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| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

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743 [2012/10/29]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Extra 15
[ http://www.perry-rhodan.net/hefte-perryrhodan-extra.html ]

 10月19日刊行の、〈特別編集版〉ヘフト15冊目。
 こんな話が、収録されています。

 Hubert Haensel / Das Plejaden-Spiel / プレアデス・ゲーム

「新銀河暦1469年――」
「星系ソルは~」
「誘拐されました」
「自由テラナー連盟は~」
「首星テラと、第一テラナーを、失いました」
「で」
「プレアデス星団の、惑星マハラニの~」
「執政官アルン・ジョシャナンが~」
「対策会議を、開催」
「惑星マハラニは~」
「自由テラナー連盟の首星に、なり~」
「アルン・ジョシャナンは~」
「第一テラナーに、就任したのでした」
「……」
「本作は~」
「アルン・ジョシャナンが、まだ学生だった時代の物語です」

 新銀河暦1432年、プレアデス星団――

「散開星団プレアデス――」
「自由テラナー連盟の首星系ソルから、距離500光年」
「プレアデス同盟は~」
「プレアデス星団を、縄張りにして~」
「68の星系に、影響力を有し~」
「プレアデス同盟として、自由テラナー連盟に加盟していたのです」

 プレアデス星団、恒星ヨグル第7惑星マハラニ――

「トプシダー、ケリュク=アクルンは~」
「ハイパー水晶輸送グライダーの運転手」
「積荷を満載して、砂漠を爆走する途中~」
「砂嵐に、遭遇」
「――ごーっ」
「オンボロ輸送グライダーは、ひどく損傷」
「――飛べないし、通信もできないけど~」
「――キャタピラ走行で、行けるんだぜ」
「くじけません」
「と」
「そこを~」
「グライダー3機が、襲撃」
「――手をあげろっ」
「ハイパー水晶は、強奪されて~」
「トプシダー運転手、ケリュク=アクルンは~」
「――がこっ」
「――うっ」
「現場は事故、運転手は事故死……のように、見えました」

 宇宙船《ザウリッターII》――

「白いハルト人、ブロ・ラカネは~」
「銀河評議員」
「今回~」
「自分の宇宙船《ザウリッターII》に~」
「客人1名を、乗せていました」
「……」
「客人は~」
「テラナー商人、プラジット・シン・ロシャン」
「――航行費用は、ふたりで折半です」

 宇宙船《ザウリッターII》は、惑星マハラニへ――

「ブロ・ラカネは~」
「プラジット・シン・ロシャンを~」
「惑星マハラニで、降ろすと~」
「そのまま~」
「星系ヨグルの、別の惑星モヘンジョへ」

 惑星マハラニ――

「プラジット・シン・ロシャンの~」
「グライダーは~」
「公園地区の景観を、楽しみながら~」
「――うわあ。クローン象の群れ?」
「公園地区の中央の~」
「超高級ホテル〈グラン・ブンデラ〉へ」
「で」
「レストランで~」
「プラジット・シン・ロシャンは~」
「現地の商人、イサ・ナナクと~」
「会食しながら、現地の情報収集など」
「――ご当地の企業、〈FFCB社〉は~?」
「――どういう企業でしょうか?」
「……」
「〈FFCB社〉は~」
「プラジット・シン・ロシャンが~」
「到着前から、注目していた企業です」
「正式名、ファースト・ファータイル・クリスタル・バッチス」
「このあたりのハイパー水晶輸送を扱う、大手企業です」
「このあたりのハイパー水晶取引に、かなり影響力があります」
「……」
「プラジット・シン・ロシャンは~」
「現地の商人、イサ・ナナクに~」
「――〈FFCB社〉って~」
「――ウチが、ハイパー水晶業界に投資しようとすると~」
「――妨害してくるんですよ」
「と」
「――あれは?」
「――〈FFCB社〉の重役と?」
「――トプシダー4名が?」
「――口論してる?」
「聴き耳を立ててみると~」
「――ハイパー水晶輸送グライダーが、略奪された?」
「――運転手が、殺害された?」
「――トプシダー4名は?」
「――〈FFCB社〉の関与を、疑ってる?」
「トプシダー4名は~」
「納得いかない様子で、立ち去ったり」
「……」
「ちなみに」
「ここで話題に上った事件は~」
「トプシダー運転手、ケリュク=アクルンの事件と、細部が違う」
「どうやら~」
「似たような事件が、複数起きているようです」
「……」
「プラジット・シン・ロシャンは~」
「――!」
「勘が、働きました」
「――今のトプシダー4名も~」
「――何か妨害されるかもですっ」
「――警告しないとっ」
「トプシダー4名を、追いかけます」
「が」
「――ばーん」
「――どどーん」
「間に合いませんでした」
「襲撃により~」
「トプシダー2名が、死亡」
「……」
「生き残ったうちの1名は~」
「プラジット・シン・ロシャンに~」
「――クロク=グクズといいます」
「――警官、やってます」

