陳代謝を、猛加速」
「オド・オロワは~」
「いうなれば、餓死みたいな結果に、なったのでした」
「一行は~」
「――ぐっすん」
「オド・オロワの遺体を、焼却」
「タラ型ロボット、ステンレス・スタンが~」
「遺灰を、運びます」

 雨惑星ドルー――

「遠征部隊、3名+1台は~」
「また、ひと飛びして~」
「――あそこは?」
「――歩行機械が、たくさん?」
「――直径80mの水晶を囲んで、うごめいてる?」
「――都市みたいに、なっている?」
「――あれが?」
「――キャビネット〈タウタ・テアン〉?」
「つまり」
「――歩行機械は~」
「――キャビネットの保安措置、ということ?」
「――不安を引き起こして、生命体を近寄せないようにしている?」
「なお」
「同じタイミングで~」
「判明したことがあります」
「――タラ型ロボット、ステンレス・スタンが?」
「――ボロボロに錆びて、崩れはじめた?」
「――ナノ技術の、そういうエフェクターが?」
「――雨に、含まれている?」
「――これは……もうひとつの保安措置?」
「トウフェクは~」
「タラ型ロボット、ステンレス・スタンに~」
「ナノ工作員を、つけました」
「――キャビネットまで、行ってくるのだ」
「ロボットですから~」
「不安を覚える、こともなく~」
「行って、帰ってきました」
「で」
「トウフェクは~」
「タラ型ロボット、ステンレス・スタンから~」
「ナノ工作員を、回収」
「貴重な示唆を、得ました」
「――直径80mの水晶は?」
「――生体コンピュータみたいなモノかも?」
「――生きている……脳みたいなモノかも?」
「超能力者、シャンダ・シャーモットさん」
「トウフェク」
「両名は~」
「――息の根……止めて良いものかな?」
「キャビネット破壊を、躊躇います」
「が」
「ずっと不安に駆られたままの~」
「ダニール・ヴェリアソが~」
「口走りました」
「――と……特攻だっ」
「タラ型ロボット、ステンレス・スタンは~」
「ロボットですから~」
「不安を覚える、こともなく~」
「キャビネットに、特攻」
「――ばーん」

 雨惑星ドルー――

「遠征部隊、3名は~」
「飛行機械の群れに、包囲されました」
「逃げても無駄、な感じです」
「と」
「飛行機械の群れから~」
「執事のようなロボット1体」
「メイドのようなロボット1体」
「2体が~」
「やってきました」
「――降伏してください」
「……」
「超能力者、シャンダ・シャーモットさんと~」
「トウフェクは~」
「――降伏します」
「が」
「ずっと不安に駆られたままの~」
「ダニール・ヴェリアソは~」
「口走りました」
「――い……イヤだっ」
「――ばーん」
「撃たれて、しまうのでした」

 雨惑星ドルー――

「遠征部隊、2名は~」
「拘留されて~」
「しばらくして~」
「――来るのだっ」
「連行されて~」
「論理アカデミーの学部長・サイポラン人、パイカンドルの前へ」
「……」
「ちなみに」
「サイポラン人、パイカンドルは~」
「人工子宮に、入っています」
「――ちゃっぽん」
「ほとんど全身が~」
「いろいろな種族から集めた器官で、組み立ててあるらしい」
「……」
「さて」
「サイポラン人、パイカンドルは~」
「――アナタたちの興味深い脳を、食したいのです」
「シャンダ・シャーモットさんは~」
「――イヤです」
「即答します」
「結果」
「対話、成立せず」
「……」
「拘留房に、戻されてから~」
「トウフェクは~」
「シャンダ・シャーモットさんに~」
「解説してくれました」
「――〈アナタを食べたい〉というのは~」
「――サイポラン人からすると、尊敬の表現なのだ」

 雨惑星ドルー――

「遠征部隊、2名は~」
「脱走しようとして、失敗」
「――来るのだっ」
「あらためて、連行されて~」
「論理アカデミーの学部長・サイポラン人、パイカンドルの前へ」
「……」
「サイポラン人、パイカンドルは~」
「――サイポラン流の生命延長術を、知りたくないですか?」
「両名の興味を、引こうとします」
「対して」
「トウフェクも~」
「相手の興味を、引こうとします」
「――ワレワレは~」
「――崩壊しつつある異常空間を~」
「――安定化するため~」
「――超知性体の遺体1個を収容するのを、お助けしたい」
「なんとなく、双方の利益が合致した瞬間でした」
「……」
「ちなみに」
「シャンダ・シャーモットさんは~」
「思ったりします」
「――(そんな話……何も聞いてないっ)」
「――(まさか……)」
「――(ここまでの推移・全部は~)」
「――(このヒトが、この場で、交渉に及ぶための~)」
「――(このヒトと、デロリアン・ローダン氏の、計画だったとか?)」

 かくして――

「遠征部隊、2名は~」
「〈ガレオン宇宙船〉に、乗船」
「航宙士・ウトロファル人、ファールグート・ステルネンゾルのもと~」
「超知性体の遺体を回収する遠征に、出発」
「……」
「ちなみに」
「サイポラン人は~」
「恒星ソルの超知性体アルケティムの遺体を、あれこれする、以前に~」
「超知性体の遺体3個の在処を、つかんでいました」
「が」
「どれも~」
「うまく取り出して~」
「うまく利用することが~」
「できないで、いたのです」
「その3箇所とは~」
「――ジョリン・ゾパイ」
「――コニバラ」
「――ドゥジェーノウン」
「……」
「さて」
「遠征部隊、2名を乗せた~」
「〈ガレオン宇宙船〉は~」
「恒星ジョリン・ゾパイへ」
「――超知性体の遺体を~」
「――恒星から、引き出し~」
「――スペンタ種族がブラックホールから造ったエフェメラルポート越しに~」
「――異常空間のマトリクス=ニューロバースへと~」
「――インストールするのです」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 次週、終盤折り返し。


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