 惑星モヘンジョ――

「惑星モヘンジョには~」
「ハイパー水晶の取引市場があります」
「ここの扱い量は~」
「半端では、ありません」
「……」
「白いハルト人、ブロ・ラカネは~」
「――このところ~」
「――出回るハイパー水晶の品質が、悪いから~」
「――現地調査を、したいのだ」
「――商い量が多いのは……〈FFCB社〉?」
「ブロ・ラカネも~」
「〈FFCB社〉に着目」
「でに」
「――不審なところは、見つからないな」
「……」
「ブロ・ラカネは~」
「――次は~」
「――ハイパー水晶鉱山を、視察だっ」
「《ザウリッターII》で~」
「――発進っ」
「星系プレケンプの、第2惑星ゴドゥインへ」
「……」
「ちなみに」
「ブロ・ラカネは~」
「航行途中に、ふと、思い出し笑い」
「――テラナー商人・プラジット・シン・ロシャン?」
「――がははは」
「――TLDは、苦労して偽装させてるけど~」
「――どう見ても、ホーマー・G・アダムズだよなあっ」
「……」
「目下~」
「商売の天才、ホーマー・G・アダムズは~」
「新ギャラクティカムの通商機構〈アマンドゥール・メハン〉の~」
「代表を、しています」
「今回は~」
「TLDと共に~」
「このところのハイパー水晶の品質問題を~」
「調査しているのでした」

 惑星ゴドゥイン――

「《ザウリッターII》は~」
「惑星ゴドゥインに、到着」
「ブロ・ラカネは~」
「あるトプシダー船長から、話を聞きます」
「――惑星ゴドゥインには~」
「――原住民のための広大な保護区が、いくつもあるのです」
「そこで」
「ブロ・ラカネは~」
「当局から、保護区のひとつに立ち入る許可を、もらいます」
「で」
「ブロ・ラカネが~」
「保護区に入って、話を聞いてみると~」
「――当地で採掘したハイパー水晶は?」
「――全部、モヘンジョのハイパー水晶の取引市場で?」
「――品質を吟味されて、競りにかけられる?」

 惑星ゴドゥイン地表――

「アルン・ジョシャナン――将来の第一テラナー――は、現在学生」
「ペルト=グクズさん――幼馴染みのトプシダー――も、現在学生」
「両名の家族は~」
「〈ジョシャナン=グクズ社〉を、経営していたり」
「両名は~」
「将来、家業を継ぐために~」
「目下、プロスペクターとして、教育課程にあって~」
「現在、故郷の惑星ゴドゥインで~」
「長めの休暇の途中、なのでした」
「……」
「そこへ~」
「白いハルト人、ブロ・ラカネが~」
「訪問します」
「学生、アルン・ジョシャナンと~」
「トプシダー女学生、ペルト=グクズさんは~」
「――は、はろー?」
「ブロ・ラカネは~」
「〈ジョシャナン=グクズ社〉を、見学することに」
「3名は~」
「品質問題を、語り合ったりしながら~」
「青いハイパー水晶、ミヴェルムの鉱山を、見学」
「――どのように、どこで品質に問題が生じるのだろう?」
「――むーん」
「ブロ・ラカネは、悩むのでした」
「……」
「ちなみに」
「ハイパー水晶には~」
「高級な順に、上から~」
「紫の、クリーパス」
「青い、ミヴェルム」
「緑の、スカボル」
「黄色い、ロソル」
「赤い、カルムヴァット」
「が、あったりします」

 プラジット・シン・ロシャンと、クロク=グクズ――

「トプシダー警官たちは~」
「殉職者の遺体を~」
「惑星マハラニから~」
「惑星クラクチュズ――ここも、プレアデス同盟の中――に~」
「搬送します」
「自称・プラジット・シン・ロシャンは~」
「これに同行」
「……」
「自称・プラジット・シン・ロシャンは~」
「独自に、調査を始めます」
「――誰が、ハイパー水晶輸送グライダーを、襲撃したのか?」
「――誰が、トプシダー運転手を、殺害したのか?」
「浮かんできた名前が~」
「――〈FFCB社〉?」
「で」
「調査を進めるうち~」
「――似たような事件が、他にもある?」
「――こちらの事件の犠牲者は?」
「――トプシダー運転手、ケリュク=アクルン?」
「浮かんできた名前が~」
「――またも、〈FFCB社〉?」
「……」
「一方~」
「トプシダー警官、クロク=グクズは~」
「――ハイパー水晶輸送グライダー襲撃事件で~」
「――盗まれたハイパー水晶は、いったいどこへ?」
「盗品の動きを追う」
「が」
「惑星モヘンジョのハイパー水晶の取引市場は~」
「――警察権力がっ」
「――商売の自由を、脅かそうとしているっ」
「捜査協力を、拒んだり」
「で」
「トプシダー警官、クロク=グクズ、思うに」
「――惑星モヘンジョのハイパー水晶取引市場を~」
「――こんなふうに、動かせるのは~」
「――やはり、〈FFCB社〉?」

 惑星クラクチュズ――

「商業センターで~」
「自称・プラジット・シン・ロシャンと~」
「トプシダー警官、クロク=グクズは~」
「捜査協力者、ジャヴェド・ジョシャナンに、会いました」
「……」
「ちなみに」
「捜査協力者・ジャヴェド・ジョシャナンは~」
「学生、アルン・ジョシャナンの~」
「叔父にあたる人です」
「……」
「捜査協力者・ジャヴェド・ジョシャナンは~」
「両名に、曰く」
「――明日、また来てほしい」
「――〈FFCB社〉が黒幕だという証拠を~」
「――提供しよう」
「が」
「翌日――」
「両名が~」
「捜査協力者、ジャヴェド・ジョシャナンの~」
「工房を~」
「訪ねると~」
「――!」
「――死んでる?」
「――死因は、ハイパー放射線中毒?」

 惑星ゴドゥイン――

「――ばーん」
「――ごごごーん」
「ハイパー水晶鉱山で、坑道の崩落事故」
「鉱夫が、何人も~」
「――閉じこめられたっ」
「学生、アルン・ジョシャナン」
「トプシダー女学生、ペルト=グクズさん」
「白いハルト人、ブロ・ラカネ」
「見学者3名も~」
「――閉じこめられたっ」
「……」
「崩落の原因は~」
「隣の坑道で仕事していた~」
「〈トプシド鉱石商社〉の、発破親方の~」
「計算違い……だという」
「――データを間違ったんだよー」
「……」
「学生、アルン・ジョシャナン」
「トプシダー女学生、ペルト=グクズさん」
「白いハルト人、ブロ・ラカネ」
「3名は~」
「救出された後~」
「発破親方に、話を聞きにいきます」
「が」
「――消息不明?」

 自称・プラジット・シン・ロシャンと、クロク=グクズ――

「自称・プラジット・シン・ロシャンと~」
「トプシダー警官、クロク=グクズは~」
「ジョシャナン家に、訃報を届けました」
「――悲しいお知らせがあります」
「――ジャヴェド・ジョシャナン氏が~」
「――惑星クラクチュズで、亡くなりました」
「――捜査にご協力を願った矢先の出来事でした」
「――ぐっすん」
「……」
「ちなみに」
「故人、ジャヴェド・ジョシャナンの~」
「服のポケットには~」
「ハイパー水晶2個が、入っていました」
「さて」
「ジョシャナン家の人は~」
「商売柄、ハイパー水晶に詳しい」
「ピンときました」
「――両方共、ハイパー放射が弱い……粗悪品?」
「――でも、片方は高級品のラベルが貼ってある?」
「……」
「自称・プラジット・シン・ロシャンと~」
「トプシダー警官、クロク=グクズは~」
「調査を進めるうち~」
「――故人、ジャヴェド・ジョシャナンが、着ていたのは?」
「――〈トプシド鉱石商社〉――本社、惑星クラクチュズ――の、制服?」

 惑星クラクチュズ――

「学生・アルン・ジョシャナンは~」
「〈トプシド鉱石商社〉に、乗りこみ~」
「トプシダー社長に~」
「詰め寄ります」
「――この会社は~」
「――粗悪品のハイパー水晶を~」
「――高級なハイパー水晶に見せかけて~」
「――高値で、捌いて、いるんだなっ」
「トプシダー社長は~」
「返して曰く」
「――その通りだっ」
「――知ったからには、帰れると思うなっ」
「――やれっ」
「行方不明だった、発破親方が~」
「襲いかかってきたり」
「――うわーっ」
「学生・アルン・ジョシャナンは~」
「何とか、逃げる」
「と」
「――そこまでだっ」
「トプシダー警官、クロク=グクズが、率いる~」
「警官隊が~」
「〈トプシド鉱石商社〉に、なだれこみ~」
「証拠物件を、押収したり」
「……」
「同じ頃――」
「白いハルト人、ブロ・ラカネは~」
「故人、ジャヴェド・ジョシャナンの~」
「パーソナル・ポジトロニクスを~」
「――クラッキングっ」
「――がこっ」
「調査していました」
「――えーと?」
「――故人は?」
「――粗悪品のハイパー水晶に、目印を付けて?」
「――高級なハイパー水晶に、同じ目印があるのを探して?」
「――それで……?」
「――その両方を、証拠として、ポケットに入れていた?」

 惑星モヘンジョ――

「自称・プラジット・シン・ロシャンと~」
「〈ジョシャナン=グクズ社〉のトプシダー家長、フタク=ゴルクは~」
「ハイパー水晶の取引市場の集会で~」
「――粗悪品のハイパー水晶を~」
「――高級なハイパー水晶に見せかけて~」
「――高値で捌いている一味がいますっ」
「――これが、証拠ですっ」
「告発しました」
「が」
「商人、ナラシュ・バクシと~」
「〈トプシド鉱石商社〉の発破親方が~」
「――アイツらこそ、じつは市場の混乱を狙っているのだっ」
「――あの証拠品は……じつは〈ジョシャナン=グクズ社〉のものだっ」
「虚偽告発しました」
「で」
「自称・プラジット・シン・ロシャンと~」
「〈ジョシャナン=グクズ社〉のトプシダー家長、フタク=ゴルクは~」
「〈FFCB社〉の関係者の手で~」
「拘束されて~」
「倉庫に閉じこめられたり」

 惑星モヘンジョ、ハイパー水晶の取引市場の大倉庫の中――

「自称・プラジット・シン・ロシャンは~」
「おとなしく、捕らわれていた……わけでは、ありません」
「倉庫の中を、勝手にウロウロ」
「――これは?」
「――〈FFCB社〉が特許を取った、ハイパー水晶輸送コンテナ?」
「――!」
「――こんな仕掛けがっ」
「で」
「腕輪に隠した通信機で~」
「――TLD部隊っ」
「――こちら、アダ……ロシャン」
「――証拠を、見つけたっ」
「――急行されたし」

 惑星クラクチュズ――

「学生・アルン・ジョシャナンは~」
「トプシダー商人たちの集会で~」
「――粗悪品のハイパー水晶を(以下略)」
「告発しました」
「と」
「――どどーん」
「――ばーん」
「トプシダー1名が~」
「学生・アルン・ジョシャナンを~」
「襲撃」
「――オレを殺せたら~」
「――事件の黒幕の名と~」
「――惑星モヘンジョの、ハイパー水晶の取引市場に潜伏する、手先の名を~」
「――教えてやろうっ」
「かくして」
「壮絶な死闘」
「……」
「学生・アルン・ジョシャナンは~」
「勝利して~」
「――さあ、名前を言えっ」
「――ナラク・バクシ……がっくり」
「……」
「ともあれ」
「この一件で~」
「惑星クラクチュズのトプシダー商人たちは~」
「学生・アルン・ジョシャナンの~」
「味方になったのでした」

 惑星モヘンジョ――

「学生、アルン・ジョシャナン」
「トプシダー女学生、ペルト=グクズさん」
「白いハルト人、ブロ・ラカネ」
「3名は~」
「ハイパー水晶の取引市場の集会で~」
「――粗悪品のハイパー水晶を(以下略)」
「と」
「商人、ナラシュ・バクシと~」
「〈トプシド鉱石商社〉の発破親方が~」
「またしても」
「――アイツらこそ、じつは市場の混乱を(以下略)」
「虚偽告発しました」
「が」
「白いハルト人、ブロ・ラカネは~」
「――銀河評議員です」
「――ワタシには、治外法権があるっ」
「3名は~」
「拘束を、免れました」
「でも」
「商人、ナラシュ・バクシは、強気」
「――大倉庫に~」
「――関係者2名を、すでに捕らえてあるっ」
「――アイツらを、助けたくば……」
「と」
「その時……」

 TLD巡洋艦2隻が、惑星モヘンジョに到着――

「TLD部隊が、現場に突入」
「――全員、手を挙げろっ」
「秩序回復」
「倉庫に閉じこめられた2名も、解放されました」
「で」
「あらためて~」
「自称・プラジット・シン・ロシャンと~」
「〈ジョシャナン=グクズ社〉のトプシダー家長、フタク=ゴルクは~」
「居合わせた者たちに、説明して、曰く」
「――粗悪品のハイパー水晶を(以下略)」
「――これが、証拠ですっ」
「――〈FFCB社〉が特許を取った、ハイパー水晶輸送コンテナには~」
「――ハイパー水晶を、入れ替えるための~」
「――こんな仕掛けがっ」

 かくして――

「一連の事件は~」
「〈FFCB社〉によるもの……であることは、明白」
「――ハイパー水晶輸送グライダーを、襲った理由は~」
「――競争相手が高品質なハイパー水晶を市場に出す~」
「――と、困るから?」
「いずれにせよ」
「惑星モヘンジョの、ハイパー水晶取引市場は~」
「各種問題が、解決するまで~」
「閉鎖することに」

 のちに――

「惑星モヘンジョの、ハイパー水晶取引市場は~」
「アルン・ジョシャナンの指導のもと~」
「トプシダーの支援をうけて~」
「再開することに、なりました」
「……」
「今にして、思うと~」
「この事件こそが~」
「アルン・ジョシャナンの~」
「政治家としてのキャリアに~」
「つながって、いるのでした」

□ Perry Rhodan-Heft

2671 . Christian Montillon / Das Weltenschiff / 世界をしまう船
2672 . Verena Themsen / Kosmische Agonie / 宇宙の臨死
2673 . Hubert Haensel / Das 106. Stockwerk / 107階
2674 . Uwe Anton / Das Reich der Angst / 不安の帝国
2675 . Wim Vandemaan / Der Glanz der Stille / 静寂の煌き

□ Perry Rhodan-Heft 2671話「世界をしまう船」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2671-das-weltenschiff.html ]

 (承前)

 新銀河暦1470年、〈調和の帝国〉エスカリアン――

「仮面の男、アラスカ・シェーデレーア」
「小人アンドロイド、エロイン・ブリゼル」
「両名は~」
「超知性体タネドラルの助力を得て~」
「サンブリ・ユラさん探しを~」
「再開」
「手掛かりの~」
「設計家、ショロウブワに会いに~」
「小銀河ドラナトへ」

 小銀河ドラナト、星系ナーロインの第3惑星ナーロイン――

「先般――」
「両名は~」
「小人アンドロイド、ニコムス・ノインタウを、加え~」
「3名で~」
「ショロウブワの施設の~」
「ピラミッド型の建物に、侵入」
「設計家、ショロウブワと~」
「遭遇しました」
「が」
「その後の、経緯の中で~」
「両名+1名は~」
「ショロウブワの施設の外で~」
「ショロウブワの建機VS原住民の戦いに~」
「巻きこまれ~」
「小人アンドロイド、ニコムス・ノインタウは~」
「――うっ」
「死亡」
「小人アンドロイド、エロイン・ブリゼルも~」
「――うっ」
「肩を負傷」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「エロイン・ブリゼルを~」
「担架のようなモノに乗せて、引きずり~」
「安全なところまで、逃れます」
「で」
「両名は~」
「こっそり複写してきた~」
「設計家、ショロウブワの記録を~」
「再生したのでした」

 惑星ナーロイン、密林のはずれ――

「アラスカ・シェーデレーア」
「小人アンドロイド、エロイン・ブリゼル」
「両名は~」
「――長い話だったな(げっそり)」
「――そうレスね(ぐったり)」
「――何というか、話がズレてなかったか?」
「――ニコムス・ノインタウの話と、少し違っていたレス」
「ともかく」
「――ピラミッド施設に、また行かねばっ」
「……」
「そんなところへ」
「――がささっ」
「――!」
「原住民1名が、出現」
「アラスカ・シェーデレーアが~」
「話を聞いてみると~」
「――家畜に、逃げられた?」
「――わかった。手伝おうっ」
「口約束して~」
「――かわりに~」
「――キミの洞窟に、泊めてほしいっ」

 惑星ナーロイン、ピラミッド施設――

「設計家、ショロウブワは~」
「思ったりする」
「――自分は、機械だから~」
「――痛みは、感じないのです」
「――でも~」
「――ハイパー物理学的抵抗が、増大した時~」
「――〈零チャネル〉が、切れて~」
「――大型ポジトロニクスとの接続が、切れて~」
「――〈ワタシは誰〉状態になって~」
「――もう、つながらないのは、イヤなのです」
「設計家、ショロウブワは~」
「考えました」
「――先程、会いにきた3名は~」
「――このショロウブワの助けに、なるかもです」

 惑星ナーロイン、密林のはずれ――

「アラスカ・シェーデレーアは~」
「思ったりする」
「――オレの体の中にいるはずの~」
「――超知性体タネドラルの欠片って~」
「――最近、存在感がないけれど~」
「――超知性体タネドラルとの接続が、切れて~」
「――もう、つながらないとか、いうことかな?」
「……」
「ともあれ」
「アラスカ・シェーデレーア」
「小人アンドロイド、エロイン・ブリゼル」
「両名は~」
「友人として、対等の立場で~」
「――あーもあろ」
「――こーもあろ?」
「話し合います」
「――そういえば」
「――ここに放り出されてから……?」
「――パラ現実の発生が、止まった見たいレスね」
「……」
「そんなところへ」
「突然」
「――がささっ」
「――!」
「ショロウブワの、クモ型ロボット1体が、出現」
「両名を、捕らえ~」
「ショロウブワの、ピラミッド施設へ」

 ピラミッド施設――

「両名は~」
「設計家、ショロウブワと~」
「再会」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「――わかった。手伝おうっ」
「口約束して~」
「――かわりに~」
「――サンブリ・ユラさん捜索の、手掛かりを、くれっ」
「――エロイン・ブリゼルを、治療してくれっ」
「――で?」
「――何をすれば、良いのだ?」
「設計家、ショロウブワは~」
「――《世界をしまう船》を、取りに行ってほしいのです」
「クモ型ロボットが~」
「すでに、計画を計算済み」
「――エロイン・ブリゼルが~」
「――単身、《シュラウベ=B》で~」
「――《世界をしまう船》に、行くのです」
「――行けば~」
「――コード発信機を使って~」
「――《世界をしまう船》を、操縦できるはずです」
「で」
「負傷したエロイン・ブリゼルは~」
「《シュラウベ=B》へ、搬送されます」

 宇宙船《シュラウベ=B》――

「小人アンドロイド、エロイン・ブリゼルは~」
「――なつかしいレスっ」
「……」
「ちなみに」
「《シュラウベ=B》は~」
「コスモクラート陣営の、青い転子状船の、搭載艇」
「死んだ、小人アンドロイド、ニコムス・ノインタウが~」
「操縦士を、していました」
「で」
「そもそも~」
「小人アンドロイド、エロイン・ブリゼルは~」
「コスモクラート陣営の、青い転子状船《光力》の、搭乗員」
「搭載艇《ロトル=G》の~」
「操縦士も、していました」
「だから」
「――なつかしいレスっ」
「――あちこち改造されてるけど~」
「――これなら~」
「――眠っていても、操縦できるレスっ」
「……」
「エロイン・ブリゼルは~」
「《シュラウベ=B》の医療ドックに掛かって~」
「――ぶぅぅん」
「肩の負傷も、たちまち完治」
「……」
「設計家、ショロウブワは~」
「――小人アンドロイドのくせに、贅沢なコトです」
「冷静な評価」
「でも」
「エロイン・ブリゼルは~」
「気分を害してしまうのでした」

 宇宙船《シュラウベ=B》は、短時間の航行で、目標座標へ――

「エロイン・ブリゼルは~」
「――コード送信機っ」
「――ぴぴぴ」
「と」
「《世界をしまう船》は~」
「デフレクター偽装バリアを~」
「解除しました」
「――花弁が50基あるボットネット?」
「――を、思わせるレスね」
「……」
「宇宙船《シュラウベ=B》+エロイン・ブリゼルは~」
「《世界をしまう船》の中へ」
「――いろいろと、驚く仕掛けが、多いレスけど……」
「――これは、コスモクラートの工廠惑星エヴォラクスで、製造した製品レス」
「――ここにも、エヴォラクス製品レス」
「――これもレス」
「――つまり……?」
「――《世界をしまう船》と、いうのは~」
「――設計家、ショロウブワが~」
「――コスモクラート陣営のどこか、から~」
「――盗んできたのレスね」
「さらに」
「エロイン・ブリゼルは~」
「《世界をしまう船》の中で~」
「――これは?」
「巨大なポジトロニクスを、発見したり」
「……」
「こうして」
「エロイン・ブリゼルは~」
「《世界をしまう船》の司令室に、到達」
「――コード送信機っ」
「――ぴぴぴ」
「《世界をしまう船》は~」
「――ごごごっ」
「発進しました」
「――思ったとおり、レスね」
「――ハイパー物理学的抵抗の影響を受けない、超高度技術レスね」

 一方、惑星ナーロイン、ピラミッド施設――

「エロイン・ブリゼルが、発進したあと~」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「設計家、ショロウブワと~」
「語り合おうとします」
「が」
「設計家、ショロウブワは~」
「自分のプロジェクトにしか、意義を認めないヒト」
「なので」
「アラスカ・シェーデレーアから~」
「――人道的に、それはどうだろうか?」
「と、問いかけたら~」
「設計家、ショロウブワは~」
「――人道的って、何のコトですか?」
「――〈自由空間〉建設が忙しいから、もう邪魔しないでください」
「対話を打ち切ってしまいました」
「……」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「――暇だっ」
「――そうだっ」
「――ピラミッド施設を、探検しようっ」
「が」
「――!」
「クモ型ロボットの部隊が~」
「立ちふさがります」
「ロボットは~」
「設計家、ショロウブワの警告を~」
「伝えて、曰く」
「――勝手にウロついては、駄目です」
「――おとなしく、拘束されるのです」
「さらに、曰く」
「――あの小人アンドロイドは~」
「――発進前、気分を害していたです」
「――アナタが、いなければ~」
「――あの小人アンドロイドは~」
「――《世界をしまう船》の引き渡しを、拒むかもです」
「――だから~」
「――保護・拘留します」
「――がっしゃん」
「……」
「ちなみに」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「顔面に、ぴかぴかしたカピン片を、付けています」
「だから、仮面を着けているのです」
「で」
「今――」
「顔面のカピン片が~」
「――ぴかー」
「元気に、なりました」
「――まるで?」
「――ハイパー物理学的抵抗が上昇する前みたいな?」
「――もしかして?」
「――ハイパー物理学的抵抗が上昇する前に、数値が戻ったとか?」
「つまり~」
「どういうことでしょう」
「――ショロウブワがいう〈自由空間〉が?」
「――ついに、完成したのか?」

 ピラミッド施設――

「設計家、ショロウブワは~」
「久々に~」
「〈零チャネル〉に、接続」
「――ぶはっ(データの奔流)」
「視野が広がり~」
「――ぶはっ(データの奔流)」
「手持ちの資源を把握する余裕もない程」
「――ぶはっ(データの奔流)」
「……」
「設計家、ショロウブワは~」
「アラスカ・シェーデレーアを~」
「再検査してみたり」
「すると」
「――カピン片というのは~」
「――思っていた以上のモノですね」
「……」
「設計家、ショロウブワは~」
「惑星ナーロインに設置したポジトロニクス群に~」
「〈零チャネル〉接続しながら~」
「同時に~」
「昔、接続していたアクセス先にも~」
「〈零チャネル〉再接続を、こころみたり」
「――まだ切れていない惑星が……けっこうあるです」
「――昔のプロジェクトが……まだ、勝手に動いているです?」
「で」
「設計家、ショロウブワは~」
「アラスカ・シェーデレーアに~」
「各地の自分の業績を、自慢したり」
「――まずは~」
「――惑星トルマルです」
「……」
「ちなみに」
「この場所は~」
「精神存在タファラ=超知性体タネドラルの4分の1が~」
「〈涙の海の警鐘劇〉の舞台に、転用し~」
「その後――」
「アラスカ・シェーデレーアが~」
「〈涙の海の警鐘劇〉に、巻きこまれたとき~」
「いろいろ、壊してしまいました」
「……」
「――次に~」
「――エスカロールです」
「……」
「ちなみに」
「この技術は~」
「〈調和の帝国〉エスカリアンにおいて~」
「反乱分子――非調和存在ジレスカ――が~」
「調和存在――超知性体タネドラルの欠片を持つ――に~」
「なりすますのに~」
「使われてきました」
「……」
「――次に~」
「――ボットネットです」
「――ここ最近、操業中です」
「……」
「ちなみに」
「サンブリ・ユラさんは~」
「ボットネットを、敵の手から、護ろうとして~」
「敵に、捕らわれた」
「そう目されて、いたのです」

 設計家、ショロウブワは、解説する――

「――ボットネットは~」
「――独立した空間を、宇宙の中に作るのです」
「――云々」
「と」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「見せられた、資料映像の中に~」
「見覚えある景色を、見つけました」
「――惑星テラ?」
「――星系ソルが?」
「――どこかの空間に、閉じこめられている?」
「――でも……?」
「――どうして、恒星ソルが、見えないんだ?」
「さらに」
「資料映像の中に~」
「――サンブリ・ユラさんだっ」
「――この映像は……どこだろう?」
「――何にしても……?」
「――サンブリ・ユラさんは、捕らわれたはず……なのに?」
「――この映像を、見るかぎり~」
「――自由の身……だよな?」
「アラスカは、目を皿のようにして~」
「映像の中に~」
「サンブリ・ユラさんの居場所の手掛かりを~」
「探してみたり」
「――この映像のココを、もっと拡大してくれっ」

 設計家、ショロウブワ――

「アラスカ・シェーデレーアが~」
「興奮するのを、よそに~」
「設計家、ショロウブワは~」
「沈黙していました」
「と、いうのも」
「別のことに、気を取られていたのです」
「――あの小人アンドロイドは、優秀です」
「――《世界をしまう船》が、もう近くまで来ているです」
「と」
「その時――」

 ショロウブワも計算していなかった事態が、発生――

「――過剰なエネルギーが、もつれてしまったです」
「――〈自由空間〉が、消えるですっ」
「――!」
「すべてが~」
「――ぼっ」
「燃えはじめました」
「――ぼぼぼっ」
「設計家、ショロウブワも~」
「アラスカ・シェーデレーアも~」
「絶体絶命です」
「と」
「その時」
「〈超高次元周波帯の窓〉が、開きました」
「設計家、ショロウブワと~」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「〈超高次元周波帯の窓〉を通して~」
「《シュラウベ=B》に、救い出されたのです」

 《シュラウベ=B》――

「ロボット――少し前まで、ショロウブワだった――は~」
「曰く」
「――コレハ、永久ニ死ンダノデス」
「――内部ノ接続ガ、ハズレタノデス」
「――修理不能ナノデス」
「で」
「アラスカ・シェーデレーア」
「小人アンドロイド、エロイン・ブリゼル」
「両名は~」
「ロボットに、詰め寄ります」
「――ショロウブワの計画を、全部、話すのだ」
「――サンブリ・ユラさんの手掛かりを~」
「――データ記録装置から、絞れるだけ、絞るレス」
「ロボットは、応じます」
「――全部終ワッタラ~」
「――壊シテクレマスカ?」
「というコトで~」
「交渉成立」
「――ずぞぞぞっ」
「データを、抽出した後~」
「エロイン・ブリゼルは~」
「携行している〈黒い小箱〉――コスモクラート技術――を、使って~」
「――ばしゅ」
「ロボットの望みを、叶えたのでした」

 以下、次号。

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◆今回のひとこと

 der Freie Raum 〈自由空間〉……〈解放区〉くらいの方が、良かったかも。


d-information ◆ 743 [不定期刊] 2012/10/29
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